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エコキュートのメリット・デメリットは?後悔しないために知っておくべきこと

2022/09/09

こんにちは!エコの大臣です!

お家でお湯を使うために必要な給湯器。実は給湯器にはガス、電気、灯油と様々な種類があります。

給湯器も十年単位で色々と流行り廃りがあります。そんな中、最近一番設置台数が伸びているのは電気の給湯器の「エコキュート」

オール電化住宅にはほぼ必須の給湯器として、人気が出ました。最近では、太陽光発電や蓄電池などの創エネ器具と組み合わせても、使いやすいというところも含めて再評価されています。

そんなエコキュートも本当に良いことばかりなのでしょうか?どんな物にもメリットがあればデメリットもあるはずですよね。

そこで、今回はエコキュートのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。これからエコキュートの導入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

エコキュートとは?

エコキュートとは正式名称を「自然冷媒ヒートポンプ給湯器」と言います。自然冷媒とは、熱を取り込んだり放出したりと熱を移動させるのに適した性質をもった物質のことで、エコキュートは自然界に存在する物質(二酸化炭素)を冷媒として利用するので、「自然」と付いているんですね。

2001年にコロナ社から発売され、今までの電気温水器などと比べると非常に高い省エネ性能があることから一気に注目され、導入が進んでいきました。

給湯器にエコキュート、台所にIHクッキングヒーターを採用し、お家の熱源を全て電気でまかなう「オール電化」の住宅の広まりと共に一戸建て住宅での採用率が高いです。

現在では、1年間で約50万台以上のエコキュートが販売されており、2022年3月時点で累計800万台以上の販売台数を誇っています。

 

エコキュートの仕組みについて

エコキュートは一番簡単に言うと「電気」を使ってお湯を作る給湯器です。ガスや灯油の給湯器のように火を使ってお湯を沸かすわけではありません。

お家の中で使う電気ポットがありますよね。あれのかなり大きいものをイメージされる方も多いと思いますが、お湯を沸かす仕組みが少し違っています。

まず、エコキュートは電気の力で「ヒートポンプ」と呼ばれる機械を運転させてお湯を作ります。

ヒートポンプがお湯を作る仕組みは以下の図のようになっています。

引用:エコキュートとは? | はじめてのエコキュート | 三菱 エコキュート | 三菱電機 (mitsubishielectric.co.jp)

ヒートポンプは空気中から熱だけを集めて取り出し、取り出した熱をコンプレッサーで圧縮して高温にします。その熱を利用してお湯を沸かします。

お湯を沸かすためには大量の熱エネルギーが必要です。火を燃やしたりして、電熱線のヒーターを利用してゼロから熱エネルギーを産み出す方がエネルギーの必要量が大きくなります。

エコキュートはヒートポンプを利用して、もともと自然にある熱エネルギーを集めて利用する仕組みになっているので、エネルギーの消費量が少なくて済みます。

更にエコキュートは電気の単価の安い深夜の時間帯にお湯を沸き上げてためておくようになっています。そのため、今までの電気温水器やガス給湯器と比べても光熱費が安く抑えられるというメリットがあります。

 

エコキュートのメリット

エコキュートを購入するのなら、どんなメリット・デメリットがあるのかということを事前に知っておくことをおススメします。

まずは、エコキュートのメリットから紹介していきます。

 

光熱費の削減に期待できる

エコキュートを導入する方が、一番期待されるのは毎月の光熱費の削減効果でしょう。エコキュートは熱源にヒートポンプ式を採用しているので、お湯を沸かすのに必要なエネルギー量は従来の電熱線ヒーター式の電気温水器と比べても約3分の1で済みます。

また、エコキュートは深夜の安い電気代を使ってお湯を沸かす仕組みになっています。そのため、ガスや灯油を燃料とする給湯器と比べても低コストでお湯を沸かすことが出来ます。

お湯を使う量によっても変わりますが、プロパンガスや灯油の給湯器と比べてもトータルコストは安く使えるようになっています。

毎月の光熱費が安くなるという点がエコキュートが導入される一番の理由になっています。

 

災害時に活躍する

エコキュートは貯湯式の給湯器になっています。大きい貯湯タンクの中は、常に数百リットルの水やお湯がたまった状態になっています。そのため、災害による長期間にわたる停電や、断水時にも中のお湯を取り出して使うことが出来ます。一戸建てで使用されているエコキュートは370~550Lと大容量の物が多いです。バケツで約20杯分ほどの量になります。数日間分の生活用水が常時確保されているのは安心ですよね。

 

ピークシフトに貢献できる

エコキュートがお湯を沸かすのは深夜の電力需要の少ない時間帯になります。冷暖房の使用により一日の中で最も電気の需要が高まりやすい夏の日中や、冬の早朝や夕方の時間帯の電気使用量はほとんどゼロですので、電力のピークシフトにも貢献できます。

※ピークシフトとは、電力需要が高くなりやすい時間帯(夏季の日中や冬季の早朝や夕方の冷暖房を使用することが多くなる時間帯)の電力使用を控えて、電気の余りやすい深夜の時間帯の電気使用量を増やすことをいいます。

 

場合によっては補助金がでる

エコキュートを導入することで、補助金が受給できる場合があります。また、電力会社もエコキュートの切り替えにあたってキャンペーンを実施していることもありますので、購入の際に利用することで初期費用を抑えることが出来ます。

補助金を出しているのは、国、都道府県や市町村などの地方自治体になります。「自分の住んでいる地域が補助金を交付しているか」、「受給条件はどんなものがあるか」を事前に確認しておきましょう。

補助金を受給するなら基本的には購入、工事前に事前に申請が必要になることがほとんどです。工事後に補助制度があることに気が付いても申請できないことがありますので、ご注意ください。

 

エコキュートのデメリット

エコキュートにもやっぱりデメリットはあります。設置してから「なにこれ!知らなかった!」となってしまっても遅いですからね…。悪い部分、使いづらい部分に関してもきちんと把握しておきましょう。

 

初期費用が高額

エコキュートを導入する際のデメリットの1つはその価格です。他のガスや灯油の給湯器と比べても本体費用が高いです。エコキュートの導入を勧める業者は、エコキュートを設置した後のランニングコストの安さを強調して初期費用、壊れたときの交換費用に関してはあまり詳しく話したがらないことが多いです。

新型コロナウイルスが流行し始めて以来、海外の生産拠点がロックダウンや、半導体不足の影響もあり各メーカーでエコキュートの値上げが行なわれています。

そのため、現在のエコキュート導入費用の相場としては45万円~60万円となっています。ガスや灯油の給湯器であれば、20~30万円もあれば新品に交換することが出来ますので、なかなか馬鹿になりません。

設置した後の光熱費の削減によってメリットが出るご家庭も多いですが、10年前後の長いスパンで計算しないといけません。エコキュートを購入しても長く住むかわからないという場合はメリットを感じられない場合もあります。

エコキュートを購入する場合には、初期費用と設置後のランニングコストの両方で考えることをおススメします。

エコキュートの本体費用に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの価格はどれくらい?メリットやデメリット・選びかたを完全網羅!

エコキュートの工事費用に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化の工事費は平均いくら?各シーンの費用や安くするためのポイント

 

お湯切れの可能性あり

エコキュートはタンクにためたお湯を必要に応じて取り出して使う「貯湯式」の給湯器です。あらかじめタンクに貯まっているお湯を使い切ってしまうと「お湯切れ」の状態になり、次にお湯が沸くまでの間はお湯が使えなくなってしまいます。

特にお湯の使用量が多いご家庭様では、冬場にお湯が足りなくなることがあります。いつでも好きなだけお湯が使えるガス給湯器に比べると、一度に使えるお湯の量に制限があるというのはデメリットになりますね。

エコキュートのお湯切れに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートはお湯切れするって本当?お湯切れしないための方法

 

騒音の発生

エコキュートは、お湯を沸かすときの熱源としてヒートポンプ式を採用しています。エアコンの室外機と同じくらいの大きさの機械です。エコキュートがお湯を沸かすときに、このヒートポンプユニットから運転音が出ます。

音の大きさ自体はエアコンの室外機と同じくらいの大きさなので、日中であればほとんど気にならない程度の音ですが、エコキュートがお湯を沸かすのは電気の単価の安い深夜の時間帯です。そのため、寝室の近くに設置してある場合に、騒音トラブルになることがあります。

また、ヒートポンプからは人間の耳では聞き取りづらい「低周波音」という音が出ているということも指摘されています。低周波音は工事現場や電車の高架下などでも発生している音で、人間の耳では聞き取りにくいレベルの低い音です。そのため、いわゆる「うるさい!」という音ではないのですが、長時間さらされ続けると目まいや睡眠障害などの健康被害もいくつか報告されています。

エコキュートの騒音トラブルに関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの騒音って気になるレベル?近所トラブルにならないために

 

設置場所が必要

エコキュートは沸かしたお湯を貯めておくためのタンクと、お湯を沸かすためのヒートポンプユニットと呼ばれる2つの機械を設置する必要があります。一般的なエコキュートでは、タンクを設置するために80cm四方のスペースとエアコンの室外機が1台置けるくらいのスペースが必要です。

コンパクトで壁掛け設置なども可能なガス給湯器と違って、エコキュートの場合は広めのスペースが必要になります。特に住宅密集地ではスペースがなくて設置出来ないというケースも多いので、事前に専門の業者に確認を取っておきましょう。

 

水圧が弱くなる

エコキュートは一度タンクに貯めたお湯を使っていく「貯湯式」の給湯器です。ガスや灯油の給湯器は「直圧式」と呼ばれ、水道の圧力を利用してお湯を出すので、高い圧力のお湯を出すことが出来ます。

エコキュートや電気温水器の場合は、水道水の圧力のままタンク内に水を送り込んでしまうと、圧力に耐えられずにタンクが破損してしまう可能性があります。そのために減圧弁というものを使用してわざと水圧を弱くしているのです。

一般的なガス給湯器の水圧が最大で500kPa、標準圧のエコキュートの水圧は180kPaとなっています。

最近では300kPaほどの圧力がある、高圧力型のエコキュートというものも販売されていますが、それでもガス給湯器と比べると水圧が弱くなるのは否めません。

シャワーの水圧にこだわりがある方はご注意ください。

 

必ずしも電気代が下がるわけではない

エコキュートにすると電気代を含むお家全体の光熱費が安くなることも多いですが、もちろんすべてのご家庭で光熱費が安くなるとは限りません。エコキュートで電気代が安くなりやすいのは「お湯を使う量が多くて、昼間あまり家に居ない」ご家庭様です。

というのも、エコキュートはあくまでも省エネ性能の高い「給湯器」です。他の給湯器と比べて安くお湯が沸かせるだけなので、もともとお湯を使う量が少ない家庭ではエコキュートによる光熱費削減のメリットを感じられないことも多いです。

また、エコキュートに切り替えると時間帯別に料金が分かれているプランに変更になるのですが、深夜の時間帯の電気は安く使えるのですが、逆に昼間の時間帯が割高になるような料金設定になっています。上手に活用すれば電気代を節約することが出来るのですが、昼間の電気使用量が多い生活スタイルをしていると、かえって電気代が高くなってしまう場合もございます。

生活スタイルによってはエコキュートが合わない可能性もあるということは頭に入れておきましょう。

エコキュート、オール電化で電気代を節約する方法に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化の電気代ってお得?メリット・デメリットや節約術について公開

 

飲料水として対応していない

エコキュートは一度沸かしたお湯をタンクの中に1度ためておき、そのお湯を1日を通して使う仕組みになっています。タンク内のお湯は80~90度に沸きあげられたときに水道水の中に含まれていた塩素が抜けてしまい、水道法上の飲み水としての基準を満たさなくなってしまいます。そのため、エコキュートのお湯は飲用には適していないと言われています。

ただ、エコキュートのタンクの中には空気が入らないように密閉されていますし、不純物もたまりにくくなっています。電気ポットの中のお湯と同じような感覚ですので、毎日お湯が入れ替わっているような状況であれば飲んでしまっても大きな問題はありません。あくまでも、法律上飲み水として利用できないようになっていると思っておいて下さい。

エコキュートのお湯の衛生面に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの水は飲める?タンクの中は汚れているの?エコキュートの衛生面に関して

 

エコキュートのデメリットを解消するためには

エコキュートにもデメリットがあることは先ほどもお伝えしました。ただ、商品を注意して選んだり、使い方を工夫すればデメリットに感じる部分を少なくし、メリットを多く引き出すことが出来ます。

エコキュートの上手な活用方法を4つお伝えします!

 

大きいタンクでお湯切れ解消

使っている途中でお湯が足りなくなる「お湯切れ」が心配な場合は、標準よりも1つ大きいサイズのタンクを選ぶことをおススメします。

タンクの大きさが大きくなれば、その分だけ一度に使えるお湯の量が増えるので、お湯切れすることが少なくなります。

既に電気温水器やエコキュートを使用していて、お湯切れが頻発する状態だったり、普段からお湯を使う量が多いご家庭様は大きいサイズのタンクをお選びください。

エコキュートの適正なサイズの選び方に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートのベストな大きさ・容量ってあるの?適切なタンク容量の選びかた

 

騒音問題は設置場所を考える

エコキュートから出る運転音による騒音トラブルに関して、一番の対処法は設置場所を変えることです。やはり寝室の正面や隣にエコキュートを設置してしまうと、運転音が気になりやすいので、注意が必要です。

また、エコキュートの周辺に物をたくさん置いたり、狭いスペースで囲われた状態になってしまうと、音が反響して増幅しやすくなってしまうのでやめましょう。

設置後に音が気になったという場合にも、防音シートや防振ゴムなどで応急処置的な対処をすることは可能ですが、100%の防音効果を得るのは難しいです。

また、低周波音に関しては防音シートやフェンスによる防音対策の効果が薄いとも報告されています。

一度設置してしまうと、後から設置場所を変更するのは大変なので、設置前に気を付けておくのが一番です。

 

シャワーヘッドを換えて水圧を強化

エコキュートに切り替えてシャワーの水圧が物足りなくなったという場合には、シャワーヘッドを切り替えるのもおススメです。シャワーヘッドの中には「低水圧用」という製品があり、シャワーの穴の数を減らしたり、穴の大きさを小さくすることで勢いよくシャワーが出るようになっています。

また、節水効果もあるシャワーヘッドもありますので、うまくいけば節水と水圧対策を同時にすることも可能です。

エコキュートの水圧に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートの水圧は本当に弱い?その真実に迫る!

 

補助金で初期費用を補う

エコキュートの初期費用を補うために、補助金を活用するのも1つの手段です。

お住まいの地域の自治体が交付していることもありますので、エコキュートを新規に導入したり、交換する前に確認してみましょう。

関西電力などの大手電力会社も、時期によっては商品券などが貰えるキャンペーンを実施しています。少しでもお得に買い替えできた方が嬉しいですよね!積極的に活用して下さい。

また、補助金の受給に関しては、基本的には事前の申請が必要になりますのでご注意ください。

こどもみらい住宅支援事業の詳細ページはこちら⇒こどもみらい住宅支援事業【公式】

関西電力のエコキュート買い替えキャンペーンの詳細はこちら⇒一部電気料金メニューの見直しに関するご説明|関西電力 個人のお客さま

 

エコキュートのデメリットのまとめ

今回はエコキュートのデメリットの詳細やデメリットを減らして使う方法に関して説明していきました。

重要なのは、エコキュートにも様々なデメリットはあるということを知った上で購入することです。「光熱費が安くなる」などの良い評判ばかりを鵜呑みにしてはいけません。

一度設置すると10年以上は使い続けるようなものですし、嫌になって撤去や処分をするのもお金も手間もかかってしまいます。

事前の情報収集をしっかりして、自宅の環境や生活スタイルにあっているのかを判断してから導入するようにしましょう。

 

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