フォードはV2Hに対応しているの?車種やChargeStationProについて解説!
2022/07/13
「最近、海外の電気自動車がV2Hに対応し始めているって聞いたけど本当?」、「フォードも電気自動車をアメリで販売を開始したけどってV2Hに、対応しているの?」など、エコの王様に海外自動車メーカーの電気自動車やプラグインハイブリッド車に関するお問い合わせが増えています。
今まで、海外自動車メーカーの電気自動車やプラグインハイブリッド車は、V2Hシステムに対応していませんでした。
ですが、海外自動車メーカーも日本で電気自動車やプラグインハイブリッド車を販売するために、V2Hシステム対応車種を増やそうとしています。
今回は、アメリカのフォードが開発した電気自動車の性能やV2Hシステムに対応しているかなどを詳しくご説明させて頂きます!
目次
フォードとは?
フォード(Ford)の正式名称は、フォード・モーター・カンパニーです。
アメリカのミシガン州デトロイトに本社を置く、世界的な自動車メーカーの1つです。
1903(明治36)年にヘンリー・フォード氏によって創業されました。
フォードは、全世界の自動車メーカーに先駆けて、大量生産方式を取り入れて世界1位の生産量を誇る自動車メーカーでもあります。
フォードはV2Hに対応している?車種は?
フォードは、電気自動車やプラグインハイブリッド車が全世界で普及していることを受けて、本格的に電気自動車やプラグインハイブリッド車の開発に着手しています。
2022(令和4)年7月現在、販売されている電気自動車やプラグインハイブリッド車のなかで、V2Hシステムに対応しているのは1車種です。
フォードは、他の海外自動車メーカーと比べると電気自動車やプラグインハイブリッド車の開発が遅かったため、車種は多くありません。
2024(令和7)年までにヨーロッパ市場で7台の新型電気自動車を販売する予定です。
フォードの電気自動車「F-150LIGHTNING」の詳細
フォードが2022(令和4)年現在販売している電気自動車のなかで、最も力を入れているのが「F-150LIGHTNING」です。
F-150LIGHTNINGは、フォードに代表されるピックアップ型トラックです。
製造開始は、2022年4月からで2023(令和5)年の終わりごろまでには、年間15万台を生産する予定です。
フォードが日本市場から撤退していましたが、F-150LIGHTNINGの販売を決めてから日本市場での
販路拡大を目指しています。
F-150LIGHTNINGは、4つグレードに分かれています。
・「XLT」
・「LARIAT」
・「PLATINMU」
・「PRO」(商業に特化している)
価格は、一番低いのグレードで435万円(税込)で販売されます。国内外の電気自動車やプラグインハイブリッド車より安いです。
販売が開始されれば、普及する可能性は高いです。
参考資料:EV SMART BLOG
※日本での販売日時は未決定です。
F-150LIGHTNINGの性能は次の通りです。
車種名 | F-150LIGHTNING |
バッテリー容量 | 131kWh |
充電時間 | 8時間(80Aの電気契約で、200V急速充電をした場合) |
連続航続可能距離 | 511Km |
価格(税込) | 435万円から |
<F-150LIGHTNING>
F-150LIGHTNINGはV2Hに対応している?
F-150LIGHTHINGは、日本のV2Hシステムには対応していません。
F-150LIGHTHINGが対応している、V2Hシステムはフォードが出しているV2Hシステムです。
日本でV2Hシステムを導入する場合は、「40A以上、12kVA以上」の電気契約が必要がです。
それに対してフォード製のV2Hシステムは、電気契約が80A以上のご家庭でも使えます。
最大出力も日本のV2Hシステムよりも多いため、短い時間で電気自動車やプラグインハイブリッド車を満充電にできます。
V2Hシステムの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!
フォード製のV2H「charge station pro」は普及する?
フォード製のV2Hシステムの名称が「Charge station pro」です。
Charge station proが日本区国内で普及するかどうかは、F-150LIGHTNINGが普及するかどうかによって決まります。
その理由は、Charge station proがフォードの電気自動車やプラグインハイブリッド車にしか対応していないためです。
Charge station proはV2Hシステム対応車種だけでなく、2022(令和4)年現在販売されている電気自動車やプラグインハイブリッド車にも、対応していないため日本で普及する可能性低いです。
V2Hフォードのまとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回のお話をまとめると、
・フォードが販売している電気自動車は、F-150LIGHTNINGというピックアップトラック!
・F-150LIGHTNINGは、日本のV2Hシステムに対応していない!
・F-150LIGHTNINGに対応しているV2Hシステムは、フォード製のCharge station proのみ!
・Charge station proは、日本で普及する可能性は低い!
今まで海外自動車メーカーの電気自動車やプラグインハイブリッド車は、V2Hシステム対応車種として販売されていませんでした。
日本でV2Hシステムが普及し始めると同時に、海外自動車メーカーも日本で電気自動車やプラグインハイブリッド車を販売するために、V2Hシステム対応車種を増やそうしています。
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