
エコキュートを使っていないのにお湯が減るのはナゼ?その真実に迫る!
最終更新日:2026/04/30
こんにちは!エコの大臣です!
エコの王様では、ガスと併用されているご家庭様のオール電化への切り替え工事も行わせて頂いております。
初めてエコキュートをご利用されるお客様から「お湯をあまり使っていないのに、リモコンのお湯の目盛りが減ってるんだけど…。」、「追い炊きしようとしたら、エコキュートのお湯が少なくなりましたというアナウンスが流れて出来ない」というご相談を頂くことがあります。
「買ったばかりなのに、全然お湯が足りない!」なんてことになると大変ですよね…。そこで、今回はエコキュートの目盛りが早くなる原因や、故障しているかどうかの見極め方法などをご紹介していきます!
目次
エコキュートのメモリが減っていく理由【修理が不必要】

まずは、エコキュートが故障しているわけではないですが、お湯の目盛りが減りやすくなる状態について見ていきましょう。以下のような状況でご利用されている場合は、ひとまず故障ではないので、エコキュートの使い方や設定を見直してみるようにしましょう。
ふろ保温や追いだきを使っている
フルオートタイプのエコキュートをご利用されている場合、お湯張りの後もお湯の温度を一定に保ってくれる「自動保温」の機能が付いています。
保温をする際には、浴槽の中のお湯を循環させて、タンクの中の熱を使って温め直しています。
そのため、台所や洗面所などでお湯を使っていなくても、気付いたらお湯がなくなっているということがあります。
「全員の入浴が終わったら保温を切る」、「そもそも自動保温の機能をOFFにしておく」ことでお湯の減りを抑えられます。
また、お風呂の追い炊きの機能もタンクの中のお湯を消費します。追い炊きは結構な勢いでタンクの中のお湯の量が減っていきます。
かなりぬるーくなってしまったお湯を温め直す場合には、浴槽のお湯を少し捨ててから、「高温足し湯」の機能を使った方がタンクのお湯の使用量が少なくて済みます。
お湯が頻繁に足りなくなるという場合には「自動保温」と「追い炊き」の設定を見直してみるのが良いでしょう。
タンクの放熱で湯温が下がる
エコキュートは毎日深夜にお湯を沸きあげて、タンクにためておき、そのお湯を一日の内に使っていくような仕組みになっています。
明け方に沸き上げが完了した直後には、タンクの中には70~90度程度のお湯がたっぷりと蓄えられています。
エコキュートの貯湯タンクは魔法瓶のような作りをしているので、タンクの中のお湯は冷めにくいように作られていますが、どうしても時間の経過とともにお湯の温度は下がっていってしまいます。
最近のエコキュートはずいぶんタンクの保温効率も高くなっているので、以前よりも長時間高い温度でお湯をためておくことが出来るようになっています。それでも時間の経過とともにお湯が使える量は減っていくというのは頭に入れておきましょう。
特に外気との温度差が大きい冬の時期には、タンクのお湯が冷めるのも早くなってしまいます。
また、冬場は水道水の温度も低くなります。エコキュートはタンクの中のお湯と水道水を混ぜて出湯するので、タンクの中のお湯の量が同じでも、冬場には実際に使えるお湯の量は少なくなります。
夏と冬では同じような設定にしていても、使えるお湯の量は違うというのは注意しておきましょう。
自動配管洗浄
配管の自動洗浄の機能を使う際にもタンク内のお湯を消費します。
パナソニックからは配管洗浄1回あたり約10Lのお湯を消費するということで公式にアナウンスされています。
お湯が少なくなっているときには注意したほうが良いでしょう。
エコキュートの目盛りが減っていく理由【修理が必要】

ここからは、エコキュートの故障が原因でお湯が勝手に減っていくケースを見ていきましょう。
エコキュートの設定方法を見直しても症状が改善しない場合には、メーカーや設置業者に点検してもらうようにした方が良いでしょう!
配管に亀裂が入っている
エコキュートの内部や、タンクとヒートポンプやお風呂の浴槽とをつなぐ配管に亀裂が入ってしまって水漏れしている場合です。
亀裂が入った部分からお湯が漏れていっている訳ですから、当然使っていなくてもお湯はどんどん減っていってしまいます。
「エコキュートの貯湯タンクやヒートポンプの周辺が水浸しになっている」、「配管のつなぎ目などから水が漏れている」のが視認出来る場合には、すぐにメーカーや設置してもらった販売店に連絡をして点検・修理をしてもらうようにしましょう。
エコキュートの水漏れに関する詳しい記事はこちら⇒給湯器の水漏れは超危険!?修理前に絶対にやっておくべき5つのこと
エコキュートの基盤などの故障
エコキュートの内部に使われている三方弁という部品や、それを制御する基盤などが故障するとエコキュートの沸きましが正常に行われなくなってしまいます。
三方弁はタンクの下部から水をヒートポンプに送り、送られてきたお湯をタンクの上部に送る役目をしている部品です。
本来はタンクの上部からお湯がたまっていくようになっているので、沸き上げが完了したことを検知するセンサーはタンクの下部に付いています。タンクの下までお湯になれば「沸き上げが完了した」と判断して、沸き上げをやめるような仕組みになっています。
三方弁が故障してしまうと、ヒートポンプから送られてきたお湯をタンクの下部に流してしまいます。
その結果、タンクの上部までお湯になりきらないうちに、温度センサーが沸き上げが完了したと検知して、沸き上げが停止してしまいます。
そのため、元々のお湯の量がかなり少ないので、あまり使っていなくてもお湯がどんどん減っていってしまいます。
三方弁はエコキュートの部品でも故障しやすい部品ですから、あまりにお湯の減りが早い状況が続くようであれば点検してもらうのが良いでしょう。
エコキュートを使っていないのにお湯が減って困るなら

「エコキュートのお湯減りが早くて困っている」という場合の対処法をご紹介します。
追い炊きはお湯が減るのでしない
追い炊き機能は、浴槽のお湯を無駄にせずに使えるので水道代の節約になります。ただし、追い炊きはタンクの中のお湯をかなり使うので、お湯の量が足りなくて困っているという場合には使用を控えた方が良いでしょう。
どうしてもぬるくなったお湯を温めたいときは、浴槽のお湯を少し捨ててから高温足し湯で温かいお湯を直接注いだ方が使うお湯の量は少なくて済みます。
なるべく入浴の時間を合わせて家族全員がお湯が冷めないうちに入るようにするなど、話し合ってみるのも良いでしょう。冷えきった家族関係も温め直せるかもしれませんよ。
手動で沸き増しを行う
お湯が途中で足りなくなってしまう場合には、タンクのお湯を途中で沸き増ししてみましょう。
台所リモコンに「満タン」や「沸き増し」などのボタンが点いているので、それを押すと深夜以外の時間帯にもお湯を沸かしてくれます。
残湯量を示す目盛りが減ってきて、「このままだとお湯が足りない!」と感じた場合には、こちらの機能を使いましょう。
タンクや周辺に水漏れがないかを確認
タンクやヒートポンプユニットなどの周辺に水たまりが出来ているようであれば、配管から水漏れしている可能性があります。
エコキュートは沸き上げの最中に排水が出ますので、早朝の沸き上げが終わった直後には、周辺が濡れているのは正常な動作の範囲内です。
ですが、お昼を過ぎても周辺が水で濡れたままの状態になっている場合には、どこかから水が漏れている可能性が高いです。
水漏れを放置しておくと、中の電子部品の故障して修理費用が高額になってしまうこともございます。
発見したら放置しておくのではなく、すぐにメーカーや取り付け業者に連絡して点検・修理をしてもらうようにしましょう。
エコキュートの水漏れに関する詳しい記事はこちら⇒給湯器の水漏れは何が原因?大惨事にならないためにやるべきこととは
エラーコードの確認
水漏れや三方弁の故障の場合には、異常を知らせるエラーコードがリモコンに表示されることがあります。
エラーコードの内容をメモして、メーカーや販売店に連絡をして下さい。
保証期間内であれば、無償で直せることがほとんどですので保証書はきちんと保管しておきましょう。
メーカーごとのエラーコードの一覧表は以下のリンクからご確認ください。
三菱エコキュートのエラーコードの種類は?原因と対処・解除について解説!
エコキュートシェアNo.1 パナソニックエコキュートのエラーコード 原因と対処法 ([F]表示のエラー)
エコキュートシェアNo.1 パナソニックエコキュートのエラーコード 原因と対処法 ([H]表示のエラー)
快適な入浴をサポート ダイキンエコキュートのエラーコードの意味と対処方法
業界一の省エネ性能!コロナエコキュートのエラーコード 原因と対処法
エコキュート使っていないのにお湯が減るのまとめ

エコキュートでお湯が勝手に減っていく現象の起こる原因や、その対処法についてまとめていきました。
簡単にまとめますと・・・
・追い炊きや自動保温などでもタンクのお湯は減っていきます。お湯の減りが早いときにはエコキュートの設定を見直してみましょう。
・冬場は水温が下がるので、実際に使用できるお湯の量が夏と比べて少なくなります。お湯の使い方にも注意!
・水漏れや部品の故障が原因と考えられる場合はすぐに点検してもらうようにしましょう!
エコキュートは毎日のお湯の使用量をチェックすることが出来るようにもなっています。あまりお湯を使っていないのに、お湯の減りが早いという場合には点検してもらった方が良いかもしれないですね!
エコキュートのお湯が減る・沸き上げ時間設定に関するFAQ
ここまでお伝えしてきた中でも、特にお問い合わせの多い5つの質問について、要点を整理しておきます。お悩みの内容に近いものがあれば、参考にしていただければ。
Q. 1日に何リットル使う想定?「一目盛り」は何L?
ご家族の人数別の1日の使用量目安は、1人あたり150〜200L、4人家族で500〜600Lが一般的な目安です。シャワー1回が50〜80L、お湯はりが約200L、洗面・台所が1人20〜30L、というのが各メーカー共通の目安というところ。
リモコンの「一目盛り」は機種によって異なりますが、概ね40〜50L程度に相当します。タンク容量370Lなら8〜9目盛り、460Lなら10〜11目盛りに分割表示されているのが標準。一目盛り分の沸き上げに必要な時間は、深夜時間帯で30〜40分前後を目安にしてくださいね。
Q. 浴槽のお湯が勝手に減るのは故障ですか?
入浴していない浴槽からお湯が減っていく、という現象は、フルオートタイプの自動保温機能が動いていることが大半で、故障ではありません。設定温度を保つために、タンクのお湯を循環させているからですね。
ただ、明らかに浴槽の水位が下がっている、栓を確認しても水漏れの跡がある、という場合は配管側のトラブルや浴槽栓の劣化が疑われます。床下や浴室周りに水漏れの形跡がないかをまずご確認ください。
確認しても原因が分からない、目に見える漏れがないのに毎日水位が下がる、というケースでは、循環アダプターのパッキン劣化や配管接続部の不具合の可能性もあります。点検をご希望でしたら、メーカーサポートまたは設置業者にご相談されるのが安心でしょう。
Q. 三菱/パナソニック/日立/コロナ別「使ってないのに減る」早見表
メーカー別の傾向を、よくあるご相談ベースで整理しました。
三菱電機:フルオートの自動保温が標準ON。リモコンから保温時間の短縮・OFFが可能。「ピークカット設定」「昼間シフト設定」で運用調整しやすい構成。パナソニック:おまかせ・節約・多めの設定が分かりやすく、家族の使用量変化に対応しやすい。残湯量表示が3〜5段階で見やすいのが特徴。日立:ナイト学習機能で前7日の使用量から自動調整。深夜のみ/昼間カット/節約モードの切り替えがリモコンから可能。コロナ:シンプル設計で操作画面が分かりやすく、湯量目盛りの点滅が出たら沸き増しの目安、というオーソドックスな運用設計。
「使ってないのに減る」原因は、どのメーカーでもフルオートの自動保温が筆頭候補。設定見直しで解決するケースが大半ですので、まずはリモコンの設定をご確認くださいね。
Q. 沸き上げを「深夜のみ」に切り替える具体手順(メーカー別)
メーカーごとの主な操作ポイントを簡潔に。
日立:台所リモコン → メニュー → 沸き上げ設定 → 「深夜のみ」または「昼間沸き上げカット」を選択。三菱電機:台所リモコン → 決定ボタン3秒長押し → 電力契約モードをマニュアルに切替 → 夜間開始/終了時刻を入力。パナソニック:台所リモコン → メニュー → 沸き上げ設定 → 「夜間のみ沸き上げ」または使用量設定を「節約」に。ダイキン:台所リモコン → メニュー → 沸き上げ設定 → 沸き増し運転OFF+夜間時間帯指定。コロナ:台所リモコン → メニュー → 沸き上げ時間帯設定 → 夜間時間帯のみON。
操作の文言は機種世代によって少し異なる場合があります。お手元の取扱説明書、もしくは各メーカー公式サイトの「上手な使いかた」ページをあわせてご確認いただくと安心ですよ。
Q. 沸き増しは何分かかる?電気代はどれくらい増える?
沸き増しの所要時間は、100L沸き増しで約1時間、200Lで約2時間、満タンまでなら4〜8時間が目安です。これはダイキン・パナソニック・三菱・日立・コロナのいずれもほぼ同等の数値。
電気代の増加分は、深夜帯なら100Lあたり20〜30円、昼間帯なら45〜60円、ピーク時間帯なら100円近くというところ。緊急時の昼間沸き増しは1〜2回で済めば数百円以内で収まりますが、毎日のように昼間沸き増しが必要なら家計への影響は大きくなってきます。
日常的に沸き増しが必要なら、まずは沸き上げ設定を「多め」に、家族の使用量に合った設定に見直していきましょう。それでも追いつかなければ、機種容量の見直しも検討候補ですね。
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