
絶対に失敗しない蓄電池の選びかたってあるの?初心者向けに伝授!
2020/08/23
こんにちは!エコの大臣です!
太陽光発電や蓄電池などといった住宅設備は、導入するのに100万円以上かかるのが通常ですので、みなさん慎重に検討を重ねていかれることと思います。
特に蓄電池の場合はパンフレットなどで説明を見ても専門用語が多いので、どんな機能が付いているのか違いがわかりづらかったりしますよね。
そこで、今回は蓄電池について調べ始めたばかりという初心者の方にもわかりやすいそうに蓄電池を比較するポイントをお伝えしていこうと思います!
目次
蓄電池の導入目的を最初に考える
蓄電池を導入する目的をはっきりさせておきましょう。
蓄電池を設置するメリットとしては、
「停電時にも蓄電池にたまっている電気を使うことが出来る」
「卒FITを迎えて売電価格が下がった後に、電気の自家消費を増やす目的として使う」
この2つが大きく考えられると思います。
まず、前提としてお伝えしておきたいのが、どのメーカーの蓄電池を設置しても、この2つの目的は達成することが出来ます。
ただ、「停電時にどれくらいの時間電気を使い続けることが出来るのか」や「停電時に電気を使える範囲」など、実際に設置した後の動作で少し差があります。
特に最近では、停電時にお家全体に電気を供給することが出来る「全負荷型」と呼ばれる蓄電池が人気がありますが、この機能は一部の蓄電池にしか付いていません。
導入した蓄電池がどちらのタイプなのかを知らないと設置した後に後悔することになるかも…。
そんな失敗をしないために、事前に確認しておくべき事項をいくつか挙げていきますね!
蓄電池の正しい選びかた
さて、ここからは、蓄電池を選ぶ際に肝になるポイントをいくつか挙げていきます!
蓄電容量で考える
蓄電容量とは、蓄電池に一度にためられる電気の最大量を表す数値です。
蓄電容量は、蓄電池の一番基本的なスペックになりますので、ここは必ずチェックをしておきましょう!
耐用年数で考える
蓄電池にも耐用年数がございます。家庭用蓄電池に使われているリチウムイオン電池は年数と共に蓄電容量が少しずつ減少していってしまいます。
蓄電池の寿命を表す指標として「サイクル寿命」というものがあります。
蓄電池に電気を充電して、満タンになった状態から電気を放電して使い切るのを1サイクルとカウントして、何サイクル使えるのかというのがサイクル寿命です。
ほとんどの家庭用蓄電池が6,000サイクル~12,000サイクルは使えると言われています。
サイズで考える
蓄電池も大小さまざまな大きさの蓄電池があります。
大きいものだと、エアコンの室外機を2台縦に重ねて置くくらいの大きさになります。
屋外に設置するスペースを確保するのが難しいという場合には、小型の屋内設置型の蓄電池の中から選ぶようにしましょう!
太陽光との併用を考える
家庭用蓄電池は、蓄電池単体で機能することの出来る「単機能型」の蓄電池と、太陽光発電と連携して使うことの出来る「ハイブリッド型蓄電池」の大きく2種類に分けられます。
既設の太陽光発電と合わせて利用するのであれば、ハイブリッド型の蓄電池の方が電気の変換の効率も良く、古くなったパワーコンディショナーも交換することが出来るというメリットがあります。
ただ、現在ご利用されている太陽光パネルの型番によっては、検討中の蓄電池の設置が難しいこともございます。
設置前に販売店に確認をしてもらうようにしましょう。
ハイブリッド型の蓄電池に関しての詳しい記事はこちら⇒ハイブリッドな蓄電池って何?他とはどう違うのかを解説
停電時の動作を考える
災害時の備えとして蓄電池の設置を検討しているお客様にとって、一番重要なのが実際に停電が起こったときに、どうなるのかというところは重要ですよね。
蓄電池には「特定負荷型」と「全負荷型」と呼ばれる2種類の蓄電池があります。
特定負荷型は蓄電池を設置する際に、お家のどの部分に蓄電池の電気を供給するかを特定しておく必要があります。
特定負荷型の場合は、停電時にどこでも電気が使えるという訳ではありませんので、ご注意ください。
停電時にもお家のどこでも電気が使えるようにするためには、全負荷型の蓄電池をお選び頂くのが良いでしょう。
蓄電池の効率的な選びかた
先ほど、蓄電池を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介致しました。いろいろと気を付けて選んでいきたい項目が多いと思います。
ですので、まず何から決めていったら良いのかを判断する目安をご紹介していこうと思います。あくまでも1つの意見として参考にして頂ければ幸いです。
まず、確認していきたいのが、「停電時の動作」です。
停電時にどの範囲で電気が使えるのかというのは災害時の備えとしての役割を果たすのに一番重要なポイントになってきますよね。
停電時も普段と変わらない生活をしたいとご希望の方は迷わず「全負荷型」の蓄電池の中からお選び頂くのが良いでしょう。
特に全負荷型の蓄電池は種類も少ないので、それだけで選択肢はかなり絞られてきます。
次に、パワーコンディショナーの型を決めます。
太陽光発電と蓄電池を上手に連携して使いたいならハイブリッド型でしょう。
太陽光発電を設置してから10年以上経っているのであれば、太陽光発電システム側のパワーコンディショナーも交換時期に来ているので、一石二鳥ですね。
パネルの保証がまだ残っていたり、太陽光発電とは別に蓄電池のみを設置したいという場合には単機能型の蓄電池がおススメです。
ここまでで、かなり設置出来る蓄電池の種類も限られてきていると思います。
その中でお家の電気のご利用状況に合った容量の蓄電池を選んでいけば、思った通りの働きをしてくれる蓄電池に巡り合うことが出来るでしょう!
失敗しない蓄電池のメーカー
さて、ここからは蓄電池の初心者の方にもおススメしやすい蓄電池をいくつかご紹介致します。
スマートスター
「全負荷型」の「単機能型」蓄電池と言えばこちらのスマートスターです。
オンリーワンの性能を誇っていますので、早々とこちらのスマートスターに決めてしまって、後はどこから購入するかを決めるだけという方も少なくありません。
かなり人気が合って売れている蓄電池のうちの1つですね。
スマートスターに関しての詳しい記事はこちら⇒蓄電池はスマートスターが超鉄板?特徴や口コミなどを一挙公開!
田淵電機
現在、最も勢いがある蓄電池が、田淵電機が開発したEIBS7と呼ばれる蓄電池です。
数少ない「全負荷型」で「ハイブリッド型」の蓄電池ということも人気の秘訣です。
蓄電容量は標準で7kwhですが、14kwhに増設することも可能です。
ニチコン
単機能型で大容量の蓄電池を検討される場合にはこちらのニチコンの蓄電池がおススメです。
10kwh以上の蓄電池の中では設置にかかる費用が比較的安いので、導入費用をおさえて災害時にもしっかりと備えが出来る蓄電池を設置したいというお客様にはおススメです。
単機能型ですので、太陽光発電を設置していらっしゃらないご家庭様でも安心して設置して頂くことが出来ます。
ニチコンの蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池のニチコンってどうなの?実際に使ってみたら驚きの事実が・・・!
蓄電池の選びかたでお困りなら「エコの王様」にお任せください
蓄電池に関しては、既設の太陽光発電との相性や、パワーコンディショナーの型などカタログだけではわかりにくいこともあるかと思います。
エコの王様では数多くの提案実績から、お客様の現状に合わせた蓄電池をご提案致します。
お客様の出来たら良いなを実現いたします!
蓄電池の選びかたのまとめ
蓄電池の選び方についての記事をまとめていきました。
主に「停電時の操作」と「パワーコンディショナーの種類」の2つを先に絞り込んでしまえば検討しやすいかと思います。
その後に、蓄電池の容量や価格、メーカーなどで更に検討していくようにしましょう。
エコの王様のような蓄電池専門の販売店では、要望を伝えればそれに合った蓄電池を何種類か提案してくれます。
「自分で1から探すのはなかなか難しい」、「自分ではこれが良いと思っているけど、セカンドオピニオンも欲しい!」とお感じの方はぜひ一度ご連絡下さい。
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第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと
第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた
第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!