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【最新版】エコキュートの1か月の消費電力はどれくらい?光熱費は本当に安くなるかを徹底検証!

2025/08/08

「エコキュートは、電気代が安くなるって聞くけど、なんで電気代が安くなるの?」、「エコキュートの消費電力ってどれくらい?」、「エコキュートの電気代を抑える方法が知りたい。」などエコキュートの消費電力や電気代に関する問い合わせが非常に多いです。

エコキュートを設置すると料金プランが変わるため電気代が安くなると思われがちです。

実際のところは料金プランだけでなく他の給湯器と比較しても消費電力が少ないため電気代が抑えられています。

そこで今回は、エコキュートの消費電力や電気代の計算方法、メーカー別の消費電力、エコキュートの電気代を抑える方法について詳しく説明します!

 

エコキュートとは

エコキュートは、給湯器メーカーであるコロナが自動車部品メーカーであるデンソー(DENSO)が開発した技術を生かして家庭用として2001(平成13)年に販売したのが歴史のはじまりです。

お湯を貯めておく貯湯タンクと空気中の熱を集めて圧縮してお湯を温めるヒートポンプユニットの2種類から構成されています。

お湯を沸かす仕組みとしては、電気の力でヒートポンプユニットにあるファンを回します。

集められた熱は、二酸化炭素などが使われた「冷媒」と呼ばれる部分に伝えると当初より高温になります。

高温になった熱はヒートポンプユニット内の圧縮機で圧縮されてさら高温になりその熱を使ってお湯を作ります。

そのため、エコキュートの正式名称は、「自然冷媒Co2ヒートポンプ給湯機」と呼ばれています。

エコキュートが販売される前の主力電気給湯器であった電気温水器は、貯湯タンク内に電熱で水を温めるため電気代はエコキュートの約3倍と言われています。

光熱費削減できる可能性が高いことからエコキュートは、販売当初から販売台数を伸ばしており、2025(令和7)年4月には総出荷台数が1,000万台を超えるなど私たちの生活に欠かせない給湯器になりつつあります。

ヒートポンプユニットは、エコキュートだけでなくエアコンや自動販売機と私たちの密接に関わっている技術です。

<エコキュートの仕組み>

エコキュートの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒【エコキュートユーザー必見】ヒートポンプって故障しやすいって本当?仕組みや修理費用を紹介!

参考資料:一般社団法人ヒートポンプ・蓄熱センターHP

引用画像:三菱電機HP

 

エコキュートは、季節によって消費電力が変わる

エコキュートは、ヒートポンプユニットで集められた熱を使ってお湯を沸かします。

日本には、四季があるため季節によって寒暖差が激しいです。

ヒートポンプユニットのエネルギー効率は、気温が高い夏場の高くなります。

また、冬場になると水温が下がるためお湯を作るまで時間が掛かります。

そうなるとエコキュート自体は消費電力が高い製品なので、夏場に比べると冬場のほうが給湯コストは高くなります。

 

エコキュートの1か月の電気代はどれくらい?

多くの人が気になっているのが「エコキュートの1か月の電気代はどれくらいなの?」と思っているはずです。

エコキュートでトップシェアを誇るパナソニックのデータ見てみると、関西電力の「はぴeタイムR」で契約している場合1か月あたりの電気代は約1,700円、中部電力の「スマートライフプラン」で契約している場合は、1か月あたり約2,100円と公表されています。

もちろん設置するタンク容量や温度、使用頻度、季節によって異なりますが、エコキュートを設置する際の参考にするの良いでしょう。

※税込価格で表記しています。

参考資料:PanasonicHP

 

エコキュートの消費電力の計算方法

前述したメーカーが出しているエコキュートに掛かる1か月の消費電力はあくまでも参考データです。

日々の生活に掛かる費用を少しでも節約したい人たちからすると「もっとちゃんとしたエコキュートの消費電力と電気代が知りたい。」と考えているはずです。

エコキュートのみならず各電化製品は、消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金(円/kWh)で金額が求められます。

エコキュートは、季節によって消費電力が異なることで知られています。

メーカーや容量などによって異なりますが、日本で戸建て住宅で最も多く設置されている370Lの角型エコキュートでみると、夏場で0.98kW、冬場以外の季節だと1.5kWなのが一般的です。

仮に関西電力エリアで消費電力が多くなる冬場に1ヵ月(30日)エコキュートをフル稼働させた場合の電気代は次の通りです。

*POINT*

1.5kW×8時間×15.37円×30日=5,533円

となります。

季節や貯湯タンク内のお湯の残量などによっては、1か月あたりの電気代が600円~700円程度で済むこともあるのでメーカーが出している1か月あたりのエコキュートに掛かる電気代1,700円~2,000円というのも間違いではない可能性が高いです。

※貯湯タンク内の残量があって、設置地域、家族人数、お湯の使用量、電力会社によって電気代は変わりますので、必ずしもこの金額なるとは限りません。

※今回の計算において、「再エネ促進賦課金」、「燃料調整費」は考慮していません。

参考資料:はぴeタイムRHP

 

メーカー別エコキュートの省エネ性能

2025(令和7)年8月現在、エコキュートを販売しているのは、「三菱」、「Panasonic」、「ダイキン」、「日立」、「コロナ」の5社です。

それぞれのメーカーの省エネ性能を紹介しますので、購入や買い替えの参考にしてみてください。

 

三菱

業界最高クラスの省エネ性能を誇るのが三菱エコキュートです。

最高グレードのPシリーズでは、貯湯タンク内に残った熱を翌日の沸き上げに使う「ホットりたーん」が搭載されているので他のメーカーよりも省エネ性能が高いです。

また、一番販売されているSシリーズにおいても他のメーカーの最上位グレードの年間給湯保温効率と変わらないという特徴を持っています。

省エネ性能でエコキュートを選ぶなら三菱が1番です!

 

Panasonic

エコキュートのトップシェアを誇るPanasonicも省エネ性能は高いです。

ぬくもりチャージの機能を使えば、年間給湯保温効率が4.0まで上がりますし、家庭用太陽光発電システムとも相性が良いメーカーです。

 

ダイキン

今まで省エネ性能が他のメーカーと比べて高くなかったダイキンも2024(令和6)年8月に販売されたモデルから全機種が年間給湯保温効率が3.5以上の製品にラインナップが変わりました。

最上位モデルシリーズの「Xシリーズ」では、他のメーカーにも負けない省エネ性能が備わっています。

 

日立

三菱と並んで省エネ性能が高いのが日立です。

最上位グレードである「FVシリーズ」では、年間給湯保温効率が4.2と高いです。

 

コロナ

最近注目を集めているのがコロナです。

最上位グレードでは、三菱や日立に及ばないものの年間給湯保温効率が4.0高く、その他の省エネ性能も高いです。

比較的購入しやすい価格で販売している販売店も多いので、コロナはおすすめです。

 

エコキュートの電気代を抑える5つのポイント

エコキュートを設置すれば家全体の光熱費が抑えられる可能性が高くなります。

ですが、場合によっては電気代が逆に高くなってしまう可能性もあります。

ここで、エコキュートを設置して電気代を抑える5つのポイントを紹介します!

 

湯切れさせない

エコキュート貯湯タンク式給湯器のため、容量以上にお湯を使ってしまうと湯切れを起こす可能性があります。

湯切れを起こすと再びお湯を沸かす必要があります。

本来、エコキュートのお湯を沸かす時間帯は、電気代単価が安い時間(23時~翌朝7時)に行うため光熱費が削減できる訳です。

ですが、湯切れを起こしてお湯を再び沸かすと余分な電気が高くなってしまいます。

家族人数などが増えたなどの理由で湯切れを起こしてしまう可能性がある場合は、使い方を工夫するかタンク容量を1つ大きいサイズにして湯切れさせないようにしましょう。

※電気代が安くなる時間帯は、各電力会社によって異なります。

 

夜間以外の沸き増しを行わない

エコキュートは、電気代単価が安い時間(23時~翌朝7時)帯にお湯を沸かして使うことによって電気代が節約できるようになっています。

関西電力のエコキュートを設置したときに適応される料金プラン「はぴeタイムR」の電気代単価を見てみると、電気代が安いナイトタイム(23時~翌朝7時)は、1kWhあたり15.23円に対して、電気代が高いデイタイム(10時~17時)は、1kWhあたり26.24(28.87)円です。

金額だけを見ると約11円の差が出ます。

深夜帯だけでお湯を沸かしたときと昼間も沸き上げを行った場合の金額差は次の通りです。

*POINT*

夜間のみ:0.98kW×8時間×15.23円×30日=3,582円

夜間以外に沸き増しをした場合:0.98kW×8時間×26.24(28.87)円×30日=6,172(6,790)円

6,172(6,790)円―3,582円=2,590(3,208)円

具体的な金額でみると思っている以上に金額が掛かっている事が分かります。

緊急時の除いては夜間以外の沸き増しは辞めたほうがいいでしょう。

※(  )内の数字は、はぴeタイムRの夏季(7月1日~9月30日)までの価格と単価を表記しています。

※税込価格で表記しています。

参考資料:関西電力HP

 

季節によって設定を変える

2025(令和7)年8月現在販売されているエコキュートは、普段のお湯の量を学習して沸かす量を決めるようになっていますが、台所にあるリモコンで沸かす湯量を変更できます。

夏場と冬場では、1日に使うお湯の量が違いますので季節によって沸かす量を変更すると良いでしょう。

お湯が余りがち夏場には沸かす量を減らし、お湯をたくさん使う冬場は沸き上げ量を増やすと良いでしょう。

また、リモコンでも1日に使った湯量をリモコンで確認できるので少しでも電気代を抑えたい人は、小まめに湯量を変更すると良いでしょう。

 

年間給湯保温効率が高い製品を選ぶ

エコキュートの性能を示す数値に年間給湯保温効率があります。

そもそも年間給湯保温効率とは、「自分たちが使っているエコキュートがどれくらいの電気を使ってお湯を沸かせるか。」を示す数値を指します。

年間給湯保温効率が高ければ高いほど省エネ性能が高く電気代を抑えられる可能性が高いです。

2025(令和7)年8月現在販売されているエコキュートの年間給湯保温効率が0.1違うだけで1か月で約83円、1年間で約1,000円電気代が違うとされています。

エコキュートの電気代を少しでも抑えたい人は、年間給湯保温効率が高いエコキュートを購入すると良いでしょう。

<エコキュートのカタログ内の年間給湯保温効率の表示方法>

※給湯専用エコキュートの場合は、年間給湯効率で表示されています。

※税込価格で表記されています。

エコキュートの年間給湯保温効率に関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】エコキュートの年間給湯保温効率とは?各メーカーの数値を紹介!

 

自動保温、追い炊きをしない

2025(令和7)年8月現在最も多く販売されているフルオートタイプのエコキュートには、自動保温や追い炊き機能が搭載されています。

長い間貯められている一定温度に保ってくれる便利な機能ですが、保温している間は少しずつではありますが使えるお湯の量が減っていきます。

また、ぬるくなったお湯をあたため直すとき使う追い炊き機能は、温め直す時に貯湯タンク内の熱を使って温め直すため使えるお湯の量は減ります。

冷めきったお湯を温め直す時は、追い炊きするのではなくお湯を入れ直すか浴槽のお湯を少し抜いて高温足し湯機能を使うほうが経済的です。

 

まとめ

さて今回は、エコキュートの1か月の消費電力についてお話をさせて頂きました。

2025(令和7)年現在販売されている多くのエコキュートの多くは、省エネ性能が高い製品が揃っています。

ですが、使い方によっては電気代が高くなってしまうケースがあります。

エコの王様では、各メーカーのエコキュートを取り扱っているだけでなく、エコキュートの使い方なども分かりやすく説明しています。

今からエコキュートの設置を検討している人だけでなく、今エコキュートを使っていて電気代が高くなってしまって困っている人は是非1度エコの王様に相談下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

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この記事を書いた人: 清家 和馬
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