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【2023年】エコキュートの納期はどれくらい?いつまでと各メーカーの動きを解説

2023/02/13

こんにちは!エコの大臣です。

ここ数年、世界的な半導体不足などの影響で様々な電化製品が供給不足に陥っています。エコキュートも例にもれずその影響を受けており、一時期は全くエコキュートが入ってこないという時期が続きました。現在は一時と比べると随分落ち着いてきたと言われているエコキュートの納期ですが、現在はどうなんでしょうか?

今回はエコキュート専門店だからわかる、各メーカーのエコキュートの在庫状況や納期についての情報をお伝えさせて頂きます。

 

エコキュートの在庫不足は本当?

「エコキュートが急に壊れた!交換しようと思って問い合わせてみたけど、在庫がないと言われた」、「どこに問い合わせても在庫が無くて、今からだと3ヶ月以上待つことになると言われた」など給湯器の在庫がないという報道が世間を賑わせました。コロナウイルスが流行し始めた2020年の3月ごろに一部メーカーのエコキュートの供給がストップしました。そのメーカーのエコキュートが全く入荷しなくなってしまったため、まだ在庫のある他のメーカーのエコキュートに注文が殺到。当然、そのメーカーも受注がパンクして供給不可に…。そんなことを繰り返しているうちに、最終的にはどのメーカーのエコキュートも市場からなくなってしまうということが起こりました。

そのまま、給湯器の需要が高まる冬の時期に突入し、在庫不足が一層ひどくなる…。というのが、2021年~2022年の春ごろまで続いていました。

この記事を書いている2023年2月時点では、以前よりも在庫不足は落ち着いており、通常納期(発注後中1~2日)で納品されることが増えてきています。商品によっては1か月以上の納期になる商品もありますし、物によっては半年以上納品されない商品もありますので、給湯器の調子が悪い時は早めのお問い合わせをおススメ致します。

 

納期の遅いエコキュート

2023年2月時点で納品までに特に時間のかかるエコキュートについての情報をまとめておきます。タイミングによってはこれよりも早まる場合もございますので、あくまでも目安ということでご理解ください。

・塩害仕様のエコキュート・・・2か月~半年程度

・井戸水仕様のエコキュート・・・現状納期未定

・マンション用エコキュート・・・コロナ製で1か月程度、パナソニック製は3か月~半年程度、三菱は納期未定

塩害地用やマンション用など、もともと受注生産で製造台数の少ないエコキュートに関しては、納期未定の商品も数多くございます。その他の機種でも商品によっては、納品されるのに1か月以上の時間がかかる物もございます。最新の在庫状況が気になる場合にはご連絡ください!

 

エコキュートの納期が遅れている理由

ここまでエコキュートの納期が遅れている原因はいったい何なのでしょうか?今回の在庫不足に関しては色々な要因が重なったせいで、長期化しています。納期が遅れている理由は何なのでしょうか?

 

半導体が不足している

エコキュートなどの電化製品に使用されている半導体が世界的に不足していることが、エコキュートの生産状況にも影響を与えています。

半導体はマイクロチップとも呼ばれ、パソコンやスマートフォンなどの電化製品や自動車の制御部品などにも幅広く使用されています。エコキュートもお湯の沸き上げの制御などに半導体が使われています。その半導体が世界的に不足しています。

半導体不足の原因は、スマートフォンなどの普及が拡大したことによる需要の増加と、国内や台湾の半導体製造工場で大規模な火災が発生し、稼働が停止してしまったことにあります。

半導体メーカーの方でも増産体制が徐々に整いつつあるようで、2023年以降この問題は解消していくと言われていますが、まだしばらくは尾を引くことになりそうです。

 

海外の戦争

半導体の生産には様々な種類のレアメタルや希ガスなどが使用されています。多くの企業は原材料の調達をロシアやウクライナからの輸入に頼っています。そのため、2022年のロシアによるウクライナ侵攻、それに伴うロシアへの禁輸措置などの影響を受けています。原料の調達が難しくなったことによる供給不足という問題だけでなく、原料費の高騰に伴って半導体製品自体も値上がりしています。

 

コロナウイルス関連

今回のエコキュートの納期遅延には、新型コロナウイルスの流行も原因の1つになっています。特に2022年の初めには製造工場がある中国やベトナムの製造拠点がロックダウンしてしまい、流通が完全にストップしてしまったことで深刻なエコキュート不足に陥りました。海外から部品が入ってこなくなってしまったために、日本の工場でも部品待ちで製造が出来ないというメーカーも多数あり、エコキュートのみならず他の電化製品や自動車なども大きな影響を受けています。

 

エコキュートの納期遅れはいつまで?

エコキュートの納期遅れ、在庫不足はいつまで続くのでしょうか?「無い!無い!」と言われ続けていたエコキュートですが、この記事を執筆している2023年2月時点では、「エコキュートの在庫が1台もない!」という状況は脱しています。

そもそも2021年~2022年にかけてのエコキュートが壊滅的な在庫不足に陥った原因は、コロナウイルスの流行と半導体工場の大規模火災、この2つの出来事が同時期に起こったことが大きいです。こんなに不幸なこともなかなか起きないでしょう…。あまりにもタイミングが悪すぎましたね…。

もともとの生産台数が少ない商品は、相変わらず通常以上の納期(3ヶ月~半年以上)がかかることもありますが、ほとんどの商品が発注から2週間以内には納品されるところまで回復しています。

このまま順調にいけばこのまま2023年は安定供給に戻るのではないかと考えています。

 

エコキュートの納期遅れ!メーカーの在庫状況は?

最後に各メーカーのエコキュートの在庫状況を分かる限りでお伝えしておきます。検討中のエコキュートがある場合には参考にしてみて下さい。

 

三菱

2023年1月に新モデルが発売されました。

その中でも主力製品のSシリーズ、Aシリーズに関しては1週間~2週間程度で納品されます。

Pシリーズや550Lの大型タイプ、180Lのコンパクトタイプのエコキュートに関しては1~2か月程度と納期回答が来ています。

寒冷地用、塩害地仕様のエコキュートに関しては一部在庫のある商品もあるようですが、かなり数が少ないようです。在庫に引き当たらなければ2~4か月後の納品となる見込みです。

東芝

ヒートポンプの製造拠点がロックダウンの影響を受け、2022年は一時期全く納品がされなかった東芝エコキュートですが、現在では生産状況も落ち着いてきているようです。

2023年現在では発注後2~3日で納品されるようになっています。供給も安定していますし、他のメーカーよりも本体価格も安いので、おススメです。

 

パナソニック

新型コロナウイルスの影響で真っ先に供給がストップしたのがパナソニックでした。エコキュートのシェアでもトップクラスのメーカ-でしたので、それはもう大騒ぎでしたが…。パナソニックエコキュートはハウスメーカーへの供給が多いので、私たちのような販売店に卸している台数はコロナ前からそこまで多くないです。

2023年2月現在では生産状況も復旧しつつあるようで、ほとんどの製品が2週間程度では納品されるようになっています。もともとの生産台数の少ない床暖房対応の多機能タイプや、マンション用のエコキュートに関しては1~3か月以上の時間がかかる見通しとなっているようです。

 

ダイキン

ダイキンはエコキュートメーカーの中では一番生産が安定しています。他メーカーが受注停止になったために、注文が一極集中した2021年末~2022年3月ごろにかけては納期が遅れていましたが、現在では生産が追い付いているようで、一番安定して商品が入ってくるメーカーです。

一般地用のエコキュートであれば、ほとんどの商品が発注後2~3日のスケジュールで納品されています。

塩害地用や寒冷地用などの特殊仕様のエコキュートは、納品されるまでに2~3ヶ月時間がかかりますが、それでも他と比べれば早い部類に入ります。

 

日立

日立のエコキュートは2021年の下半期以降、全くエコキュートの製造が追いついておらず、ほとんど入荷されない状態が続いています。この2年ほどの間に型式が変えたし、値上げもしたのでカタログも2度ほど変わったと思いますが…。実際注文しようにも納期未定の返答しかかえってこなかったので全く意味がなかったですね…。

2022年の9月ごろからは550Lのタンクや給湯専用タイプなど、一部機種の生産をやめ、製造する商品を集中することで生産体制を整えようとしていますが、それでもまだまだ生産が追い付いていないようです。

※最近になってようやく数台入ってきました!在庫限りの販売になりますので、お急ぎの方はこちらかお問い合わせ下さい!

 

エコキュートの納期を早める方法はあるの?

給湯器が壊れたので、エコキュートをどうしても急ぎで手に入れたい!という方からのお問い合わせも多いです。1日でも早くエコキュートを手に入れるためにはどうすれば良いのでしょうか?

まずは、注文する時期に気を付けましょう。エコキュートをはじめとした給湯器は基本的には冬の時期の故障、買い替えが多く、夏の時期の倍以上の需要があります。そのため、商品の供給が追い付かず、一時的に品不足になることがあります。また、商品が足りなくなるだけでなく、工事スケジュールもどんどん埋まっていきますので冬の時期の交換は納期がかかるということは頭に入れておきましょう。

次に、エコキュートの工事を数多く手がけている販売店に依頼するのが一番良いでしょう。メーカーも販売台数が多い業者に一括で大量に出荷します。エコの王様のような規模の大きな販売店では、メーカーと直接交渉をして、あらかじめ数か月の間に卸してもらうエコキュートの台数を確保しているところもあります。そういった販売店では、エコキュートの在庫を多数抱えていますので、希望の商品をスムーズに手に入れることも可能です。また、仮に在庫が無くてもメーカーの「お得意さん」であれば、多少は商品の融通を聞かせてもらえることも実は出来ちゃいます。まさに「あるところにはある」ということですね。

販売台数以外に納期を左右する要素として、業者によっても強いメーカーとそうでないメーカーというのがあります。業者としてもメインで販売しているメーカーの商品の方が手に入れやすいですし、価格も安く提供できます。ホームページの上位に表示されているメーカーの商品がその業者が推している商品になっていることがほとんどだと思いますので、参考にしながら問い合わせてみるのが良いでしょう。

 

エコキュートの納期まとめ

今回はエコキュートの納期や在庫状況に関する情報をお伝えしていきました。

簡単にまとめますと・・・

・2023年2月現在、エコキュートは普通に手に入る。

・ただし、マンション用や寒冷地用、塩害地用などの仕様の違うエコキュートは2か月~半年くらい納期がかかるので注意が必要

・メーカー別では、ダイキンと東芝が安定して供給されている。三菱、パナソニックは1週間~1か月程度、日立はまだまだ時間がかかりそうです。

・結局のところ、在庫をたくさん持っているところに問い合わせるのがエコキュートを早く手に入れるための一番の方法。

 

2021年~2022年にかけて本当に品不足に悩まされていたエコキュートですが、ようやく復調の兆しが見られます。ここ数年、エコキュートの在庫不足には本当に悩まされました…。給湯器がない生活というのはかなり不便ですからね。特に冬の時期に全くお湯が出ないというのは本当に困りものです。

以前よりも手に入りやすくなったとはいえ、故障してから慌てて探すというのもなかなか大変です。

「最近、お湯の出が悪くなった」、「水漏れしているのか、給湯器の周りが水で濡れている」などエコキュートの調子が悪くなってきている場合には早めの検討をおススメします。

エコキュートが故障しているかも?と思った場合にはこちらの記事がおススメ!⇒エコキュートが故障した?事例や対処法・修理費までを解説!

 

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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