
エコキュートの安全性まとめ
2019/07/15
目次
エコキュートの安全性について
現在エコキュートを検討しているという方、ランニングコストや販売価格も気になるところですが、新しいものを導入する際はやはり【安全性】も気になるところですよね。エコキュートは2001年にコロナが世界で初めて発売を行い、現在に至るまで購入台数は増加し続けています。
しかしながらガス給湯器は家庭用としては1965年頃に発売された台所等局所式のガス瞬間湯沸かし器以降普及したと考えられ、比べるとまだ歴史は浅いと言えます。
今回はエコキュートの安全性を重視する上で、押さえておきたいポイントについてお伝えさせて頂きたいと思います。
地震の時でも倒れない!耐震クラスSに対応
エコキュートは、貯水型給湯器になるので、タンクの設置が必要になります。メーカーにより多少の違いはあるものの370Lスタンダードタイプでおおよそ縦1180mm×横600mm×奥行き650mm程度のサイズ感になります。女性なら中にスッポリ入れるくらいですね。
規格が大きいとそれだけ外部の影響を受けやすく、発売当初は地震の際にエコキュートが倒れてしまったという問題もありました。
そこでメーカーは改良を重ね「耐震クラスS」に対応したエコキュートを開発販売しました。
【耐震クラスとは?】
耐震クラスとは、日本建築センターの「建築設備耐震設計・施工指針」により定められている、建築関係における耐震性能のランクです。「耐震クラスS」が最高で、その他に「耐震クラスA」や「耐震クラスB」が存在します。
エコキュートの衛生面に関して
エコキュートでお湯が使えるのは便利で経済的ですが、導入を検討している方が懸念する一つの理由としてその衛生面です。一度タンクに貯めた水がなんだか不衛生に感じてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。衛生面に関してのお話はエコキュートの水は飲める?エコキュートの衛生面に関してでお話しさせていただいています。
停電時の使用について
単価の安い深夜電力でお湯を沸かし月々の光熱費を経済的に使えるエコキュートですが、動力が電気だということで停電時にお湯が使えるのか不安になると思います。結論から言うと、停電時にもお湯を使用することができます。深夜にお湯を沸かし、それを貯水タンクにためておくシステムなので、貯水タンクに残ったお湯を使用できるという仕組みになります。
非常時の備えとしても役立つエコキュート
安全面は上記で説明した通り、現在のエコキュートはほとんどの問題をクリアしていき、画期的な給湯器として普及率を伸ばしています。その理由は経済面や省エネ性はもちろんですが、日々の暮らしを送りながら非常時に備える役割になります。貯水式のタンクは、断水時に生活用水として使用することができます。
を是非ご参考にください