10年以上給湯器を使用し続けるリスク こんな症状が出れば切り替えを検討しましょう!
2019/08/09
目次
給湯器の重要性
多くの方は特別な理由がない限り毎日お家でお風呂に入りますよね。もちろん温かいお湯は蛇口をひねれば出てくるわけではありません。
全ての家庭に動力は違えどお湯を沸かす給湯器が設置されています。
給湯器も機械になのでもちろん寿命が存在します。しかしながら、ご実家をそのまま継がれた方や新築でお家を建てた方は給湯器の切り替えが必要だという認識があまりないことも。ある日突然お湯が出なくなり狼狽えてしまう前に今回は給湯器の重要性についてお話ししたいと思います。
給湯器の寿命は7年〜10年ほど
ガス・電気・灯油、エネルギーは違えど給湯器の寿命は平均して7年〜10年程と言われています。
稀に10年を超えても修理を重ねて使用出来るということもありますが、純粋に10年も使用していると給湯器が大丈夫でも操作リモコンに不具合が出る、部品の製造が停止する、応急処置のような修理を繰り返すうちに料金がかさむということを考えると、
先延ばしにしてもいずれは切り替えなければならないので10年を目処に検討はしておいた方が良いでしょう。
毎日使うのに大切さを見失ってしまう
前述した通り毎日当然のようにお風呂に入るのに、ある日突然お湯が出なくなってしまいもちろんお風呂に入れないと困るので、
何年も利用するのに機能などを検討する時間もないまま慌てて修理や切り替えを行うというのがよくあるパターンです。
昨日まで問題なく使えていたのに、今日はお湯が出ない、入浴中に突然水に変わってしまった。など給湯器の寿命は突然訪れることもあります。夏場ならまだしも真冬にそんな事態になるのはとても悲惨ですね。
そのような事態にならないため、以下の症状が出る方は切り替えをご検討下さい。
ひとつでも当てはまればご相談ください
- 温度が安定しない
- 燃焼しない(燃焼ランプがつかない・または安定しない)
- 煙が出たり匂いがする
- 給湯器から音がする
- 温度設定が出来ない
- 自動湯はりが途中で止まってしまう
- 追い焚きをしても設定温度にならない
- 以前よりシャワーの水圧が弱い・水の出が悪い
不調が出た給湯器を使い続けるリスク
上記のような不調が見られているのにも関わらず給湯器を使用し続けるのは実はとてもリスクがあります。
例えばガス給湯器の場合、長期間使用をしていると空気の取り入れ口や機器内部にホコリが詰まります。不完全燃焼をしても外に設置したガス給湯器は気づきにくいため、一酸化炭素中毒事故につながることがあります。
また給湯機から煤が放出され、排気口あたりが黒くなり、しばらくすると外壁や周囲の物にまで煤が飛散するようになります。
壊れてしまう前に切り替えを。
お風呂が入れなくなるのはもちろん困りますが、突然の出費は家庭にとっても痛手ですね。実際に10年以上使用している給湯器に不調を感じても切り替えを行わない方は「使えるのに勿体無い」という気持ちで使用を続けている方は少なくないと思いますが、その理由はやはり金銭的な負担という方が多いようです。
給湯器の切り替えは決して安いとは言えません。突然数十万というお金を用意するのが難しく、とりあえずまだ安価な修理で応急処置を、ということも少なくはありません。
事前に備えることが出来ていれば突然の出費とは思わずに、必要な買い物だと思えるでしょう。
慌てないためにも壊れてしまう前に切り替えを検討しましょう。