
IHクッキングヒーターのメリット・デメリットや選び方などをご紹介!
2019/10/30
こんにちは!エコの大臣です!
一般的にオール電化と言えば、給湯器はエコキュート、台所はIHクッキングヒーターを利用するのが一般的です。
でも、給湯器はエコキュートの方が年間の光熱費も安くなるっていうところもあっていいって聞くけど、台所のコンロはガスの方が使いやすいし、火力も高くていいんじゃないの?というお声もちらほら・・・。
IHクッキングヒーターのメリットは主に5つ!
・火を使わないのでご年配の方やお子様がいらっしゃるお家でも安心してお使い頂けます。
・日々のお手入れがとっても簡単できれいに長く使えます!
・何も燃やさないので空気がきれい!二酸化炭素や一酸化炭素中毒になる心配もありません。
・夏の暑い台所でもより快適にお料理していただけます。
・高火力で料理の時間も短縮できます!温度調節も簡単です!
直火を使わないので安全性が高い
IHクッキングヒーターのメリットとしてまず考えられるのが、火を使わないので安全性が高いというところが挙げられますね。
直火が出ませんので、火の消し忘れや、元栓の閉め忘れといった心配がなくなりますよね。
特にガスの青い炎が高齢になると見えづらくなり、思ったより炎を大きくしてしまったことが原因で、衣服などに引火してしまったり、火傷してしまったりといったことが増えるそうです。
また、小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してお使い頂けますね。共働きで昼間に大人の方がお家を空けていらっしゃるご家庭も最近では珍しくないですよね。IHであればチャイルドロック機能も付いているものもございますし、使い終わった後に自動で電源を切ってくれる切り忘れ防止機能や、空焚き防止の機能が付いているものもあります。
お子様が1人でお料理する際にも安心してお使い頂けます。
お手入れが簡単
次に挙げられるのが、お手入れがガスコンロと比べて非常に簡単だという点ですね!
表面の凹凸もなく、掃除もさっと拭くだけで済みます。私のように掃除が苦手だな・・・。という方には大変おススメです!
何も燃やさないので空気がきれいなまま使える
また、火が出ないということは空気もクリーンなままでお使い頂けますよね。二酸化炭素や余分な水蒸気なども出ません。何も燃やさないので不完全燃焼などが原因で起こる一酸化炭素中毒などのガス中毒の心配もございません。
夏の暑い台所でも快適にお料理出来る
同じく火を使わないというところで、夏でも台所が暑くなりにくいというのは一つ大きなメリットですね!「夏場はいくらクーラーを入れていても台所は暑い!」という方にはおススメですよね。クーラーの設定温度も下げなくてよいので、電気代の削減にもつながりますよね!
高火力なのに温度調節も簡単
あと、誤解している方もいらっしゃるのですが、IHクッキングヒーターは、ガスコンロと比べても決して火力は弱くありません。
鍋底に直接熱を伝えていくので無駄なく高火力で料理が出来ます。火力自体はガスコンロと比べても強いです。炒め物やパスタなどの麺を茹でたりするときもIHの方が早く出来上がります。
加えて、温度調節がしやすいのも助かりますよね!最近は10段階ぐらいの温度調整は可能になっているものが多いです。私みたいに料理があまり得意でない人には、IH用のレシピを見ながら「〇〇度で〇〇分」みたいな調理がしやすいのは助かりますよね!
IHクッキングヒーターは下の4つのポイントに注意!
・使用できる鍋の種類に制限がある。
・費用がガスコンロと比較すると割高。
・停電時には使えない。
・鍋振りしたり、直火で炙ったりはできません。
使用出来る鍋の種類に制限がある
まずは、使用できる鍋の種類に制限があることですね。底が平らな鉄製やステンレス製の鍋であれば使えるのですが、丸底の鍋や陶磁器製の土鍋などは基本的には使えませんのでご注意ください。
銅やアルミの鍋も使用には適していません。最近ではオールメタル対応のIHも発売されていますので、鍋を買い替えたりしたくないという方はそちらをご検討下さい。また、IH専用の鍋には下の画像のような「SGマーク」というのが付いています。IH専用鍋となると少し高めな印象があるかと思いますが、最近では安価で販売されていることもございます。
買い替え費用がガスコンロと比べて割高
先ほどの調理器具に関してもそうなのですが、買い替え費用がガスコンロと比べると割高です。ただ、IHもガスコンロも性能によって値段もピンキリです。安いIHもあれば高いガスコンロもあるので、一概には言い切れません。
ただ、コンロだけでなく、お鍋などの調理器具もIH用に買い替えるとなると、それなりに費用がかかってしまうかもしれません。
また、古いお家ではIH用に200Vの電源の引き込み工事というのも必要になってくるので、そうなると別途工事費用がかかってしまいます。
停電時には全く使えない
IHクッキングヒーターは電気で動くので、停電時には全く使えなくなってしまうという点ですね。
「オール電化にしたくない!」というご意見をお持ちのお客様の一番大きな理由かと思います。
震災など大きな災害でガスも電気も止まってしまうようなときには、ガスの方が復旧に時間がかかるものですが、台風など数時間程度の停電でもどうしても耐えられない!という方はやめておいた方が良いかもしれません。
なお、すでにIHをご利用のお客様に関しては、万が一の備えとして、カセットコンロをご用意頂くことを強くおススメ致します。
太陽光発電システム、蓄電池を導入すればそういった心配も必要なくなります。
蓄電池に関しての詳しい記事はこちら⇒災害時に蓄電池が役立つ!?その理由とは?いつ起こるか解らない災害時に備えておこう
鍋振りしたり、直火で炙ったり出来ない
お料理の際に中華料理でいう「炒」ですね。
設置タイプを選ぶ
IHは大きくビルトインタイプと据置タイプの2つのタイプに分かれます。
ビルトインタイプは、はめ込み式と呼ばれるもので新築の際にシステムキッチンなどにされている方は同じサイズのものであればIHに切り替えることが可能です。
ガステーブルをお使いになられている方は、別売りの設置枠を使えばビルトインタイプのものも設置することが可能です。据置型のIHであれば取り換えるだけの簡単な工事で済みます。
寸法など詳しい部分はこちらを参照して頂ければと思います。
基本的にはビルトインタイプのものの方が高機能なものが多いのですが、工事が少し複雑になる分、費用がかかることが多いです。
コンロの口数を選ぶ
ビルトインタイプであれば「3口IH」か「2口IH+ラジエントヒーター」のついたものが一般的ですね。据置型であれば「2口」以上のものがほとんどです。
それに加えてお魚を焼いたりするときに使うグリルのあるなしも考慮しないといけません。
参考までにエコの王様でよくお問い合わせのあるIHの写真を載せておきますね!
3口IH+グリル 三菱 CS-T316HNWSR
2口IH+ラジエントヒーター+グリル 三菱 CS-G318MS
ビルトイン3口IH(グリルなし) 三菱 CS-T34BFR
火力も3.0kw~1.2kwのものから組み合わせてお選びいただく形になります。
ご家庭のご利用状況、お料理の頻度などに合わせてお選びいただければと思います。
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