
初めてのエコキュート② 一般向け・寒冷地向け・塩害地用 適切な選び方
2019/09/04
エコキュートは住宅環境に応じて種類があります
エコキュートの購入を検討した場合、タンク容量や機能はもちろんですが、使用する地域によって適切なエコキュートを選ばなければいけないことは知っていましたか?
実はエコキュートはお住いの地域により「一般地用」「寒冷地用」「塩害地用」の3つのいずれかを選ぶ必要があります。
ご自身の地域では最も適したエコキュートはどれかをチェックしてみましょう。
一般向け
一般向けは最もスタンダードなタイプになります。ほとんどのメーカーの説明では下記のようになっています。
- 最低気温が-10℃のときに90℃のお湯を沸かすことが可能
- 最低気温が-10℃を下回らない地域で利用(Ⅲ~Ⅵの地域)
寒冷地向け
寒冷地向けの記述は下記となります。
- 最低気温が-25℃を下回らない地域で利用(Ⅰ、Ⅱの地域)。
主に北海道などで使用されることが多いですが、最低気温が-25℃を下回る地域では設置が行えません。
また-20℃を下回る地域の場合もヒートポンプユニットは室内に設置することが推奨されています。
塩害地向け
- 防錆、防腐加工がなされている
- 海に面していて、潮風の当たる地域で利用
※目安として、海岸から300m以内なら「対重塩害仕様」、海岸から300m以上、1km以内なら「対塩害仕様」を選べばよいとされています。
またエコキュートは精密機械になりますので、潮風に晒されることはあまり良くありません。設置場所としても建物の裏側や潮風の当たらない場所を選んで設置することをメーカーも推奨しています。
エコキュートのお悩みはエコの王様に!
環境に適したエコキュートを選ぶことは、エコキュートを長持く使用することにも繋がります。
またエコキュートは次世代省エネルギー地域区分を基準に適正を定めていますが、「地域的には一般向けでも大丈夫だけど、冬場は冷えるし少し心配」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は是非エコの王様にご相談くださいませ。
凍結防止の対策に配管にヒーターバンドを巻きつけるなど、施工面で前もってご対応をさせて頂いております。