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オール電化は後悔するって本当?その理由や5つの対処法

2023/08/08

こんにちは!エコの大臣です。

2022年に入ってから電気代がすごく高くなっていますよね。特に「オール電化」の場合は家中で電気を使うので、少しの値上げでも家計に与える影響が大きいですよね。

電気代が高くなってきているので、正直なところエコキュートが買い替え時期にきたお客様から、「オール電化を止めてガスに戻すことも含めて検討している」という声もちらほら聞かれます。

エコキュートをやめたいということは、オール電化に対してかなり不満がたまっている証拠でしょうね…。

「今の時代オール電化って本当のとこ良いの?悪いの?」と疑問に思っている方も増えてきていると思います。そこで、今回は「オール電化にして後悔するのは本当なのか?」、「オール電化に向いていない家庭に当てはまる条件とは?」についてお伝えしていきます。

 

オール電化が後悔すると言われている理由は?

オール電化で「失敗した!」と感じている人が感じている不満点をいくつか挙げてみました。これからオール電化を導入しようとしている方は参考にしてみてください。

 

電気代が高くなった

実際のところ、オール電化=光熱費が安くなるという認識をお持ちの方が非常に多いと思います。現在オール電化をご利用中の方も、電力会社やハウスメーカーからオール電化の光熱費の優位性について説明を受けたり広告を見て導入を決めたという方も多いと思います。

ところが、2022年に入ってからの電気代、特に燃料調整費の高騰が家計を直撃。地域によっては深夜電力がこれまでの約1.5倍になるなどで気のせいでは済まないレベルの電気代の値上がりを受け、過去最高額の電気代の請求がきたという方も少なくないと思います。

「光熱費が安くなると思ったからオール電化にしたのに…。」という方は思わぬ結果にがっかりしてしまっているのではないでしょうか。

 

初期費用が高額

オール電化住宅で導入される給湯器や床暖房などの暖房器具はガス式の製品と比べると初期費用が高額です。先ほども電気代が高くなっているというお話をしましたが、オール電化の大きなメリットの1つは光熱費の削減効果にあります。そのため、初期費用は高くてもランニングコストの安さがそれをカバーし、長い目で見たら結局は得しているだろうという期待感は皆様お持ちのはず。だから、社会情勢の影響を受けて電気代が高騰しているとはいえ「高いお金を払ってわざわざオール電化を導入したのに、ちっとも安くなってないってどういうこと?」と思ってしまうのも無理はありません。

 

暖房性能が弱い

オール電化の不満点として意外に多いのがこちら。「何となく冬は寒くなった気がする」というやつですね。エアコンだけだと暖まるまでに時間もかかりますし、暖かい空気は上に逃げて行ってしまうので、顔は暑いけど足元が寒いということはよくあります。ガスファンヒーターや石油ストーブなどはスイッチを入れてから暖まるまでも早いですし、パワーも強力ですから、朝起きたときに寒くてどうしようもないという状態を脱出するには頼りになります。

暖房以外にも浴室暖房乾燥機や衣類乾燥機などもガスの方が仕上がるまでの時間も早いし、仕上がりも良いです。暖房器具をガスから電気に切り替えた場合には、使い勝手が悪くなって不便に感じる方もいるようです。

 

停電中は困る

停電時には家中の電化製品が何も使えなくなってしまうのがオール電化の弱点です。台所のIHコンロも停電中は使えなくなりますので、ガスのカセットコンロなどを別で用意しておかないと簡単な調理も出来ません。

 

お湯切れすると水しか使えない

オール電化住宅で設置する給湯機はいずれも「貯湯式」になっており、深夜電力を使って沸かしたお湯を一時的にタンクの中に貯めておき、それを一日を通して使っていくという仕組みになっています。

そのため、タンク内にあるお湯がなくなってしまうと、お湯が沸き上がるまでの間お湯を使うことが出来なくなります。慣れるまではどれくらいでお湯がなくなるのかがわかりにくく不便な思いをする方も多いようです。特に冬場ですね。ガス給湯器は使いたいときに使いたい量のお湯を出すことが出来るので、お湯の残量を気にして入浴しないいけないのをストレスに感じる方も多いようです。

 

オール電化で後悔する以上に利用する人が多い理由

オール電化の全住宅に占める割合は全体の10%程度ですが、新築戸建て住宅に限れば30%以上地域によっては70%以上の採用率になる地域もあります。それだけ多くの住宅で導入され続けているからには何かオール電化ならではの良さがあるはず。

そこで、ここからは一転してオール電化が導入されている理由についても確認しておきましょう。

 

火災の可能性が減る

オール電化にすると自宅でガスや灯油など火の気のある物が減りますので、火事に対する安全性が高まります。小さなお子様や高齢者と一緒にお住まいの方は留守にしている間に、火の不始末がないか気になることもあるでしょうが、オール電化であればそういった心配もありません。

これから長い時間を過ごすことになる大切な家ですから、安全性が高いというのはそれだけで大変魅力的ですよね。

 

基本料金を統一できる

オール電化にするとガスは必要なくなりますので、基本料金から0円になります。光熱費の管理も電気に一本化できるのもメリットです。電気とガスを併用していると、季節によってガスが高くなったり電気が高くなったりしますが、オール電化の場合は電気代だけを管理すればよいので節約もしやすくなるというメリットがあります。

 

夜間の電気代はずば抜けて安い

オール電化の最大のメリットは夜間の電気代が安く使えるということ。時間帯別に電気料金が決まっているので、同じように電気を使っても時間帯をうまく調節すれば大幅に電気代を節約することも可能です。エコキュートはもちろん、洗濯機や乾燥機なども夜間に使用することで電気代を抑えられます。また。掃除機やアイロンなども充電式の物にして、夜間に充電しておくことで節約につながります。1つ1つのことは小さいですが毎日のことですので、長い目で見れば結構な額の電気代削減につながるでしょう。

 

断水してもお湯は使える

オール電化で採用される給湯器はいずれも「貯湯式」と呼ばれるもので、大型のタンクを設置し、その中に常に数百リットルの水やお湯がたまっている状態になっています。そのため、災害などで断水や停電になってしまっても中の水を取り出して使うことが出来るようになっています。他の給湯機では停電時はお湯が出なくなりますし、断水時は水も使えないので、災害時に強いというのはオール電化の特徴の1つです。

 

オール電化で後悔するご家庭

オール電化のメリット・デメリットは結局のところ使う側の都合や考え方によるところが大きいです。オール電化にすると後悔するご家庭の特徴をお伝えしていきます。これらの項目が多くあてはまる場合には、オール電化の導入を見合わせた方が良いでしょう。

 

ほとんどお湯を使わない

オール電化で使うエコキュートや蓄熱暖房機などはランニングコストが安いため、使用量が多ければ多いほど、差額が大きくなり切り替えるメリットが大きくなります。

そのため、1人暮らしでお風呂も毎日シャワーで済ませることがほとんどでお湯を使う量が少ないという場合にはもともとかかっているガス代も安いため、高額な機器の導入費用をペイするのが難しくなります。コスト重視で選択するなら安価なガス給湯器で十分でしょう。

 

お湯を使う量がとても多い

先ほどとは逆に1度に使うお湯の量がとても多い場合にも注意が必要です。エコキュートはタンクにたまっている量のお湯を使い切ってしまうと、お湯が出なくなってしまうという残念な特徴があります。

一日に何度も浴槽のお湯を張り替えたり、生活している家族の人数が増えたりしてお湯を使う量が増えて毎日お湯が足りないとなると、とても不便な思いをすることになります。

 

騒音や電磁波に過敏

IHクッキングヒーターからは電磁波が出ます。現在販売されているIHクッキングヒーターは国際的な安全基準を満たしているので、人体に悪影響を与える可能性は極めて低いと言われています。ただ、中には電磁波過敏症として健康被害を訴える方もいるようなので、ご家族にこういったものに敏感な方がいらっしゃる場合は導入を控えた方が良いでしょう。

また、エコキュートのヒートポンプから発生する運転音や低周波音と呼ばれる振動が原因での健康被害も過去に報告されています。寝室から遠い場所に設置すれば問題ないですが、設置場所が制限されやすい住宅密集地などでトラブルになることが多いようです。設置前にはご家族だけでなく、ご近所にも説明をして理解を得てから設置するのが望ましいですね。

 

昼間に電気を使うことが多い

オール電化の契約プランは夜間の電気は安く使えますが、昼間の電気代は高くなります。昼間の電気の消費量が多いご家庭では、オール電化に切り替えたことで逆に光熱費が高くなってしまうことも…。特に最近は在宅ワークをする方も増えているので、昼間の電気使用量が増えていることも電気代が高騰する原因の1つになっているようです。

意識的に昼間は電気を使わないようにと使い方に気を付けることも出来ますが、そういったことを気にして生活することがわずらわしいという方には、時間帯別に電気代が分かれているというオール電化の特徴をデメリットに感じてしまうでしょう。

 

ガスの暖房器具を使いたい

乾燥機や暖房器具などは、電気よりもガスの方が暖まるまでのスピードも早く、パワーも強力なのでそちらを使いたいという方はガスを残した方が良いでしょう。電気式の物も販売されていますが、「瞬間出力」はどうしてもガスに負けてしまうので、その点は注意した方が良いでしょう。

 

オール電化で後悔しないご家庭

オール電化に向いていないご家庭は無理にオール電化にする必要はない訳です。逆にオール電化の方が向いているのに、気が付いていないご家庭の方がもったいないですよね。今度はオール電化にしておいた方が得になるご家庭の特徴について紹介していきます。

 

昼間ほとんど家にいない

オール電化は、昼間の電気代が高いというデメリットを回避して、深夜の安い時間帯の電気だけを使い続けるのが理想です。そのため、平日の昼間はほとんど家にいないという生活サイクルのご家庭様には、大きな節約効果が期待できるでしょう。また、昼間に家にいる場合でも1つの部屋に固まって生活し、照明やエアコンなどを1か所で集中して使用すれば、電気代の節約につながります。

 

火事などが心配

オール電化にすると火の気のある物をほとんど家で使わないので、火事になる危険性はかなり低くなります。特にIHクッキングヒーターはチャイルドロック機能や空焚き防止機能などが付いているので安全面には非常に配慮されています。そのため、小さなお子様から高齢者の方まで安全にお使い頂けるようになっています。また、加熱の際に物を燃やさないので、不完全燃焼が原因での一酸化炭素中毒なども発生しません。長く住まうならお家の安全性にも気を付けたいところ。特に高齢になるとガスコンロの青い炎が見えづらくなってくるようで、気が付かないうちに袖口に引火して火傷やボヤ騒ぎになってしまうこともあるようです。安全性に関してはオール電化の方が優れていると言えるでしょう。

 

災害に強い

オール電化の場合は給湯器はエコキュートか電気温水器を使っているので、断水時にもタンク内のお湯を取り出して使うことが出来ます。タンク内には数百リットルのお湯がたまっているので、2~3日は生活用水には困りません。

大規模地震の影響などでライフラインがストップしてしまった場合、電気とガスではガスの方が復旧するまでに時間がかかると言われています。ガス器具の使用を再開するためには素直にガス会社からの供給再開を待つしかないですが、電気の場合は設備さえ無事なら太陽光発電や蓄電池など自衛のための手段はあるので、そういう意味でもオール電化の方が災害への備えはしやすいと言えるでしょう。

 

普段の手入れが楽

オール電化で使用するIHクッキングヒーターは表面の凹凸もなく、汚れてしまっても洗剤と布巾でサッと拭いてしまえばきれいになります。最近のガスコンロも取り外しが簡単になっていたり、汚れにくく加工されているものもありますが、それでもお手入れのラクさはIHの方が勝っています。

灯油の給湯器を利用されている場合は、灯油を買いに行ったり補充したりする手間もなくなります。補充の際に灯油が手について匂いが取れないなどの心配もないですから便利になりますね。

 

光熱費の管理もラク

オール電化にするとガス代は基本料金から0円になります。また、光熱費が電気に一元化されるため管理がラクになります。家計簿を付けている方は毎月の収支をきちんと把握されているのでしょうが、筆者のようにアバウト勘定の場合は「今月は電気とガス合計で〇〇円」よりも「電気代は□□円」と請求が来た方が直感的に高い、安いをイメージしやすいし、過去との比較もしやすいからありがたいですけどね。

 

オール電化で後悔しないための対処法

オール電化を選択しても結局後悔しないようにしたいですよね。オール電化導入済みの場合は以下の点を再確認して抜け漏れがないかを確認しておきましょう。

 

電気は夜間に使う

オール電化の場合は夜間に電気代が安くなるので、基本的には夜間に電気を使うようにしておきましょう。エコキュートはもちろん、食洗器や洗濯機などタイマー設定ができるものは上手に活用すれば節約に貢献してくれます。エアコンなどは立ち上げの際に一番電気を使うので、こちらもタイマー設定をして電気代の安い時間帯から運転させ始めるのが節約に効果的です。

 

料金プランを変更する

オール電化の場合は深夜電力を使うというのを前提としているため、電力会社選びや契約プランに関してもそこまで選択肢は多くありません。とはいえ、大手電力会社以外にも深夜料金のプランを販売している会社はいくつかありますので、定期的に料金やサービスを見直してみると今よりも良い条件のところが見つかるかもしれません。2~3年に1度は料金プランを見直してみるのも良いでしょう。

 

太陽光発電と蓄電池の併用

オール電化への最近の不満の多くは、ここ数年の過去に例を見ない電気代の値上がりが原因です。値上がりを続ける電気代と対照的に太陽光発電の設置費用は年々下がっている傾向にあります。そのため、最近では自宅に太陽光パネルを設置し、昼間は発電した電気を使い余った電気は蓄電池にためて、夜はその電気を使って電力会社から購入する電気を必要最低限に抑えるという電気の自給自足を目指すご家庭も増えています。ここ数年は太陽光発電や蓄電池を導入する家庭に補助金を出している自治体の数や補助金の予算も増えています。活用できればさらにお得に設置できるので、オール電化と合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

 

オール電化後悔のまとめ

今回はオール電化にして後悔する人、満足する人の違いとオール電化を選択する際に気を付けたいポイントについてお伝えしていきました。

オール電化を選択して後悔する一番の原因は下調べをあまりせずに、その場の勢いで購入を急いでしまうことです。どんなものにも良い点・悪い点があるのは当然です。実際に住む自分たちにとってメリット・デメリットどちらが大きいのかを判断しましょう。

エコの王様ではこれからオール電化を導入しようか悩んでいる方からの相談も受け付けています。

オール電化についてのより詳しい説明や見積もりをご希望の方もお気軽にお問い合わせください!

 

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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