
【2025年最新版】エコキュートのマイクロバブルとは?特徴や性能を徹底解説!
2025/03/23
「いろいろなエコキュートメーカーのカタログをみているとマイクロバブルってあるけどどんな物?」、「マイクロバブルの種類を教えて欲しい。」、「マイクロバブルの効能を教えて欲しい。」など、エコキュートのマイクロバブルに関する問い合わせが増えています。
2025(令和7)年現在では、さまざまなエコキュートメーカーがマイクロバブルを発生させる機種や専用アダプターを販売していますし、さまざまな効果があるとカタログにも書かれています。
そこで今回は、マイクロバブルの特徴やマイクロバブルを発生させる機種を販売しているメーカーごとの特徴について詳しく説明します!
目次
マイクロバブルは3種類ある
2025(令和7) 年現在、マイクロバブルには「ミリバブル」、「マイクロバブル」、「ウルトラファインバブル」の3種類があります。
名称は、泡の大きさによって変わります。ですが、聞きなじみが無い人も多いのでそれぞれの名称について説明します!
ミリバブル
炭酸水など日常生活でよく見かける直径1mm程度の大きさの泡です。
水中で発生すると水面に向かって急浮上し、上昇し終わると破裂して無くなる一般的な泡の1つです。
マイクロバブル
マイクロバブルとは、気泡の直径が10マイクロメートル(1mmの百分の1)~数十マイクロメートル以下の微細な泡を指します。
マイクロバブルはミリバブルとは異なり1つ1つの気泡が細かいため浮力も弱く水中に長く留まり続ける性質を持っています。
また、マイクロバブル自体がマイナスの電気を帯びているため、気泡同士がぶつかりあうことはなく水中で拡散している状態を長く保てます。
マイナスの電気を帯びているマイクロバブルが皮脂や汚れといったプラスの電気を帯びている有機物が付着しやすくなっているためマイクロバブルを使ったお湯を使うと汚れが良く落ち、保温や保湿の効果が高まると言われています。
ウルトラファインバブル
ウルトラファインバブルとは、1つの気泡が1マイクロメートル以下のごく微小の目には見えない泡を指します。
マイクロバブルよりも気泡が小さいため洗浄効果や保温保湿が高いと言われています。
エコキュートのマイクロバブルとは?
2025(令和7)年3月現在販売しているエコキュートメーカーのなかには、マイクロバブルを発生させる機能が搭載されています。
エコキュートのマイクロバブルは、「洗浄能力、保温保湿効果を高める。」と「配管洗浄に使う。」が主な使用方法です。
どちらもマイクロバブルが汚れや皮脂といったプラスの電気を帯びた有機物に付着しやすいという特性を生かした機能で、実際に使用している人からは好評です。
エコキュートのマイクロバブルのメリット
エコキュートのマイクロバブルを使うメリットは全部で2つあるので詳しく説明します!
洗浄能力が高まる
追い炊きや湯張りなどがリモコン1つできるフルオートタイプのエコキュートには、配管を自動洗浄してくれる機能が搭載されています。
浴槽のお湯を抜いた際に配管にお湯を流して掃除する単純な機能ですが、マイクロバブルを発生させる機能を持っているエコキュートの場合は、配管洗浄するときにマイクロバブルを発生させることよて通常にお湯では綺麗にならない皮脂や汚れも落とせます。
毎日使うお風呂だからこそ協力なマイクロバブルは心強い味方ですよね。
エコキュートの種類に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの選び方!後悔しないためのポイントを徹底解説!
保温や保湿の効果が高まる
マイクロバブルは、1つの気泡が1マイクロメートル以下ということもあって肌の奥まで入って皮膚を刺激します。
血液循環が良くなることによって湯上がり後も湯冷めしにくく、身体がポカポカした状態が続きます。
また、血行が良くなることによって皮膚内の水分量も増えるため、保湿効果もできると期待されています。
※保温効果、保湿効果に関しては使用環境や使用状況によって効果は異なります。
※個人差があり、効果を保証するものではありません。
マイクロバブルが搭載されているエコキュートは?
2025(令和7)年3月現在、マイクロバブルを発生させる機能を搭載しているエコキュートを販売しているのは、「三菱」、「ダイキン」、「日立」の3社です。
各メーカーの特徴を紹介します!
三菱「ホットあわー」、「バブルおそうじ」
エコキュートのトップメーカーである三菱は、Sシリーズと呼ばれる通常よりもグレードが高い全ての機種にお湯を抜いたときにマイクロバブルを発生させて配管を洗浄する「バブルおそうじ」が標準装備されています。
また、最もグレードが高いPシリーズには、湯張り時にマイクロバブルを発生させる「ホットあわー」が搭載されています。
10マイクロメートル以下の泡が肌の奥に入り込み皮膚を刺激することによって、高い保温・保湿効果が期待されています。
<ホットあわーの効能>
三菱エコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】三菱エコキュートの特徴や評判、おすすめを紹介!
引用画像:三菱エコキュートHP
ダイキン「ウルトラファインバブルアダプター」
ダイキンは三菱のようにエコキュート本体にマイクロバブルを発生させる機能は搭載されていません。
その代わりお湯が出てくる循環口をダイキンエコキュート専用の「ウルトラファインバブルアダプター」に交換することによって直径が1マイクロメートル以下のごく微小な目に見えない泡を発生させます。
粒子の細かい泡が肌に入ることによっ温浴・保湿・美肌効果を高められます。また、発生した泡は長く留まることができるので残り湯を洗濯に使うことで衣類の細かい汚れもしっかり落ちるとカタログで言及しています。
※ウルトラファインバブルアダプターは、フルオートタイプのみ設置可能です。
<ダイキンウルトラファインバブルの効能>
ダイキンエコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】新型ダイキンエコキュートの特徴とは?おすすめと販売価格について一挙公開!
引用画像:ダイキンエコキュートHP
日立「シルキー快泡浴」
日立のマイクロバブルは、「シルキー快泡浴」という名称のウルトラファインバブルを発生させます。
1マイクロメートル以下ごく微小の泡が肌全体を覆うことによって保温と保湿の効果が得られるとされています。
また、ごく微小の泡は皮膚の奥まで届き、皮膚を刺激することで美肌効果が得られるともされています。
日立のシルキー快泡浴は、ダイキンのウルトラファインバブルと同じで、専用のアダプターを付けることで使用可能になります。
<シルキ快泡浴の効能>
日立エコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】日立エコキュートの特徴とは?評判やおすすめを紹介!
参考資料:日立エコキュートHP
各エコキュートメーカーのマイクロバブルを比較
ここで各メーカーのマイクロバブルを比較しておきたいと思います。
表を見て頂ければわかりますが、マイクロバブルの入浴機能と洗浄機能が付いているのは三菱だけです。
ですが、ダイキンと日立のマイクロバブルとは三菱より細かいのが特徴です。
どのメーカーもマイクロバブルはオプション品のため、購入する際は事前に販売店に相談するようにしましょう。
まとめ
今回は、エコキュートのマイクロバブルについてお話しさせて頂きました。
マイクロバブルは、低コストで環境負荷も少ないことからさまざまな分野で活用されています。
エコキュートにおけるマイクロバブルは、配管洗浄や入浴後の保温・保湿を目的に使用されています。
エコの王様にもエコキュートの交換や新設の際にマイクロバブルが出る機種のお申込みが多いです。
今からエコキュートの交換や新設を検討している人は、洗浄機能や保温・保湿効果が高いマイクロバブルを検討されてみていかがでしょうか。
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