
オール電化住宅の光熱費 もっと安くするには時間を上手に使おう
2019/04/30
前回の投稿従量電灯とオール電化向けの時間帯別電灯 その違いとは で説明しましたが
オール電化向けプランである時間帯別電灯は日中の電気料金が従量電灯に比べて高い代わりに深夜帯の電気が安く、深夜にお湯を作るエコキュートなど相性の良い電化製品と併用することにより、さらなる省エネと節約が期待されます。
しかし、現在ガス併用のご家庭がオール電化にされた場合、時間帯により電気料金単価が変わってくるというのを意識して生活をするのが難しいと思います。
そこで今回は、日頃の習慣をどの時間帯に行えばいいのかご案内。普段の生活で行う家事やお買い物の時間を少し調節するだけで、オール電化をもっとお得に利用することができます。
目次
午前7時〜10時 リビングタイムは朝食の準備やお掃除など
リビングタイムは従量電灯の電気料金単価とあまり変わりがありません。関西電力の「はぴeタイムR」では5.69円安く設定されています。
午前中は朝食の準備や、お掃除などをこなしても問題は無いので、普段と変わりなく過ごしましょう。
午前10時〜午後5時 デイタイム 外出をして電気使用を控えます。
電気料金単価の高いお昼間はお買い物やお散歩など外出をして消費を控えましょう。とはいえ、専業主婦の方や、すでに定年後に日中に家で過ごされるという方もいらっしゃるかと思います。日中であれば電気を消すなど、デイタイムは電力の使用を控える意識してみましょう。
極端にいうとオール電化世帯は日中に電力の消費を抑えれば、驚くほど光熱費を抑えることができます。共働きの世帯でお子様も日中は学校に行っているというご家庭は十分にメリットが見込めます。
17時〜23時 リビングタイムは家族との団欒を
リビングタイムは活動時間になるので各電力会社も電力消費を考えた電気単価設定となっております。
お風呂に入るのもこの時間帯になるかと思いますが、エコキュートは前日の深夜帯に沸かしたお湯を翌日に使うので
リビングタイムに入浴しても安い深夜電力を利用しているのでご安心下さい。
午後23時〜午前7時 ナイトタイムはタイマー機能を利用してオール電化をもっとお得に
電気料金単価の安くなるナイトタイムを上手に利用することがオール電化住宅での節約に直結します。
炊飯器や洗濯機、乾燥機などの電力消費の大きい家電製品はタイマーを設定してお得な時間帯に利用しましょう。