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蓄電池でエアコンも使えるって本当?停電時でも大活躍できる理由とは

2020/09/06

こんにちは!エコの大臣です!

今年の夏も非常に暑いですね。残暑もかなり厳しいということで、まだまだ暑い時期が続くことと思います。熱中症対策などに十分気を付けたいところです。

この時期は特に天候も荒れやすく、台風が上陸したりゲリラ豪雨が頻発したりしますよね。

自然災害が原因で停電が発生したりすることも最近では多いです。特にこの暑い時期に停電が起こるとエアコンや冷蔵庫を始めとしたさまざまな電化製品が使えなくなってしまうので大変ですよね!

そこで、今回は停電が起こったときにもエアコンなどの電化製品を動かすことが出来る蓄電池に関してのご紹介と注意点をお伝えしていきます!

 

もし停電した場合困ること

停電になってしまうと家じゅうの電気が使えなくなってしまいますよね。

照明器具はもちろん、冷蔵庫やクーラーなども使えなくなります。

特に停電が長引いてしまうと冷蔵庫の中の物も傷んで食べられなくなってしまいますし、中身の処分や後片付けなどで、精神的にもかなりダメージが大きいと思います。

また、熱帯魚などのペットを飼っていらっしゃる方は酸素ポンプやヒーターなども使えなくなってしまいますので、ご注意ください。

また、電気やガスの給湯器も使えなくなってしまうので、蛇口をひねってもお湯は出ませんし、トイレも電源が入らず、水が流せないということも…。

普段からどれだけ電気に頼った生活をしているのかということを、まざまざと知らされる羽目になりそうですね…。

 

真夏や真冬でエアコンが使えないとツラい

気候が穏やかな時期の停電であればまだ良いですが、台風や落雷、豪雪などによる停電が多いのは夏~秋にかけての暑い時期か真冬の寒い時期になりますよね。

必然的に、夏や真冬の気候的に厳しい時期の方が停電が起こりやすくなります。

最近では夏、40度近くまで気温が上がることも珍しくありません。

この時期にクーラーが使えないとなると、過ごしづらいだけでなく、小さなお子様や高齢者の方は熱中症になる危険性も高くなりますし、症状も深刻化しやすいです。

 

蓄電池があれば停電しても電気が使える

長期間にわたる停電が毎年のように起こっているので、非常時の災害対策として蓄電池を導入するご家庭様も増えています。

蓄電池が設置してあれば、停電になったときには蓄電池に蓄えられている電気が使えます。

数時間の停電はもちろん、1~2日間ずっと停電している間にもずっと電気を使い続けることが出来るような容量の蓄電池もございます。

冷蔵庫や電子レンジ、テレビや照明器具、携帯電話の充電などが普段と同じように使うことが出来ます。

もちろん、エアコンもご利用いただくことが可能です。

ですが・・・。

実はすべての蓄電池が停電時にもエアコンを動かすことが出来るわけではないのです。

一部の蓄電池では停電時にエアコンなど一部の電化製品を使うことが出来ません。

この点に関してご存じのない方が結構いらっしゃるようで…。

弊社で蓄電池をご提案させて頂いたときに、「他ではそんな話聞いていなかった!」というお客様も2~3割いらっしゃいます。

「蓄電池を設置すれば停電してもどこでも何でも電気が使える」は間違いです!

「じゃあ、エアコンが使える蓄電池とそうでない蓄電池の見分け方って?」というのを次の項目で見ていきます。

 

一部の蓄電池でエアコンが使えない理由

まずは家庭用の電化製品の電圧についておさらいしていきましょう。

どこにでも電源コンセントです。ご自宅で電気を使うにはコンセントに電源プラグ差し込んで使いますが、普段目にするこの形状のコンセントは100Vの電圧が使えるようになっています。

掃除機や固定電話、電子レンジなどほとんどの電化製品がこちらの100Vの電源を使います。

 

もう1つ見かけることは少ないと思いますが、こんな形状のコンセントもございます。こちらは200Vの電圧にも対応しているコンセントで、動かすのに大きな力が必要な電化製品を使うのに必要です。

オール電化住宅には欠かせないIHクッキングヒーターやエコキュートなどは200Vの電源コンセントが必要になります。

エアコンはどちらなのかということなんですが、エアコンは100Vと200V両方のタイプのものがございます。カタログにも記載がありますので、購入する前にチェックしておきましょう。

14畳以上の大型エアコンは200Vのものが一般的なようです。

多くの蓄電池で停電時に使うことが出来なくなってしまうのは、200Vの電源が必要なエアコンの方です。

家庭用蓄電池は停電時には100Vの出力しか出せないものと、100Vと200Vの両方に対応できるタイプの蓄電池の2種類がございます。

ですので、200Vのエアコンは、100Vの出力しかない蓄電池では使うことが出来ません。

設置した後で「え!?この蓄電池じゃエアコンもIHも使えないの!?」なんてことにならないように、事前にチェックしておくべきポイントをお伝え致します!

 

自立出力をチェック

蓄電池の出力の部分はパンフレットでもあまり説明がないので、意外と見落としやすい部分です。

メーカーさんも「うちの蓄電池は停電時に大型エアコンやIHクッキングヒーターは使えません!」とわざわざパンフレットに書くことはないですからね…。

蓄電池のカタログには後ろの方に蓄電池の仕様が一覧表になっていることが多いので、そこをチェックしてみましょう。

こちらはニチコンの蓄電池「ESS-H1L1」長州産業の「SmartPV」のカタログに掲載されている仕様表です。

蓄電池の仕様表は結構細かいので、どこを見たら良いのかわかりにくいという方もいらっしゃるかと思います。

停電時の出力電圧を確認するには、仕様表の「自立出力」の欄を確認して下さい!

自立運転というのは、停電して電力会社からの電気の供給がない状態を表しています。

自立運転時の「定格電圧」という項目が、停電時に蓄電池から出せる出力を表しています。

「AC101V」と記載があれば停電時には100Vのみ対応、「AC202V」とあれば停電時にも200Vの電化製品を使うことが可能です。

停電時にもIHクッキングヒーターや大型のエアコンを使いたいというお客様はこちらの項目を事前にチェックしておいて下さい。

 

全負荷型か特定負荷型をチェック

もう1つ、蓄電池には停電時の動作の部分で大きく2種類に分かれます。

1つは「全負荷型」と呼ばれるもので、停電時にもお家全体に電気を供給することが出来るタイプの蓄電池。

もう1つは「特定負荷型」と呼ばれるもので、お家のどの部屋に電気を供給するのかをあらかじめ決めてから設置するタイプの蓄電池です。

特定負荷型の蓄電池の場合、多くはリビングなどの人の集まりやすいところに設定してあると思います。

その場合、リビングにあるエアコンは停電時にも使えますが、寝室など別の部屋のエアコンは使えません。

少し前まではほとんどの蓄電池が特定負荷だったのですが、最近では全負荷型の蓄電池も徐々に増えてきています。

全負荷型は便利な反面、電池の減りも早いので、万が一の停電のときには電気の使い過ぎには気を付けましょう。

 

停電時を想定し何を使うべきなのかをチェックしておく

毎年、蓄電池もラインナップが豊富になってきておりお客様のニーズに合った蓄電池をご提案できるようになってきています。

蓄電池で出来るようになることはたくさんあります。

ただ、すべての機能を兼ね備えた蓄電池となるとその分費用も高額になります。

そのため・・・

・停電時にエアコンやIHクッキングヒーターを使いたいのか

・どのくらいの間電気を使いたいのか

・パワコンの交換は必要か

など、本当にその機能が必要なのかどうかを事前によく検討した上で、購入するようにしましょう。

 

蓄電池とエアコンについてのまとめ

今回は停電時にも蓄電池の電気を有効に活用すれば安心だというお話と、蓄電池の電気を使ってエアコンを動かす場合の注意点をいくつかお伝えしていきました。

簡単にまとめますと・・・

・蓄電池があれば停電時にも冷蔵庫や照明などが使えるので便利

・大型のエアコンやIHクッキングヒーターは蓄電池があっても使えない場合もある

・停電時にもエアコンを使うためには200Vの出力にも対応している蓄電池を選ぶ

「エアコンに対応していない蓄電池もある」ということを今日は覚えておいて下さいね!

 

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監修:中尾信一
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