
オール電化のデメリットってたくさんあるの?導入前に知っておこう
2020/03/24
こんにちは!エコの大臣です!オール電化の販売店なので、どうしてもオール電化をヨイショする記事ばかりになってしまうのも良くないかな?と思う今日この頃です。
ということで、今日はオール電化のデメリットの部分を徹底的にお伝えしていきたいと思います!オール電化が好きな人、オール電化に切り替えたばかりの人は不安を覚えるような内容かもしれませんが…。
最後までお付き合いいただければ幸いです。では、本題へ!
目次
オール電化導入前に知っておこう!そのデメリットとは
これからオール電化を導入しようとお考えの方は、良い面だけみるのではなく、デメリットの部分も合わせて検討して頂ければ幸いです!
初期費用がどうしてもかかってしまう
オール電化に切り替えるのに費用はどうしてもかかります。エコの王様でもどんなに頑張っても50万円からの料金がかかってしまいます。
エコキュートはタンクの容量が一番金額に出ますが、IHクッキングヒーターに関しては、性能にこだわればこだわった分だけ素直に料金に反映されます。
IHクッキングヒーターは鉄やステンレスはOKですが、銅やアルミはNGなど、使用できる調理器具にも一部制限があります。銅やアルミなどの鍋でも使用できるオールメタル対応のコンロの付いているタイプのものを設置するとなると10万円単位で金額が変わります。
ローンを組んで・・・となると、金利もかかってきますしね。
既存のガスのコンロ、ガスの給湯器を入れ替えるだけの場合と比べると初期費用が高額になるというのは大きなデメリットになるでしょう。
電力プランがある程度決められている
オール電化に切り替えた場合には、各地方の電力会社が提供しているオール電化向けの深夜電力の割引プランを選択する必要があります。エコの王様のエリアですと、関西電力か中部電力になりますかね。一般的な従量電灯のプランのままでオール電化を利用すると、毎月の電気の使用量が増えるので、電気代がかえって高くなってしまいます。
オール電化の場合は「はぴeタイムR」や「スマートライフプラン」といった時間帯別に電気の単価が設定されているプランに加入しないといけません。
最近増えてきている新電力に切り替えられているお客様は、そこをやめて、関西電力や中部電力のプランに戻さないといけません。面倒だったり、場合によっては解約するのに違約金がかかることもあります。
オール電化の料金プランに関する詳しい記事はこちら⇒関西電力のオール電化のプランはどんなもの?少しでもオトクに利用するためには
停電時にはほとんどの器具が使えなくなる
オール電化にすると、「停電してしまうと何も使えなくなってしまって困る」というデメリットがあります。電池式のガスコンロであれば、停電時でもお湯を沸かしたりすることが出来ますが、IHクッキングヒーターはコンセントから電源を取っているので、停電時には機能しません。
停電はオール電化にとっての大きなデメリットの1つになります。
オール電化の停電時の対策などに関する詳しい記事はこちら⇒オール電化なのに停電してしまった!慌てないために事前に対策をしておこう
広い設置場所が必要
電気温水器やエコキュートを設置するためには、広めの設置スペースが必要です。50cmくらいの奥行きがないと設置出来ないようになっています。
だいたい大人一人が立って通れるスペースがあれば十分設置出来るようになっていますが、都心部などで、敷地が狭い場合はそもそもオール電化の導入が出来ない…。というケースもございます。
直接お湯が飲めない
エコキュートや電気温水器は、深夜電力の安い電気を使って夜間に一日使う分のお湯を作ってタンクにためて置き、日中はそのタンクにたまったお湯を使っていくタイプの給湯器になります。
少し難しいお話になりますが、水道法では、ご家庭の蛇口から出てくる水に残っている消毒用の塩素の量まで細かく基準が決められています。エコキュートのタンクの中にたまっているお湯は、一旦沸かした後の「湯冷まし」と同じような状態になっていますので、消毒用の塩素(カルキ)が抜けています。
そうなると、国の基準から外れてしまうので、どのメーカーもエコキュートのタンクの水は「飲用には適していない」と判断しています。
安全性に大きな問題があるわけではないですが、積極的にタンクの中の水を飲むのは避けた方が良いでしょう。
エコキュートの水質などに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの水は飲める?タンクの中は汚れているの?エコキュートの衛生面に関して
設置場所によっては運転音が気になる
エコキュートは深夜電力を使ってお湯を作るので、運転するのはみなさんが寝静まった深夜の時間帯になります。ほとんどの場合だと、浴室に隣接した部分に設置するので問題になることは少ないです。設置スペースの関係で、寝室の近くにエコキュートを設置した場合などで運転音が気になるというお客様が稀にいらっしゃるようです。
また、設置したエコキュートと隣宅の距離が近すぎるという場合に、エコキュートの運転音が原因でご近所トラブルになってしまったという事例も一部報告されています。
設置前にきちんと工事業者から説明を受けていれば防げる場合がほとんどです。入眠時にデリケートな方は設置場所にもご注意ください。
エコキュートの騒音に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの騒音って気になるレベル?近所トラブルにならないために
オール電化のデメリットは太陽光発電でクリアにできる
設置場所や騒音などは、設置する前によく検討すればクリアになる問題ですが、昼間の高い電気代や停電などは設置後もずっと付き合っていかないといけない問題ですよね。
両方の課題を一挙にクリアにする方法としては太陽光発電とオール電化を併用することが一番の解決法です!
「昼間の高い電気代」や「停電時にIHクッキングヒーターも全く使えなくなる」というデメリットに関しては、太陽光発電とセットで導入するとあまりデメリットを感じずに生活することが出来るでしょう。
電気の使用をうまく抑えることが出来れば、売電収入で実質的に初期費用を回収することが出来るご家庭もございます。オール電化の導入をご検討されている場合には合わせて太陽光発電の導入も検討してみてはいかがでしょうか。
オール電化と太陽光発電を併用することに関しての詳しい記事はこちら⇒オール電化と太陽光は相性が良いって本当?その知られざる理由とは
オール電化の導入でお悩みなら「エコの王様」へ
「オール電化にしたらどれくらい安くなるの?」とか「実際に初期費用はどれくらいかかるんだろう?」とお悩みのお客様は、ぜひ一度エコの王様までお問い合わせください!
オール電化の販売・工事に携わって10年の専門のアドバイザーと工事スタッフが、導入前のシミュレーションや、設置に関するアドバイス、もちろん費用面でのご相談まで随時受け付けております!
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オール電化のデメリットのまとめ
オール電化に関するデメリットをご紹介していきました。設置場所や運転音など設置前にきちんと説明を受けていれば、直接の被害を避けられるものもあります。
オール電化はメリットももちろん大きいですが、この記事でもお伝えした通りデメリットが全くない訳ではありません。ご自宅に合っているのかをよく相談してから導入するようにしましょう。