
エコキュートには容量があるって本当?最適なサイズを徹底調査!
2020/12/15
こんにちは!エコの王様です!
エコの王様はエコキュートの専門店なので、各メーカーの様々な種類のエコキュートを取り扱っております。
「エコキュートを買おうと思っているけど、どんなところに注目して選んだら良いのかわからない。」とか、「故障したので買い替えのタイミングでサイズを変更したい」など、エコキュートの容量についてのご相談も数多く頂きます。
そこで、今回はエコキュートの容量について、適切な選び方を初めてエコキュートを購入される方でもわかるように解説していきます!
目次
エコキュートの容量は大きく分けて3種類
エコキュートは安い深夜電力を使って、夜の間にお湯を沸かして溜めておくタイプの給湯器になります。
ですので、作ったお湯を溜めておくための貯湯タンクが必要になってきます。
エコキュートを購入する際には、この貯湯タンクの容量を最初に選ぶようにします。
ご利用される人数に応じて様々なエコキュートがございます。
エコキュートのカタログを開いて頂くと、どのメーカーのカタログにも載っていますが、現在、販売されているエコキュートは次の3つのサイズのものが一般的です。
370L・460L・550Lの3種類です。
一戸建てにお住まいの方は、この3つのサイズの中からお選び頂くことがほとんどです。
容量=使える湯量は間違い
エコキュートの貯湯タンクの中には通常、80度~90度のお湯と、水道水が混ざった状態で溜まっています。
夜の間にお湯を沸かすので、沸き上げの終わった早朝にはタンクの中には高温のお湯が満タンに近い状態になっています。
お家の中でお湯をご利用するときには、上の方に溜まっている高温のお湯を水道水と混ぜ、適温になるように調整をして、シャワーや蛇口から出湯します。
実際に使うお湯は38度~43度くらいのお湯になりますよね。
常温の水道水と混ぜるので、実際にはタンクの中に溜まっているお湯の量よりも多くの量のお湯を使うことが可能です。
水道水の温度が低い冬場の方がお湯が無くなるのが早くなります。
人数で容量はある程度決められる
タンクの容量を決めるときには、ご家族の人数を目安として決めるのが一般的な方法です。
目安となるタンクの容量を世帯人数別に見て行きましょう!
少人数なら370L以下
オール電化の単身向けのマンションなどで設置されているのは180Lや200Lの小型のエコキュートになります。
春先などに、初めてオール電化のマンションに入居された方から、「シャワーの途中でお湯が出なくなった」というご連絡がエコの王様にもときどきあります。少し小さめのサイズになりますので、お湯の使いすぎには注意が必要です。
マンションの場合では、入居したときからすでにエコキュートが設置されていることがほとんどですし、交換するときにも設置されているエコキュートのサイズを変更することはマンションの規約などの制限を受けることが多いです。
370L
3~4名様でご利用頂くのでしたら、こちらの370Lのタンクがオススメです。
現在販売されている標準的なサイズのエコキュートです。
戸建てにお住まいの方は、少なくともこちらの容量のエコキュートを設置することをおススメしております。
決まった時間にご家族がお風呂に入るなど、お湯を使う量が少ないという場合にはこのサイズでも十分お湯をお使い頂けます!
460L
4~6名様でお住まいのご家庭様には、こちらの460Lのタイプのエコキュートがおススメです。
4名様でもお湯の使用量が少し多いというお客様は、少し余裕をもってこちらのサイズのエコキュートを設置される方も数多くいらっしゃいます。
余談ですが、エコキュートには「角型」と呼ばれる通常のタイプのエコキュートと少し狭い場所にも設置出来るように作られた「薄型」と呼ばれるエコキュートの2種類がございます。
薄型タイプのエコキュートはこの460Lのタンクが最大になります。
550L~560L
現在、販売されているエコキュートの中で最も大きいのがこのサイズになります。
8名様くらいの大人数のご家庭でご利用されるなら、こちらのサイズになるでしょう。
販売する側の豆知識ですが、こちらの550Lのサイズは数が少ないので、お申込みから納品までに少し時間がかかることが多いです。
急な故障のときに交換までに数日待たないといけないことがあるので、ご注意ください。
こちらのサイズは角型タイプのみの販売になります。
エコキュートの容量は大きいサイズがベスト
エコキュートの容量を選ぶときのちょっとしたコツなのですが、容量をどうするか悩んだときには、少し大きめの容量をお選びになるのがおススメです。
これはエコキュートのもつ特性と深い関係があります。
エコキュートは深夜の安い電気を使ってお湯を作る機械です。
夜間にタンクに貯めたお湯を一日を通して利用するという仕組みになっていますので、お湯を使いすぎて足りなくなってしまった場合には、途中でお湯を沸き増ししないといけません。
昼間や夕方にお湯を沸き増しするとなると、それだけ電気代が余計にかかってしまいます。
使っている途中でお湯が足りなくならないように、1つ大きめのタンクを選ぶのも選択肢の1つとして頭に入れておいて下さい。
容量とは別に機能性も重視しよう!
エコキュートを選ぶ際にはタンクの容量ももちろん重要ですが、他の機能の違いについてもきちんと理解して、最適なエコキュートを選ぶようにしましょう!
お湯張りの機能
エコキュートはお湯張りの機能の違いで、「給湯専用」、「セミオート」、「フルオート」の3種類に分けることが出来ます。
それぞれの機能の違いをご紹介していきます!
「給湯専用タイプ」は、昔ながらの水道の蛇口からお湯を落として、お湯張りをするタイプになります。お湯を出すのも止めるのも手動で行ないます。
「セミオートタイプ」は、浴槽へのお湯張りは自動で出来るタイプです。
「フルオートタイプ」は、浴槽のお湯張りだけでなく、その後の保温や追い炊きなども自動で行なってくれるタイプです。
また、フルオートタイプのエコキュートは、お湯張り以外にも便利な機能が充実しておりメーカーによって様々な特徴がございます。
中でも、一番人気があるのはフルオートタイプのエコキュートになります。
フルオートタイプのエコキュートを設置するときに、ご自宅の状況によっては浴槽の近くの壁に穴を開けて、追い炊き用の配管を新たに通したりする工事が必要な場合もございます。
給湯器の設置場所と浴室までの距離が離れすぎているとフルオート設置が出来ないという場合もございますので、全てのご家庭様でフルオートタイプのエコキュートが最適ということではございません。
ご自宅に合ったエコキュートを設置したいとご希望の場合には、ぜひエコの王様までご連絡下さい!
お客様のご家庭に合ったベストなご提案をさせて頂きます!
エコキュートの容量のまとめ
エコキュートの容量に関して今回はお伝えしていきました。
マンションにお住まいの場合は、既に設置されているエコキュートから容量を変更することは規約などの制限があって難しいことも多いです。
一戸建てのお客様に関しては370L・460L・550Lの3つの容量からお選ぶのが一般的です。
エコキュートを今後ご利用されるご家族の人数に合わせて、給湯器の容量を決めていきましょう!
容量だけでなく、機能面でも様々な特徴のあるエコキュートが各メーカーから発売されています。
「種類が多すぎて、どのエコキュートを選んでよいのかわからない…。」という方もぜひ、エコの王様までご相談下さい!
お客様のご利用状況を元に、最適なエコキュートをお届けします!