
【2025年最新版】エコキュートの薄型ってなに?特徴やデメリット、おすすめを紹介!
2025/02/08
「エコキュートの薄型って角型と何が違うの?」、「薄型エコキュートのメリット・デメリットを教えて下さい。」、「薄型エコキュートのおすすめがあれば教えて欲しいです。」など薄型エコキュートに関する問い合わせが増えています。
薄型エコキュートは角型エコキュートと比較するとスリムに作られています。
そのため、狭小住宅や狭小地域、給湯器が駐車場や玄関付近に設置されている自宅に人気がある製品です。
そこで今回は、「薄型エコキュートとは何か。」や特徴やメリットを詳しく説明すると共におすすめ商品を紹介します!
目次
エコキュートは2種類ある
2025(令和7)年2月現在、販売されているエコキュートには、角型と薄型の2種類があります。
よほど大きな家ではない限りエコキュートは一家に1台しかありません。
そのため、自宅にあるエコキュートが角型か薄型なのか判断できませんよね。
下の写真でも分かるように角型エコキュートは「冷蔵庫」のような形で、「横に長い長方形」は薄型エコキュートと覚えておくと良いでしょう。
<角型エコキュート>
<薄型エコキュート>
角型と薄型について少し紹介します!
一般的には、角型が主流
2025(令和7)年2月現在販売されているエコキュートの中で最も多く設置されているのが角型エコキュートです。
角型と薄型の大きな違いは、貯湯タンクです。
エコキュートはヒートポンプユニットで作ったお湯を貯湯タンクに貯めて使う給湯器です。
そのため、エコキュートの貯湯タンクの中にはお湯を貯めておく缶が内蔵されていますが、角型は1缶式、薄型は2缶(多缶)式になっています。
2缶式になっているため設置費用も高くなっているのが現状です。
1缶式のほうが2缶式よりも熱効率が高く省エネ性能が優れています。
はじめてエコキュートを購入する人は、広い設置スペースが取れるのであれば角型をおすすめします。
エコキュートの効率に関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】エコキュートの年間給湯保温効率とは?各メーカーの数値を紹介!
設置スペースに不安がある場合は、薄型
「角型のほうが設置費用も安い、省エネ性能が高いのになぜ薄型を設置しているの?」と思う人いるはずです。
薄型エコキュート最大メリットは、省スペースで設置できることです。
大阪市や名古屋市といった大都市圏では、1軒1軒の間が狭いことが多いです。
そのため、角型きない場エコキュートは設置で所でも薄型エコキュートであれば設置可能な自宅用に作られているためです。
「電気代が高い。」や「給湯器の交換時期。」でエコキュートを検討している人のなかには、「エコキュートを設置するスペースがあるかどうかが不安。。。」
薄型エコキュートのサイズ
薄型エコキュートは、「省スペースで設置できる。」とお話ししましたが、「実際の大きさをどのくらい?」と感じている人も多いはずです。
薄型エコキュートのメリットは圧倒的な省スペースです。
2025(令和7)年2月現在販売されている薄型エコキュートのサイズは、幅約1,100mm×高さ約1,900mm×奥行約430mmなのに対して、角型エコキュートは幅約630mm×高さ約760mm×奥行630mm程度になっています。
2缶式のため高さは薄型のほうが高く、幅と奥行は薄型のほうが小さくなっています。
設置する際は自宅の壁から5cmは離す必要がありますので現在給湯器設置している場所周辺に角型であれば80cm、薄型であれば50cm四方のスペースが必要になります。
角型と薄型で30cmの違いが出るため、薄型エコキュートは狭小地域でも設置できるというわけです。
※各エコキュートのサイズは、メーカーによって多少異なります。
引用画像:PanasonicエコキュートHP
薄型エコキュートのメリット
薄型エコキュートのメリットは全部で2つあるので詳しく説明します!
省スペースで設置できる
薄型エコキュート最大のメリットは、省スペースでの設置が可能なことです。
角型であれば現在の給湯器設置場所の周辺にメーカーによって異なりますが、約80cm四方の設置スペースが必要なのに対して、薄型は約50cm四方のスペースで設置可能です。
大都市部にいけば角型よりも薄型エコキュートのほうが設置台数が多いぐらいです。
狭い場所だけでなく、ガス給湯器などが玄関や駐車場などに設置して角型が設置できない自宅でも薄型エコキュートが設置されています。
エコキュートの設置場所に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの適切な設置場所とは?後悔しない設置場所をプロが解説!
景観を損なわず設置できる
角型エコキュートの見た目を簡単に言えば、「冷蔵庫」のような形をしています。
既にエコキュートを設置していれば冷蔵庫のような形の物が置いてるある風景に慣れていると思いますが、これからエコキュートを設置する使用と考えている人たちからすると「あんな大きい物なら置きたくない。」と感じる人も多いはずです。
ですが、薄型エコキュートなら角型よりもスリムな作りになっているので自宅の景観を損なわず設置可能というメリットがあります。
薄型エコキュートのデメリット
薄型エコキュートのデメリットは、全部で3つありますので詳しく説明します!
設置費用が高い
狭小地域でも設置可能で便利な薄型エコキュートですが、最大のデメリットは設置費用が高いことです。
2025(令和7)年2月現在販売されている角型エコキュートの定価は、1,300,000円~1,400,000円で販売されているのに対して、薄型は1,400,000円~1,500,000円とカタログに出ています。
定価で10万程度であれば販売価格にすると2万円~5万円程度の違いがでます。
そのため、角型も薄型も設置できる場合は、多くの場合角型を選んでいます。
※税込価格で表記しています。
エコキュートの価格に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの価格っていくら?価格相場とおすすめを徹底解説!
年間給湯保温効率が低い
薄型は、角型と比べるとエコキュートの性能を指し示す「年間給湯保温効率」が低いです。
そもそも年間給湯保温効率とは、簡単にいうと「自分たちが使っているエコキュートがどれくらいの電気を使ってお湯を沸かすか。」を示す数値です。
2025(令和7)年2月現在販売されている角型エコキュートの年間給湯保温効率は3.5~4.2に対して、薄型で最も高いのは「3.0」です。
月々の電気代にすると年間給湯保温効率が「0.1」違うだけで年間電気代が約1,000円変わると言われています。
4.0の角型と3.0の薄型を比較すると約1万円、10年間使用したとすると10万円の差が出ます。
年間給湯保温効率は、2025年度も出ることが決まっているエコキュートを購入する際の補助金額にも差が出ており、薄型の「3.0」は6万円、角型の3.7以上の製品であれば12万円と大きく変わります。
そのため、角型も薄型も設置できる場合は、多くの場合角型を選んでいます。
※薄型エコキュートでもリモコンに無線LANアダプターが搭載された製品であれば最大で10万円、角型はリモコンを無線LAN塔載アダプターであれば最大で13万円までの補助金が出ます。
エコキュートの年間給湯保温効率に関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】エコキュートの年間給湯保温効率とは?各メーカーの数値を紹介!
エコキュートの補助金に関する詳しい記事はこちら⇒【2025年最新版】今年もエコキュートの補助金が出るって本当!?金額や手続き方法を紹介!
商品ラインナップが少ない
薄型エコキュートは角型エコキュートに比べると商品ラインナップが少ないの選びにくいというデメリットも持っています。
どのエコキュートメーカーも角型であれば11機種~40機種に対して、薄型は1~多くて4機種です。
また、薄型にはお湯を出すだけの給湯専用は無いですし、追い炊きや自動湯張りなどをボタン1つで行うフルオートタイプはないので、選択肢がどんどん狭まっていきます。
エコの王様でもはじめてエコキュートを購入される方には、薄型でなく角型をおすすめしています。
エコキュートの価格に関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】エコキュートの価格っていくら?価格相場とおすすめを徹底解説!
薄型エコキュートの設置費用
いろいろと説明しましたがみなさんが一番気になっているのが「設置費用」だと思います。
角型エコキュートの設置費用は、工事代込で40万~50万円です。
それに対して、薄型はメーカーや容量によって異なりますが、45万円~55万円が相場です。
販売店によっては、設置費用に加えて延長保証などの費用が追加されることもありますし、角型と比べると搬出入が難しい場合も多いので場合によっては60万円を超えるケースもあります。
薄型エコキュート設置する場合は、事前に販売店と色々相談しておくとトラブルも少なくなるでしょう。
おすすめ薄型エコキュート
2025(令和7)年2月現在エコキュートを販売している「三菱」、「Panasonic」、「ダイキン」、「日立」、「コロナ」の5社は薄型エコキュートも販売しています。
その中でもエコの王様がおすすめする3メーカーの薄型エコキュートを紹介します!
三菱SRT-S376UZ、436UZ
角型エコキュートでも人気がある三菱は、薄型も多くの人から注文があります。
三菱薄型エコキュートは、高圧タイプと標準水圧2種類4機種が販売されていますが、人気があるのがSRT-S76UZとS436UZです。
こちらの機種は、どちらもシャワーの水圧が高い「ハイパワー給湯」になっているので、ガス給湯器や灯油ボイラーからの交換や今までエコキュートを使っていて水圧が弱いと感じていた人なら三菱薄型エコキュートがおすすめです。
また、三菱薄型エコキュートには、配管を強力なマイクロバブルで洗浄してくれる「バブルおそうじ」やお湯を綺麗に保ってくれる「キラリユキープPlus」と衛生面に配慮した機能も人気です。
三菱エコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】三菱エコキュートの特徴や評判、おすすめを紹介!
SRT-S376UZの商品ページはこちら⇒三菱電機 エコキュート SRT-S376UZ 工事費込みセット
SRT-S436UZの商品ページはこちら⇒三菱電機 エコキュート SRT-S436UZ 工事費込みセット
ダイキンEQA37YFTV、46YFTV
近年エコキュート事業に力を入れているのがダイキンです。
2025年2月現在ダイキンが販売している薄型エコキュートは、1種類2機種です。
2024(令和6)年8月モデルまでは、2種類4機種を販売していましたが最新モデルからは補助金対象機種のみの販売になりました。
そこで今回おすすめするのは、EQA37YFTVと46YFTVの2機種です。
ダイキンエコキュートは、エコキュート業界で最高クラスの330kPs(キロパスカル)のパワフル高圧タイプが人気です。
薄型にもこのパワフル高圧タイプが搭載されているので水圧が高い方が良いと考えてる人はダイキン薄型エコキュートがおすすめです。
ダイキンエコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】新型ダイキンエコキュートの特徴とは?おすすめと販売価格について一挙公開!
EQA37YFTVの商品ページはこちら⇒ダイキン エコキュート EQA37YFTV 工事費込みセット
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日立BHP-FS37WH、46WH
最近、注目を集めているのが日立です。
今までの日立エコキュートは、「納期がいつになるかが分からない。」と言ったところが販売店側の率直な意見でした。
ですが、2023(令和5)年頃から商品ラインナップを見直して出荷台数が一気に増えました。
日立と言えばガス給湯器や灯油ボイラーと同じ水道直圧給湯方式を導入しているのが特徴でありますが、薄型では水道直圧給湯方式が採用されていないのが残念ではあります。。。
ですが、日立エコキュートは他のメーカーより定価が低いため、購入費用が抑えられるのがメリットです。
2025年2月現在日立が販売している薄型エコキュートは、1種類2機種です。
そのため、今回おすすめするのはBHP-FS37WHとFS46WHです。
日立薄型シリーズは、エコキュートの補助金対象機種になっているので普段よりも費用が抑えられるのが特徴でもあります。
日立エコキュートに関する詳しい記事はこちら⇒【2024年最新版】日立エコキュートの特徴とは?評判やおすすめを紹介!
BHP-FS37WHの商品ページはこちら⇒日立 エコキュート BHP-FS37WH 工事費込みセット
BHP-FS46WHの商品ページはこちら⇒日立 エコキュート BHP-FS46WH 工事費込みセット
まとめ
今回は、薄型エコキュートに付いてお話しさせて頂きました。
角型エコキュートと比べると設置費用が高かったり年間給湯保温効率が低かったりするなどのデメリットがあります。
その反面、大都市部では狭小住宅が多いため角型とよりも薄型の方が設置台数は多いです。
エコの王様では、各メーカーの薄型エコキュートを取り扱っておりますし、補助金申請販売店です。
また、薄型エコキュートの施工実績も数多く御座いますので、他店で追加料金が発生するや工事困難と言われた案件でも無料で出来たり、通常工事可能なケースも数多くありましたので、これから薄型エコキュートの購入を検討している人や交換工事を検討をしている人は是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
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