「エコの王様」大人気CM放映中!!

王様のためになる話

エコキュートの青い水って危ない?スグにでも改善する方法

2021/03/28

こんにちは!エコの大臣です!

 「最近浴槽に張ったお湯が青みがかっている気がする…。」、「バスタブに青いスジみたいな汚れが残るようになっているんだけど、これは?」というお問い合わせを頂くこともございます。

そこで、今回はお湯を青く変色させてしまう物質は一体何なのか?その正体に迫ります!

 

エコキュートの青い水の正体は?

エコキュートから出るお湯が青みがかって見える原因は一体何なのでしょうか?

浴槽のお湯が青く見えるのは水の持つ性質によるものです。

水というのは根本的に青く見える性質があります。

透明度の高い海の水などは、海面がきれいな青や緑に輝いていますよね。それと同じことで、水は赤い光を吸収する性質を持っていますから、海水に限らず青みがかって見えるというのは自然なことなのです。

特にバスタブが白くてきれいな状態に保たれていると、光の加減でお湯が青く見えることもございます。この場合は、お湯の中の成分が影響しているというわけではありませんので、何も問題ございません。むしろ、きれいなお湯と浴槽で快適なバスライフを満喫していただきたいと思います。

不安な場合には、コップなどに水を汲んで色を確認してみてください。おそらく無色透明だと思いますよ!

 

もう1つの浴槽に残った青い汚れ、こちらはエコキュートの配管に使われている銅管に含まれている銅が溶け出してきたものです。

この銅の成分と皮脂などの脂肪分が反応して生じた「銅石鹸」と呼ばれる成分が、浴槽に付着した物が浴槽の青い汚れの原因です。

 

銅石鹸が発生する環境について

 

銅石鹸は水に含まれていると、入浴の際に水の中に混ざった皮脂やせっけんなどの脂肪酸が結びついて生成されます。

銅は新しいものほど水に溶けだしやすいので、交換してすぐの新しい配管などでは銅石鹸が発生しやすい状態にあります。そのため、年数が経過して銅の酸化が進むと銅石鹸が析出することは自然と少なくなってきます。

水道水の成分によっては、銅管の酸化の進みが遅くなり、銅石鹸が析出しやすい状況が長く続くこともあります。

また、浴槽に長くお湯を張ったままの状態にしていたり、体に付いた石鹸を十分に洗い流さずにお湯に浸かったりすると生成されやすくなり汚れが沈着しやすくなります。

 

エコキュートの青い水は人間に害があるの?

浴槽の中の水が、光の加減で青く見えているという場合、含まれている成分は普通の水ですから、健康には問題ありません。

青い汚れの原因は先ほどもお伝えした「銅石鹸」というものです。銅石鹸の元になる銅も脂肪分も人間の体に含まれている成分ですから、少し飲んでしまったりしても健康に悪影響を与えることはありません。

銅石鹸の含まれているお湯につかっても人体に問題はありません。

 

エコキュートの青い水を改善するためにやるべきこと

健康にはあまり影響がないとわかっていても、浴槽に青い汚れが残ってしまうのは気分も良くないですし、何より「掃除が手間!」ですよね。

浴槽になるべく汚れを残さないようにするための予防法をご紹介します。

 

固形石鹸を使わないようにする

 

固形石鹸に含まれる脂肪分は、特に銅イオンと結びつきやすいと言われています。新しく給湯器や中の部品を交換したあとには使用を控えることで汚れが発生するのを抑えることが出来ます。

ずっと固形石鹸を使ってはいけないというわけではありません。設置してから時間が経てば、お湯に含まれる銅イオンの量も減少していくので、自然と青い汚れも付きにくくなっていきます。

お風呂の汚れがどうしても気になるという場合は、しばらく固形石鹸から液状のボディソープに切り替えてみてはいかがでしょうか。

 

お湯を張ったままにしておかない

 

銅石鹸は水に浮く性質を持っているので、バスタブに張ったお湯の高さに沿って青いスジのような汚れが残ります。

浴槽のお湯が残ったままにしておくと、汚れがバスタブに沈着しやすくなります。汚れが付くのを防ぐためには、入浴後にお風呂のお湯を抜いてしまうのが一番の対策になります。

 

こまめに掃除をする

 

バスタブについてしまった青い汚れも放置してしまうと、簡単には落ちなくなってしまいます。

銅石鹸の青い汚れは、通常の浴室用の中性洗剤では落ちにくいので、市販のアルカリ性の浴室用洗剤をご利用いただくと汚れが落ちやすいです。

時間が経ってしまうと青いシミが残ってしまいますので、こまめに掃除することをおススメします。

青いシミが残るからといって漂白剤などを使ってしまうと、逆に浴槽を傷めてしまうことがあるのでご注意ください。

 

エコキュートの青い水のまとめ

今回はエコキュートでお湯が青くなってしまったり、浴槽に青い汚れが付いてしまう原因と対処法についてご紹介していきました。

青い汚れの正体は、配管に使われている銅イオンと、石鹸や皮脂などに含まれる脂肪分が結びついてできた「銅石鹸」と呼ばれる物質です。

微量であれば摂取しても人体には無害ですし、新しい給湯器ほど発生しやすいという特徴がありますので、設置してから時間が経てば、浴槽に青い汚れが付くことも少なくなります。

浴槽に付いた汚れは放置しておくと、落としにくくなってしまいますので、こまめに掃除するのが良いでしょう。

「青い汚れは出ないけど、お湯張りの時に汚れが混ざって気になる!」というかたはこちらの記事もご参照ください!

浴槽に白い汚れが混ざって気になるという方はこちら⇒エコキュートで白いカス汚れがでてきて気持ち悪い!その理由と対策について

浴槽に黒い汚れが混ざって気になるという方はこちら⇒エコキュートから出る黒いカスって何?原因と対策について一挙公開!

⇓⇓⇓エコキュートに関するお問い合わせは下のバナーをクリック!⇓⇓⇓

監修:中尾信一
Latest posts by 監修:中尾信一 (see all)

    電話で
    お見積もり

    メールで
    お見積もり

    LINEで
    お見積もり

    ページのトップへ