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王様のためになる話

オール電化なのに停電してしまった!慌てないために事前に対策をしておこう

2020/03/15

こんにちは!エコの大臣です!

最近は大型の台風が日本列島を縦断することも多く、その度に広い地域で長時間の停電が発生したりしています。「オール電化にすると停電になったときに不安で…。」とおっしゃられる方もお見かけしますが、しっかり備えておけば大丈夫です!

そもそも「停電」というのはオール電化にしたから特に不便を感じるという種類のデメリットではありませんよ!そのことを今日はきちんとお伝えしていきたいと思います。

 

停電してしまうと困ること

まずは、オール電化に限らずですが停電時に困ることをざっとあげていきたいと思います。

冷蔵庫が使えない

おそらくこれが一番困るんじゃないでしょうかね…。冷蔵庫が冷えなくなってしまうのが一番の痛手ではないでしょうか。

停電が長引くと中にあるものが全部ダメになってしまったり、氷や冷凍食品も全部溶けだしてしまうなど、食品や家計だけでなく、後のお掃除まで考えると精神的ダメージは計り知れません。

 

電気がつかない

照明器具も電源が入らなくなってしまうので、夜間の停電は非常に困りものですね。

停電の規模によっては、お家だけでなく周囲の電灯まで消えてしまっていることもあるので、避難が必要な場合は特に大変な思いをします。

 

スマートフォンやノートパソコンの充電ができない

情報を収集したり、連絡を取り合ったりと今の生活にはなくてはならない通信機器も充電がなくなってしまうと使い物にならなくなってしまいますよね。

避難場所の情報や、電気・水道などライフラインの復旧状況、配給がおこなわれる時間や場所など、インターネットでは簡単に見られる情報が得られなくなってしまうことも十分に考えられます。

特に災害時は固定電話も電話線が切れてしまうと、電気の復旧後も繋がらなくなってしまうので、携帯できる通信機器の充電は今の環境では生命線と言えるでしょうか。

 

冷暖房が使えない

台風が原因で停電になる場合は、季節がら非常に蒸し暑い時期になります。冷房が使えないというのは特に乳幼児がいらっしゃったり、高齢者の介護をされているご家庭様では長期間の停電は場合によっては命に関わる問題になります。

 

お湯が出ない

停電してしまうと給湯器も使えなくなってしまうので、水道が通っていてもお湯が使えません。

ちなみにガスの給湯器でもオール電化のご家庭でも、停電時は給湯器が使えないのでご注意ください。

 

オール電化のご家庭で特に困ること

オール電化のご家庭が特に困ることと言えばこれですね!

 

IHクッキングヒーターが使えない

 

電子レンジなども使えないので、お湯を沸かしたりすることも出来ず、全く調理が出来なくなってしまうという場合も…。

ガスコンロは乾電池で動くものと、コンセントから電源を取っているタイプのものがあります。着火するときに「カチカチカチ」と音がすると思いますが、初め着火するときは電気を使っていますので、コンセントから電源を取っているものは一部使えなくなるものもございます。

その他の点に関しては、一般のご家庭様と何にも変わりません。停電すると不便だというのはオール電化のご家庭様も一般のご家庭様も同じです。

 

オール電化で停電したときにやるべきこと

 

停電したら、まず初めにコンセントから電源プラグを抜いていきましょう。短時間の停電であれば、そこまでしなくても大丈夫だと思います。

台風など大きな災害の影響で、停電が長引くと、家に誰も居ないときに電気が復旧することも考えられます。

特にドライヤーやアイロンなど熱を発生させる器具は忘れずに電源を落としておきましょう!

 

災害による停電を想定して事前に対策をしておくべき

オール電化であってもそうでなくても停電や災害に対して備えておくというのは重要です!

ここからは停電時に備えておくべきものをご紹介していきます!

 

災害用飲料水

停電で給水ポンプが断線したり、地震のときには水道管が破裂してしまうことが原因で水が出なくなったり、土砂が混ざって飲用水が出なくなるということも考えられます。

飲用としては一人当たり一日2Lの水を確保しておけば十分ですので、ご家族の人数分確保しておきましょう。

 

懐中電灯

停電してしまうと明かりがなくなってしまうので、懐中電灯を用意しておきましょう。「携帯電話の明かりがあるから大丈夫!」というお客様もいらっしゃると思いますが、携帯電話は情報収集や、連絡手段として重要な役割を持っているので、照明代わりに使うのは控えた方が良いでしょう。

 

ラジオ

携帯用ラジオがあれば情報収集にも役立ちます。テレビやデスクトップのパソコンは使えないので携帯電話と共に情報収集の手段として活用することが出来ます。

 

スマートフォンのバッテリー

スマートフォンの充電の予備としてモバイルバッテリーを持っておくと良いでしょう。非常時の備えとして使う場合は乾電池式のモバイルバッテリーの方が優れているので、そちらを1つ用意しておくと良いでしょう。

 

乾電池

懐中電灯などの電源として使えるように、単1~単4までの各サイズを揃えておきましょう。

上でお伝えしたモバイルバッテリーの充電にも乾電池は役に立ちますので、本数を確保しておくことをおすすめします。

 

人数分の非常食

カップ麺などは日持ちするので、非常食としては重宝しますね。

ただ、停電時には電気のポットや電子レンジも使えなくなってしまうので、温めたりしなくても食べられるようなものも合わせて用意しておきましょう。

 

非常用トイレ

トイレの水も流れなくなってしまっているので、使い捨てのものがあると良いでしょう。

ちなみにエコキュートをご利用されている場合は、タンクの中にお湯がたまっています。

飲用には出来ないですが、トイレの水を流したりするのにはお使い頂けます。災害時にも、タンクからお湯を取り出して使えるのがエコキュートの強みでもあります。

災害時のエコキュートからのお湯の取り出し方はこちらをご参考下さい!⇒エコキュートは災害時の【備え】非常時の取水方法と災害時のメリット

 

卓上のガスコンロ

オール電化のご家庭の場合は、調理器具が全く使えなくなってしまうので、ガスのカセットコンロは必須です。カセットボンベも合わせて多めに準備しておきましょう。

カセットコンロの用意さえ忘れなければ、オール電化の停電の際のデメリットを軽減することが出来ます。

 

ポータブル電源

キャンプや車中泊などのときにも使われるポータブル電源を用意しておけば、より大容量の電化製品を使うことが出来ます。電気毛布などもお使い頂けるような大容量のものもありますので、アウトドアがご趣味だという方はもちろん、そうでない方にも非常にお勧めです。

最近では太陽光で充電ができるようになっているタイプのものも発売されています。そちらであれば、停電が長期にわたっても繰り返し充電して使うことが出来て、より安心ですね。

 

停電に備えて太陽光パネルや蓄電池を導入すべきか

太陽光パネルや蓄電池を導入すると、仮に停電から復旧までに時間が長引いてしまったとしても、自家発電した電気を使うことが出来るので、停電対策としてはもっとも有効な手段と言えるでしょう。

太陽光パネル単体では、パネルに太陽の光が当たっている昼間は電気を使うことが出来ますが、夜間などの発電していない時間帯には電気を使うことは出来ません。パネルで発電した電気を夜間も使いたい場合は、蓄電池もセットで導入する必要があります。

 

太陽光パネルも蓄電池も便利だが費用が高額

太陽光パネルも蓄電池も今までお伝えしてきたグッズと比べて導入費用が高額です。

太陽光パネルも設置するパネルの枚数などによって金額が変わってきますが、100万円からの設置費用がかかると思っておいて良いでしょう。

蓄電池もここ数年の需要が高まりで、数年前と比べると導入費用も安くなってきていますが、50万円からの費用がかかります。

停電の対策のためだけに太陽光パネルや蓄電池をわざわざ導入するというのは、コストパフォーマンス的にはあまり現実的ではないでしょう。

既に太陽光パネルを設置済みで、10年の固定買取期間が終了して売電の買取金額が安くなってしまうご家庭様(いわゆる卒FITされるご家庭様)においては、災害時の対策と電気の自家消費の割合を増やす節約効果の両方が見込めますので、蓄電池を設置する価値は十分にあると言えるでしょう。

蓄電池を導入するメリットに関してはこちら⇒災害時に蓄電池が役立つ!?その理由とは?いつ起こるか解らない災害時に備えておこう

 

停電時のよくある困ったの解決法

 

停電したときに特に困ることの多い3つのトラブルについて主な解決方法をご紹介します。

 

携帯電話の充電

まずは、充電を長持ちさせるために省電力モードに切り替えましょう。

携帯電話で最もバッテリーを消耗するのは液晶画面です。液晶表示を暗くして電池を長持ちさせるように設定を変更しましょう。

非常用のモバイルバッテリーを用意しておくのも忘れずに!

 

トイレができない

停電しても使えるトイレとそうでないトイレがあります。

タンク式トイレと呼ばれる便座の後ろに水を貯めておくタンクが設置されているトイレの場合は、停電時にも通常通り使用することが出来ます。

貯水タンクのないトイレや、パネルで操作するタイプは電気が止まってしまうと操作できなくなってしまいます。

停電時に使用できる手動レバーが便器に設置されている場合もありますので、停電時の使い方については取扱説明書を確認するなどしてみましょう。

手動レバーなどが使えない場合には、タンクの中に水を直接流し込んで洗浄する方法もあります。

 

1.バケツ1杯程度(5~8L)の水を便器の中心に一気に流し込む(水が飛び散らないように注意)

2.3Lほどの水を静かに流し込み、水位を保つ(封水する)

3.2~3回に一度は多めに水を流して、配管が詰まらないようにする

オール電化の場合は、エコキュートの中の水を取り出してトイレの排水などに使うことが出来ますので、トイレ用の非常用水を別で確保する必要はないので、その点は安心出来ますね。

 

お風呂のお湯が使えない

オール電化の場合、停電前から給湯器にたまっている分のお湯はシャワーなどで使うことが出来ます。

その際、温度調整などは出来ないのでやけどには十分注意して下さい。

断水時には浴室の蛇口やシャワーからお湯を取り出すことは出来ませんが、貯湯タンクに備え付けられている非常用の取水栓から中のお湯を取り出して使えます。

 

オール電化の停電まとめ

停電時に困ることと、その時の対策として用意しておいた方が良い便利グッズなどをお伝えしていきました。

簡単にまとめますと・・・

・オール電化でもガスと併用でも停電すると不便なのは同じ!オール電化だからといって特に大きなデメリットはない

・オール電化のご家庭では、IHクッキングヒーターが使えないので、必ず卓上のガスのカセットコンロを用意しておきましょう!

・太陽光や蓄電池は何よりの停電対策になるが、そのためだけに導入するには費用が高額。卒FITを迎えるお客様は、節電と災害の対策を兼ねて使えるので蓄電池を設置するメリットが大きい。

停電や災害など何もなければ一番良いですが、いつ起こっても大丈夫なように日ごろから用心しておくに越したことはないですね。水や非常食などは賞味期限などにも注意しておきましょう!

 

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監修:中尾信一
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