
エコキュートの水漏れで水道代は高くなる?減免申請の可否と対処法を解説
最終更新日:2026/05/22
みなさん、水道代は毎月チェックしていますか?
毎月ほとんど同じ金額ですが、突然水道代の請求額がドーンと跳ね上がることがあります。
「いつもより水道代の請求が明らかに高い…」というとき、原因の一つとして考えられるのが給湯器やエコキュートからの水漏れです。
気付かないうちにメーターが回り続け、数万円単位の請求が来てしまうケースがあるのです。
そこで今回は、エコキュートの水漏れで水道代がどれくらい高くなるのか、急な高額請求に気づいたときのチェック手順などをわかりやすく解説します。
エコキュートの水漏れが気になる場合は、「エコの王様」まで電話やLINEでお気軽にご相談ください。
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目次
エコキュートの水漏れで水道代はどれくらい高くなる?
水漏れによる水道代の追加額は、水漏れの規模によって大きく変わります。一般的な目安は次のとおりです。
- 直径1mm程度の水漏れ:月に約1,000円の追加
- 直径5mm程度の水漏れ:月に約6,000円の追加
- 直径10mm程度の水漏れ:月に35,000〜40,000円の追加
水道料金の請求は通常2か月に1回なので、気付かないうちに数万円単位の請求が来ることも珍しくありません。
「いつもより明らかに水道代が高い」と感じたら、水漏れを疑ってみましょう。
また、エコキュートからの水漏れの場合は、水道代だけでなく電気代にも影響することがあります。
水漏れによってお湯の使用量が増えると、その分タンクの沸き上げ回数も増えるため、電気代も普段より高くなる傾向があります。
エコキュートが水漏れする箇所

水道代の請求が高くなり、水漏れが疑われる場合には、エコキュートの周辺もチェックしてみてください。
エコキュートで水漏れが起きやすい代表的な箇所は次の3つです。
本体・貯湯タンク周辺
エコキュートの本体(貯湯タンク)周辺は、水漏れが見つかりやすい代表的な箇所です。
次のような症状があれば、水漏れの可能性が高いといえます。
- 貯湯タンクに接続されている配管が外れている
- 配管の継ぎ目から、水がじわじわとにじみ出ている
- 昼になってもタンクの周囲が水で濡れたままになっている
特に配管のつなぎ目に使われているゴムパッキンは、10年程度で破損して水漏れの原因になることが多くあります。
設置から10年以上経過している場合は注意が必要です。
室外機(ヒートポンプユニット)周辺
エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)からも水漏れが発生することがあります。
ただし、室外機からの水滴はすべてが故障というわけではなく、結露水や沸き上げ時の排水など、正常な動作によって出る水もあります。
朝の沸き上げ直後の濡れは正常な動作の範囲内ですが、昼を過ぎても濡れたままの状態が続く場合は水漏れを疑いましょう。
室外機の水漏れの詳しい原因と見分け方は「エコキュートの室外機の水漏れの原因って何?」で解説しています。
ヒートポンプからの水滴が正常か異常かの判断は「エコキュートのヒートポンプから水滴が!水漏れ?原因と対処法」をご覧ください。
配管からの水漏れ
エコキュート本体だけでなく、給水配管・給湯配管・風呂配管・排水配管など、各種配管からも水漏れが起こることがあります。
地中や壁の中を通る配管からの水漏れは目視で確認するのが難しいため、気付きにくいのが厄介な点です。
普段から本体周辺の地面が湿っていないか、配管に異変がないかを確認しておきましょう。
水道代が急に高くなったときのチェック手順

「先月までと比べて水道代が明らかに高い」と感じたら、次の手順で水漏れをチェックしてみてください。
1. すべての蛇口を閉めて水道メーターを確認
家中の蛇口を全て閉めた状態で、水道メーターのパイロット(メーター内の小さな回転部品)を確認します。
蛇口を閉めているのにパイロットが回っていれば、家のどこかで水漏れが発生している証拠です。
2. エコキュート周辺を目視確認
貯湯タンク・ヒートポンプユニット・配管の周辺を目視で確認します。
水たまりや濡れた跡がないか、配管の継ぎ目からにじみ出ている水がないかをチェックしましょう。
3. リモコンにエラーコードが出ていないか確認
エコキュート本体からの水漏れの場合は、リモコンにエラーコードが表示されることがあります。
エラーコードが出ている場合は、コード番号をメモしてメーカーや業者に連絡しましょう。
各メーカーのエラーコードの意味は「エコキュートのエラーコード一覧」でご確認ください。
4. お湯の減りが早くなっていないか確認
リモコンの残湯量メモリの減り方が普段より早い場合は、配管のどこかでお湯が漏れている可能性があります。
上記のいずれかに該当する場合は、水漏れの可能性が高いので、早めに業者へ連絡して点検・修理を依頼しましょう。
「エコの王様」では、エコキュートの修理・交換のご相談を電話やLINEで無料で受け付けています。
「自分で原因を特定できない」という方は、お気軽にお問い合わせください。
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エコキュートの水漏れに気づいたときの応急処置
水漏れを発見したら、業者が到着するまでの間に次の応急処置を行ってください。
漏れの拡大を防ぎ、被害を最小限に抑えられます。
1. エコキュートの電源を切る
リモコンの運転スイッチをOFFにするか、分電盤のエコキュート用ブレーカーを落として電源を切ります。
電源を切ることでお湯の沸き上げが止まり、水漏れの拡大を一時的に抑えられます。
2. 止水栓を閉める
エコキュートの脚部カバー内、または屋外の水道メーター付近にある止水栓を閉めます。
止水栓を閉めることで、エコキュートへの給水を完全に止められます。
3. 水漏れ箇所の写真を撮る
水漏れ箇所と周辺の状態を写真に撮っておきましょう。
業者への状況説明や、後述する水道代の減免申請の際に必要になることがあります。
4. 業者・メーカーに連絡する
1~3の応急処置が済んだら、設置業者かメーカーに連絡して点検・修理を依頼します。
連絡時には、エコキュートのメーカー・型番・水漏れ箇所・発見日時を伝えるとスムーズです。
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エコキュートの水漏れで水道代の減免申請は通る?通らない条件と申請の流れ

水漏れで高額になった水道代は、お住まいの水道局の「減免制度」によって一部減額してもらえることがあります。
ただし、エコキュート(給湯器)からの水漏れの場合は、減免が通らないケースが多いのが現実です。
減免申請が通らないことが多い理由
水道代の減免申請は、本来「確認するのが難しい地下や壁の中の配管からの水漏れ」など、一般の人が通常の生活では気付けない部分での水漏れを対象としていることが多い傾向です。
例えば、神戸市・奈良市・山陽小野田市など複数の自治体では、「給湯器・エコキュート等からの水漏れは減免対象外」と公式に明記されています。
エコキュート本体や周辺配管は目視できる箇所にあり、適切な管理をしていれば気付ける範囲とみなされることが理由です。
ただし、すべての自治体で申請できないと決まっているわけではありません。
一部の自治体では、状況によってはエコキュートからの水漏れでも減免が認められるケースがあるため、お住まいの地域の水道局に確認を取ってみることをおすすめします。
減免申請に必要な書類
減免申請に必要な書類は自治体によって名称や様式が異なりますが、概ね次のものが必要です。
- 水道料金減免申請書(自治体所定の様式)
- 修繕工事施工証明書(修理した業者が記入)
- 修理費用の領収書または請求書のコピー
- 水漏れ箇所の写真(工事前・工事後)
詳しくは、お住まいの自治体の水道局に直接確認してみてください。
減免申請が認められた場合の減額の目安
減免の申請が認められた場合でも、増額した水道代の全額が返金されるわけではありません。
自治体によって計算方法は異なりますが、概ね「漏水量の半分程度」を上限として減額されるケースが一般的です。減免の対象期間も「最大4か月分まで」など制限がある自治体もあります。
また、減免分は実際に支払った金額が返金されるのではなく、次回以降の水道料金から差し引かれる形が多い傾向です。
減免申請の流れ
減免申請の一般的な流れは次のとおりです。
- 水漏れ箇所を特定し、業者に修理を依頼する
- 修理完了後、業者から修繕工事施工証明書を受け取る
- お住まいの水道局に連絡し、減免制度の対象になるか確認
- 必要書類を揃えて水道局に申請書を提出
- 水道局で審査が行われ、認められれば次回以降の水道料金から減額
申請には期限がある自治体もあるため、水漏れを発見したらできるだけ早く水道局に問い合わせることが大切です。
エコキュートの水漏れは早めにプロに相談しよう

エコキュートからの水漏れは、放置すると水道代・電気代が高くなるだけでなく、本体の故障や周辺機器への被害にもつながります。気付いた時点で早めに業者へ連絡することが、結果的に修理費用を抑える一番の方法です。
特に設置から10年以上経過しているエコキュートで水漏れが起きている場合は、修理しても他の箇所がすぐに故障するケースもあります。
修理費用が高額になる場合は、買い替えも視野に入れて検討するのがおすすめです。
「エコの王様」では、エコキュートの水漏れ修理・交換のご相談を電話やLINEで無料で受け付けています。
「水漏れに気付いたけど、どこに連絡すればいいかわからない」「修理と交換どちらがいいか相談したい」という方は、お気軽にお問い合わせください。
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エコキュートの水漏れ・水道代に関するよくある質問
エコキュートの水漏れと水道代について、よくある質問にお答えします。
水漏れに気付くまでに何日くらいかかりますか?
水漏れの規模や場所によって異なりますが、目に見える場所での水漏れなら数日〜1週間程度で気付くことが多い傾向です。
一方、地中や壁内の配管からの水漏れの場合は、水道代の請求が来るまで気付かないケースもあります。
早期発見のコツは、月1回程度、水道メーターのパイロットを確認することです。家中の蛇口を閉めた状態でパイロットが回っていれば水漏れの証拠なので、定期的にチェックする習慣をつけておくと安心です。
エコキュートからの水漏れは火災保険で補償されますか?
エコキュート本体の水漏れによる修理費用は、基本的に火災保険の補償対象外です。
火災保険は「火災」「自然災害」「水濡れ事故」などが補償対象で、設備の経年劣化による故障は対象外となるためです。
ただし、エコキュートの水漏れが原因で家屋や家財に被害が出た場合(床が腐った、階下に水漏れしたなど)は、火災保険の「水濡れ補償」で対応できるケースがあります。
詳しくは契約している保険会社に確認してください。
370Lと460Lのタンク容量で水道代に差はありますか?
通常使用時のタンク容量による水道代の差はほとんどありません。
エコキュートは使った分だけ沸き上げる学習機能があるため、タンク容量が大きくても使用量が同じなら水道代は変わりません。
ただし、水漏れが起きた場合は、タンク容量が大きい方が漏れる水の総量も増える可能性があります。
460Lタンクの方が一度に貯められるお湯の量が多いため、配管からの水漏れが続いた場合の被害額が大きくなることがあります。
水漏れを放置するとどうなりますか?
水漏れを放置すると、次のような被害が拡大していきます。
- 水道代・電気代が高額になる
- 水漏れ箇所が拡大して修理費用が高額になる
- エコキュート本体の電子部品がショートして故障する
- 周辺の地面や床が劣化する
- 集合住宅の場合、階下への漏水被害が発生する
「少しだから大丈夫」と放置せず、気付いた時点ですぐに業者へ連絡しましょう。
給湯器(ガス給湯器)の水漏れでも水道代は減免されますか?
ガス給湯器の水漏れも、エコキュートと同様に「減免対象外」とする自治体が多いのが現状です。複数の自治体の公式規定で「給湯器・エコキュート等からの水漏れは減免対象外」と明記されています。
ただし、自治体によっては状況に応じて減免が認められる可能性もゼロではないため、お住まいの水道局に一度確認することをおすすめします。
まとめ:水漏れは早期発見・早期対応で被害を最小限に

エコキュートの水漏れは、水道代や電気代の高額請求だけでなく、本体の故障や周辺被害にもつながる重大なトラブルです。
水道代が急に高くなったと感じたら、まず水道メーターと本体周辺を確認し、水漏れが疑われる場合は応急処置をしてから業者に連絡しましょう。
減免申請が通りにくいケースが多い分、何より早期発見・早期対応が大切です。
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