オール電化の光熱費は高い?安い?少しでもオトクに利用するために
2020/10/22
こんにちは!エコの大臣です!
エコの王様にお問い合わせ頂くのは、すでにオール電化やエコキュートをご利用されている方ばかりではありません。初めてオール電化への切り替えを検討する方も数多くいらっしゃいます。
そんな方から、「オール電化に切り替えると、電気とガス併用で使うよりも光熱費が安くなるってよく聞くけど本当?」っというご相談を受けることもしばしば…。
オール電化も電気の使い方をうまく工夫すれば今よりも光熱費を安く抑えることも十分可能です!
ただ、電気を使う時間帯や使い方によっては電気代が逆に高くなることも!?
そこで、オール電化を安く抑えるコツをお伝えしていきたいと思います。
目次
オール電化の光熱費は平均どれくらい?
実際に現在オール電化をご利用されているご家庭様が、毎月どれくらいの光熱費をお支払いされているのかをご紹介しましょう。
関西電力のホームページに世帯人数ごとのオール電化の毎月の平均の電気代が発表されているので、そちらを見てみましょう。
世帯 | 1人家族 | 10,751円 |
2人家族 | 12,904円 | |
3人家族 | 14,454円 | |
4人家族以上 | 14,914円 |
上の表はオール電化住宅だけの集計になりますので、ガス代は0円です!
これからオール電化に切り替えようと考えていらっしゃるご家庭様は、「毎月の電気代+ガス代」の平均が上の金額よりも高い!という場合には光熱費が安くなる可能性大ですね!
この表で注目したいのは、3人家族と4人家族以上の世帯でかかっている電気代にほとんど差がないというところですね!
3人、4人家族以上の世帯は、オール電化に切り替えると光熱費が安く抑えられる可能性が高いですね!
オール電化で光熱費を抑えるポイント
給湯器や台所をオール電化用の物に変更してもそれだけでは、光熱費の削減の恩恵を受けることは出来ません!
もちろん、ガスはなくなるので基本料金を含めたガス代の節約にはなりますが、そのままでは今までガス代として支払っていたものが、電気代にかわるだけなので「あれ?思ってたより安くならない!」ということも…。
オール電化に切り替える際には同時に、お家の電気の契約プランを見直す必要があります。
オール電化専用のプランにする
各地方の電力会社でオール電化向けの電力プランが提供されています。
関西電力の「はぴeタイムR」や中部電力の「スマートライフプラン」などの午後11時以降の電気代が安くなる「深夜電力」を活用できるプランへの切り替えがおススメです。
エコキュートはこの安い深夜電力を活用してお湯を作る機械ですので、オール電化に切り替えたら忘れずに電気の契約内容を見直すようにしましょう!
どうやって手続きを進めたらよいのかわからないときは、オール電化の切り替え工事をお願いしたところに連絡をして、手続きをしてもらいましょう。
エコの王様では切り替え工事後の各電力会社への申請もさせて頂いております。申請が必要かどうかは工事の際にも確認させて頂いておりますので、お気軽にお申し付け下さい。
エコの王様では申請にかかる費用は無料です!
オール電化の光熱費を抑えるなら使い方を考える
オール電化に切り替えて、料金プランを変更するだけでも十分光熱費を削減することは可能です。
ただ、せっかくなら少しでもお得になるように生活したいですよね!?
そんなあなたに、オール電化の電気代を更に抑える方法をお教えしましょう!
電気代の安い時間帯に利用する
先ほどもお伝えしましたがオール電化と深夜電力のプランは基本的にはセットで考えます。そうなると、よーく考えないといけないのが電気を使う時間帯!
まずは、下のグラフをご覧ください。
こちらは関西電力のオール電化向けの料金プランである「はぴeタイムR」の料金体系表したグラフです。
オール電化向けの料金プランではこのように、夜間(23時~7時)の時間帯が安くなるように設定されています。逆に10時~17時の昼間の時間帯は料金が高くなります。
洗濯機や食洗器など、比較的消費電力の大きいものは電気の安い時間帯に使ったり、タイマーを設定するなど工夫すれば更に電気代を節約することが出来ます。
エコキュートの設定を変える
お家全体の光熱費の約3分の1は給湯にかかる電気代だと言われています。
エコキュートの設定を少し変えるだけでも毎月の電気代を削減することが可能です。
例えば、エコキュートには、昼間にお湯を多く使うと、自動でお湯を沸き増しする機能が付いています。
昼間の沸き増しをしないように設定しておけば、昼の高い電気でお湯を作ることがなくなるので、電気代の削減に繋がります。
その他にも自動湯張りをするお湯の量を減らしたり、自動保温の設定時間を短くしたりすることも節約には有効です。
初期設定のままでそのままになっているという場合には、一度見直してみるのも良いでしょう。
太陽光発電との併用
昼間に高い電気代が設定されているオール電化と、日の当たる間に発電してくれる太陽光発電システムは相性が抜群に良いです。
ご自宅のお屋根の向きや大きさによって採算性も変わってきますので、すべてのご家庭様で導入をおススメするわけではないですが、メリットが大きいご家庭様では積極的に検討を進めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、太陽光発電の設置前にはシミュレーションが必要になります。
シミュレーションをご希望の際はぜひエコの王様までお気軽にお問い合わせ下さい。
オール電化の光熱費が割高になるパターン
「オール電化にしたのに電気代の請求が〇〇円もきてビックリ!!!」なんて見出しの記事をよく見かけます。これもあながちウソではなくて、使い方を間違えるとオール電化にする前よりも高くなってしまうことも…。
そんな失敗をしないように、「こういう使い方をすると電気代が割高になってしまう」をお知らせします。
昼間に電気を使いすぎる
オール電化向けの料金プランは昼間の電気代が他の時間帯と比べて割高になっています。特に10時~17時までは料金の単価が高くなっています。
この時間帯にあまり電気を使わないように気を付けましょう。
洗濯機や掃除機などはなるべくこの時間帯を避けて動かすようにしたり、充電式の物にして、昼間のこの時間には電気を使わないようにすれば電気代を安く抑えることが出来ます。
炊飯器や乾燥機などタイマー機能の付いているものは時間をずらして設定しておくことで、更に電気代を節約することが可能です。
エコキュートを昼に動かさない
エコキュートは深夜電力を使って、夜間に一日の間に必要なお湯を作ってタンクの中にためておき、そのお湯を一日中お家で使っていくような給湯器になります。
タンクの中のお湯の量には限りがありますが、エコキュートにはお湯を使い切ってしまっても、途中でお湯を沸き増しする機能が付いています。
大変便利な機能ですが、昼間の高い電気を使ってお湯を作ることになってしまうので、これも電気代が高くなる要因の1つになります。
タンクの容量を余裕をもって選ぶ、節水を心がけるなどして、途中で沸き増ししなくても良いように気を付けましょう。
オール電化は正しい使い方をすれば光熱費は抑えられる
オール電化の場合は電気を使う時間帯によって電気代の高い・安いが決められています。極端な話、深夜の時間帯にだけ電気を使うようにすれば、バツグンに電気代が安い状態で利用し続けることが出来ます。
電気代の切り替わる時間帯を把握して、それに合わせて電気を使うように注意すれば電気代を安く抑えることが出来ます。
オール電化の光熱費のまとめ
オール電化にしたときの毎月の電気代や、それを安く抑える方法をご紹介していきました。
要点を簡単にまとめますと・・・
・オール電化にしたら電力のプランを変更するのをお忘れなく!
・時間帯によって電気代が上下するので、電気の高い時間にはあまり電気を使わないようにすると電気代の削減に効果大!タイマー機能などを活用して節約につとめましょう!
特性をきちんと理解して、オール電化で快適にお得な生活を送りましょう!
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