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オール電化の電気代はどこまで節約できるのか?その真実に迫る!

2020/02/29

こんにちは!エコの大臣です!「オール電化にしたけど夏、冬は電気代が高くなって困る!」とおっしゃられる方も多いと思います。

そこで、今回は電気代を上手に節約する方法をお伝えしていきます!

 

ガスと併用から電気1本にすれば基本的に光熱費は安くなる

ガスと併用されているご家庭様には、「オール電化に切り替えると光熱費が安くなるとよく言われるけど、実際のところはどうなんだろう?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。今日はきちんと根拠を示してご説明していこうと思います。

ガスと併用のご家庭とオール電化のご家庭で違うのは3点ですね。

・基本料金

・台所 

・給湯

 

ガスと電気の基本料金

まず、ガスと電気両方使っていると、どちらも基本料金が発生します。「電気を使わないで生活するぞ!」というのはおそらく無理ですが、オール電化にするとガスの支払いをゼロにすることが出来ます。基本料金も要らなくなりますね。

ガスの基本料金だけでも毎月1,600円くらいお支払いされているかと思います。

1,600円×12か月=19,200円

ガスと併用をやめてオール電化にするだけで、年間約20,000円の光熱費の削減になります。結構大きいですよね。

 

台所にかかる光熱費

次に、台所で調理に使う光熱費ですが、ガスコンロもIHもそんなに変わりません。電子レンジもありますからね。ここはイーブンです。

最後に給湯にかかる光熱費ですが、4~5人家族でお風呂を毎日使われたとしても、エコキュートであれば毎月2,500円~3,500円で済みます。

 

給湯にかかる光熱費

ガス給湯器であれば毎月のガス代の8割くらいが給湯の部分にかかっていると言われていますので、毎月の平均のガス代のお支払いが6,000円以上お使いになられているようであれば、オール電化に切り替えた方がお安く使えるという計算になります。

4人家族であれば6,000円以上はお使いになられていると思いますので、基本的にはオール電化に切り替える方がお安く使って頂ける可能性が高いです。

 

電気代を比較しても安くなる可能性が高い!?

引用:関西電力HPより

上のグラフは関西電力のはぴeタイムRというオール電化向けの料金体系のグラフです。

比較対象として新電力のauでんきの料金プランを拝借しました。

 区分料金単価
1契約あたりの最低料金最初の15kwまで341.01円
1kwhあたりの電力量料金15kw~120kwまで20.31円
120kw~300kwhまで25.79円
300kwh以上29.28円

引用:au電気 料金プラン

新電力の従量電灯の料金はどこもほとんど変わりません。昼間の電気が高いと言っても、実は従量電灯の一番高い区分のところよりも安い料金で使えるのは意外と知らない事実だったりします。

ちなみに関西電力ではオール電化にすることで毎月の電気代から5%割引が受けられるので、更にお得にお使い頂くことが出来ます。

 

オール電化の平均電気代はどれくらい?

オール電化の電気代に関しては、関西電力が実際にオール電化でのご契約をされているご家庭様の平均の電気代を公開してくれています。

  オール電化住宅
世帯1人暮らし10,751円
2人家族12,904円
3人家族14,454円
4人家族以上14,914円
住居形態一戸建て16,093円
集合住宅14,956円
季節夏(7月~9月)13,363円
冬(1月~3月)19,857円

引用:関西電力HPより

こうしてみると夏場よりも冬場の方が光熱費が高いのがわかりますね。冬場はお湯を使う量も増えるので、エコキュートを動かす時間も長くなるのでその影響でしょうか。夏場のエアコン代が高くて困っているという方はオール電化の方が光熱費の節約になりそうですね。

 

オール電化の電気代を節約する5つの方法

オール電化にするだけで光熱費が安くなることはわかりましたが、ここからは更にお得に生活できるようになるポイントをいくつかお伝えしていきましょう!

 

オール電化は夜間の時間に電気を使うこと

オール電化は深夜の時間帯が一番電気の単価が安くなるように設定されています。エコキュートはもちろん、洗濯器や食器洗い乾燥機などの消費電量の高い電化製品は可能な限り電気の安い時間帯に済ませてしまうことで、更に電気代を安く抑えることが出来ます。

 

昼間の電気はなるべく使わないこと

オール電化の電力プランは夜間の時間帯が安く設定されている分、日中の電気料金の単価は割高に設定されています。エコキュートのお湯を昼間に沸き増しするなどした場合には電気代が余計にかかってしまうので、お湯の使い方を見直したり、昼間の沸き増しをしないように設定するなどすることが重要です。

 

タイマー機能を有効に活用する

IHクッキングヒーターで煮込み料理などをするときに、タイマー機能を設定することで切り忘れや加熱しすぎるを防ぐとともに、無駄なく調理をすることが出来ます。

自動湯沸かし機能でお湯を沸かすことで沸騰したら知らせてくれると共に、火力を自動調整して保温になるので電気の無駄遣いを防いでくれます。

エアコンや炊飯器などもタイマーを設定して安い電気代の時間帯に使うようにしておけば更に効果的です。

 

旅行する場合は休止モードにすること

エコキュートには学習機能が付いていますので、自動で毎日お家で必要な量のお湯を沸かしてくれます。普段は非常に便利なこの機能。でも、旅行などで2~3日不在でお湯を使わないという場合にもお湯を作ってしまいます。しばらくお湯を使わないなと言う場合には、エコキュートを休止モードに設定しておきましょう。

メーカーによって操作方法が異なりますので、こちらの記事を参考にしたり、取扱説明書をご覧になって設定してみてください。

三菱のエコキュートをお使いの方はこちら⇒旅行中などで沸き上げを停止したい場合(三菱エコキュート)

東芝のエコキュートをお使いの方はこちら⇒旅行中などで沸き上げを停止したい場合(東芝エコキュート)

パナソニックのエコキュートをお使いの方はこちら⇒旅行中などに沸き上げを停止したい場合(パナソニックエコキュート)

 

お湯の追い炊きをしないこと

エコキュートの追い炊き機能を利用して、前日に張ったお湯を温め直すよりも、改めて高温のお湯を新しく張り直した方が効率が良く、タンクのお湯が足りなくなる心配も少なくてすみます。残り湯は洗濯や庭木にやるなど別の形でご利用いただくのが良いでしょう。

 

平日昼間に家にいるときの過ごし方に電気代を節約するカギがある

オール電化向けの電力プランであれば平日の10時~17時一番高い料金設定にされているので、この時間帯にどれだけ電気を使わずに生活出来るかというのがポイントになります!

洗濯機や乾燥機などはそれ以外の時間帯に使う、エアコンの設定温度を緩めるなど気を付けると良いでしょう。

設置に費用はかかりますが、太陽光パネルや蓄電池を導入することで昼間の電気をまかなうことが出来るのでオール電化との相性も良いです。停電や災害の時の備えとしても役に立ちますので、オール電化とセットで導入されるご家庭も増えています。

 

オール電化の電気代の節約まとめ

オール電化の電気代の節約方法をまとめていきました。

簡単にまとめますと・・・

・基本的にはオール電化に切り替えると光熱費が安くなる

・オール電化向けの電力プランに切り替えるとオール電化だけの割引が受けられるなど更にお得に使える

・昼間の電気を使う量を減らせばさらにお得に!タイマー機能などを活用して時間をずらして電化製品を使うようにするなど、ちょっとした工夫で節約できるのでぜひ試してみましょう!

 

オール電化の特性を理解して、良いところをフル活用するようにしましょうね!

監修:中尾信一
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