「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

エコキュートのマイクロバブルとは?機能や特徴を解説!

2023/06/29

こんにちは!エコの大臣です!

お風呂の給湯器、エコキュート。「給湯器ってお湯を沸かすだけでしょ?」と思っているそこのあなた!最近の技術の進歩はすごいんですよ!今の給湯器にはお湯を沸かすだけでなく、様々な便利機能が付いているのです。

その1つが、極小サイズの泡「マイクロバブル」を使った入浴機能です。「そんなものを発生させて一体何の役に立つの?」と不思議に思う人もいますよね。そこで今回は、マイクロバブルとは何なのか?どういう効果があるのかということについて解説していきたいと思います。

 

マイクロバブルとは?

実は水中に発生する泡って大きさによって呼び方がそれぞれ決められています。耳なじみがないと思うので、用語を一旦整理しておきます。

 

ミリバブル

魚を飼う水槽や炭酸水など、日常生活でもよく見かける1mm程度の大きさの泡です。水中で発生すると水面に向かって浮上していき、水面まで到達すると破裂してなくなります。普通の泡です。

 

マイクロバブル

マイクロバブルとは気泡の直径が10マイクロメートル(1/100mm)~数十マイクロメートル以下の微細な気泡のことです。マイクロバブルは通常の泡と違い、大きさが非常に小さいために浮力が小さく水中に長く留まり続ける性質があります。また、マイクロバブル自体がマイナスの電荷を帯びているため、気泡同士がぶつかり合うことなく、水中に拡散した状態を保ち続けることが出来ます。マイクロバブルが電荷を帯びているために、プラスの電荷を帯びている有機物などの汚れに吸着しやすくなっています。そのため、毛穴の奥や肌についた落としにくい皮脂汚れや配管の洗浄などに効果があると言われています。

 

ウルトラファインバブル

ウルトラファインバブルとは気泡の直径が1マイクロメートル以下のさらに微小な泡のことをいいます。ここまでくると通常では人間の目では見えないレベルの大きさになります。マイクロバブルよりも更に粒子が細かいので、より洗浄効果が高いと言われています。

 

エコキュートのマイクロバブルとは?

一部のメーカーのエコキュートにはマイクロバブルを発生させる機能が搭載されています。エコキュートではマイクロバブルは「配管の洗浄機能」や「浴槽に発生させて保湿や保温効果を期待する」という2通りの使い方が用いられています。どちらもマイクロバブルが有機物に付着しやすいという特性を活かした機能で、実際に使用しているお客様からも好評なようです。

 

エコキュートマイクロバブルのメリット

エコキュートからマイクロバブルが発生することでどのようなメリットがあるのでしょうか?期待される効果について確認しておきましょう。

 

洗浄効果が高まる

フルオートタイプのエコキュートには使用後に配管を自動で洗浄する機能が付いています。お湯を流して配管を洗い流すという単純なものですが、マイクロバブルが搭載されているエコキュートの場合、配管洗浄で使うお湯の中にマイクロバブルを発生させることで、お湯では落としきれないような汚れもマイクロバブルが吸着して除去します。毎日のように使うお風呂だからこそ、強力な洗浄機能が付いているのは助かりますよね。

 

保温や保湿の効果がある

マイクロバブルが肌の細かいところまで入り込み皮膚を刺激することで、血液の循環が良くなり湯上り後もぽかぽかと温かい状態が続き、湯冷めしにくくなります。また、血行が良くなることで肌の水分量も増え、保湿効果も期待できます。

※保温効果、保湿効果に関しては使用環境や使用状況によって効果は異なります。

※個人差があり、効果を保証するものではありません。

 

マイクロバブルを搭載しているエコキュートは?

すべてのエコキュートがマイクロバブル機能を搭載しているわけではありません。現在マイクロバブルの発声機能が付いているのは「三菱」、「日立」、「ダイキン」の3メーカーです。

それぞれのメーカーの機能や対応機種について詳しく解説していきます。

 

三菱「ホットあわー」、「バブルおそうじ」

三菱エコキュートは「ホットあわー」と「バブルおそうじ」という2つの機能が付いています。

「ホットあわー」は浴槽内に10マイクロメートル程度の気泡を発生させる機能でマイクロバブルによる保温効果と肌の保湿効果が期待されます。

「バブルおそうじ」は配管の自動洗浄の際にもマイクロバブルを発生させ、お湯に含まれている皮脂や石鹸カスなどの汚れを吸着して取り除き、より高い洗浄効果が得られる機能となっています。

ホットあわーはPシリーズ以上、バブルおそうじはSシリーズ以上のすべての商品に搭載されています。

 

日立「シルキー快泡浴」

日立は「シルキー快泡浴」という名前で浴槽内にウルトラファインバブルを発生させる機能があります。マイクロバブルよりもさらにきめの細かい泡の粒子が体全体を包み込むことで、湯上り後もぬくもりが長く続きます。

日立は肌の保水効果には言及していないんですよね…。個人差が大きいからなのでしょうか?

シルキー快泡浴を利用するには専用のふろ循環アダプターを購入する必要があります。

 

ダイキン「ウルトラファインバブル入浴」

ダイキンはシンプルに「ウルトラファインバブル入浴」と銘打った浴槽内へのウルトラファインバブル発声機能が付いています。粒子の細かいウルトラファインバブルがお肌の奥まで浸透し、温浴効果、美肌効果が得られます。ダイキンはこの2つの効果に加えて、残り湯を洗濯に使うことで衣類の細かい汚れも洗浄できるという洗浄効果にも言及しています。ウルトラファインバブルは通常の泡と違ってお湯の中に滞留している時間も長いためそういったことも可能なのでしょう。

ダイキンの「ウルトラファインバブル入浴」機能は専用のふろ循環アダプターが必要になります。

 

各メーカーエコキュートのマイクロバブルを比較!

各メーカーのマイクロバブルに関する情報を表にまとめておきます。

メーカー三菱日立ダイキン
泡の種類マイクロバブルウルトラファインバブルウルトラファインバブル
洗浄機能××
泡入浴機能
対象機種

洗浄機能はSシリーズ以上

泡入浴はPシリーズのみ

フルオートタイプの一部全てのフルオートタイプ
その他

泡入浴機能は専用アダプターが必要

専用アダプターが必要専用アダプターが必要

※2023年6月調べ

配管洗浄にもマイクロバブルが使われていてるのは三菱エコキュートだけになります。一方で、日立やダイキンは発生させる泡の粒子が三菱よりも細かいという特徴があります。

いずれのメーカーも泡入浴機能に関してはオプションになりますので、購入を希望する場合は事前に忘れずに販売店に相談するようにしてください。

 

エコキュートのマイクロバブルのまとめ

今回はエコキュートに搭載されているマイクロバブル機能についてまとめていきました。

マイクロバブルは低コストで環境負荷も小さいので様々な分野で活用方法が検討されています。

エコキュートでは配管の洗浄や入浴後の肌の保湿、保温効果を期待して用いられていることが多いです。エコキュートの買い替えを検討されている方は、マイクロバブルの導入も合わせて検討してみてはいかがでしょうか?

⇓⇓⇓エコキュートに関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

この記事を監修した人: 清家 和馬
Latest posts by この記事を監修した人: 清家 和馬 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ