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【2022年最新版】V2Hの対応車種を完全網羅!メーカーや車種を解説

2022/02/23

世界中で「脱炭素」、「カーボンニュートラル」と言われています。

その影響を受けて日本でも、電気自動車をはじめエコカーが多く販売されています。

そのような中で、家と電気自動車を繋ぐために開発されたのがV2Hです。

V2Hがあれば停電の時も電気自動車に貯められた電気を使うことも出来ますし、充電時間も普通に充電する半分の時間で済む製品なのですが…

V2Hに対応している車種はまだ少ないの現状です。

今回は、各自動車メーカーが販売している電気自動車などの中で、V2Hに対応している車種について詳しくご説明します。

 

日産

日産自動車は、日本で1番早く電気自動車の販売を始めました。

2000年代だけで絞って見てみると、2000(平成12)年2月に発売されたのがハイパーミニです。

ハイパーミニは、日本で初めて小型電気自動車として販売が開始されました。その後、技術革新が進んで2010(平成22)年に発売されたのがみなさんも1度は見たことがある日産LEAF(リーフ)です。

日産リーフは、日産自動車が世界で初めて量産型電気自動車として販売を始めたので世界中で注目を集めました。

時代の最先端を行く日産自動車の電気自動車ですが、V2Hに対応している電気自動車は3台です。

日産自動車のV2H対応の電気自動車の特徴についてご紹介します。

 

リーフ

リーフが初めて販売されたのは2010(平成22)年です。その後、マイナーチェンジなどを繰り返しながら2017年から今のモデルになっています。

販売価格は車のグレードによって変わりますが、約330万円~約400万円です。

リーフは、電気自動車内のバッテリー容量によって名称が変わります。

バッテリ容量が24~40kWhの車種がリーフで、バッテリー容量が62kWhの車種がリーフe+と呼ばれています。

リーフe+の販売価格は、グレードによって変わりますが、約440万円~約460万円

リーフとリーフe+の性能をそれぞれご紹介します。

車種名リーフ
バッテリー容量24~40kWh
V2H充電時間約8時間

普通充電時間

(200v,3kW)

約16時間
連続可能航続距離約400km(WLTCモードで走行した場合)

 

車種名リーフe+
バッテリー容量62kWh
V2H充電時間約12.5時間

普通充電時間

(200v,6kW)

約25時間

連続可能航続距離

約458km(WLTCモードで走行した場合)

約570km(JC08モードで走行した場合)

※JC08モードは2018年9月30日まで。

電気自動車は、使い方や走り方、使用環境等によって航続可能距離は大きく変わります。

WLTCモードとは、「市街」、「郊外」、「高速道路」の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードのことを言います。

 

e-NV200

e-NV200は日産自動車が国内ではじめて電気自動車初の商用車として2014(平成26)年に販売されました。

5人乗りと7人を選ぶことが出来て、商用車だけでなく乗用車としても乗車可能な電気自動車です。

販売価格は、車のグレードや大きさによって変わりますが、約390万円~約480万円で販売されています。

e-NV200の性能をご紹介します。

車種名e-NV200
バッテリ容量40kWh
V2H充電時間約8時間

普通充電時間

(200v,3kW)

約16時間
航続可能距離

約300km(WLTCモードで走行した場合)

電気自動車は、使い方や走り方、使用環境等によって航続可能距離は大きく変わります。

充電時間は、蓄電容量の残量によって変わります。

e-NV200は、2019(令和元)年10月に生産・販売を終了しています。

WLTCモードとは、「市街」、「郊外」、「高速道路」の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードのことを言います。

参考資料:日産自動車ホームページ

 

三菱

 

三菱自動車は、パジェロやデリカなど一度は聞いたことのある、車種を販売している有名自動車メーカーの1つです。

日産自動車と同様に、三菱自動車も電気自動車の開発の歴史は古く1966(昭和41)年から研究されていました。

1994(平成6)年にリベロEVという電気自動車を販売しようとしましたが、当時の価格で1,000万円以上したので販売を断念しました。

研究開発を繰り返した結果、2010年にi-MiEVを一般向けに販売を開始しました。

その後も数多くの電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHEV)が発売されました。

三菱自動車が現在販売している電気自動車やPHEVの中で、V2Hに対応しているのは3車種です。

三菱自動車のV2Hに対応して3車種をご紹介します。

 

エクリプスクロスPHEV

エクリプスは2018(平成30)年に販売がされた本格的SUVです。

発売した時から電気自動車という訳でなく、2020(令和元)年12月にフルモデルチェンジした時にエクリプスクロスPHEVとして販売が開始されました。

PHEVとは、「プラグインハイブリッド車」の略称で、電気自動車のように外部から充電できるハイブリッド車のことを言います。

簡単に言うとPHEVは、ガソリンでも電気でも走行出来て、コンセントに繋いで充電できる車という事です。

ハイブリッド車よりも蓄電池が大きいため、航続可能距離が長いのが特徴です。

販売価格は、車のグレードによって変わりますが約380万円~約450万円です。

エクリプスクロスPHEVの特徴についてご紹介します。

車種名エクリプスクロスPHEV
バッテリー容量13.8kWh
V2H充電時間約25分(80%充電)

普通充電時間

(200v)

約4.5時間(フル充電)

航続可能l距離

約57.3km(フル充電時に電気のみで走行した場合。)

※ガソリンも使って走行した場合は、航続可能距離は更に伸びます。

電気自動車は、使い方や走り方、使用環境等によって航続可能距離は大きく変わります。

充電時間は、蓄電容量の残量によって変わります。

 

ミニキャブ・ミーブ・バン

ミニキャブ・ミーブ・バンは2017(平成29)年1月26日に以前のミニキャブ・ミーブ・バンを再改良して販売が開始されました。

この車種は、今郵便局の配送車などとして活躍しています。

バッテリー容量は10.5kWhと16.0kWhの2つから選べるのが特徴です。

販売価格は、グレードによって変わりますが約245万円です。

ミニキャブ・ミーブ・バンの特徴についてご説明します。

車種名ミニキャブ・ミーブ・バン
バッテリ容量10.5kWh,16.0kWh
V2H充電時間

10.5kWh⇒約25分(80%充電)

16.0kWh⇒約35分(80%充電)

通常充電時間

(200v)

10.5kWh⇒約4.5時間

16.0kWh⇒約7時間

航続可能距離

10.5kWh⇒約100km

16.0kWh⇒約150km

ミニキャブ・ミーブ・バンは、使い方や走り方、使用環境、荷物の重量によって航続可能距離は大きく変わります。

充電時間は、蓄電容量の残量によって変わります。

ミニキャブ・ミーブ・バンは、2021年3月に生産・販売を終了しています。

 

アウトランダーPHEV

アウトランダーは、エクリプスと共に三菱自動車のSUVを支える車種です。

初代アウトランダーは2005(平成17)年に発売が開始されましたが、エプリクロスと同様に最初からPHEVとして発売された訳ではなく、2013(平成25)年に、デザインと仕様を一新した時にアウトランダーPHEVとして新しく販売されました。

2021(令和3)年冬頃には、3列シート・7人乗りの新型アウトランダーPHEVを発売される予定です。

2013(平成25)年~2020(令和2)年9月まで発売されたSUV仕様のPHEV車の中で販売台数は世界1を誇ります。

販売価格は、車のグレードによって違いはありますが約440万円~約530万円です。

アウトランダーPHEVの性能をご紹介します。

車種名アウトランダーPHEV
バッテリー容量

2013(平成25)~2018(平成30)年販売モデル⇒12kWh

2019(令和元)年以降の販売モデル⇒13.8kWh

V2H充電時間約25分(80%充電)
普通充電時間約4.5時間(フル充電)
航続可能時間

約60.2km(フル充電時で電気のみで走行した場合。)

※電気とガソリンを使って走行した場合は、航続可能距離は更に伸びます。

電気自動車は、使い方や走り方、使用環境等によって航続可能距離は大きく変わります。

充電時間は、蓄電容量の残量によって変わります。

参考資料:三菱自動車工業ホームページ

 

トヨタ

世界有数の販売台数を誇るトヨタ自動車ですが、電気自動車の研究・開発は日産や三菱よりも遅く、1992(平成4)年にEV開発部を設置して電気自動車や燃料電池車の開発を始めました。

その研究の中で1997(平成9)年10月、世界初の量産型ハイブリッド車として発売されたのがみなさんもご存じのプリウスです。

ハイブリッド車とは、ガソリンと電気の両方で走行出来る車のことを言います。ガソリン車よりも燃費が良いです。

2020(令和元)年度には、プリウスを始めとするハイブリッド車や電気自動車、水素自動車の総販売数が2,000万台を超えました。

世界でも人気のトヨタ自動車で、V2Hに対応しているの2車種です。

トヨタ自動車のV2H対応車種について、ご紹介します。

 

プリウスPHV

日本でも人気のプリウスは、1997(平成9)年10月に販売が開始されました。

その後、2003(平成15)年に2代目プリウス、2009(平成21)年に3代目プリウス、2015(平成27)年に現行モデルの4代目プリウスが発売されています。

2017(平成29)年9月、プラグインハイブリッド車として販売されたのがプリウスPHVです。

プリウスPHVは、プリウスで培ってきたハイブリッド車の性能をフル活用して、電気でもガソリンでも低燃費を実現した車種です。

販売価格は、車のグレードによって変わりますが約340万円~約400万円です。

プリウスPHVの特徴をご紹介します。

車種名プリウスPHV
バッテリー容量8.8kWh
V2H充電時間ガソリン満タン時で、約1.5時間
通常充電時間ガソリン満タン時で、約3時間
航続可能距離

約50~約60km

※電気とガソリンを使って走行した場合は、航続可能距離は伸びます。

 

ミライ

ミライ(MIRAI)は、燃料電池車(FCV)として2014(平成26)年に発売されました。

ミライの燃料は水素です。水素でエンジンを動かすため二酸化炭素は発生しないので、排気口から出るのは水蒸気だけになります。

2020(令和2)年には、新型ミライが販売されました。

つい最近もトヨタ自動車のCMで水素自動車を使って、24時間耐久レースに豊田社長自ら参加して、今世界中の動きになっている「脱炭素」、「カーボンニュートラル」をアピールするなど、今トヨタ自動車が勧めているのがミライです。

水素ステーションの普及が遅れているので燃料である水素を補填する場所が少ないのと、販売価格が他の車よりも高くて約860万円なのがデメリットと言えます。

ミライの性能についてご紹介します。

車種名MIRAI
バッテリー容量8.8kWh
航続可能距離850km

※ミライは、停電時のみV2Hが使用可能です。

参考資料:トヨタ自動車株式会社ホームページ

 

ホンダ

世界最大のエンジンメーカーであるホンダは、1988(昭和63)年に電気自動車の開発を始めました。

電気自動車の開発の中で1999(平成11)年に発売が開始されたのが、ホンダ初のハイブリッド車インサイトです。

インサイト発売後は、ほとんど車種がハイブリッド車として販売されています。

ホンダの三部社長もカーボンニュートラルを目指して2040年には、販売する全ての車を電気自動車と燃料電池車にすると公表しています。

ホンダの販売されている電気自動車の中で、V2H対応車種は1車種です。

ホンダのV2H対応車種の性能をご紹介します。

Honda e

Honda eは、2020年10月にホンダ初の電気自動車として販売が開始されました。

開発のコンセプトは他の電気自動車とは違い、市街地を走るのイメージして作っていますので、モダンなデザインになっていますし航続可能距離も抑えています。

販売価格は、車のグレードによって変わりますが約450万円~約500万円です。

Honda eの性能についてご紹介します。

車種名Honda e
バッテリー容量35.5kWh
V2H充電時間約30分(80%充電)

通常運転時間

(200v,3kW)

約12時間(フル充電)
航続可能距離

約283km(WLTCモードで走行した場合。)

電気自動車は、使い方や走り方、使用環境等によって航続可能距離は大きく変わります。

充電時間は、蓄電容量の残量によって変わります。

WLTCモードとは、「市街」、「郊外」、「高速道路」の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードのことを言います。

参考資料:本田技研工業ホームページ

 

外車・輸入車はV2Hの対応車種の対象?対象外?

2022(令和4)年3月現在、日本で最もV2Hを販売しているニチコンのEVパワー・ステーションを見ていると、V2H対応車種は国内メーカーの電気自動車やPHEVに限られています。

海外ではV2Hの技術があまり使われていないため対象外です。

ですが、今の脱炭素やカーボンニュートラルの動きを見れば、今後は海外メーカーの自動車もV2H対象車種になる可能性は十分に考えられます。

参考資料:ニチコン EVパワー・ステーション

 

V2Hの対応車種のまとめ

みなさんいかがでしょうか?

今回のお話をまとめると、

現在、日本で販売されている電気自動車やPHEVでV2Hに対応しているのは8車種!

それぞれの車種に特徴があるので、どの車種が一番合っているかを調べて購入する方が良いでしょう。

今後、V2H対象車種は増える可能性が高いです。

海外メーカーの車はV2Hは対象外!

海外では日本ほどV2Hの技術がそこまで使われていないため、対象外です。

今の世界の流れを見ていれば、将来的には海外メーカーの電気自動車やPHEVもV2Hの対象車種になる可能性は高いです。

日本では、多くのハイブリッド車や電気自動車、プラグインハイブリッド車は販売されていますが、V2H対象車種は8車種しかありません。

「V2H対象車種」だと思って購入したのに対象外車種だったら、ショックが大きいですよね…

電気自動車などを購入する時は、必ず販売店で「V2H対象車種ですか?」と聞くようにしましょう!

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監修:中尾信一
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