
三菱のエコキュートに入浴剤は使ってもいい?正しい使い方を伝授!
2019/12/08
一日の最後は、たっぷりのお湯を張った湯船に入浴剤を入れて、ゆっくりつかることで疲れを落としてリラックスしたい!という方も多いのではないでしょうか。最近は美容のために半身浴でゆっくり長時間お風呂につかられる方も増えているようですね。そんな快適なお風呂ライフの友としてかかせない「入浴剤」
三菱のエコキュートは入浴剤を使えないタイプのものもあるって聞くけど本当?そんな疑問に今回はお答えしていきたいと思います!
目次
三菱エコキュートと入浴剤の相性について
エコキュートに限らずですが、昔ながらの水道の蛇口をひねってちょうど良い温度に調節したお湯でお風呂のお湯張りをする給湯専用タイプの給湯器や、自動でお湯張りは出来るけれど、追い炊き機能の付いていないオートタイプの給湯器では様々な種類の入浴剤をご利用いただくことが出来ます。
フルオートタイプの三菱エコキュートは入浴剤の制限アリ
ただし、追い炊き機能の付いている給湯器、三菱エコキュートであればフルオートタイプの製品(Pシリーズ、SシリーズのすべてのエコキュートとAシリーズの一部)では、入浴剤に含まれる成分が給湯器内部の配管などに溜まってしまったり、機器を侵食してしまうことがありますので、ご利用できる入浴剤に制限がございます。
追い炊き機能で入浴剤が詰まってしまう可能性も
追い炊きをする際には、浴槽内のお湯を追い炊き配管を通じて一度引き込み、タンクの中の熱で温め直したものを浴槽に戻します。入浴剤の入ったお湯を追い炊きすることで、入浴剤の成分が追い炊き配管の内部で残ってしまったり、フィルターの目詰まりの原因になってしまうことがございます。推奨されていないタイプの入浴剤を使用し続けるとエコキュートの寿命が縮まってしまうだけでなく、故障してしまった際に保証が受けられなくなってしまうかもしれないので注意が必要です。
三菱エコキュートで利用OKな入浴剤
三菱電機のHPではフルオートタイプのエコキュートでも問題なくお使い頂ける入浴剤として以下の商品が掲載されています。
メーカー推奨の入浴剤
花王のバブシリーズは使用できます。但し、お湯に溶かすと乳白色系となる、にごり湯タイプ(バブミルキー、バブチーノ、バブうるおいプラスなど)はご使用になれません。
アース製薬 バスロマンシリーズは使用できます。但し、お湯に溶かすと乳白色系となる、にごり湯タイプ(バスロマンスキンケアなど)はご使用になれません。
バスクリン バスクリンシリーズは使用できます。但し、お湯に溶かすと乳白色系となる、にごり湯タイプ(バスクリンピュアスキンなど)はご使用になれません。
引用:三菱エコキュート よくある質問 より
にごり湯タイプのものはいずれも使用できないようですが、お湯が透明なままの入浴剤であればエコキュートであっても使用できるものもあるようですね。
三菱エコキュートと相性が悪い入浴剤
逆に三菱電機のHpではエコキュートと相性の良くない、動作確認が取れていないような入浴剤についても注意書きがございます。
上記の入浴剤以外をご使用になる場合は、下記に該当するものは性能低下や故障(ふろ循環ポンプの不具合など)、本体や配管の金属材料などの腐食・劣化の原因となりますので、ご使用を避けてください。
●炭酸ガスを含むもの(発泡させるもの)
●炭酸カルシウムを含むもの(にごり湯状にさせるもの)
●硫黄成分を含むもの
●塩化ナトリウムを含むもの
●薬草やゆずなどの固形成分が含まれるもの
引用:三菱エコキュート よくある質問 より
硫黄成分や塩分などはやはり機械とは相性が良くないので、湯の花など温泉成分の含まれるものもご利用を控えた方が良いでしょう。特にお湯が酸性になったりアルカリ性になるようなものはご利用しない方が賢明でしょう。
にごり湯など、お湯を白く濁らせるタイプの入浴剤は成分として含まれる炭酸カルシウムが配管の中で堆積してフィルターの目詰まりを起こしやすくしてしまうので、こちらもご利用をお控えになられる方が良いでしょう。井戸水や硬水がエコキュートに不向きと言われているのと同じ理由です。
生薬やゆずなども残りカスがフィルターの目詰まりの原因などになってしまいますね。
その他、ご使用される入浴剤の成分がご不明な場合には、ご使用を控えて頂くことをおすすめいたします。ご使用にあたっては自己責任で!ということになります。
あと、複数の入浴剤を混ぜて使うこともやめておいた方が良いでしょう。塩素系洗剤などで「まぜるな!危険!」ってどこかで見たことがあると思いますが、入浴剤もあまり良くないようです。
また、洗浄剤などを使って配管の洗浄をする際には、必ず入浴剤の入っていないお湯でおこなうようにして下さい!
三菱エコキュート入浴剤のまとめ
三菱エコキュートで使用できる入浴剤と使用できない入浴剤についてお伝えしていきました。
簡単にまとめると
・オートタイプ、給湯専用タイプであれば入浴剤の使用は可能
・お湯が白く濁るタイプの入浴剤はNG
・生薬など固形成分が残るものや湯の花などの温泉成分はNG
・入浴剤同士を混ぜない!
以上の点に気を付けてHappyなお風呂ライフをお送りしてくださいね!