給湯器(エコキュート)の本体と設置価格はいくら?メーカー別で公開
2019/12/01
給湯器も古くなってきたし、そろそろ交換を検討しているけれど、給湯器の価格がいくらぐらいか気になって夜も眠れない!という方もいらっしゃいますよね!?
そんなあなたに今日はエコの 王様がおススメする給湯器の製造メーカーとエコの王様での販売価格も少しお伝えしていきます!(2019年12月現在)
目次
給湯器の人気メーカーを選べば安心
エコキュートの製造メーカーもいくつかあります。人気のあるメーカーの製品は販売店も在庫を抱えやすいですし、価格も安めに設定している傾向にあります。ここではエコの王様で人気のあるメーカーをご紹介していきます。
エコキュート売れ筋4大メーカー
三菱・パナソニック・日立・東芝
業界シェアNo.1の三菱エコキュートは簡単お手入れで主婦に人気
三菱のエコキュートは国内シェアNo.1の大人気メーカーですね。三菱のエコキュートは配管にマイクロバブル発生装置が取り付けられています。マイクロバブルというのは通常の約1000分の1の大きさの細かい泡になります。このマイクロバブルを利用することで、入浴中に全身を細かい泡で包み込んで入浴後も湯冷めがしにくく、お肌の潤いも保ってくれる「ホットあわー」機能や、配管を自動で洗浄してくれる「バブルおそうじ」機能が付いています。
ホットあわーについての詳しい記事はこちら⇒毎日の入浴に美容をプラス 三菱エコキュートの「ホットあわー」
バブルおそうじについての詳しい記事はこちら⇒配管の中まで清潔にしたい!エコキュートの配管洗浄機能とは
パナソニックエコキュートは太陽光発電との相性もバッチリ
パナソニックも三菱と並んで販売台数の多いエコキュートメーカーです。パナソニックのエコキュートの特徴としては太陽光発電システムと連携した機能が充実しているのが大きいです。
機能面でも、浴室内に人が入室したのを感知するセンサーが付いていて、省エネに貢献してくれる機能などが付いています。
パナソニックの特徴に関する詳しい記事はこちら⇒メーカーごとのエコキュートの特徴を比較!その1(東芝・三菱・パナソニック)をご参照ください。
日立のエコキュートは井戸水や硬水にも強い独自仕様!
本来エコキュートは井戸水や硬水のようにカルシウムなどを多く含む水にはあまり適していないと言われています。エコキュートはタンクとヒートポンプの間でお湯が循環する構造になっているので、水の中に含まれているカルシウムなどの鉱物成分が配管の中で堆積した「スケール」と呼ばれるものが出来やすくなっています。そのスケールによって配管が詰まり、お湯が出なくなってしまうことが増えてしまうのです。
日立のエコキュートは水道直圧式と呼ばれる従来のガス給湯器などと同じような方法でお湯を作っているので、堆積物の発生を抑えて硬度の高い水にも対応できるような性能になっています。
また、水道直圧式を採用していることの利点が他にもございます。
1つは水圧が従来のエコキュートよりも強く、今まで出来なかった3階でのシャワーや給湯も可能になっています。
2つ目は水道水を直接温めているので、そのまま飲用にも使えます。
お住まいの地域によっては日立のエコキュートじゃないと設置出来ない!という方もいらっしゃるかと思います。
ガスの給湯器からのお切り替えをご検討の方には特におすすめのメーカーです。
東芝のエコキュートは銀イオンのお湯で清潔・快適な入浴が可能!
東芝のエコキュートは銀イオン発生ユニットが付いていて防菌・防臭効果が高く、翌朝の節水お湯張りや、清潔なままの残り湯で翌日のお洗濯もすることが出来ます。
高齢の方や小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも安心してお使い頂くことが出来ます。
また他のメーカーのエコキュートは無料の保証期間は1~3年のものが多いのですが、東芝はメーカーの無料商品保証も5年間と長く安心してお使い頂くことが出来ます。
東芝エコキュートに関しての詳しい記事はこちら⇒東芝エコキュートのメーカー保証は5年間 なぜ東芝エコキュートだけ無料保証が5年なの?
東芝エコキュートの特徴に関する詳しい記事はこちら⇒メーカーごとのエコキュートの特徴を比較!その1(東芝・三菱・パナソニック)をご参照くださいませ。
給湯器の本体価格はいくらくらい?
給湯器の本体価格はメーカーのHPやカタログなどで確認することが出来ます。おおよそのメーカー希望小売価格を順番に見ていきましょう。
ガス給湯器→→→12万円~20万前後
エコジョーズ→→→16万円~50万円前後
ハイブリッド給湯器(ガス給湯器とヒートポンプ式給湯器の混合タイプ)→→→80万円~100万円前後
エネファーム→→→150万円~
電気温水器→→→30万円~50万円前後
エコキュート→→→60万円~100万円前後
これはあくまでもメーカーが出している希望小売価格になります。実際には各販売店の企業努力によって割引がなされていることがほとんどですので、実売価格はもっと安いことが多いです。
定価とは違って希望小売価格に法的拘束力はありませんので、各販売店の裁量で販売価格を設定しても問題ございません。
訪問販売の業者などではこのメーカー希望価格に近い金額での価格提示が行われることが多いので、インターネットの販売店などと比べて割高になっていることが多いのはこのためです。
余談ですが、ガスの給湯器も普段から点検に来ている出入りの業者から購入するよりも、ネットの販売店などで購入した方が安く購入できる場合が多いです。中にはほとんど割引のない金額で給湯器を交換していく業者も居ますので、ご注意ください。
「出入りで顔なじみだから安く交換してくれていると思ったら大間違いだった!!!」なんてことは日常茶飯事です。
給湯器は本体以外にも設置費用がかかる
給湯器は購入した後に、電気の配線や水道の配管を給湯器につないだりなど専門の業者による工事が必要になります。
特にエコキュートは空っぽの貯湯タンクでも80kgくらいの重さがあります。
運ぶのは工事業者のスタッフさんでも2人がかり、現場によっては3人以上で搬入することもございます。
工事費用は今お使いの給湯器と買い替える給湯器の組み合わせによって変わってきます。
例えば、エコキュートからエコキュートに切り替える場合の工事と、エコキュートからガス給湯器に切り替える場合の工事費用では数万円の違いがあります。ガス→電気など、給湯器の熱源が変わる場合には工事費用が高くなるという認識でOKです。
その他、給湯器の設置の際にどういった工事がおこなわれるのかということは給湯器の相場や費用はどれくらいが理想?交換する時期の目安について詳しく解説でもご紹介しております。
給湯器をお探しなら専門業者に見積もりしてもらおう
給湯器だけを購入しても、ガス給湯器やエコキュートの設置工事には専門の資格が必要です。
販売店にそのまま工事もお願いするのが一般的です。ほとんどの販売店では、既存の給湯器の撤去や、新しい給湯器の設置費用も込みでの見積りをしてくれます。
比較して一番良い条件を提示してくれたところに依頼するようにしましょう。
給湯器の価格まとめ
同じタイプの給湯器でも販売店によって実際に購入、設置してもらえる価格には開きがあります。見積りを取ったうえで気になる点や金額など不明な点があればすぐに質問して納得いく状態で工事をお願いするようにしましょう。