エコキュートで入浴剤は使えるのって本当?使える入浴剤と使えない入浴剤の違いとは?
2018/11/01
こんにちは。エコの大臣です。
一日の終わりの入浴時間を楽しみにしておられる方は多いのではないでしょうか。より気持ち良く入浴をするために、疲労回復に効果が高いと言われる入浴剤であったり、お好みの香りで長湯を楽しまれる方もいらっしゃるでしょう。
実は、バスタブの材質やお風呂の構造、給湯器の種類によっては使用できる入浴剤とそうではない入浴剤があるのはご存じでしょうか?
そこで、今回はそんなお風呂の入浴剤とエコキュートの相性や正しい使用方法についてお伝えしていきます!
目次
エコキュートは入浴剤が利用できる!
エコキュートユーザーから「入浴剤は使用出来るの?」という質問を良く頂きます。
1日の疲れを癒すお風呂をよりリフレッシュ出来る空間にするために入浴剤は欠かせないアイテムの一つですね。
結論から申し上げるとエコキュートは入浴剤を使用できます。ただ、各メーカー・使用出来る製品が幅広いとは言えないのが現状です。
今回はどのメーカーが可能なのか、制限されてしまう理由を解説したいと思います。
エコキュートの入浴剤で制限されるのはフルオートとセミオート
エコキュートの給湯タイプは3つ存在します。
フルオートタイプ
お湯はりも自動、保温(追い炊き)も自動、足し湯も自動と、湯沸しから保温までを全て自動にできる便利なタイプです。お湯は浴槽の循環口から出てきます。リモコンひとつでお風呂の湯量から温度まで全て自動で管理してくれます。
セミオートタイプ
こちらもお湯はりは自動です。フルオートと違うのが、保温(追い炊き)は出来ずに、足し湯を手動でするというタイプです。これもお湯は浴槽の循環口から出てきます。
お湯はりは自動なので変わらず便利ですが、保温(追い炊き)が無いのでお湯の温度が下がってきた時は、足し湯を手動で行うことになります。
給湯専用
お湯はりも手動、保温(追い炊き)はもちろんなし、足し湯も手動です。お湯が出るのは蛇口からで、いわゆる昔ながらのタイプになります。
では何故フルオートとセミオートの入浴剤の使用が制限されるのでしょうか。それはエコキュートの熱交換機能にあります。
冷めてしまったお湯を自動で熱交換する
フルオートタイプは自動運転中に、自動で浴槽のお湯が配管や熱交換器を循環するため、入浴剤の成分によっては
エコキュートのタンクと浴槽をつなぐ配管、熱交換器等の金属腐食や、ふろ循環ポンプの不具合の原因になる恐れがあるため使用の制限があります。
使用出来る入浴剤と使用出来ない入浴剤
パナソニックエコキュート
東芝エコキュート
ご使用いただける入浴剤の例(推奨品)
三菱エコキュート
ご使用いただける入浴剤の例(推奨品)
日立エコキュート
ダイキンエコキュート
ご使用いただける入浴剤の例(推奨品)
基本的にお湯が濁るものはNG