
【2025年最新版】Canadian SolarのEP CUBEってどんな蓄電池?価格や特徴を紹介!
2025/07/02
「EP CUBEっていう蓄電池があるって聞いたんですがどこの製品ですか?」、「EP CUBEの特徴を教えてください。」、「EP CUBEはどれくらいの金額で設置できますか?」などEP CUBEに関する問い合わせが増えています。
EP CUBEは、太陽光パネルで日本でも人気があるCanadian Solarが開発した家庭用蓄電池です。
販売されてまだ2年程度しか経っていませんが、エコの王様にも多くの問い合わせを頂く今大人気の家庭用蓄電池です。
そこで今回は、EP CUBEの特徴や価格について詳しく説明します!
目次
Canadian Solarとは?
Canadian Solarは、2001(平成13)年にカナダのオンタリオ州に出来た太陽光パネルメーカーです。
創業当時から出荷枚数も順調に伸びており2025(令和7)年7月現在、6大陸23カ国に支社があってアジアと南北アメリカ大陸に20の太陽光パネル製造拠点を持つグローバルな太陽光パネルメーカーです。
日本には、2009(平成21)年から販売活動を行っていて、2024(令和6)年には家庭用太陽光発電システムの設置棟数が200,000棟に達するなどエコの王様のみならず日本全国で人気があります。
Canadian Solarの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】Canadian Solarの太陽光が良いって聞くけど本当?人気の理由やおすすめ商品を紹介!
参考資料:Canadian Solar HP
EP CUBEの特徴
EP CUBEは、Canadian Solarが2023(令和5)年に販売開始した初めての自社家庭用蓄電池です。
EP CUBEが販売されるまでは、他社の家庭用蓄電池をOEM(他社ブランドを自社製品と製造販売すること)製品として販売していました。
EP CUBEは、販売されてまだ2年程度しか経っていませんが、今注目を集めています。
EP CUBEの特徴は、全部で4つあるので詳しく説明します!
容量を3種類から選べる
2025(令和7)年7月現在、販売されている家庭用蓄電池の蓄電容量は3.3kWh~16.6kWhです。
ですが、どのメーカーも「〇〇kWh」と容量が決められているため、「太陽光発電の発電量が少ないのに蓄電池の容量が大き過ぎる。。」、「太陽光発電の発電量が多いのに蓄電容量が小さい。」と言う人と思っている人もいます。
ですが、EP CUBEの蓄電容量は「6.6kWh」、「9.9kWh」、「13.3kWh」の3種類から選べます。
4種類の蓄電容量があるため家庭用太陽光発電システムの発電量や、家庭用蓄電池の使い方に応じて蓄電容量が選べるの特徴と言えます。
大容量でハイブリッド・全負荷対応になっている
電気代の高騰や自然災害の強大化などによって近年、大容量、ハイブリッド・全負荷対応家庭用蓄電池への人気が集まっています。
そもそもハイブリッド型は、家庭用太陽光発電システム用と家庭用蓄電池用のパワーコンディショナーが一体になっていて、停電時の出力も強いのが特徴です。
また、全負荷型は停電時に家中の電気をバックアップしながらエアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。
EP CUBEは、9.9kWhや13.3kWhといった大容量のラインナップもあるので今のニーズにあっているという特徴があります。
省スペースで設置できる
2025(令和7)年現在、販売されている家庭用蓄電池の大きさは、エアコンの室外機2台分の大きさがあって、重量もメーカーによっては200kgを超える製品もあります。
ニチコンの家庭用蓄電池業界最大容量のESS-U4X1(蓄電容量16.6kWh)の大きさは、横1,060mm×高さ1,250mm×奥行23.1mmで重さは236kgです。
それに対して、EP CUBEで最も蓄電容量が大きい13.3kWhの大きさは、幅600mm×高さ1,436mm×奥行243mmで重さは182kgです。
数値だけを見ると省スペースで設置できることが分かります。
EP CUBEは、3.3kWhの蓄電ユニットを積み重ねて設置することによって、蓄電容量を増やす仕組みになっているため省スペースで設置できます。
設置スペースが無くて家庭用蓄電池を設置出来なかった人でもEP CUBEなら設置できるというのが特徴と言えます。
<EP CUBEのサイズ感>
ニチコン家庭用蓄電池に関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】ニチコンの蓄電池ってどうなの?人気の理由やおすすめ商品を紹介!
引用画像:EP CUBE HP
運転モードを選べる
EP CUBEは、各家庭の太陽光発電システムの設置年数や売電価格に応じて運転モードを4つの中から選べます。
それぞれの運転モードについて説明します!
蓄電優先モード
蓄電優先モードは、家庭用太陽光発電システムで発電された電気を売電や家庭用蓄電池に貯めて自家消費するよりも、災害時の停電対策用としてEP CUBEを使いたい人におすすめのモードです。
EP CUBEは、インターネット上で気象情報を収集しています。
気象警報が発令された場合は、家庭用太陽光発電システムの余剰電力や深夜電力をしっかり貯めるようになりますし、家庭用太陽光発電システムの発電量が不十分な時や発電していない夜に気象警報が発令された場合は、深夜電力を買ってでも満充電にします。
また、蓄電優先モードにしておけば万が一に備えて常に満充電にしてくれるという特徴もあります。
グリーンモード
家庭用太陽光発電システムを設置してから10年が経過すると固定価格買取制度が終了し、売電価格は電力会社によって異なりますが1kWhあたり8円~10円にまで下がります。
売電価格が下がってしまうと各電力会社から買う電気のほうが高くなってしまうため、ほとんどの家庭で家庭用蓄電池に家庭用太陽光発電システムの余剰電力を貯めて自家消費するようになります。
家庭用太陽光発電システムの余剰電力を家庭用蓄電池に優先的に貯めたいときに使われるのがグリーンモードです。
このグリーンモードでは、家庭用太陽光発電システムの余剰電力を満充電になるまで貯めて、余った電気を売電してくれます。
グリーンモードは、家庭用太陽光発電システムの固定価格買取制度が終了して売電価格が下がった家庭におすすめです。
※売電価格は、税込価格で表記しています。
スマートモード
スマートモードは、先ほど紹介したグリーンモードに加えて電気代の安い深夜電力(23時~翌朝7時)の電気も家庭用蓄電池に貯めて自家消費するモードです。
家庭用太陽光発電システムの発電量が少なく、家庭用蓄電池を満充電に出来ない家庭におすすめです。
※深夜電力の時間帯は、電力会社によって異なります。
売電モード
家庭用太陽光発電システムを設置して10年間は、国が定めた売電価格で電気を買い取ってくれる固定価格買取(FIT)制度があります。
2025(令和7)年度の売電価格は、1kWhあたり15円です。
売電価格が高いうちは、売電を優先するほうが経済効果が出やすいです。
家庭用太陽光発電システムと家庭用蓄電池を同時設置した場合や、家庭用太陽光発電システムを設置して10年未満で家庭用蓄電池を設置した場合に使われるのが売電モードです。
売電モードにしておくと家庭用太陽光発電システムの余剰電力は売電に回され、家庭用蓄電池の充電は深夜電力を使って行われます。
※売電価格は、税込価格で表記しています。
引用画像:EP CUBE HP
EP CUBEの価格ってどれくらい?
さてここまでEP CUBEの特徴についてお話をさせて頂きました。
ですが、この記事を見ているほとんどの人は、「EP CUBEは一体どれくらいで設置できるの?」というところだと思います。
EP CUBEの販売価格は、購入経路などによって異なりますが、おおよそ下記の資料ぐらいになると見込まれています。
容量が3.3kWh上がるごとに約300,000円上がると考えておくと良いでしょう。
※工事代込で表記しています。
※税込価格で表記しています。
※エコの王様で販売した時の価格を参考にしています。
まとめ
今回は、太陽光パネルメーカーとして有名なCanadian Solarが販売した家庭用蓄電池EP CUBEについてお話しさせて頂きました。
EP CUBEは、大容量でハイブリッド・全負荷対応して販売されているため近年注目されています。
また、従来の家庭用蓄電池よりもはるかに小型軽量化されているので設置不可と言われた自宅でも設置可能ですし、家庭用太陽光発電システムの設置年数や設置枚数、EP CUBEの使い方によって運転モードが選べるのも特徴です。
エコの王様でも現在、多くのお客様からEP CUBEに関する問い合わせや注文が増えています。
今からEP CUBEの設置を検討している人やCanadian Solarの家庭用太陽光発電システムとEP CUBEを同時設置したい人は是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
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