エコジョーズの寿命って超短い!?少しでも長く使うためには
2020/06/04
近年、一般家庭ではガス設備に比べて、電力を使用するオール電化設備が普及してきました。
なかでも、給湯器の普及が伸びていて、ガスを使用してお湯を沸かすエコジョーズや、電気でお湯を沸かすエコキュートがあります。
昔から、ガスを使用してきたご家庭が多いので、まずは同じガスの力で効率よくお湯を沸かすエコジョーズの設置を考えている人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、エコジョーズの寿命や耐久性をあげることなどについてお話しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
エコジョーズの寿命は何年くらい?
エコキュートの寿命は、およそ10年間くらいですが、エコジョーズの耐久性はどのくらいでしょうか。
製品寿命はエコジョーズでも平均約10年間です。
エコキュートとの大きな違いと言えば、貯湯タンクユニットがエコジョーズにはありません。
その為、設置費用を抑える事ができ故障した時に、修理や交換費用がエコキュートよりも安く済みやすいというメリットがあります。
しかし、初期費用はエコジョーズの方が安く済みますが、プロパンガスや都市ガスのいずれを用いても、長期的に稼働させる場合はエコキュートの方がコスパが良く節約効果が高い可能性があります。
使用方法や、環境、適切な設置場所などを見直すことで、エコジョーズの耐用年数を伸ばせる可能性もあります。
給湯器のメーカーは、機器の寿命を約10年と記しているところが多いです。
ですが、7、8年で故障したり、逆に何十年も使用し続けられるご家庭があったりと寿命に関しては様々です。
エコジョーズが故障する原因
エコジョーズの寿命が10年ほどあると言っても、場合によってはそれまでに故障する事もあります。
故障する原因としては【経年劣化・使用環境】によるものなど色々あります。
給湯器の種類がガス・灯油・電気などの製品の、どれもがあまり寿命は変わらないとされています。
いずれの給湯器でも高度な機能が備わっていますので、故障しやすい傾向があるのです。
エコジョーズは、排熱を回収しながら効率を高めた給湯器で、エコキュートはヒートポンプユニットの力を使用する事で、エコジョーズの3倍の効率を高めた給湯器になります。
経年劣化による故障
エコジョーズを含め、色々な給湯器の耐用年数は約10年間だと各メーカーから報じられています。
ですから、給湯器が故障する原因として寿命を超えた使用で経年劣化があります。
エコジョーズ内部の部品の損傷や、パッキンの摩耗などにより寿命を超えた使用では壊れやすくなっているのです。
メーカーによっては、寿命の範囲内であれば給湯器の修理・交換などを無償で対応してくれる事もあるでしょう。
しかし、経年劣化により寿命を超えて壊れた場合は、有料で修理・交換をしなければいけません。
寿命までエコジョーズが持てば、十分、コストパフォーマンスは良いですから、修理よりも新品交換の方が費用対効果は良いでしょう。
故障している部品や摩耗しているパッキンを修理しても、また使用し続けていると、他の箇所が経年劣化により壊れて騙し騙しで修理して使用し続けないといけなくなります。
使用環境による故障
エコジョーズの故障原因には、寿命の他に使用環境によるものがあります。
外に設置するものですから、雨や風にさらされていると傷みやすくなります。
そして、給湯器からは排気が出ているので、排気カバーや配管カバーの設置が必要です。
エコジョーズ本体の排気をスムーズにすることで、給湯器本体への負担を減らさなければいけません。
その他には、なるべく浴槽に入浴剤を使用しない方が良いです。
入浴剤の成分には、酸・塩分・硫黄などといった不純物が含まれています。
その成分が、配管内を通ると金属部品と反応して劣化してしまいます。
エコジョーズは、精密機器で値段も高価ですから大切に扱わないと壊れやすくなることでしょう。
エコジョーズを少しでも長持ちさせる方法
エコジョーズの寿命は、およそ10年間くらいですが、それ以上超えて使用してもすぐに壊れるわけではありません。
使い方によっては、何十年も持つ事があります。
ですが、こまめなメンテナンスや修理など少しでも長持ちさせる為に実践しなければいけません。
いつもキレイに使う
エコジョーズを含め、色々な種類の給湯器はお風呂と繋がっています。
つまり、浴槽が汚れていれば、その汚れがエコジョーズの配管に入り込んでしまいます。
この汚れや不純物が配管の目詰まりを起こす原因になります。
ですから、いつも浴槽フィルターはキレイに掃除しておきましょう。
また、エコジョーズも常にキレイに手入れをして長持ちさせる事が大切です。
定期的にメンテナンスを行う
エコジョーズは、精密機器ですからメンテナンスを疎かにしていると故障しやすいです。
ですから、給排気配管に溜まっている汚れやゴミなどを定期的に取り除く事が大切です。
給湯器本体を掃除するのは難しいですが、周囲の汚れやゴミなどは片付けられますし、余計な物を近くに置かないように気をつけるべきです。
配管洗浄などは、自分でするのは難しいので専門業者に依頼をすれば安心です。
そうすれば、自分では気付かない不具合などを発見してくれることもあります。
常に、定期的に手入れをしてエコジョーズを長持ちさせるようにしましょう。
凍結を気にする
エコジョーズを含め、給湯器の配管が凍結すると水漏れなどを引き起す原因となります。
ですから、特に気温が下がって寒い冬の季節などに凍結の恐れが高まります。
エコジョーズ本体に凍結防止の機能が備わっているものもあります。
できるだけ、エコジョーズを長持ちさせる為には、凍結をさせないように気をつけていくことが大切です。
無意味にたくさんのお湯を使いすぎない
エコジョーズに、あまり負担をかけないようにする事はとても大切なことです。
無意味にたくさんのお湯を使い過ぎていると、故障しやすくなります。
なので、できるだけお湯と水の使い分けをキチンとするようにしましょう。
たとえば、浴槽の掃除をする時は、別にお湯である必要はありません。
そういう時に、水を使うようにしたりしてエコジョーズに負担をかけないようにしましょう。
エコジョーズの寿命かな?と感じたらエコキュートも検討しよう
一般的に、まだガス設備を使用しているご家庭が多いです。
ですから、同じガスで使用できるエコジョーズ給湯器の設置を考えている家庭が多いでしょう。
エコキュートは、電気でお湯を沸かす製品ですからあまりメリットを感じないかもしれません。
ですが、プロパンガスと電力を利用している3人暮らしの家庭なら、オール電化にすることで、月に数千円ほどガスよりも光熱費を抑えられます。
また、長期的に使用していけばエコジョーズよりもエコキュートの方が節約効果が高いです。
エコキュートは、深夜電力の安い電気代の時を利用してお湯を沸かすようにすれば、ガスを使用するよりも光熱費を抑える事ができます。
寿命は、どちらとも同じくらいですから、節約効果が高いエコキュートが将来的に生活費の負担が減るのでおすすめです。
エコジョーズの寿命まとめ
エコジョーズの寿命(耐用年数)は約10年間ほどです。
これは、エコキュートなど他の種類の給湯器も同じくらいの寿命です。
ですが、将来的にガスを使用するエコジョーズよりも、電気を使用するエコキュートが節約効果が高いのでもっともっと普及していくでしょう。
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