
【2025年最新版】太陽光発電のQセルズとは?人気の理由と特徴、おすすめを紹介!
2025/05/10
「Qセルズの太陽光パネルの性能が良いって聞くけど本当?」、「Qセルズの太陽光パネルの特徴を教えて欲しいです。」、「Qセルズの太陽光パネルを設置しようと思うとどのくらいの費用が掛かりますか?」、「Qセルズのおすすめ製品を教えてください!」などQセルズの家庭用太陽光発電システムに関する問い合わせが非常に多いです。
Qセルズは、日本よりも緯度が高く日照時間が短いドイツで良まれた老舗の太陽光パネルメーカーです。
短い日照時間で十分な発電量を増やすためにQセルズでは、さまざま技術が開発されました。その技術は時代の最先端を行く技術ばかりです。
そこで今回は、時代の最先端を行くQセルズの太陽光パネルについて詳しく説明します!
目次
Qセルズってどんな会社?
Qセルズ(QCells)は、1999(平成11)年にドイツのタールハイムという都市に誕生した太陽光発電システムを製造販売するメーカーです。
太陽光発電システムの製造販売は2001(平成13)年からで太陽光パネル1枚の発電効率が最も多くなる単結晶シリコンを使った製品を生産するようになってからQセルズの業績は一気に伸びました。
2006(平成18)年には太陽光パネルの最小単位であるセルの生産量でヨーロッパ1位になり、2007(平成19)年~2008(平成20)年にはセルの生産量で世界1になりました。
ですが、2010(平成22)年頃からは太陽光パネルの大量生産に成功した中国の太陽光パネルメーカーとの価格競争が激化やドイツ政府の売電価格の見直しなどもあって徐々に経営状況が悪化していきます。
2012(平成24)年には、経営が破綻し韓国の財閥であるハンファグループに買収され現在の社名である「ハンファQセルズ」として再出発しました。
そのようななかでQセルズは、2012(平成24)年から日本国内でも太陽光発電システムの販売しており、日本国内における海外太陽光パネルメーカーのなかでは最も歴史があります。
2023(令和5)年には、新築住宅への設置件数が日本一になり今後もQセルズは日本での設置件数が増えると見込まれています。
引用画像:ハンファジャパンHP
Qセルズの太陽光パネルが人気の理由
世界で実績があるQセルズの太陽光パネルですが、今家庭用太陽光発電システムの導入している人たちからすると「なんでQセルズが人気なの」?と思っているはずです。
Qセルズの太陽光パネルが人気の理由は、全部で4つあるので詳しく説明します!
低照度でも十分発電できる
そもそも太陽光発電システムは、日照時間が長ければ長いほど発電量が増える製品です。
ですが、Qセルズが誕生したドイツは日本よりも緯度が高いため日照時間が短いです。
ドイツの平均日照時間は約1700時間に対して、日本は地域によって異なりますが約1,500時間~約2,200時間で、一日平均にすると日本が約6時間に対してドイツは4.7時間です。
そこでQセルズは世界中の優秀な技術者を集めて日照時間が短くても十分な発電量が出せる太陽光パネルの開発に着手しました。
その結果、世界でも有数の太陽光パネルメーカーに成長しました。また、世界ではじめて単結晶シリコンの太陽光パネルの大量生産に成功したのもQセルズです。
参考資料:QセルズHP
引用画像:気象庁HP
高出力・高効率
Qセルズの太陽光パネルが、高出力・高効率の製品が多いです。
日照時間の短いドイツでも発電量が確保できるようにセル同士の間隔を無くして高密度の状況を作って高出力・高効率を実現させる「Zero-Cap技術」やRe.RISEシリーズにおいては、太陽光パネル表面にある配線をパネルの裏側に持っていくことによって影を無くし、発電量や発電効率を上げる「バックコンタクト技術」など時代の最先端を行く技術が盛り込まれています。
そのため、太陽光パネル1枚あたり発電量を示す公称最大出力は430W~440Wと業界でもトップクラスですし、発電効率もどのパネルも20%を超えるなど高出力・高効率の太陽光パネルが販売されています。
<バックコンタクト技術>
参考資料:Re.RISE HP
日本国内での多く設置されている
Qセルズの家庭用太陽光発電システムは、日本国内でも多くの家庭で設置されています。
2011(平成23)年の販売開始から順調に設置件数を伸ばしていて、2024(令和6)年には日本国内における設置件数が18万棟を超えています。
この数字は、Canadian Solarと並んで海外メーカーの中では、トップクラスです。
2024年度には、新築住宅への設置件数でQセルズは、日本1になるなど根強く人気があるメーカーです。
Canadian Solarの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】Canadian Solarの太陽光が良いって聞くけど本当?人気の理由やおすすめ商品を紹介!
Qセルズ太陽光パネルの販売価格
さて、ここまでQセルズの太陽光パネルの特徴についてお話ししましたが、みなさんが一番気になっているのは「Qセルズの太陽光パネルは一体いくらで設置出来るの?」というところだと思います。
エコの王様の統計でお話しさせて頂くと、や購入経路や搭載枚数などによっても異なりますが1kWあたり22万円~29万円が相場です。
1kWあたりの販売価格は、経済産業省の調達価格算定委員会が2025(令和7)年3月に出した「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」を見ると1kWあたり「約28万円」が相場と書かれています。
この金額を比較すると国の推奨している販売価格よりも安いことが分かります。
屋根の大きさや複雑さなどによって全ての家がQセルズを設置できるわけではありませんが、どのメーカーを設置するかを悩んでいる場合はQセルズも検討し居てみると良いでしょう。
<経済産業省が出している太陽光発電システムの相場費用>
参考資料:「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」調達価格算定委員会
エコの王様がおすすめするQセルズ太陽光パネル
2025(令和7)年5月現在、Qセルズではさまざまシリーズの家庭用太陽光発電システムが販売されています。
そのなかでも今回はエコの王様で人気がある「Q.TRON」と「Re.RISE」の2種類を詳しく説明します!
Q.TRON
このシリーズは、2024(令和6)年10月に販売された最新モデルです。
最大の特徴は、何といっても太陽光パネル1枚の発電量が440Wであるということです。
440Wという太陽光パネル1枚あたりの発電量は、2025(令和7)年5月現在販売されている太陽光パネルのなかでCanadian Solarに次いで2番目の性能です。
パネル1枚の発電量が多い場合は、少ない枚数でもしっかりとした発電量が確保できるということです。
また、組み合わせて設置できるサブ太陽光パネルとして285Wのパネルも販売されています。
440Wと285Wを組み合わせて設置することによって屋根を有効活用できるので発電量も増やします。
Q.TRONシリーズは、太陽光パネルの発電量が増えただけでなく保証年数も大幅に増えました。
Q.TRONシリーズ以外の太陽光パネルの保証年数が12年だったのに対して、Q.TRONは製品・出力保証が25年になりました。
出力保証とは、メーカーが定める範囲内の出力よりも発電量が明らかに落ちている場合は、メーカーが無償で修理もしくは太陽光パネルを交換してくれます。
Qセルズが25年に保証を伸ばしたということは、それだけ太陽光パネルの品質に自信があることの裏返しにもなります。
Q.TRONシリーズの詳細は次の通りです。
引用画像:QセルズHP
Re.RISE
Qセルズと言えば「Q」のイメージが強いため今から紹介する「Re.RISE」という言葉を初めて聞いた人も多いと思います。
2024(令和6)年4月1日にRe.RISEは、ハンファジャパンがQセルズの最先端技術を使って日本のために作った家庭用太陽光発電システムです。
日本市場限定で販売されているため、屋根面積が狭い自宅や複雑屋根にも太陽光パネルを載せられるように工夫されています。
最新モデルである「Re.RISE-G3シリーズ」では、従来製品では配線が太陽光パネル表面になっているため配線部分が影になって多少発電効率が悪くなります。
ですが、今回の最新モデルでは配線を表側ではなく裏側にして発電量や発電効率を伸ばす「バックコンタクト製法」が採用されたことから陽光パネル1枚の発電量も業界トップクラスの440Wですし、発電効率も22.5%とこちらも業界トップクラスです。
440W太陽光モデルだけでなく組み合わせて設置できる290Wの太陽光パネルも新しく販売され、サイズの小さいパネルも合わせて設置できるようになったことで、屋根を最大限活用できるというメリットも生まれました。
それだけでなくRe.RISEシリーズからは製品・出力保証が12年から25年に変わったことも注目するべきポイントです。
最先端技術を利用し、日本のために作られたRe.RISEは販売当初から設置件数も多く、Qセルズの太陽光パネルと合わせて2023(令和5)年~2024(令和6)年の調査で新築住宅への設置件数が日本1になりました。
今後もRe.RISEの設置件数は非常に増えると見込まれています。
Re.RISEの詳細は次の通りです。
<バックコンタクト>
引用画像:Re.RISE HP
まとめ
今回は、Qセルズの太陽光パネルについてお話しさせて頂きました。
Qセルズが生まれたドイツは日本よりも緯度が高く日照時間が短いです。そのようななかで発電量や発電効率を上げるためにさまざまな技術が開発されました。
母体がドイツから韓国に変わったあともその技術進歩は留まることなく、今でも太陽光発電業界でトップクラスの技術を持っています。
日本で最も古くから家庭用太陽光発電システムを販売しているメーカーとして高性能・低価格で設置できることから多くの家庭で設置されています。
エコの王様にも毎日のように「Qセルズの太陽光発電を設置したいのですがどうですか?」などQセルズに関する問い合わせを頂きます。ここ1~2年で設置件数も大幅に増えています。
Qセルズの家庭用太陽光発電システムの導入を検討している人は是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
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