ガス給湯器の交換をD.I.Yでしたい!意外に簡単にできるって本当?
2020/01/27
こんにちは!エコの王様です!最近「DIY」という言葉をよく耳にするようになりましたね。僕は少し前まではDAIGOがまたなんか言ってるのかな?ぐらいにしか思っていませんでしたが…。
最近はキッチンのリフォームまでやってしまうツワモノもいらっしゃるようで、Youtubeなどでやり方を説明するチャンネルも人気があるようです。
そんな中、お家のガスの給湯器の交換も自分でやってしまおうと思う人が現れるのも無理はないお話ですが、果たして給湯器の交換までDIYで簡単に出来てしまうのでしょうか?今回はその真実に迫っていきたいと思います。
目次
そもそもDIYってどういう意味なの?
まずは、DIYという言葉について簡単におさらいをしておきましょう。
DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、しろうと(専門業者でない人)が、何かを自分で作ったり修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身でやる」の意。「D.I.Y.」とも。(Wikipediaより)
ホームセンターなどで買ってきた木材などで本棚を作ったり、電化製品の修理をする方が既製品を買ったり、専門の業者に頼むよりも安上がりだということで、今ではネットなどでいろいろなDIYの方法が公開されています。
ガス給湯器の接続工事の箇所は決まっている
ガス給湯器が正常に使えるようにするにはガス管や水道管などと接続してあげる必要があります。ただ、全く知識のないところからスタートするのはおススメしませんので、一応参考までということで留めておいて頂きたいです。
燃料通路
ガスが送られてくるガス管と給湯器本体を接続します。ガス配管用のシール材などで接ぎ手の部分に塗布して接合します。
ただ、この部分に関しては取り扱うのに専門の資格が必要になる部分になりますので、DIYに自信があるという方でも有資格者に任せるようにして下さい。
水通路
給湯器と水道の配管を接続する。給湯専用のものであれば、入水と出湯の2本。追い炊き機能の付いた給湯器であれば浴槽との間の往復で更に2本追加になります。
さび付いて古くなった配管などは折れやすいので作業をする際には注意が必要です。
やわらかいステンレスで出来ているフレキ管のように、曲げたりして接合部分の調整が容易なものであれば良いですが、銅管や、ステンレス管などであれば、古い給湯器と新しい給湯器で配管の接続場所が変わっている場合もあったりするので、いくら抜いて差すだけと言っても難しい場合もあります。
給湯器本体の接続口が使われている配管のサイズと合っているかを確認して、もし違う場合はサイズが合うようにアダプターを用意してつなぎ直す必要があります。
排気通路(屋内設置の場合)
屋内設置の給湯器に関しては、排気を家の外に流すための排気筒の設置が不可欠です。
ですが、ごめんなさい!屋内設置のガス給湯器のDIYは全くガス機器を扱ったことのない無資格の方には危険なだけなので、ここではお伝えすることを控えさせて頂きます。必ず資格を持った専門の業者に依頼するようにして下さい!
屋外設置のガス給湯器であれば、設置後にガス給湯器の周りに物を置きすぎたり、囲いすぎるとガスが不完全燃焼を起こすので注意しましょう。
電装部
給湯器は外付けのコンセントを差し込むだけなので難しくないです。問題はリモコンの配線ですかね。
リモコンの配線はほとんどのご家庭で床下を這うように通しているので、古いリモコンから外した時に壁の中に落としてしまうと一巻の終わりです。リモコンの配線を取り外したときには、壁の中に配線が吸い込まれないように細心の注意を払いましょう。
ガス給湯器をDIY交換するなら2つの選択肢がある
ガスの給湯器の交換をご自身で行なう場合には、2通りの方法がございます。
給湯器を購入して業者に施工をお願いする
給湯器本体だけをご自身で購入して、取り付け工事だけを業者に依頼すりということも出来ます。
ガスの給湯器は、ヤフオクや楽天市場などで安く購入することも可能です。今使っている給湯器と同じようなタイプの物をご自身で探してみて下さい。
また、給湯器のリモコンに関しては別売りになっていることも多いので、そちらも合わせて購入をしておきましょう。
給湯器の購入の前に、お住まいの地域のガス業者が取り付け工事だけでも引き受けてくれるのかを事前に確認しておきましょう。
給湯器を購入して自分でDIYをする
給湯器の購入と取り付けまでご自身で完結するという場合です。
給湯器本体以外にも、給湯器とお風呂を接続する配管やその他の部材の用意も必要です。
知識や現場経験がないと取り付け工事を最後まで行なうのは難しいでしょう。
ガス給湯器をDIYするのと業者に任せた時の費用の違い
ガス給湯器の交換をすべて専門の業者に任せた場合、給湯器本体と工事代金の合計で総額15万円~25万円ほどが相場と言われています。床暖房などの機能が付いている物はさらに高額になります。
給湯器の取り付け工事だけ業者に依頼しても4~5万円程で対応してくれるところもあります。
給湯器本体をどれだけ安く入手できるかが費用を抑えられるかが肝になりますね。
D.I.Yはできないことはないがプロにお願いするべき
平たく言えば給湯器の交換は、「配線と配管をつなぐだけ」。そう聞くと、すごく簡単そうに思えるんですが、ほとんどのケースで以前の交換から10年前後経っているわけですよ。配管がボロボロになっていたり、電気の配線がちぎれかけていたりすることもままあるわけです。そうなったときに部材を揃えたりする知識が必要だったりするので、トータルして専門の業者にお任せした方が安心だと言えるでしょう。
ガス給湯器の交換を自分ですると事故の可能性あり
給湯器をガス管に接続するときには、必ず専門の資格を持っている人が施工しないといけません。水道配管も接続不良だと水漏れを起こしてしまって、せっかく新しく購入した給湯器が台無しになってしまっては元も子もありません。
設置工事だけなら安く請け負ってくれる業者も居ますので、給湯器の設置工事に関してはプロに任せた方が良いでしょう。信頼できる業者の探し方に関しては、ガス給湯器を交換したい!失敗しない交換業者の探し方とはを参考にして下さい。
小型のガス湯沸かし器の取付なら自分で出来る?
昔はよく使われていた、台所の流し台に付いている小型のガス給湯器。「あれなら小さいし、自分で取り付けても大丈夫そう!」と思われる方もいらっしゃいますが、現在では小型のガス湯沸かし器であっても、取り付けや撤去は有資格者が行なわなくてはいけないと法律で義務付けられています。
作業自体はそこまで難しい物ではないので、昔は湯沸かし器を買ってきて、自分でホースとつないで設置することもあったようですが、ガス漏れや火事などの事故が続いたため、現在では禁止されています。
無資格者が施工をおこなったことが発覚した場合には、罰金などの刑事罰が科されることもあります。無資格者が施工した湯沸かし器が原因で発生した火事などの場合は、損害賠償責任も負うことになります。
簡単に出来そうだからと言って、取り付けを自身ですることは控えておいた方が良いでしょう。
湯沸かし器の取り付け工事費用は?
小型のガス湯沸かし器に関しては、契約しているガス業者に依頼するのが良いでしょう。
取り付け費用は、10,000~20,000円程度が相場となっています。
取り外し費用は5,000~10,000円程度です。ガスの閉栓時に合わせて取り外しを依頼するのが良いでしょうね。
取り外しを依頼する場合は、湯沸かし器の処分費用が含まれているかを確認しておきましょう。
ガス給湯器の交換タイミングなら電気給湯器も候補に入れよう
給湯器を交換しても、ガスの給湯器をお使いになる以上、ガス漏れや不完全燃焼などが起こる危険とはずっと隣り合わせです。給湯や調理に火を使う以上は仕方のないことですよね・・・。逆にこれからは全く火を使わないオール電化の生活を選ばれるお客様も増えています。
様々なガス給湯器・オール電化のメリット・デメリットに関しては
給湯器の仕組みって超複雑!?初心者でもわかるお湯が出る仕組み
ガス給湯器の交換時期や費用はいくらくらい?絶対に役に立つ情報を公開中
でもご紹介しております。比較・検討の一材料にして頂ければ幸いです。
ガス給湯器の交換のdiyまとめ
今回は給湯器のDIYの方法などをお伝えしていきました。
我々としては、給湯器の交換に関しては
DIYするよりもプロにお任せした方が良い!!!
ということを声も字も大にしてお伝えしたいと思います!!!
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