【2024年最新版】エコキュートの価格っていくら?価格相場とおすすめを徹底解説!
2024/08/06
「エコキュートの交換を検討しているんですが、費用はどれくらい掛かりますか?」、「本体代金と工事代金をそれぞれ下さい。」、「他の業差と金額を比較しているんですが、工事代に違いがあるのは何でですか?」など、毎日のようにエコキュートの価格に関する問い合わせ頂いています。
エコキュートは、他の給湯器と比べると設置費用と工事代金が高いことが多いです。
どの電化製品でも商品代や工事代金に適正価格が存在します。
そこで今回は、エコキュートの価格を左右するものや工事代金の内容や内訳、そしてエコの王様がおススメする工事代込の商品も紹介します!
目次
エコキュートの価格を左右するものとは
エコキュートは、「タンク容量」、「給湯タイプ」、「タンク形状」、「床暖房対応」、「寒冷地・塩害地仕様」によって価格が変わります。
それぞれの条件でどのくらい金額差が出るかを説明します。
※価格は全て税込で表記しています。
タンク容量
2024(令和6)年現在、一般の戸建て住宅に設置されているタンク容量は、「370L」、「460L」、「550L」がほとんどです。
このなかで言えば370Lが最も安く、550Lが最も高いです。
例えば、エコの王様で人気があるSRT-S376であればメーカーのカタログをみると定価が1,309,000円になっているのに対して、容量が最も大きいSRT-S566は定価が1,507,000円です。
定価だけを見れば約200,000円(税込)違うことが分かりますし、中間容量であるSRT-S466でも定価1,430,000円のためS566と比べても約80,000円、SRT-S376と比べても約120,000円の価格差があります。
もちろん定価が違えば当然各販売店の販売価格も変わります。
容量が上がれば販売店によって多少の違いはありますが、販売価格は平均で22,000円~55,000円程度変わります。
<三菱エコキュート定価の違い>
参考資料:三菱エコキュートHP
給湯タイプ
2024(令和6)年現在販売されているエコキュートの給湯タイプは、「フルオート」、「オート(セミオート・エコオート)」、「給湯専用」の3種類です。
タンク容量と同様に給湯タイプによっても価格変動があります。
一般的には、「フルオート」が最も高く、「オート」が中間価格、「給湯専用」が最も安いです。
比較しやすいので三菱エコキュート「Aシリーズ」でみると、フルオートタイプである「SRT-W376」の定価が1,177,000円に対してオートタイプである「SRT-C376」の定価が1,067,000円、給湯専用である「SRT-N376」の定価が1,023,000円です。
定価にすると約150,000円の金額差が出ます。
定価で約150,000円違うと販売店によって多少の違いはありますが販売価格は最大で約80,000円の金額差が出ます。
<三菱エコキュート給湯タイプによる定価の違い>
エコキュートの性能に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの選び方!後悔しないためのポイントを徹底解説!
参考資料:三菱エコキュートHP
タンク形状
2024(令和6)年現在販売されているエコキュートのタンク形状には、「角型」、「薄型」、「コンパクト型」の3種類があります。
今回、戸建て住宅で多く設置されている角型と薄型でどれほどの価格差があるかを説明します。
角型は冷蔵庫のようなかたちをしているタイプの貯湯タンクでお湯を貯めておくタンクは1つです。
それに対して薄型は、狭小地域や家と家との境界線が狭いところでも設置できるように設置されているためタンクは2つになっています。
そのため角型に比べると薄型のほうが販売価格が高い傾向にあります。
エコの王様でも人気があるダイキンエコキュートで定価差を見てみたいと思います。
容量が370Lの角型「EQX37XFV」の定価は1,149,500円に対して、容量370Lの薄型「EQX37XFTV」の定価は1,224,300円です。
定価だけで見ると約75,000円の価格差が出ます。
定価で約75,000円の差が出ると販売店によって多少の違いはありますが、約20,000円程度の価格差になります。
<ダイキン角型と薄型との定価>
参考資料:ダイキンエコキュートHP
床暖房対応
床暖房対応とは、フルオートタイプに加えてエコキュートのお湯を使って床暖房ができるエコキュートを指します。
別名「多機能型」とも言われています。
お床暖房対応になっているため、価格はフルオートよりも高くなります。
床暖房対応型で人気があるPanasonicエコキュートで定価差を見てみましょう。
フルオートの「HE-J37LQS」の定価は950.400円に対して、多機能型の「HE-D37FQFS」の定価は1,142,900円なので定価だけを見ると約192,000円違います。
約192,000円違うため、販売店によって多少のと違いはありますが販売価格にして約80,000円程度の価格差が出ます。
<Panasonicエコキュートフルオート定価>
<panasonic床暖房対応エコキュート定価>
参考資料:PanasonicエコキュートHP
エコキュートの工事代金ってどれくらい?
エコキュートは、本体価格の他に設置するための工事代金が掛かります。
工事代金は販売店や施工方法、追加工事によって変わります。
エコの王様に問い合わせを頂くなかでも「工事代金はどれくらいですか?」と質問される人が意外と多いです。
そこで、エコキュートの工事代金の内訳について説明します。
設置工事代金
エコキュートの設置工事代金は、エコキュートに変更する前の給湯器によって変わります。
エコキュートからエコキュートに交換する場合が最も安く、電気温水器からエコキュートが中間価格、ガスや灯油などの給湯器からエコキュートに交換する場合の価格が最も高いです。
既設の給湯器を取り外す場合の価格相場は次の通りです。
・エコキュート⇒22,000円~33,000円
・電気温水器⇒44,000円⇒55,000円
・ガス給湯器・灯油ボイラー⇒66,000円~110,000円
※電気温水器は、角型か丸型によって変わる可能性があります。
基礎工事代金
エコキュートや電気温水器からエコキュートに交換する場合は、既に使っている基礎を使用するため基礎工事代金は掛かりません。
新しくエコキュートを設置する場合や設置場所を変える、現状使っている基礎が「強度に不安がある。」、「破損しているので修繕して欲しい。」場合は費用が掛かります。
エコキュートの基礎を作る場合は、「土間打ち(コンクリート)」とエコキュート専用の「エコベース」使って基礎を作りますがどちらかを選ぶかによって金額が変わります。
土間打ちをする場合は、コンクリートを型に流し込んで固めます。
ですが、コンクリートの使う量によっても変わりますが、固まるまでに2日~1週間程度の費用が掛かります。
そうなるとエコキュートの設置が2日工程になるため金額が高くなります。
土間打ちをする場合の費用は、「人件費×2日分」「交通費×2日分」、「材料費」を合わせると施工店によって多少の違いはありますが、55,000円~121,000円程度の費用が掛かります。
<土間打ちの施工風景>
エコベースとは、エコキュートや家庭用蓄電池や自動販売機などを設置するために開発された簡易基礎を指します。
エコベースは、各メーカーもエコベースを使用して設置することを推奨しています。
国土交通省の耐震基準もクリアしているので基礎としての強度は問題ありません。
金額も16,500円~33,000円と土間打ち抑えられるので設置費用を安くしたい人におすすめです。
<エコベースを使った施工事例>
電気工事代金
エコキュートを使用するためには、200V電源が必要です。
エコキュートや電気温水器からエコキュートに交換する場合は、200V電源を使用していますので交換する必要はありませんが、もし自宅に「200V電源が来ていない。」や「ブレーカー(分電盤)の容量不足。」、「ブレーカーのアンペアが低い。」場合は、交換が必要なため費用が掛かります。
ブレーカーの交換や200V電源工事が必要な場合は、施工店によって多少の違いはありますが、工事代金は商品代込で16,500円~55,000円程度の費用が掛かります。
電気工事代金は、ブレーカー交換工事だけでなくリモコン設置や、エコキュートを動かすための電気工事などもあります。
その費用は、22,000円~44,000円程度です。
配管工事代金
エコキュートを使うためには、配管工事が必要です。
配管工事代金には、材料費と工事代が含まれています。
基本的には、既設の配管はそのまま利用しますが、エコキュートとヒートポンプを繋ぐ配管、エコキュートから既設配管へのジョイントなどに使う金具や配管は全て新しくしますので、費用としては33,000円~55,000円程度です。
追加工事代金
エコキュートの追加工事には以下のようなものがあります。
・追い炊き新設(長さ10mまで)⇒11,000円~55,000円
・リモコン新設⇒11,000円~22,000円
・単二案件⇒77,000円~110,000円
・幹線の張替え⇒44,000円~
・ヒーターバンド設置⇒22,000円~
※幹線とは、電柱から自宅までの電線を指します。
※ヒータバンドとは、外気温が0℃以下になった場合に凍結防止のために自動で電源が入る配管を指します。
※金額は全て税込価格で表記しています。
エコキュートと工事代金を合わせた価格相場はどのくらい?
「工事代と商品代と合わせて費用を教えて下さい。」という問い合わせを良く頂きます。
ネット業者などで購入するとメーカーや性能によって多少の違いありますが、一番低いグレードで220,000円程度販売されていることもありますが、実際には330,000円~440,000円のグレードが一番売れている感じです。
工事代金は、施工店によって多少の違いはありますが110,000円~170,000円が相場です。
エコキュートの購入を検討している人は、440,000円~610,000円を予算と考えておくと良いでしょう。
エコの王様がおススメする工事代込のエコキュートを紹介!
エコの王様で人気がある商品を工事代込で紹介します。
※税込価格で表記しています。
三菱エコキュートSRT-S376
こちらの商品はエコの王様で1番人気のフルオートエコキュートです。
年間保温効率も3.8と高く、2024(令和6)年度のエコキュートで補助額が130,000円と全メーカーのなかでもトップクラスです。
それに加えて配管を強力なマイクロバブルで洗浄してくれる「バブルおそうじ」や深紫外線を当てて雑菌の繁殖を防いでくれる「キラリユキープPlus」など衛生面に配慮した機能が人気です。
SRT-S376の価格は次の通りです。
・エコキュート代金(本体・リモコン・専用脚部カバー含):332,200円
・工事代金(設置・電気工事・撤去・運搬含):162,800円
・安心の10年商品保証:0円
・安心の10年工事保証:0円
・安心の定期メンテナンス:0円
補助金:130,000(180,000)円
販売価格:495,000円-130,000円=365,000円
ダイキンエコキュートEQX37XFV
ダイキンの補助金対象機種がエコの王様でも人気です。
ダイキンエコキュートの最大の特徴は、「水圧」です。
各メーカーとも高圧(水圧が強い)タイプを販売していますが、そのなかでもダイキンエコキュートのパワフル高圧は320Kpsと業界トップクラスです。
今までの機種が水圧がいまいちだった人たちにはダイキンをおすすめしています。
EQX37XFVの価格は次の通りです。
・エコキュート代金(本体・リモコン・専用脚部カバー):326,700円
・工事代金(設置・電気工事・撤去・運搬含):162,800円
・安心の10年商品保証:0円
・安心の10年工事保証:0円
・安心の定期メンテナンス:0円
補助金:100,000(150,000)円
販売価格:489,500円-100,000円=389,500円
日立エコキュートBHP-F37WD
エコキュートを販売しているメーカーのなかで日立は唯一、「水道直圧給湯方式」を採用しています。
水道直圧給湯方式を採用しているため水圧は強く、その強さはエコキュートメーカーのなかでは1番です。
また、蛇口から出たお湯を直接飲むことも可能です。
BHP-F37WDの価格は次の通りです。
・エコキュート代金(本体・リモコン・専用脚部カバー):310,200円
・工事代金(設置・電気工事・撤去・運搬含):162,800円
・安心の10年商品保証:0円
・安心の10年工事保証:0円
・安心の定期メンテナンス:0円
補助金:100,000(150,000)円
販売価格:473,000円-80,000円=393,000円
※()内の数字は、電気温水器を撤去して設置した場合の補助金額です。
エコキュートメーカーに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュート5大メーカーの特徴を徹底比較!
エコキュートの補助金に関する詳しい記事はこちら⇒【最新版】今年はエコキュートが安く買える!? 使える補助金を一挙公開!
まとめ
今回は、エコキュートと工事代金についてお話ししました。
エコキュートは、ガス給湯器や灯油ボイラー、電気温水器と比べると本体代も工事代金も高い傾向にあります。
「少しでも安く設置したい。」という気持ちも分かりますが、「適正な価格。」というのがあります。
適正な価格よりも高かったり安かったりするとトラブルのもとになったりもします。
エコの王様では、購入して頂いたお客様から「エコの王様なら価格も商品・工事の質も問題無かった。」と言って頂いております。
これからエコキュートの交換や新しくエコキュートの設置を検討している人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
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