V2Hで電気代が節約できるって本当?その真実に迫る!
2022/04/05
「V2Hを設置したら電気代が節約できるって聞いたけど本当?」、「V2Hを設置すると何で電気代が節約できるの?」、「V2Hは電気代の節約以外にできることはあるの?」など、電気自動車の普及と共に注目されているのが、V2Hシステムです。
本格的にV2Hシステムが販売され始めて年数が経っていないので、詳しい情報が出ていないのが現状です。
V2Hシステムを設置することによって、電気代の節約できているご家庭が増え始めています。
そこで今回は、V2Hシステムを導入してなぜ電気代が節約できるのかを詳しくお話します!
目次
V2Hで電気代が節約できるのはなぜ?
V2Hシステムとは、「Vehicle to home」の略称で、直訳すると「車から家へ」という意味です。
2012(平成24)年にニチコンが世界で初めて販売を開始しました。その後、デンソー(ニチコンOEM製品)、東光高岳がV2Hシステムを販売しました。
V2Hシステムがあれば、電気自動車に貯められた電気を自宅で使えますし、電気自動車の充電時間も従来の半分で済みます。
V2Hシステムを導入した人の多くは、「電気代の節約ができた。」とおっしゃっておられます。
なぜ電気代が節約できたかが気になりますよね?
V2Hシステムを導入しで電気代が節約できる理由が、全部で2つあるのでそれぞれご紹介します。
※OEM製品とは、他社製品を自社で製造販売することです。
V2Hシステムの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!
夜間帯に充電できるから
電気自動車は、太陽光発電システムの余剰電力か電気代が安い深夜電力を使って充電します。
太陽光発電システムを設置していないご家庭で、昼間に電気自動車の充電をすると電気代は確実に高くなります。
2022(令和4)年現在の深夜電力の価格は、電力会社によって多少の違いはありますが1kWhあたり平均で15円(税込)です。
電気代の安い深夜電力を使って電気自動車を充電することによって、電気代の節約ができます。
※深夜電力を安くするためには、事前に深夜電力が安くなる料金プランに加入する必要があります。
電力供給ができるから
V2Hシステムは、そもそも電気自動車に貯められた電気を自宅で使えるように開発されました。
電気自動車は、太陽光発電システムの余剰電力と電気代の安い深夜電力を使って充電します。
安い電気を使って電気自動車で充電して、電気の使用量が多い時間帯に電力供給することによって、ピークカットできるので電気代が節約できます。
※ピークカットとは、最も電力使用量が多い時間帯にさまざまな方法で、電量使用量を抑えることを指します。
V2Hは電気代の節約以外にも活躍できる
V2Hシステムは電気代の節約だけでなく、停電時にも活躍します。
現在販売されている家庭用蓄電池の容量は、大きい製品で16.6kWhです。
2022(令和4)年現在販売されている、V2H対応車種の中で最もバッテリー容量が大きい日産リーフe+で62kWhです。
家庭用蓄電池と比べるとバッテリー容量が大きいので、停電時使う電化製品の消費電力やV2Hシステムの性能によっても変わりますが、3~4日分の電気を賄えます。
V2H対応車種に関する詳しい記事はこちら⇒【2022年最新版】V2Hの対応車種を完全網羅!メーカーや車種を解説
V2Hで電気代はどれくらい節約できるの?
安い電気代で電気自動車を充電しているため、電気使用量のピークを迎える時間帯に電気自動車に貯められた電気を放電することによって、ピークカットができるので電気代は確実に安くなります。
もちろん、各ご家庭の電気使用量や家族人数などによって多少の違いはありますが、3,000円(税込)~8,000円(税込)程度は1年間で安くなる傾向です。
V2Hシステムは電気代節約できるだけでなく、ガソリン代も節約できます。
62kWh×15円=930円(税込)
62リットル入るガソリン車で燃料を満タンにするために掛かるガソリン代は、次の通りです。
62リットル×170円=10,540円
電気自動車を充電するほうが、ガソリン車にガソリンを入れるよりも9,610円お得になります。
毎月の電気代とガソリン代の差額を合わせると年間で10万円程度節約できるご家庭もあります。
※太陽光発電システムを設置していて深夜電力が1kWhあたり15円の場合で計算しています。
※ガソリン代は、2022(令和4)年4月4日現在の価格で計算しています。
V2Hの電気代のまとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
今回のお話をまとめると、
・V2Hシステムを導入することによって電気代が節約できる!
・V2Hシステムは電気代の節約以外にも活躍できる!
・V2Hシステムを導入することによって、年間で10万円程度光熱費を削減できる可能性がある!
V2Hシステムは、電気自動車に貯められた電気を自宅で使えるようにするだけでなく、太陽光発電システムの余剰電力や電気代の安い電気を使って充電できるようにしてくれます。
V2Hシステムを設置することによって、電気代が節約できるだけでなく災害時の非常用電源としても活躍します。
電気自動車の普及と共に注目されているV2Hシステムですが、詳しい情報が出回っていないのが現状です。
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