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エコキュートの値段はいくら?各種費用や5つの選ぶポイント

2023/02/27

こんにちは!エコの大臣です!

今年は数年ぶりに国からエコキュートに補助金が出るということもあって、買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。

となると、気になるのがエコキュートの値段。初めて給湯器を買い替えるという方がほとんどなので、値段がいくらぐらいなのかがさっぱりわからないという方も多いようです。

そこで、今回は2023年最新のエコキュートの価格相場について解説していきます!

 

エコキュートの値段ってどれくらい?

エコキュートの値段がいくらぐらいなのかを確認していきましょう。

現在、エコキュートの本体は18万~30万円くらいで購入することが出来ます。容量が大きかったり、床暖房の機能が付いているタイプなどはもう少し値段が張ります。

エコキュートのカタログを確認してみると、100万円を超える金額が記載されているのでびっくりすると思います。これはあくまでもメーカー希望小売価格なので、実際には60~75%引きくらいの安い値段で購入することが出来ます。

 

エコキュートの工事費込みの値段は?

エコキュートを購入、使用するためには専用の取付工事が必要になります。ですので、ご自身で工事が出来るという場合を除き、エコキュートを購入するときには「本体費用」+「工事費用」の合計金額で見積りを取るのが一般的です。

工事費用は今の自宅の設備状況によって金額が異なります。使用中の給湯器が「エコキュート」<「電気温水器」<「ガス、灯油式給湯器」の順で工事費用が高くなっていきます。

エコキュートからエコキュートへの交換工事の場合は10~15万円、ガスや灯油の給湯器からエコキュートへの切替工事の場合は15~20万円くらいの費用が相場となってきますが、自宅の状況により価格が上下するのは先ほどもお伝えした通りです。

総額で35~50万円、エコキュートの容量やグレードによってもう少し高くなることもありますが、トータル70万円前後までで収まることが多いです。

 

エコキュートの各種費用について

エコキュートの交換費用の総額は概ね35~50万円程度となっています。今度はもう少し詳細に、エコキュートの交換にかかる費用を項目ごとに分けて確認してみましょう。

 

エコキュート本体

交換にかかる費用をエコキュートの本体の値段が1つ目の大きな要素になります。販売経路にもよりますが、カタログの定価から50~75%引きの値段で販売されていることが多いです。金額にすると安い物では18万円くらいから、高額な物でも35万円くらいまでで購入することが可能です。

メーカーや性能はもちろん、時期によっては型落ち品がセールされていることもあります。

 

エコキュート付属品

エコキュートの購入の際には本体(貯湯タンクとヒートポンプのセット)以外のリモコンや脚部カバーなどの付属品も合わせて購入します。通販サイトなどではこれらの商品は別売になっていて、本体価格に含まれていないことも良くあります。購入するときには忘れずに注文するようにしましょう。

その他にも、ヒートポンプとエアコンの室外機を1か所にまとめて設置するための2段ラックや、お湯の中にマイクロバブルを発生させるアダプターなどの付属品は別料金になります。主に使われる付属品の一覧表を以下に記載しておきますので、参考にしてください。

付属品名金額備考(用途など)
リモコンセット10,000~25,000円 
脚部カバー7,000~10,000円配管の保護、見栄えのため
循環アダプター約5,000円交換、新規設置の場合のみ
マイクロバブルアダプター30,000~35,000円 
風向ガイド10,000~15,000円ヒートポンプの風向を固定する
二段ラック約15,000円ヒートポンプの設置のため

 

基礎工事

エコキュートの貯湯タンクを設置するためには基礎工事が必要になります。基礎工事には、現場でコンクリートを流し込んで作る「現場打ち」と呼ばれる方法と、出来上がった土台を持っていってその上にタンクを固定するエコベースを利用する方法の2種類があります。

現場打ちの方が地盤が弱いところでも安定するしっかりした土台を作ることが出来ます。また、お家の外観に合ったので基礎を作れるのもメリットの1つです。デメリットとしては、コンクリートが乾くまでの時間がかかるのと、費用もエコベースの場合と比べてかかります。時間と費用に余裕があれば、現場打ちでの工事もアリだと思います。

現場打ちでの基礎工事の場合は5~10万円程度、エコベースを使用する場合は2万円程度が基礎工事の代金になります。

 

水道工事

エコキュートを設置した後は、水道やお風呂とエコキュートをつなぐ配管を取り付けます。新築で設置する場合を除けば、既設の給水、給湯配管とエコキュートをつなぐだけの工事が基本になります。

追い炊き機能の付いていない給湯器が付いていて、新しく追い炊きも出来るタイプのエコキュートに切り替える場合は、追い炊き配管の新設工事が必要になります。

もし、今まで給湯器が設置してあった場所と離れた場所にエコキュートを設置するときは、ケースによっては配管を延長する必要があります、その場合は配管の長さに応じて追加費用がかかります。

 

電気工事

エコキュートを設置した後は、お家のブレーカーにつないだり、リモコンを接続する電気工事を行ないます。

初めてエコキュートに切り替える場合は、お家の電気周りの設備状況によってはブレーカーの交換や幹線の張り替えなどが必要な場合もあります。

また、屋内や浴室にリモコンが付いていない場合は、リモコンを新しく設置するための配線工事も必要です。

古くなったエコキュートの交換工事の場合は、そういった工事が必要ないことが多いので、工事費用は安く済みます。

 

エコキュートの値段が変わる要素

エコキュートの本体価格はおおむね18~35万円くらいになることが多いです。約20万円も金額に開きがあるのは大きいですよね。次に本体価格を左右する要素について細かく見ていきましょう。

 

タンク容量

エコキュートを購入する際は、最初にお湯を貯めておくためのタンクの容量を選びます。一戸建ての場合は370、460、550Lの3つのサイズの中から、家族の人数やお湯を使う量をもとにして1つに絞ります。

気になる値段の方ですが、タンクの大きさがワンサイズ大きくなると2~3万円ほど高くなります。

小さすぎるタンクを選んでしまうと、入浴の途中でお湯が足りなくなることがあるので不便な思いをする可能性があります。また、頻繁に沸き増しをおこなうことで本体にも負荷がかかりやすくなるので、それだけ早く寿命を迎えてしまう可能性もあります。適正サイズのタンクを選ぶようにしましょう。

エコキュートのタンク容量に関する詳しい記事はこちら→エコキュートのベストな大きさ・容量ってあるの?適切なタンク容量の選びかた

 

タイプ

エコキュートは給湯の種類によって、「給湯専用」、「オート」、「フルオート」の3つのタイプに分かれます。

給湯専用は蛇口からお湯を出して湯張りをするタイプで、ワンルームのマンションなどに多いタイプです。浴槽にお湯を張るのも止めるのも手動でするタイプです。

オートタイプは浴槽とエコキュートが一本の配管で繋がっているタイプの給湯器です。お湯張りを自動でしたり、高温足し湯の機能が使えるようになっていますが、追い炊きなどお湯を循環させる機能は付いていません。

フルオートタイプは最も一般的なタイプのエコキュートで、自動湯張りや追い炊き、自動保温の機能も付いている物になります。また、省エネ効率の高い物やマイクロバブルを使った洗浄機能やUVを照射してお湯を清潔な状態に保つ機能などが盛りだくさんです。

値段に関しては給湯専用が一番安く、オートタイプと比べると約2万円、フルオートタイプは約3~15万円ほどの差が付きます。

 

グレード

エコキュートにはその他にも備わっている機能や性能によって値段に違いがあります。性能面では、「水圧」と「省エネ性能」に差が付けられています。

まず、「水圧」ですが通常タイプのエコキュートでは190kPaほどの水圧になっています。ガスや灯油式の給湯器と比べると水圧が弱くなるというのがエコキュートの弱点でしたが、最近では高圧力タイプのエコキュートも販売されています。高圧力タイプのエコキュートでは水圧は280~320kPaと約1.8倍ほどになるように設計されているので、2階の浴室などでもパワフルなシャワーを使用することが出来るようになりました。

「省エネ」についても、タンクに使用されている保温材により良い物を採用したりすることで、沸かしたお湯が冷めにくくなるように工夫されていたり、残り湯から熱エネルギーを回収して翌日の湯張りに利用する機能が付いている製品などがあります。

値段を比較すると、高圧タイプのエコキュートは1万円ほど、省エネ性能の高いタイプの商品は3~5万円ほど高くなります。省エネ性能の高い商品に関しては、最初の費用こそ高くつくものの、毎月の電気代はその分節約出来ますので、トータルで見ると元が取れるようにはなっています。特にこの1~2年で電気代も高騰し続けていますから、より大きい節約効果が見られるでしょう。余裕があれば省エネ性能の高い商品を選ぶこともアリかもしれませんね。

2023年は省エネ性能の高い一部のエコキュートに5万円の補助金が支給されます。エコキュートの購入や交換を検討している方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

また、機能面においても最新のエコキュートはかなり進歩しています。自宅の太陽光発電と連携して昼間の余剰電力でお湯を沸かす機能が付いていたり、追い炊きでお湯を循環させるときにUVを照射してお湯を消毒することも出来たりします。

機能が増えればその分、値段も高くなりまして…。機能のシンプルなエコキュートと最もハイスペックなエコキュートで10万円くらいの差があります。そんなに便利な機能はたくさん要らないということもありますので、ご自宅と予算に合ったものをお選びいただくのが良いでしょう。

電気代の高騰に関する詳しい記事はこちら⇒【2023年】電気代の値上げはいつ?生活に困らないために知っておくべきこと

2023年のエコキュートの補助金に関する詳しい記事はこちら⇒2023年のエコキュート補助金はいつから?金額や国・エリアの制度について

 

 

エコキュートの値段が高すぎたり安すぎたりするのは怪しい?

エコの王様もエコキュート販売店の1つですから、定期的にネットの同業他社様の価格調査をさせて頂いています。いろいろ拝見させて頂いていますが、ほとんどのエコキュートが60~75%引きなどで販売されているのはあまり変わりません。これに10~20万円ほどの工事費用が加算されるので、ネットでエコキュートを購入する場合は35~50万円くらいが相場と言えるでしょう。

中には、エコキュートを定価に近い金額で販売するような業者もあるようで(訪問販売や点検商法に多いようです)総額で80~100万円くらいで購入してしまったという方も多いようです。特にエコキュートのことをよく知らない人も多いですから、「カタログに100万円と書いてある商品が今なら工事も全部込みで80万円で買えますよ!」と言われると安くなったように感じる。不思議。

特に訪問販売の場合は、エコキュートを焦って購入する必要がないでしょうから、その場で即決せずに1度調べてみてから返事をしても遅くないと思います。もし、高額な契約をしてしまった場合にはクーリングオフを活用すれば契約解除することが出来ます。

また、反対に安ければ安いほど良いのか?というわけでもありません。初めに20万円くらいの極端に安い金額を提示しておいて、工事の当日にこれが必要、あれが必要と追加費用を請求され、結局高額な買い物になってしまったという案件も過去にはあったみたいです。不測の事態があって、工事代金が多少高くなってしまうことはありますが、それでも何十万も高くなるのは何かおかしいところがあると思います…。費用が余計にかかることはないかを、事前にしっかりと確認しておいた方が良いでしょうね。

 

エコキュートの値段と気にするべき5つのポイント

エコキュートを購入するときに一番に目が行くのは値段だと思います。同じ商品、同じ工事なら当然値段が安い方が良いに決まってますが、実際に見積書を詳細に確認していくと異なっている部分が出てくることがあります。見積書で値段を比較するうえでチェックしておきたい5つのポイントをお伝えしていきます!

 

値段は本体のみかセットかどうか

ネットで販売されているエコキュートは「商品+工事」で販売されている場合と、「商品のみ」の販売の2通りあります。「このサイトめちゃめちゃ安い!」と思っても実は本体価格のみで、工事は別料金ということもよくあります。

金額を比較するときは「本体+工事」の合計金額で比較するようにしましょう。

 

本体のグレード

エコキュート本体のグレードによって値段も上下します。機能が豊富な方が便利で使いやすくなりますが、当然値段も高くなります。予算オーバーになる場合は、機種を見直してみるのも良いでしょう。

保温効率の高い省エネモデルは本体価格こそ高いですが、毎月の電気代が安くなります。安く手に入るのであれば、長い目で見たときにはオトクになることもあります。

注意したいのがタンク容量です。初期費用を抑えたいからと使用状況に見合っていない大きさのタンクを選んでしまうと、頻繁にお湯が足りなくなり昼間の電気代の高い時間帯に沸き上げを行なってしまうことになります。タンク容量に関しては妥協せずに選んだ方が総合的にお得になります。

 

工事の範囲はどこまでなのか

エコキュートのサイトを見ると「基本工事」という文言をよく見かけます。例えば、基礎工事でもコンクリートの土間打ちなのか、エコベースを使用した簡易基礎に設置するのかも違いますし、既設のふろ配管や追い炊き配管もそのまま利用するところと、新品に交換するところもあります。

中には、エコキュートがメーカー直送で自宅に届き、受け取りや工事日までの保管までご自身でしないといけないというところもあります。エコキュートは60~100kg近い重さがあるので、荷受けには人手が要ります。おまけに配送は時間指定が出来ず、平日限定出荷です。工事日までの保管中の破損などは自己責任になります。(その代わり値段が安い)

細かいところで費用の差は結構出てきます。パッと見の値段は高いけれど中身をよくよく確認すると、こっちの方が安かったということもあります。

細かいところですが、事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

追加費用はあるのか

先ほどの基本工事に含まれていない工事や、二段ラックやヒートポンプの風向カバーなどのオプション品には追加の費用が発生します。

エコキュートからのエコキュートへの入替工事の場合はほとんどありませんが、電気温水器やガスや灯油式の給湯器からエコキュートに新しく交換する場合には追加費用が発生することが多いです。

発注前に現地調査をしてもらって、追加費用の有無を確認しておいた方が良いでしょう。

エコキュートの工事費用に関する詳しい記事はこちら⇒オール電化の工事費は平均いくら?各シーンの費用や安くするためのポイント

 

保証があるのか

エコキュートにも他の電化製品と同じように保証期間があります。もともとの保証期間は1~3年と短い期間ですが、有償で10年間に延長することも出来ます。現在ではほとんどの方が10年保証に加入するので、初めから10年保証込みで見積りを提出する業者が多いです。メーカー保証は約3万円かかるので、見積書を比較するときにはそちらの金額も合わせて確認するようにしましょう。

また、販売店によってはエコキュートの本体だけでなく、行なった工事に関しても保証してくれるところがあります。工事保証が付いているところで購入した場合には、工事の際に使用した配管からの水漏れも期間内であれば無償で対応してもらえます。水漏れの修理も1回あたり1~5万円程度の費用がかかりますので、それを無償で対応してくれるならありがたいですよね。

販売店によって保障の内容や範囲が違いますので、購入前にきちんと確認しておいた方が良いでしょう。

 

エコキュートの値段をオトクにするための3つの方法

 

エコキュートの交換も10年に1度の大きな買い物になりますので、少しでも費用を抑えて購入したいと思いますよね。エコキュートをお得に購入する3つの方法をお伝えしていきます!

 

相見積もりをとる

エコキュートを購入するときは時間に余裕があれば1社だけでなく、複数社から見積りをとることをおススメします。1社から見積りを取っただけでは、工事の費用や保証の内容などが本当に適切なのかがわかりにくいです。同じ商品でも販売店によって数万円違うこともありますし、金額以外の保証内容や追加工事の有無なども見比べることが出来ます。

あまり多くの業者から見積りをとっても逆に混乱してしまうので、多くても2~3社くらいで比較して決めるのが良いでしょう。

 

自社施工の業者を選ぶ

エコキュートの販売店には2種類あり、販売から施工まですべて自社で行なっているところと、工事は下請け業者に任せているところの2通りに分かれます。

同じくらいの値段なら自社施工の業者を選んだ方が安心です。何かトラブルが起こった時の対応もスピーディですし、工事自体の質も安定していることが多いです。

自社施工の場合は、ホームページに特徴として記載されていますが、どちらかわからない場合は問い合わせたときに確認してみるのが良いでしょう。

 

補助金を利用する

住んでいる地域の自治体から補助金が交付される場合があります。年度や地域によっても差はありますが、補助金が受けられる場合には積極的に活用した方が良いでしょう。

2023年度は一部のエコキュートに対して5万円の補助金が支給されることが決定しています!これだけの金額の補助金が交付されることはこの数年間ありませんでした。

10年以上同じエコキュートを使い続けている方はこの機会に新品への交換を検討してみてはいかがでしょうか。

2023年のエコキュートの補助金に関する詳しい記事はこちら⇒2023年のエコキュート補助金はいつから?金額や国・エリアの制度について

 

エコキュートの値段のまとめ

今回はエコキュートの値段に関する情報をまとめていきました。

簡単にまとめますと・・・

・エコキュート本体は18~35万円くらいのことが多い。タンクのサイズやグレードによって価格が上下するが概ねこの範囲でおさまっている

・工事費用は12~20万円くらいが相場。既に付いているエコキュートを交換する場合と、ガスや灯油式の給湯器から新しくエコキュートを設置する場合では値段が違う。

・総額では40~50万円くらいの物が一番よく売れている。

・基本的には2~3社から相見積もりを取って比較してから購入する方が良い。金額だけでなく、工事内容や保証期間なども考慮して決めるのが望ましい。

・補助金がもらえる場合は積極的に活用する。

相場価格よりも高すぎたり、安すぎたりする場合は「何かある」と思っておいた方が良いでしょう。値段ももちろん大切な要素ですが、設置したらその業者とも長い付き合いにあります。対応の良さや保証内容、アフターフォロー体制なども総合的に見て選ぶことをおススメします。

 

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この記事を監修した人: 清家 和馬
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