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エコキュートの耐用年数はどれくらい?少しでも長持ちさせるための方法

2021/03/09

こんにちは!エコの大臣です!

「エコキュートは省エネ性能が高くて、とても良い!」ということで、導入された方も多いと思います。

そんなエコキュートもいつかは故障して買い替えが必要になる時が来ます。残念ですが…。

「エコキュートは全然故障せずに10年以上使えた」という方もいれば、「エコキュートは高いのにすぐ故障する!」、「15年使えるって聞いたのに!」という方もいらっしゃいましてどちらが正しいのか判断が難しいですよね。

そこで今回は、エコキュートの耐用年数の目安と、エコキュートの寿命が短くなってしまう原因や、逆に長持ちさせる方法についてご紹介していきたいと思います。

 

エコキュートの耐用年数について

エコキュートはお湯をためる「貯湯タンク」とお湯を沸かすための「ヒートポンプユニット」の2つの部品で構成されています。それぞれ役割も違いますので、耐用年数も少し違います。それぞれの耐用年数についてみていきましょう。

 

ヒートポンプの耐用年数

 

エアコンの室外機のような形のヒートポンプユニットは、熱交換器などの電子部品が多く組み込まれていますので、長年の使用で不具合が発生しやすくなります。

一般的には7~15年ほどで部品の交換や、故障が見られることが多いです。

 

貯湯タンクの耐用年数

 

お湯をためておくための貯湯タンクは10年~15年ほどの年数は使用できるようになっています。

タンク内部の配管からの水漏れが原因での故障が多いです。

 

エコキュートの寿命を縮めてしまう原因を知っておこう

同じメーカーの同じ型式のエコキュートでも長く使えるものもあれば、すぐに故障してしまう場合もございます。

エコキュートの寿命が短くなってしまう原因となるような使い方の注意点をお伝えしていきます。

 

沸き上げの回数が多い

 

エコキュートは深夜電力を活用して、深夜~明け方にかけて一日の内に必要になる量のお湯を沸き上げしてタンクにためておく給湯器です。

「一日一回の深夜の沸き上げでお湯が十分足りる。」というご家庭と、「途中でお湯が足りなくなって、沸き上げをしながらじゃないとお湯が足りない」というご家庭では毎日の運転量が違いますから、当然後者のほうが寿命が短くなってしまいます。

フル稼働させればその分、早く故障してしまいます。お湯の使い方を見直すなどして、お昼の沸き上げを減らす工夫をすることが重要です。

 

合っていない入浴剤の使用

 

「フルオートタイプ」と呼ばれる浴槽の中のお湯を循環させる機能の付いているタイプの給湯器は、ご利用できる入浴剤の種類に制限がございます。

入浴剤をご利用になる場合は、各メーカーで推奨されている商品をご利用いただくようにして下さい。

エコキュートに対応していない入浴剤を使うと、お湯を循環させるところの部品の腐食や故障の原因になったり、配管が詰まりの原因になったりします。

エコキュートの入浴剤に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートで入浴剤を使ってはダメ?その理由についてを詳しく公開

 

井戸水や温泉水の使用

 

井戸水や温泉に含まれる成分がエコキュートの金属部品の腐食の原因になるので、使用できないことが多いです。

温泉水の場合はどのメーカーのエコキュートでも対応できません。

井戸水をご利用中の方は、メーカーの水質検査に適合すれば設置することも可能です。

 

設置場所の問題

 

エコキュートは屋外仕様が前提で設計されておりますので、雨風にさらされたりしても大丈夫です。

ただ、風通しが悪く、空気がよどんでいる場所に設置をしたりすると、ヒートポンプユニットが外気を取り込むときにホコリやゴミなどを吸い込みやすくなるので傷みやすくなります。

また、北面に設置すると冬場に凍結しやすくなります。配管の凍結はエコキュートの故障の大きな原因にもなりますので、冷え込みが厳しい地域では凍結防止の対策を取るか、違う場所に設置することを検討するのが良いでしょう。

 

エコキュートを耐用年数以上に長持ちさせる方法

エコキュートも買い替えに30万円~70万円ほどの費用がかかりますので、決して安くはない買い物になりますので一度設置したら少しでも長く使い続けたいですよね。

ここからは、エコキュートを少しでも長持ちさせるために行いたいことをご紹介していきます。

 

こまめなメンテナンスを心がける

 

エコキュートも基本的にはメンテナンスフリーでも使い続けることが可能ですが、こまめにメンテナンスを行なうことで、より長く、しかも清潔な状態で使い続けることが出来ます。

浴槽内のフィルターのお掃除や配管の洗浄など定期的にメンテナンスをすることが長持ちの1番の秘訣です。

エコキュートのメンテナンス方法やメンテナンス時期に関しての詳しい記事はこちら⇒エコキュートは点検しないと壊れるって本当?その理由と正しい点検方法

 

本体付近に余計なものを置かない

 

エコキュートの周りにはあまり物を置かないようにすることをおススメします。強風で倒れた自転車がぶつかって故障したというのは結構あるようです。

状況によっては修理費用が有償になってしまうこともあるようなので、気を付けましょう。

また、ヒートポンプユニットの周りを囲ってしまったりすると、外気を取り込む妨げになり、エコキュートの効率が悪くなったり、故障の原因にもなりますのでやめましょう。

 

長期間不在の場合は電源を切ること

 

エコキュートは毎日必要な分を自動で沸かすように設定されています。長期間留守にする場合にはエコキュートの沸き上げの設定を止めておかないと、留守の間もお湯を使わないのに沸き上げしてしまいます。

電気代ももったいないですし、運転量が無駄に増えるのでその分寿命も短くなってしまいます。

留守にすることが事前にわかっている場合には、エコキュートの沸き上げ休止機能を使ったり、電源を落としておくなどして無駄遣いしないようにしておきましょう。

長期間留守にする場合のエコキュートの設定などに関する詳しい記事はこちら⇒長期留守にする場合のエコキュートの正しい対処法!無駄な電気代を削減

 

エコキュートの耐用年数のまとめ

エコキュートの耐用年数や耐用年数を長くする方法などの情報をまとめていきました。

簡単にまとめますと・・・

・エコキュートの耐用年数は10年~15年前後!10年を過ぎたあたりから少しずつ故障する確率が高くなってくる。

・ご利用状況や設置環境などの要因によっては10年よりも短い期間で故障してしまう可能性もある。特にお湯の使い過ぎや入浴剤の使い方など、ちょっとした使い方の工夫でも長持ちさせられる。今日から実践する価値あり!

・定期的にメンテナンスをすることで、寿命を延ばすことにも繋がるし、お湯を清潔に保つことも出来る。毎日使うものなので、こまめに点検をしておくことが大切!

エコキュートも安くなったとはいえ、買い替えには大きな費用がかかってしまいます。1台のエコキュートを長くご利用いただくことで家計の負担も減らせますし、買い替えにかかる時間も手間も省けます!

私たちも毎日「エコキュートの調子が悪い…。」とか「故障して買い替えが必要…。」ということでご連絡を頂きます。

「設置してから17年くらい」と言われると、「大事に使っておられたんだな」と感じますし、実際に工事にお伺いするとエコキュートの周辺もとてもきれいに整えられていて本当に寿命を全うしたんだなと感じることがよくあります。

エコキュートを設置してから何もしていなかったそこのアナタ!今日から1つでも実践して長寿命のエコキュートを目指しましょう!

 

エコキュートの設置・交換をご検討の際はぜひエコの王様までご連絡ください!

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監修:中尾信一
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