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エコキュートは災害対策に最適って本当!?災害時の使い方やポイントを紹介!

2024/09/06

「エコキュートを設置したけど最近災害も多いし不安。」、「エコキュートは災害に強いの?」、「エコキュートを災害時でも使えるの?」、「災害の時のエコキュートの使い方を教えて下さい。」、「エコキュートの併用して使える製品があれば教えて下さい。」など、近年の災害の現状を見てエコキュートの導入が増えたり、災害時の使い方などに関する問い合わせが増えています。

エコキュートは災害時に役立つことをご存知だったでしょうか?

今回は、エコキュートが災害時に最適であると言われている理由や災害時の使い方、エコキュート以外に災害に役立つ製品なども紹介します!

 

日本の災害状況

近年、日本全国で自然災害によって大きな被害が出ています。

記憶にも新しいのが2024(令和6)年1月1日に発生した能登半島沖地震や8月8日に起きた宮崎県を震源とする地震、全国の交通機関を麻痺させたり大雨で全国に被害をもたらした台風10号(2024年9月1日温帯低気圧に変わった。)など今年だけでもこれだけの自然災害が発生しています。

それだけでなく2011(平成23)年に起きた東日本大震災など記憶に新しいところです。

国土交通省が2023(令和5)年に出した「国土交通白書2023」を見てみると、台風やゲリラ豪雨などが原因で河川氾濫は2014(平成26)年度と比べて4倍になったとの統計も出ています。

地震や台風が起きると長期間の停電や断水などが発生し、私たちの生活に大きな影響を与えます。

日本全国でこのような被害が起きており政府も対策に追われているところです。

参考資料:「国土交通白書2023」

 

ライフラインの復旧時間

ライフラインとは、「電気」・「水道」・「ガス」を指していて私たちの生活と密接に関わっています。

災害時に各ライフラインは復旧に掛かる時間が異なります。

最も早く復旧するのが「電気」で東日本大震災時で6日、次に「水道」で24日、最後に都市ガスが「34日」となっています。

電気は、水道の4分の1で都市ガスに至っては約6分の1の早さで復旧していることが数字上明らかですね。

<東日本大震災と阪神淡路大震災後のライフラインの復旧時間>

参考資料:日本気象協会HP

 

災害対策にエコキュートが最適と言われている理由

さて、エコキュートは近年「災害に弱い。」と言われることもありますが、実は災害対策で最も有効なのがエコキュートです。

エコキュートが災害対策に最適と言われている理由は全部で2つあるので詳しく説明します!

 

停電や断水でもお湯が使える

近年のエコキュートは災害対策が施されています。

そもそもエコキュートは貯湯タンク式の給湯器のため、常時90℃のお湯が貯められています。

エコキュートは、「370L」、「460L」、「550L」のタンク容量があります。

タンク容量を2リットルのペットボトルに換算すると、約185本~約275本です。

お湯を直接、飲用水として使えませんが身体を拭いたり食器を洗ったりトイレを流すのに使えます。

また、メーカーによっては貯湯タンク内にお湯が貯まっていれば停電時でも蛇口やシャワーからお湯が使えるので入浴も可能です。

断水対策用に「給水配管専用止水栓」があるメーカーがあるところもありますし、三菱エコキュートには「日時バックアップ」という機能が付いていて停電時でも内臓されているリチウムイオン電池が温度をキープしてくれます。

エコキュートが災害対策として最適と言われている理由が性能や構造を見れば分かりますね!

※停電時は、エコキュートの沸き増しや沸き上げはできません。

※停電時は、蛇口から出るお湯は熱湯の可能性あります。

引用画像:三菱エコキュートHP

三菱エコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】三菱エコキュートの特徴や評判、おすすめを紹介!

エコキュートの仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートのメリット・デメリットとは?仕組みやおすすめを紹介!

 

耐震基準を満たしている

日本では、地震が起きた時に人名及び建築物を守るため、建築するにあたり満たさなければならない基準が設けられています。

これが耐震基準です。

エコキュートにも耐震基準は求められており2024(令和6)年現在販売されている商品は全て耐震Sクラスです。

耐震クラスSクラスとは、「建築設備耐震設計施工指針」における「局部震度法による建築設備機器の設計用標準震度」において設計用水平震度KH=2.0(満水質量の2倍の荷重)に耐えることとされています。

370Lなら740L分の重さまで耐えられるということになります。

また、エコキュートの基礎に多く使われている「エコベース」も震度6程度の揺れであれば耐えられるようになっています。

エコキュートのなかにもPanasonicのように貯湯タンクを支える脚が4本の商品もありますので、エコベースと併用して使えばある程度の地震に耐えられるためエコキュートは災害対策に最適と言われています。

 

<エコベース>

参考資料:日本建築センターHP

Panasonicエコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】Panasonicエコキュートの特徴とは?口コミやおすすめを紹介!

 

災害時のエコキュートの使い方

災害時のエコキュートの使い方は、メーカーや商品によって異なります。

蛇口やシャワーから使える商品もあれば貯湯タンクに設置されている「非常用取水ホース・装置」から取り出す製品もあります。

今回は、人気メーカーである三菱エコキュートの非常時の取水方法で見ていきます。

三菱は、災害時でも簡単に貯湯タンクに貯められているお湯や水を取り出す機能が付いています。

それを「パカっとハンドル」と名付けています。

取り出す方法は次の通りです。

*Point*

1.脚部カバーを外さずに取水窓を開ける

2.非常用取水栓を開きお湯や水を取り出す。

以前までは1の作業を行う際、貯湯タンクに取り付けられている脚部カバーを取り外す作業がありました。

脚部カバーは何本ものビスで貯湯タンクに取り付けられていたため取り外すのに時間が掛かっていましたし、バケツ一杯のお湯や水を取り出すのにも約5分45秒掛かっていました。

現在のパカっとハンドルを使えば取水窓を開けてお湯や水をバケツ満タンにするまで約2分50秒にまで短縮されています。

このように各メーカーとも非常時に貯められているお湯を簡単に取り出すことができるようになっています。

<三菱エコキュートパカっとハンドル>

※三菱薄型エコキュートにはパカっとハンドルは搭載されていません。

※お湯や水を取り出す時に熱湯が出る可能性があります。

 

エコキュート以外に災害対策できる商品はある?

エコキュートは、非常時に貯湯タンク内に貯められている水やお湯を使えるため災害対策として有効と言われています。

では、実際のところエコキュートだけが災害時に有効なのでしょうか?

そんなことはありません。

エコキュート以外にも災害時に役立つ製品が3つあるので詳しく説明します!

 

太陽光発電

家庭用太陽光発電システムは、日中発電さえできれば非常時の電源として電気を使えます。

家庭用太陽光発電システムの発電量のコントロールや電気の変換器であるパワーコンディショナーや屋外に設置されていることもある非常用コンセントは、災害時に最大で1,500Wまで出力できるので、テレビや冷蔵庫、携帯電話やスマートフォンの充電、照明器具も使えます。

そのため、災害時に必要な情報収集や安否確認などもできます。

また、近年の販売されているエコキュートは、家庭用太陽光発電システムと余剰電力を使って湧き増しや沸き上げなどもできるようになっているので断水してなければ停電時でも入浴が可能です。

もちろん土砂崩れや地滑りや大雪、大地震など家自体が倒壊してしまう災害の場合は、家庭用太陽光発電システムが使えなくなりますが、それ以外は家庭用太陽光発電システムは災害対策として有効です。

エコキュートと家庭用太陽光発電システムの相性に関する詳しい記事はこちら⇒エコキュートと太陽光発電の相性が良いって本当!?相性が良いと言われている理由について説明!

 

蓄電池

家庭用蓄電池は、近年災害対策として注目されています。

家庭用蓄電池は、「家庭用太陽光発電システムの余剰電力」と「電気代の安い深夜電力」を長時間に渡って貯められるので災害対策して有効だと言われています。

容量もメーカーによって異なりますが6.3kWh~16.6kWまでしっかり貯められますし、非常の最大出力も製品によって異なりますが、5,900Wまで出力できますし、IHやエアコンといった200V電源を必要とする電解製品も使えます。

停電時に家庭用太陽光発電システムが発電しなくなった夕方以降に家庭用蓄電池に貯められている電気を放電すれば普段と変わらない生活を送れます。

家庭用蓄電池は、昼夜問わず使用出来るので災害対策として有効です。

蓄電池の仕組みに関する詳しい記事はこちら⇒家庭用蓄電池とは?その仕組みやメリット・デメリットを解説!

 

V2H

V2Hシステムとは、「Vehicle to home」の略称で電気自動車やプラグインハイブリッド車に貯められた電気を自宅で使えるように開発されたシステムを指します。

家庭用蓄電池は、消防法の規制があるため17kWh以上の製品を製造を禁じられています。

それに対して、電気自動車やプラグインハイブリッド車に搭載されているバッテリー容量に規制は無いため、40kWh以上の製品が多いです。

そのため、家庭用蓄電池の災害時に電気が使える時間が2日~3日に対して、V2H対応車種であれば貯められている電気を4日以上使える製品もありますので、V2Hも災害時に有効と言えます。

V2Hの仕組みについての詳しい記事はこちら⇒V2Hとは?家庭用電気にしてくれるその仕組みについて徹底解説!

 

まとめ

今回は、エコキュートが災害に有効な製品であることをお話ししました。

貯湯タンクにお湯や水が貯められている状態であれば、飲用水としては利用できませんが生活用水としては使えます。

過去の製品と比べると貯湯タンクに貯められているお湯や水を簡単に取り出せるようになりました。

エコキュートがあれば家庭用太陽光発電システムや家庭用蓄電池、V2Hシステムの電気を使ってお湯を沸かすことも可能です。

ですが、エコキュートも完璧な製品でありませんので常に備えが必要なのも事実です。

エコの王様では、エコキュートをはじめ家庭用太陽光発電システム、V2Hシステムを取り扱っております。

エコキュートと一緒に災害対策製品の導入を検討している人は是非1度エコの王様に問い合わせください!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化太陽光発電蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

この記事を書いた人: 清家 和馬
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