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オール電化とガスならどちらを契約するべき?費用やメリット・デメリットを比較

2024/01/22

お家を購入するときやリフォームする際、オール電化にするかガスと電気を併用するかのどちらを選択するかで悩んでいる方も多いと思います。

決めてしまった後は、簡単に変更することが出来ないので、絶対後悔しないように慎重に検討を進めていきたいところですよね。

今回はオール電化住宅とガス併用住宅、それぞれの特徴やメリットを活かしやすい使い方、生活スタイルについて解説していきます。

 

オール電化とガスならどちらを契約するべき?

まず、勘違いしてはいけないのは、オール電化とガス併用住宅どちらか一方が優れているというわけではありません。どちらの住宅にもそれぞれのメリット、デメリットがあるため、生活スタイルや家族構成によってはデメリットばかりが目立ってしまい生活しづらくなることも。

一方的に誰かに勧められるまま契約してしまったり、メリットだけを聞いて即決するのは避けるようにしましょう。契約前にそれぞれの特徴を把握したうえでどちらが自分たちの生活に合っているかを家族で相談してから決定することを強くおススメします。

 

オール電化のメリット

まずはオール電化のメリットについてお伝えします。

 

火事のリスクが低い

オール電化住宅はガスや灯油などの燃料を使わず、台所はIHクッキングヒーター、給湯器はエコキュートなどを使用するので、屋内で物を燃やすことがありません。そのため、火事になる危険性が低くなります。また、物を燃やさないので不完全燃焼を起こすことがありませんので、一酸化炭素や二酸化炭素中毒によるガス中毒も発生しません。

高齢者の方はガスの青い炎が見えづらく、思ったよりも大きな炎が出ていることに気が付かずに袖口に引火してしまい火傷することがあるようです。

せっかく立派な一軒家を購入したのに火事で失ってしまっては悔やんでも悔やみきれませんよね…。

 

ガスの基本料金が不要

オール電化にするとガス代は基本料金もかからなくなります。支払い先が一本化されるので光熱費の管理も容易になります。また、毎月の支払でもガス代の基本料金が無くなりますので節約にもつながります。

新築住宅でガスを使用する場合、自宅の敷地内までのガス管の引き込み工事が必要になる場合があります。引き込み工事には数十万円の費用がかかりますが、オール電化の場合はガスを使わないのでその分の費用も安く抑えられます。

 

夜間の使用料金が安い

各地方の電力会社がオール電化住宅向けの料金プランを用意しています。エコキュートや蓄熱暖房機などの器具が利用しやすいように深夜の時間帯の電気代が安くなる料金設定がされています。

深夜は家中の電気がすべて安く使えるようになるので、その時間帯に合わせて洗濯などを済ませてしまえれば電気代の節約につながります。

 

災害時の早期復旧に期待できる

大規模地震などが原因で電気・ガスが止まってしまった場合、電気の方が復旧までにかかる日数は短いと言われています。また、オール電化の場合は太陽光発電や蓄電池を設置していれば自宅で必要な分はある程度まかなえるため、電力会社からの送電が止まってしまっても自宅は電気を使うことが出来ます。

 

オール電化のデメリット

続いてオール電化住宅のデメリットについて確認しておきましょう。どうしても良いところにばかり目が行きがちですが、失敗談の多くはデメリットの部分の見落としが原因です。必ず目を通しておくようにしておいて下さい。

 

昼間の電気代が高い

オール電化のメリットの1つとして深夜の時間帯が安く使えるということが挙げられますが、逆に平日の日中の電気代は少し割高になります。そのため、昼間に在宅していて電気を使うことが多いご家庭様はオール電化にしても経済的なメリットが出にくく、あまりお得にならない可能性があります。

オール電化にするだけで無条件に光熱費が安くなるわけではないので、その点はご注意ください。

 

初期費用がかかる

オール電化で採用される給湯器であるエコキュートやIHクッキングヒーターなどの設備はガス器具と比較して高額な機械になりますので、導入費用、リフォーム費用はオール電化の方が高くなります。

費用の比較をしておきましょう。

ガスと併用の場合

〇ガスコンロ・・・5~20万円

〇ガス給湯器・・・10~40万円

オール電化の場合

〇IHクッキングヒーター・・・10~40万円

〇エコキュート・・・40~70万円

※価格は本体+工事費用の目安です。商品やご自宅の設備状況により価格は変動します

交換工事の総額として、ガスと併用の場合、「台所+給湯」で総額15~50万円オール電化の場合で50~100万円程度の初期費用がかかります。

オール電化にするには数十万円の費用が余分にかかりますので、費用を少しでも抑えてリフォームしたいという方には不向きと言えるでしょう。

 

停電時は電気以外の準備が必要

オール電化住宅は文字通りお家のエネルギーをすべて電気でまかなっています。そのため、停電時にはほとんどの設備が使えなくなってしまいます。

そのため、オール電化住宅であっても、お湯を沸かしたり出来るように最低限カセットコンロやガスボンベを非常時に備えて用意しておくことをおススメします。

 

ガス併用のメリット

今度はオール電化と比較した場合のガス電気併用住宅のメリット・デメリットについてみていきましょう。まずは、メリットについて確認していきましょう。

 

時間帯を気にせず電気を使える

通常の電気料金プランは使用量に応じて単価が高くなっていく「従量電灯」という契約になっています。従量電灯の場合は、どの時間帯に電気を使っても単価は同じです。オール電化で光熱費を節約するためには電気を使う時間帯にも気を付ける必要がありますが、そういう縛りを気にせず電気を使いたいという方にはメリットに感じるでしょう。

 

火力が強い

乾燥機や暖房器具などは電気式の製品と比べるとガス暖房の方が火力が強くエネルギー効率も良いため、部屋や衣類が暖まるまでのスピードも早いと好評です。コンロに関しても複数箇所のコンロを同時に使うとIHは最大火力が出せないという特徴があるので、火力に関してはガスに軍配が上がります。

冬の寒さが苦手でガスの暖房器具が手放せないという方は多いです。

 

都市ガスは安い

エコキュートのランニングコストの安さはオール電化住宅のメリットとしてかなり強調されますが、都市ガスの場合はそこまで大きな金額差は付かないというのが現実です。都市ガスからオール電化に切り替える場合、ランニングコストの安さ以外にオール電化へ切り替えるメリットを感じていない場合は要注意です。

特に2022年以降、電気料金も値上がりし続けており、オール電化にしていて冬場の電気代が今までよりも数万円高くなったというご家庭様も少なくありません。

 

ガス併用のデメリット

ガス併用住宅のデメリットについても確認しておきましょう。あくまでもオール電化住宅と比較した時のデメリットとして住宅選びの際の参考にしてもらえればと思います。

 

火事の可能性がある

ガスを使う以上、どうしても火事になる可能性はオール電化よりも高くなります。最近のガス器具は安全装置や自動でガス漏れを検知してストップするような仕組みになっているので、大きな事故が発生することは少なくなっています。ただ、不注意が原因での着ている服への引火による事故は毎年多数報告されています。小さなお子様や高齢者の方がいらっしゃってどうしても火の気が不安だという方はオール電化の方が良いでしょう。

 

ガスと電気の基本料金がかかる

ガスと併用する場合は当然ですが、電気とガス両方の基本料金、使用料金がかかります。わずかな金額ではありますが、光熱費の節約を強く意識する場合にはオール電化の方が有利になることが多いです。

 

プロパンガスは高い

プロパンガスは販売業者が自由に値段設定をすることが出来るため、都市ガスと比べると使用料金が割高に設定されていることが多いため、長い目で見るとオール電化の方がお得に生活できるケースもあります。山陰地方や北陸地方などのオール電化の普及率が高くなっている地域では都市ガスの普及率が低く、高額なガス料金を払うのを嫌ってオール電化を選択したというご家庭も多いです。

入居時に不動産屋や大家さんとお付き合いのあるプロパンガス業者を紹介されることもありますが、勧められるがままに契約しても料金をサービスしてもらえるという訳でもないようです。

 

ケース別!オール電化とガスどちらがおすすめ?

 

オール電化とガス併用のそれぞれのメリット・デメリットについて紹介していきました。「結局自分の家はどちらが向いているの?」とお悩みの方向けに、設備選びのポイントをお伝えしていきたいと思います。

 

オール電化に向いているご家庭

オール電化の方が向いているご家庭様にあてはまる特徴としては

・昼間の電気使用量が少ない

・火事になる可能性を減らしたい

・都市ガスが引けない

・太陽光発電や蓄電池の導入予定がある

というものが挙げられます。オール電化の最大のメリットでもある光熱費の削減効果を活かした生活スタイルが出来るかどうかが一番の鍵になります。オール電化は深夜電力を活用することが一番の節約につながるので、そこに合わせた電気の使い方をすれば、ランニングコストを安く抑えられ快適に生活できます。そうでなくても、都市ガスが契約できない地域ではオール電化の方が光熱費を安く抑えられる可能性が高いです。

火事や災害に対する安全性を高めたいという方にもオール電化の方が向いています。エコキュートは貯湯式の給湯器になっているので、常に数百リットルの水がタンクに蓄えられています。中の水は断水時にもタンクから直接取り出して使うことが出来ます。

新築やリフォームの際に太陽光発電や蓄電池を導入しようとお考えの方は、オール電化とのセット導入がおススメです。オール電化の場合は昼間の電気代が割高になるというデメリットがありますが、太陽光発電があればパネルが発電した電気を使えば高い電気を買わなくて済むので大幅な節約になります。ガスと併用住宅でも太陽光発電の導入を機にオール電化に切り替える方も多くいらっしゃいます。

 

ガスに向いているご家庭

ガスの方が向いているご家庭の特徴としては

・平日の昼間に電気を使うことが多く、あまりお湯を使わない

・ガスの強力な暖房器具を使いたい

・初期費用を抑えたい

という方にはガスと併用の方が向いていると言えるでしょう。

オール電化は高い初期費用がかかりますが、その分ランニングコストが安くなるので結果としてお得になるというのが一般的なケースです。しかし、平日の昼間に電気を使うことが多かったり、逆に1人暮らしで電気やガスの使用量が少なく元々の使用料金が安いと、生まれる経済的メリットが小さく元が取りづらくなっています。1人暮らしや家であまりお湯を使わないという生活の場合はガスの方が結果的に安く使えることもあります。

浴室暖房や乾燥機、床暖房などの暖房器具は電気式よりもガス式の方が温まるまでのスピードも早いし、乾燥機の場合はガスの方が仕上がりも良いという理由で気に入って使用している方も多いです。ガスの暖房器具を使いたいという方もオール電化は避けた方が良いでしょう。

 

まとめ

今回はオール電化住宅とガス併用住宅についてそれぞれの特徴や向いているご家庭に当てはまる特徴などをお伝えしていきました。

どちらの住宅にもメリット・デメリットがあります。一度決定すると変更することが難しいので、メリットだけでなく、デメリットについても確認したうえで使い方や家族人数なども含めて検討するようにしましょう。

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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