【初心者必見】エコキュートのお湯が出ない!お湯が出ない原因と対処法を紹介!
2024/11/14
「エコキュートからお湯が出ない?もしかして故障?」、「エコキュートからお湯が出ない原因ってなんですか?」、「エコキュートからお湯が出なくなった時の対処法を教えて欲しい。」などエコキュートからお湯が出ないという問い合わせは増えています。
冬場になってきてお湯の使用量も増えてくる頃に多い問い合わせの1つです。
寒くなってきてお湯が使えなくなると困りますよね。
エコキュートからお湯が出ない理由は、機械そのもの故障もありますがそれ以外にも理由があったりもします。
そこで今回はエコキュートからお湯が出ない理由や対処法について詳しく説明します!
目次
エコキュートからお湯が出ない原因8選
「エコキュートがお湯が出ない。」と困ったことは無いでしょうか?
エコキュートからお湯が出ない理由は、全部で8つあるので詳しく説明します!
湯切れしている
エコキュートは、ガス給湯器や灯油ボイラーのように出湯直前にお湯を温めるのが苦手で、電気代単価が安い深夜電力(23時~翌朝7時)を使って1日分のお湯を作り、貯湯タンクにお湯を貯めて使う給湯器です。
そのため、貯湯タンクに貯められたお湯を使い過ぎると湯切れを起こします。
手動で沸き増しをすれば湯切れの問題は解決しますが、沸き増しが完全に終わるまでには3時間~4時間掛かりますし、電気代も夜間帯よりも高くなります。
突然お湯が出なくなったら台所のリモコンを見てみましょう。
各メーカーによって異なりますが、目盛りが0になっていれば湯切れしている証拠です。
各メーカーによって異なりますが、沸き増しの名称は次の通りです。
各メーカーの沸き増し表示は次の通りです。
・三菱・・・「満タン」
・Panasonic・・・沸き増し
・ダイキン・・・沸き増し
・日立・・・沸き増し、タンク沸き増し
・コロナ・・・沸き増し少量/全量
エコキュートの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートのメリット・デメリットとは?仕組みやおすすめを紹介!
カランの故障
エコキュートから水は出るが「お湯が出ない。」、「お湯がぬるい。」場合は、カラン(混合水栓)が不具合もしくは故障している可能性が高いです。
カランが故障する理由はさまざまありますが、エコキュートに交換した時や給湯器を新しくした時に配管に貯まっている湯垢や不純物がカランに入り込んで故障してしまう時があります。
水は出るがお湯が出ないやお湯がぬるい場合は、カランの不具合や故障を疑ってみましょう。
配管から水漏れしている
エコキュートは複数の配管で貯湯タンクとお湯を作るときに大気中の熱を集めるヒートポンプユニットを繋いでいます。
暑いをお湯が配管内の流れたり冷やさたりする配管が収縮します。
配管が収縮すると水漏れが防ぐパッキンや金具が緩んできます。
パッキンや金具が緩むと緩んだ場所から水漏れが起きます。
少量の水漏れであればお湯をそのまま使えますが、大量に水漏れしていると蛇口にお湯が届くまでにお湯が無くなるケースがあります。
どの蛇口からもお湯が出ない場合は、水漏れを疑ってみると良いでしょう。
エコキュートの一時的なエラー
エコキュートも機械のため一時的にエラーを起こしてお湯が出なくなる場合があります。
エコキュートの一時的なエラーであれば台所リモコンでリセットしたりエコキュートのブレーカーを落としたりすると解決するケースが多いです。
エコキュートのブレーカーの落とし方は次の通りです。
1.エコキュートの貯湯タンクに付いている漏電遮断ブレーカーかエコキュートに繋いであるブレーカーを落とす
2.ブレーカーを落としてから1分後、ブレーカーを上げる
ブレーカーを上げてリモコンのエラー表示が無くなっていれば不具合は解消した可能性は高いです。
ブレーカーを落としてもエラー表示が無くなっていなければエコキュート本体の故障が高いため販売店に修理依頼するか、設置してから10年以上が経っていたら新しいエコキュートに交換することをおすすめします。
エコキュートを設置したばかり
ガス給湯器からエコキュートにした人から多い問い合わせが、「今回新しくエコキュートしたのにお湯が出ない。」という内容です。
ガス給湯器は、交換したとしてもすぐにお湯を使えるようになりますが、エコキュートは貯湯タンク式の給湯器のため沸き増しが終わるまでお湯は使えません。
外気温などによって多少異なりますが3時間~4時間あれば沸き増しが終わり使えるようになりますので、しばらく待ってから蛇口をひねってみて下さい。
それでもお湯が出ない場合は、止水栓を閉めたままにしているかエコキュートの初期不良の可能性が高いため販売店に連絡すると良いでしょう。
エコキュートの故障
エコキュートを設置して10年以上が経っていてお湯が出ない場合は、エコキュート本体もしくはヒートポンプユニットが故障している可能性高いです。
設置して10年以上が経過している場合は、メーカーにも修理する部品がなく修理できない可能性が高いですし、修理できたしても修理代金が高くなることもありますし、直ったとしてもすぐに他の場所が壊れてしまうケースも多いです。
そのため、エコキュートを設置して10年以上が経っている場合は、修理よりも新しいエコキュートにすることをおすすめします。
エコキュートの修理代金に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの故障にはどんなのがあるの?症状や対処方法、修理費用を紹介!
給水ストレーナーの詰まり
給水ストレーナーとは、貯湯タンクと給水配管のつなぎ目にある部品を指します。
給水ストレーナーは、給水配管から不純物が貯湯タンクに入らないようにするための役割を担っています。
目詰まりすると、お湯の出が悪くなったり湯張りしても時間が掛かったりします。
余りにもお湯の勢いが弱かったり湯張りに時間が掛かる場合は、給水ストレーナーの目詰まりを疑ってみましょう。
この不具合は、日ごろから古い歯ブラシなどで清掃しておけば、防げる不具合なので小まめに清掃することをおすすめします。
エコキュートのメンテナンスに関する詳しい記事はこちら⇒【初心者必見】エコキュートはメンテナンスが必要って本当?理由や方法を一挙公開!
エコキュートのブレーカーがOFFになっている
エコキュートは漏電などを感知すると、自動的にエコキュートの本体に付いている「漏電遮断ブレーカー」がOFFになります。
自宅側の分電盤がONになっていてもエコキュートの漏電遮断ブレーカーがOFFになっていれば作動しません。
自宅の分電盤はONになっていてエコキュートのリモコンも本体も電源が切れている場合は、貯湯タンクの漏電ブレーカーを確認して見ましょう。
OFFになっていればONにして作動すれば問題無く使えますし、ONにしても「すぐにOFFになる。」、「お湯が出てこない。」場合は、自宅内で漏電が起きていいるかエコキュート本体の故障している可能性が高いため、販売店に連絡して点検してもらいましょう。
各メーカーお湯が出ない時のエラーコード
エコキュートメーカーごとにお湯が出ない時のリモコンに表示されるエラーコードは異なります。
各メーカーのお湯が出ない時のエラーコードは次の通りです。
参考資料:三菱エコキュートHP
参考資料:PanasonicエコキュートHP
参考資料:ダイキンエコキュートHP
参考資料:日立エコキュートHP
参考資料:コロナエコキュートHP
エコキュートのお湯が出ない時の対処法
エコキュートからお湯出ない時に自分でできる対処法は、全部で6つあるため詳しく説明します!
水が出ているかを確認する
エコキュートからお湯が出ない時にまず確認するべきことは、「蛇口から水が出るかどうか。」です。
台所や洗面所、浴室の蛇口から「水は出るがお湯が出ない。」場合は、エコキュートの貯湯タンクかヒートポンプユニットのどちらかが故障している可能性があります。
リモコンにエラー表示が出ている場合は、ブレーカーをOFFにしたり、エコキュート本体をリセットしたりして見ましょう。
それでもエラーが解除されていなかったり水しか出ない場合が、販売店に連絡して修理もしくは新しいエコキュートに交換しましょう。
設定温度が低くなっている
お湯は出るがぬるい場合は、設定温度が低くなっている可能性があります。
冬場になるとお湯が配管を通っている間に冷めてしまって蛇口からお湯が出てくる時にぬるくなってしまうときがあります。
出てくるお湯がぬるいと感じたらリモコンで設定温度を上げましょう。
そうすると、出湯温度が高くなり冬場になったとしてもぬるく感じにくくなります。
設定温度を上げても出てくるお湯がぬるいや水に近いような温度であればエコキュート本体が故障している可能性がありますので販売店に連絡しましょう。
カランを交換する
蛇口からお湯が出ない場合は、カラン(混合水栓)が故障している可能性があります。
混合水栓のなかには、サーモスタッドと呼ばれる温度を調節する部品が搭載されていて、エコキュートに交換した場合に既設配管にあったゴミや不純物が詰まってサーモスタッドが故障してしまってお湯が急に熱くなったり冷たくなったり完全に故障するとお湯が出なくなる可能性があります。
温度の急激な変化がある場合は、カラン交換すると良いでしょう。
費用は、性能などによって異なりますが工事代込で33,000円~55,000円です。
※税込で表記しています。
配管が冷たくなっているかを確認する
水もお湯も出ない場合は、配管の「凍結」しているかどうかを確認したほうが良いでしょう。
外気温が0℃以下になりやすい冬場は、夜間や朝方に風呂配管も給水配管も凍結してしまう可能性があります。
凍結するとその部分が溶けるまでは、水もお湯も使えなくなります。
凍結による断水は時間が経てば解決しますが、前日から少しずつ水を出していれば凍結しにくくなりますし、凍っている場所にお湯を掛ければ凍結は解決します。
※配管にお湯をかける時は、タオルなどで配管を覆ってから掛けないと配管が破裂する可能性があります。
エコキュートの凍結に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートは凍結するって本当?原因や対処法を解説!
沸き増しする
水は出るがお湯が出ない場合は、貯湯タンクの残量が0になっている可能性が高いです。
エコキュートは、貯湯タンク式の給湯器のため残量0になっていたらお湯は使えません。
湯切れしているかどうかは台所リモコンの目盛りを見れば分かります。
目盛りが0か0になっている状態であれば沸き増しをすれば問題は解決します。
ただ、沸き増しには時間が掛かりますし電気代の若干電気代も高くなるため、こまめにお湯の残量を確認するようにしましょう。
同時に複数箇所でお湯を使っている
エコキュートののみならずどの給湯器でも同時に複数箇所でお湯を使っているとお湯が出なくなったり、お湯の出が悪くなったりします。
ですが、ガス給湯器や灯油ボイラーの水圧は500kPs(キロパスカル)に対して、高圧タイプのエコキュートでも水圧は330kPsなので、同時に複数箇所でお湯を使用するとお湯の出は悪くなります。
エコキュートでお湯を使う場合は、一箇所に限定して使うと良いでしょう。
まとめ
今回は、エコキュートからお湯が出ない件について話をさせて頂きました。
エコキュートからお湯が出ない原因は、もちろん機械の故障もありますが意外と使っている人も湯切れさせたりフィルターが目詰まりさせたりすることによってお湯が出ないという原因もあります。
まずは、普段から目盛り確認したりフィルターを綺麗にしたりすることが大切です。
それでもエコキュートも機械なので故障してしまうこともあります。
その時は、販売店に連絡して修理してもらうと良いでしょう。
エコの王様では、エコキュートが出なくなった時の対処法なども分かりやすく教えておりますし、故障してエコキュートからお湯が出ない人たちのために24時間365日対応しております。
また、どのような機種にも対応できるように各メーカーのエコキュートを取り扱っております。
エコキュートの急な故障で交換を検討している人は是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
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