ガス給湯器の寿命はいつやってくるのか知ってる?寿命のサインを知っておこう!
2020/02/06
こんにちは!エコの大臣です!電化製品はいつか壊れてしまうのが悲しいところですよね・・・。いつか壊れてしまうのは仕方ないとしても、買ってすぐとかあまりにも早く壊れてしまうのは困りますよね!
今回はガス給湯器の寿命と寿命が近づいているサインについてお知らせしていきます。
目次
ガス給湯器のこんな症状は超危険!
普段使っているガスの給湯器からこんな症状がみられる場合は給湯器が故障しかかっている状態にある可能性が高いです。放っておくと交換が必要になるような大きな故障になってしまうこともあるので、気が付いたらすぐにメーカーや給湯器の販売店に連絡して点検してもらって下さい。
ガス給湯器の温度が不安定
シャワーやお湯張りの際に設定している温度よりも熱いお湯が出たり、逆にぬるすぎるお湯が出てくるといった症状がみられる場合。
シャワーの使用中にお湯の温度が一定でないというときもこれに当てはまります。
また、2か所以上で同時に給湯した場合にお湯が出ないという場合には給湯器のサイズ(号数)が足りていないということが考えられます。
給湯器交換の際に、サイズの変更もぜひご検討ください。
給湯器のサイズ(号数)に関しての詳しい説明はこちら⇒ガス給湯器の24号って何?給湯器を選ぶときのサイズ感とは
ガス給湯器から異音がする
ガス給湯器を動かしたときの「ゴーーッ」という音がいつもより大きな音がする。点火するときの「カチカチカチ」という音が長く続く・・・など。
ガス給湯器は屋外に設置されていることがほとんどなので気付きにくいかもしれません。もし屋内に居ても気が付くくらいの音が出ているようであれば、それはかなり危険だと思うので…。ご注意くださいませ。
ガス給湯器で追い炊きができない
追い炊き機能の付いているガス給湯器で追い炊きの機能だけが使えない、もしくは追い炊きの途中で止まってしまうという場合。循環用フィルターの目詰まりや、リモコンが経年劣化で故障で反応しなくなってしまうなど様々な原因が考えられます。
フィルターの目詰まりであれば掃除すれば症状が改善することもありますが、リモコンや給湯器側の問題であれば点検や修理が必要になるでしょう。
また、追い炊き以外にもいろいろな機能が最近の給湯器には付いていることが多いです。機能が多いと便利ですが、年数が経てば一気にガタが来てしまうこともございます。
ガス給湯器から煙が発生している
ガス給湯器から冬の寒い時期や朝方の気温が低い時間帯に白い煙が発生している場合は湯気(水蒸気)が出ているだけの場合が多いので、あまり気にしなくても大丈夫です。
灰色や黒い色の煙が出ていたり、物が焦げた臭いや、給湯器の周辺がガス臭かったりする場合にはガス漏れや不完全燃焼を起こしていたり、給湯器の中にたまったホコリや虫などの不純物が燃えている可能性がございます。
一旦、給湯器のご利用をやめてガス会社やメーカーに問い合わせて点検してもらいましょう。
ガス給湯器の寿命は10年程度を想定しておこう
ガス給湯器の寿命はおおよそ10年と言われています。10年というのはあくまでも目安です。
一番良い交換のタイミングとして一番おススメしたいのが「給湯器の有料の延長保証が終わって2回目か3回目に故障したとき」です。
給湯器を購入する際に元々付いているメーカーの商品保証は1~2年で終わります。本当に入れ替え費用を安く済ませたいというお客様であれば、保証を何もつけないという選択肢もある(?)と思いますが、給湯器を購入するときにほとんどのお客様が保証期間を延長されると思います。
ガス給湯器の延長保証は7年か8年のものに加入するのが一般的です。8年を過ぎると保証にかかる費用がちょっと高くなってしまうので、7年にする方が多いかな?という印象です。
※画像はパロマの給湯器総合カタログより引用
保証期間が過ぎると、それ以降の故障や点検などは全て有償になってしまいます。ところがガスの給湯器は8年を過ぎると軽微なものを含めて、故障率が高くなるというデータが出ています。だいたい一度故障すると、故障した部分にもよりますが、出張費や部品代込みで1万円~3万円ほどかかります。
水漏れなど故障の種類によっては、1度故障が起きると次々と違うところが故障していったりすることもあります。保証期間が過ぎた後は1度修理して、その後2回目、3回目に故障が発生したタイミングで交換を検討するのが費用対効果を考えると一番良いでしょう。
ただし、あくまでも10年というのは1つの目安になりますので15年、20年と長くお使いになられている方も中にはいらっしゃいます。
ガス給湯器を少しでも長く使いたいという方はこちら⇒ガス給湯器リンナイの寿命のサインと寿命をのばすための秘訣
ガス給湯器の修理や交換にかかるおおよその費用
残念ながら長年のご使用で、給湯器が故障して修理や交換が必要になった場合いくらくらいの費用がかかってしまうものなのでしょうか?
ガス給湯器の修理にかかる費用
ガス給湯器の修理にかかる費用は出張費や交換する部品代によって変動しますが、だいたい1万円~3万円ほどと考えておいて良いでしょう。
また、エコジョーズをお使いであれば10年に一度「中和剤」の交換に15000円ほどかかります。
給湯器の部品を全て修理の部品で作り直すと、新品の給湯器が2台以上買えるという計算結果もあるようで、「思い切って買い替えた方が安上がりだったのに!」ということもございます。
ガス給湯器の交換にかかる費用
それじゃあ、交換にはどれくらいの費用がかかるものなのでしょうか?
ガス給湯器の交換には「本体費用」と「工事費用」を合算して考えます。
ガス給湯器の本体価格は給湯器の「号数」と「タイプ」で決まります。
工事費用はだいたい3万円~4万円といったところが相場でしょうか。
工事費用や給湯器がいくらで購入できるのかは販売店や時期によっても変わってきます。給湯器が故障してしまう前に、余裕をもって複数の業者に問い合わせて見積を送ってもらうようにしましょう。
本体価格や工事費用についての詳しい説明はこちら⇒ガス給湯器の交換時期や費用はいくらくらい?絶対に役に立つ情報を公開中
給湯器の交換業者の選び方に関しての詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器を交換したい!失敗しない交換業者の探し方とは
給湯器のサイズの選び方に関しての詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器の24号って何?給湯器を選ぶときのサイズ感とは
ガス給湯器の交換ならエコキュートへの交換も検討するべき
最近ではランニングコストや安全面を考えて、ガス給湯器からエコキュートへの切り替えを検討するご家庭様が増えています。エコキュートであれば災害の際にもタンクにたまっている分のお湯は取り出して生活用水として使うことが出来ます。
常時2Lのペットボトルに換算すると約200本分の水が蓄えられているというのは安心ですよね。
また、お湯を沸かすときに火の気を使わないので、ガス漏れや不完全燃焼による中毒などの心配もありません。ガス給湯器もエコキュートにもメリット・デメリットがありますが、どちらが良いのか比較・検討してみる価値は十分にあるでしょう。
ガス給湯器とエコキュートの違いについての詳しい記事はこちら⇒給湯器の仕組みって超複雑!?初心者でもわかるお湯が出る仕組み
ガス給湯器の寿命のまとめ
ガス給湯器の寿命についてお伝えしていきました。
完全に寿命を迎えて動かなくなってしまう前に、点検やメンテナンスをしたり、交換に必要な見積もりを取っておくことが一番重要です。
壊れてしまってから慌てて間違った判断をしてしまわないようにご注意ください。
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