
ガス給湯器を交換したい!失敗しない交換業者の探し方とは
2020/01/25
こんにちは!エコの大臣です!私たちもたくさんある販売店の中の1つとして、いろいろなお客様から「何を基準にして交換業者や販売店を選んだらよいのかわからない!」とか「結局、名前を知ってる家電量販店で聞いてみたけど、値段が高かったり、安かったりするのはどうして?本当に同じものなの?」というようなお話をよく聞きます。
そこで、今回は給湯器の交換をお願いする業者の選び方と、私たちエコの王様のスタッフが心がけていることを中心に改めてお伝えしていきたいと思います。
目次
ガス給湯器を交換するときはどこの業者に依頼するべき?
ガス給湯器の交換を主にやってくれる事業者としては、「ガス会社」、「給湯器の製造メーカー」、「給湯器専門の販売店」の3つになります。
業者ごとのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
ガス会社
ガス会社で給湯器の交換を依頼する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
・安心感がある ・連絡先がすぐにわかる ・誰でも知ってるので探すのが楽 | ・値段が高い ・機種の選択肢が少ない
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ガス会社依頼する場合、料金設定が高めなのは「安心料」、「ブランド料」ですね。社名が広く知られていて誰に聞いても知っている企業さんなので、他の販売店などと違って、値段の安さで勝負する必要がないですからね。
ちなみに実際取り付ける給湯器の性能は「ガス会社独自のブランドのものだから他よりも良い!」ということはありません。
なぜなら、ガス会社はリンナイやノーリツといった大手のガス会社の給湯器をOEMしているだけだからです。
要するに、カバーに付いているロゴが違うだけで、実際に給湯器を作っているのはガス機器メーカーになります。ですから、違っているのはロゴだけで性能は同じ、高くなっているのは実質的には「ブランド料」ということになります。
「うちは〇〇ガスのロゴが付いてる給湯器使ってるから!」というところに気分的にメリットを感じられる方、ブランド志向の方は、断然ガス会社で交換するのがおススメです!
給湯器のメーカー
続いてメーカーに直接給湯器の交換を依頼する場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット | デメリット |
・製造しているメーカーなので安心 ・交換や修理の対応も早い | ・値段が高い ・当たり前ですが、そのメーカーの商品しか選べない |
給湯器の交換を製造メーカーに直接依頼するという手段もあります。給湯器にはメーカーのロゴが入っているので、そこから調べれば連絡先もすぐにわかります。
実際にはメーカーの指定業者が交換工事に来ますが、有資格者が取り付けに来るので特に問題はないでしょう。
デメリットはやはり値段が高いというところでしょうか。ガス会社の時と同じく、信頼・安心を重視するか値段を重視するかというところでしょう。
当たり前ですが、メーカーに依頼する場合は他のメーカーの給湯器に交換することは出来ません。
給湯器専門の販売店
給湯器の交換を取り扱っている販売業者も多数ございます。
メリット | デメリット |
・値段が圧倒的に安い ・アフターサービスなどが充実している ・給湯器の選択の幅が広い | ・自分で業者を探す手間がかかる ・業者によって施工の質がバラバラ ・対応の質もバラバラ |
給湯器の交換を専門におこなっている販売店も数多くございます。専門店の場合は、価格競争が盛んにおこなわれていますので、ガス会社やメーカーから直接購入するよりも圧倒的に安い値段で給湯器の購入・取り付けが可能です。
また、販売店によっては手厚いアフターサービスを売りにしている業者もありますので、良い条件で交換が出来ることが多いです。
反面、数多くある業者の中から自分で良さそうなところを探さないといけないので、手間もかかりますし、実際の工事の質や受付時の対応の品質などもバラバラですので、良い業者を見極める力が必要になります。
ガス給湯器を交換する際の交換業者を選ぶ基準
たぶん、ここまでこの記事を読んでいただいている方は「ブランドもいいけど、せっかくなら安く安心して工事してもらいたい。」と思っておられる方ばかりだと思います。
そこで、ここからはそれ以外に販売店を選ぶ際の基準となるポイントをお伝えしていきますね。これは、エコの王様が「こういう販売店であり続けたい!」という理想、モットーでもありますので、1つ参考にして頂きたいですね!
施工実績がたくさんある
何事もそうですが、経験が豊富であるということは1つ安心できますよね。お家の形も様々ですし、給湯器の設置場所や型式もご家庭によって違いますよね。施工実績がたくさんあるということは、販売店がそれだけの数のお客様に選ばれているということにもなりますので、その販売店が信用できるかどうかを判断する材料になります。
ホームページが随時更新されている
インターネット中心に集客している販売店で、古い情報がそのまま掲載されていたり、全く情報が更新されていないようなところは避けた方が良いでしょう。
会社のHPだけ残っていて、電話してもつながらないということは飲食店に限りませんので。
価格表記が分かりやすい
給湯器を購入する際には、最低でも「給湯器本体の価格」、「既存の給湯器の撤去、処分費用」、「新しい給湯器の据え付け工事」が必要です。提示された金額の内訳をきちんと教えてくれるところが良いでしょう。
事前に簡単に確認が出来れば他と比較するのも簡単ですし、何にいくら費用がかかるのかということが分かれば工事の後で「追加で工事費用かかってるけど何で!?」となることもないでしょう。
親切な対応
料金面などももちろん重要ですが、やはり問い合わせの段階で対応が雑だったり、電話の対応やメールの返信などが遅かったり、オペレーターの方がはっきりしない物言いだったりすると不安になりますよね。
最終的には家に来てもらって直接工事をしてもらうわけですし、業者とは設置後もアフターフォローなどで長くお付き合いしていくことになるわけですから。
今後、設置した給湯器の修理に来てもらうときにも不快な思いをしなくて済むように、問い合わせたときに感じの良い対応をしてくれるところを選びましょう!
保証があるかないか
ガス給湯器は設置してから10年前後はお使い頂くものになります。工事費用の中に保証費用が含まれているところと、そうでないところがございます。
保証が付いていない場合には、設置後の点検や修理は有料になってしまいますので、保証の有無や保証期間、保証内容などは事前に確認をしておきましょう。
ガス給湯器を交換する際に選んではいけない業者
逆にこんな業者は気を付けた方が・・・。というところを見極めるポイントをいくつかお伝えしましょう。
価格が安すぎたり、料金体系がよくわからない業者
もちろん、料金が安いにこしたことはありません!ですが、不自然に割引の金額が大きすぎる業者にはちょっと注意が必要です。
給湯器の相場に関しては定価の7割~8割引きくらいのところがほとんどだと思います。
それよりも安く9割引きなど不自然に安すぎる金額が設定されている場合は、展示品などの新古品や型落ち商品の在庫処分品だったりすることもあります。
また、商品費用がすごく安い代わりに、工事費用がものすごく高く設定されている場合もございます。見積書を受け取ったら商品料金だけでなく、工事費用がいくらかかっているのかというところまできちんと確認して下さい。
疑問に思うことがあれば必ず事前に確認して、あいまいなまま契約しないように!!!
不親切な対応
給湯器は工事が設置してしまえば、「はい!おしまい!」というものではありません。販売店の延長保証に加入した場合は、修理対応も同じ販売店にお願いするのが基本です。設置した給湯器が故障するまで、その給湯器のことで何かあるたびに不親切な対応をされることになるのも嫌じゃないですか?
「工事が丁寧かどうか」は実際工事してもらうまでわかりませんが、「対応が丁寧かどうか」は問い合わせの段階である程度わかりますよね!
見えた地雷は踏まないように気を付けましょう。
契約をせまる
理由もなく早く契約をするように迫ってくる業者にも注意しましょう。
もちろん給湯器は冬場に故障が起きることが多く、特に年末などの繁忙期は工事が次から次へと入るので、工事日と商品を早くおさえるためにお客様にご決断を急いでいただくこともございます。ただ、特にこれといった理由もないのに必要以上に契約を早くするように迫ってくる業者は気を付けましょう。
販売店としては色々なところで見積もりを取られるのが嫌なので、即断即決の方向へもっていこうとすることが多いです。
他でも見積もりを取ろうと考えている場合は販売店にもそのことを伝え、嫌な顔をされるようであればその販売店は候補から外したり、断った方が良いでしょう。
追加費用がある
設置工事当日になって「○○が必要だから追加で費用が必要になります。」などで追加費用を取られることがあるようです。
もちろん、現場の状況によっては想定以上に配管や配線が劣化しており、予期せぬ工事が必要になる場合もございますが、そう頻繁に起こる出来事でもありません。
事前の調査が甘いか、元々の工事費用をわざと安く見積もっておき、いざ工事が始まってお客様の方で断れない状況になってから費用を請求するという悪質な業者も中には居るようです。
こういった情報は販売店の口コミなどを調べればすぐ出てくるので、事前に調べておきましょう。
ガス給湯器を価格だけで決めてはいけない理由
「値段が安いのが一番!」と金額に飛びつかれる方が多いのも事実です。
楽天やYahooのショッピングサイトにもガスの給湯器の販売店が多くありますが、とても細かい字で追加工事の内容が書かれているところも多く、表示金額以外の追加費用がかかり、結果的には他の販売店の方が安かったということもございます。
また、給湯器は工事が必要な商品になります。「安いけれど実はかなり手抜き工事がおこなわれている」、「手直しは有料になる」、「工事の際に追加費用が必要になる」というケースもございます。
相場より価格が不自然に安すぎたり、高すぎるという場合には注意が必要です。
ガス給湯器は見積もりを複数の交換業者にお願いするべき
「工事が手抜きだった」とか「費用が高すぎた」などで後悔するのは、1社だけから話を聞いて決めてしまうことが原因です。
複数の業者から見積もりを取り、それを見比べることで商品の割引がどれくらい受けられるのか、工事代金は高いのか安いのかを把握することが出来ます。
単純な工事代金の高い安いだけでなく、見積書に記載されている保証年数や保証内容なども容易に比較することが出来ます。
故障する前に検討するのがおススメ
「前の給湯器が急に故障したから焦って決めてしまって失敗した」という方も少なくないと思います。完全に壊れてしまってから検討し始めたのでは時間に余裕ももてないので、完全に壊れてしまう前に交換を検討することをおススメします。
ガス給湯器も設置してから10年前後で交換になることが多いです。10年を過ぎた給湯器から煙や異音がするなどの不調を示すサインとなる症状が見られる場合には、早めに切り替えを検討し始めた方が良いでしょう。
給湯器の寿命やそのサインに関する詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器の寿命はいつやってくるのか知ってる?寿命のサインを知っておこう!
ガス給湯器を交換する前に電気給湯器も検討しよう
ガス給湯器の交換のときに、ガスの給湯器をやめて電気給湯器のエコキュートに切り替える方が増えています。
給湯器の仕組みって超複雑!?初心者でもわかるお湯が出る仕組みの方でもガス給湯器(エコジョーズ)とエコキュートのメリット・デメリットを比較しております。
エコキュート・オール電化が広く受け入れられるようになって約20年になります。ガス給湯器からエコキュートに切り替えるお客様は年々増えていっていますが、「一度エコキュートを導入したのに、またガスの給湯器に戻した。」というご家庭は非常に少ないというのもエコキュートが支持されているからでしょうね。
給湯器を交換するときには、ガス給湯器とエコキュートどちらが良いのかを比較してから決めるのが良いでしょう。
ガス給湯器の交換業者まとめ
今日は給湯器を交換するときの業者の選び方についてお伝えしていきました。
料金や年間での施工件数などは販売業者のHPを見ればわかることがほとんどです。
そこで、気になった業者には、電話やメールなどで問い合わせてみるのが一番の近道です。本当に良い業者はお客様が全く給湯器のことを知らなくても親身に相談に乗ってくれます。
給湯器は設置後もアフターフォローなどで販売業者とのお付き合いも続きます。お客様ご自身が一番安心・納得できるところを選びましょう!
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