蓄電池のニチコンってどうなの?実際に使ってみたら驚きの事実が・・・!
2020/06/21
こんにちは!エコの大臣です!
蓄電池の製造メーカーもたくさんあって、どこの製品が良いのか悩んでしまう方も数多くいらっしゃると思います。
そこで、蓄電池のメーカー毎の特徴や、機能の説明などを中心にお伝えしていこうと思います!
第二回の今回は、国内トップメーカーでもあるニチコンの蓄電池について掘り下げていきたいと思います!
それでは、早速見ていきましょう!
目次
蓄電池のニチコンって有名なメーカー?
ニチコンは京都に本社を構える世界でも有数の電子機器メーカーです。
特にコンデンサと呼ばれる電子部品で高いシェアを誇っています。
下の図のような物ですね。真ん中のちょっとカラフルなやつはどこかで見た記憶がありますね!
もちろん、電気自動車や蓄電池に使われているリチウムイオン電池の製造販売も数多く手がけています。
ニチコンは2019年までの国内の家庭用蓄電池の累計販売台数1位になるなど、蓄電池の導入を考えるうえで、まず外して考えることの出来ない主要なメーカーの1つです。
蓄電池のニチコンの特徴
ニチコンの蓄電池の特徴としては、10kwh以上の大きめのサイズのラインナップが豊富です。現在販売されている家庭用蓄電池で、最大の容量の16.6kwhの蓄電池はニチコンの製品になります。
また、ニチコンでは、電気自動車とご家庭を繋ぐV2Hスタンドの販売も行なっております。V2Hスタンドとは、電気自動車とご家庭の電気をつなぐための機械です。
電気自動車に搭載されているバッテリーはかなり大型なので、ご家庭で使用する電力を十分まかなえるほどの容量があります。
ご自宅にV2Hスタンドがあると、ご家庭に設置してある太陽光発電の余剰電力を使って、電気自動車に充電することが出来るようになります。家でも電気自動車のバッテリーを充電することが出来るので、とても便利ですよね。
また、太陽光発電と電気自動車に加えて、更に蓄電池も連携させることが出来るトライブリッド型の蓄電池も発売しています。
蓄電池にたまっている電気を、電気自動車に移し替えたりすることが出来ます。停電が長期間にわたったとしても、電気自動車にためられている電気をご家庭で使うことが出来ます。より経済的に電気自動車を使えるだけでなく、災害時の電源としても非常に優秀な働きをしてくれます。
蓄電池のニチコンを選ぶデメリット
さて、ここからはニチコンの蓄電池のメリット・デメリットをご紹介していきます。
デメリットというよりも、ニチコンの蓄電池が「あまり向いてない」方と言った方が適切かもしれないです。これから蓄電池を検討していく1つの材料として参考にしていただければ幸いです。
価格が高め
ニチコンの蓄電池は先ほどもお伝えした通り、蓄電容量の大きい10kwh以上のラインナップのものが多いです。
蓄電容量が大きいほど、1度に蓄えられる電気の量は多いのですが、本体価格がその分高額になります。
他メーカーでよく生産されている6kwh~8kwhくらいのミドルクラスの蓄電池がニチコンの蓄電池にはないので、価格帯がワンランク高いものになってしまいがちです。
一番人気のある11.1kwhのもので、150万円~250万円ほどで取引されていることが多いようです。
他メーカーの同じくらいの容量の蓄電池と比べると、ニチコンは割安なのでよく売れているという面はあるのですが…。
「導入費用をなるべく抑えて、蓄電池を導入したい!」と検討されている方には、あまり向いていないかもしれませんね。
設置にスペースが必要
10kwh以上の大容量タイプの蓄電池は、屋外設置になります。
設置の目安を掲載しておきますので、参考にしてみて下さい。
屋内設置は出来ないので、屋外にスペースが確保できないという場合には、他のメーカーの機種を選ぶ必要があります。
蓄電池のニチコンを選ぶメリット
続いて、ニチコンの蓄電池のメリットをお伝えしていきます!
今からお伝えするポイントがバチっとはまる方はニチコンの蓄電池が断然おススメですね!
電気自動車と相性が良い
V2Hスタンドやトライブリッドの蓄電システムというのは、国内でも販売しているメーカーが少ないです。他メーカーに先駆けて販売を開始しているニチコンの得意分野でもありますね。
また、V2Hスタンドに関しては後付けでの設置も可能になっています。
ですので、蓄電池を太陽光と連携したハイブリッド型の蓄電池としてまず導入しておいて、後から電気自動車と一緒にV2Hスタンドを導入するということも出来ます。
今後、電気自動車の購入予定があるようなお客様には、ニチコンのトライブリッド型の蓄電システムが断然おススメです!
さまざまなタイプと組み合わせが可能
ニチコンで一番売れている11.1kwhの蓄電池は「単機能型」の蓄電池です。
既存の太陽光発電システムに影響を与えないので、パネルのメーカーや機器保証などを気にせずに導入することが出来ます。
「太陽光発電を設置してまだ間がない」という方や、「太陽光発電システムの機器保証がまだ残っている」お客様でも、安心して大容量の蓄電池を設置出来るというところが大きなメリットになってきます。
ニチコンの蓄電池で効率的でオトクに使うためには
「電気自動車を既に所有している」、あるいは「近い将来、電気自動車を購入する計画がある」といったお客様には、V2Hやトライブリッド型の蓄電システムなどを得意としているニチコンの蓄電池がまず候補に挙がりますね。
今後、電気自動車の普及が進んでいくにつれて、更に需要が高まっていくことは間違いないでしょう。
V2H関連以外で見てみますと、ニチコンは大容量の単機能型のラインナップの豊富さが強みになります。
11.1kwhのタイプのものは、急な停電時に備えて常に3.3kwh以上の電池残量を確保するように調整されています。
3.3kwhというと小型の蓄電池が1つフル充電になっているのと変わらないですからね。
これだけの容量を、常に確保して置けるというのは、大容量の蓄電池ならではの特徴です。
10kwh前後の容量の蓄電池で比較すると、ニチコンの蓄電池は割安で手に入れられることが多いです。既設の太陽光パネルとの相性に左右されずに設置出来るので、数が多く出回っています。
取り扱っている販売店も多いので、それだけ価格競争も盛んにおこなわれています。条件次第ではかなり安く手に入れることが出来るかも…。
「うちは災害に備えて容量の大きめの蓄電池を設置したい!」という方は、ニチコンの蓄電池で見積もりを取り始められるのがおススメです!
蓄電池のニチコンのまとめ
ニチコンの蓄電池の特徴について簡単にではありますが、まとめていきました。
V2Hなど、電気自動車との相性を考えるなら、ニチコンの蓄電池がまず候補に挙がってくるでしょう!
容量の大きい蓄電池のラインナップが豊富なのがニチコンの強みです。「停電時にも長持ちするものを…。」とお考えの方にも、おススメできるメーカーですね!
エコの王様でももちろん、ニチコンの蓄電池を各種取り扱っております!
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第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと
第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた
第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!