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【2025年最新版】太陽光発電の寿命って何年?少しでも長く使う方法を紹介!

2025/06/12

「太陽光発電に寿命があるって聞いたけど本当?」、「太陽光発電の寿命を縮めてしまう理由を教えて欲しい。」、「高い買い物だし太陽光発電の寿命を伸ばす方法を教えてください。」など太陽光発電システムの寿命に関する問い合わせが増えています。

太陽光発電システムは、販売された始めた頃から高寿命の製品として有名でした。

ですが、テレビなどと同じ電化製品のため寿命はあります。

そこで今回は、「太陽光発電システムの寿命。」や「寿命を縮めてしまう理由。」、「寿命が近づくとどうなるか。」、「寿命を伸ばす方法。」を詳しく説明します!

 

太陽光発電には寿命がある

2025(令和7)年6月現在販売されている家庭用太陽光発電システムは、太陽光パネルとパワーコンディショナー、架台などから構成されています。

そのなかでも太陽光パネルとパワーコンディショナーには寿命があると言われていて寿命が来ると太陽光発電システムそのものに大きな影響を与えます。

太陽光パネルとパワーコンディショナーの寿命について詳しく説明します!

 

太陽光パネル

太陽光発電のイメージと言ったら真っ先に思いつくのが太陽光パネルではないでしょうか。

太陽光パネルの寿命は、メーカーやパネルに使われている素材によって異なりますが、15年~30年と言われています。

ですが、日本国内で本格的に家庭用太陽光発電システムが販売されたのが2009(平成21)年頃からなので2025(令和7)年で約15年です。

そのため、太陽光パネルの寿命が「本当に15年~30年」なのかというところは分かっていないのが現状です。

2025年6月現在販売されている各太陽光パネルメーカーの発電保証や出力保証の内容を見てみると25年~30年と記載されていることが多いのでおおむね太陽光パネルの寿命は25年~30年と考えておくとよいでしょう。

<太陽光パネルメーカーの保証内容>

引用画像:Canadian Solar HP

 

パワーコンディショナー

「パワーコンディショナーって何?」って感じている人も多いと思いますが、パワーコンディショナーは太陽光発電システムのパーツの中でパネルの次に重要です。

私たちが普段電力会社から送られて使っている電気が交流電流に対して、太陽光発電で発電された電気は直流電流と呼ばれるもので全く性質が異なる電流です。

発電された直流電流を自宅で使えるように交流電流に変換してくれるのがパワーコンディショナーです。

パワーコンディショナーは、電気の変換するだけでなく売電するときに逆潮流を起こす役割も担っています。

電気は電圧の高いから低い場所にしか電気は流れないため、売電する際に太陽光発電側の電圧を低い場合はパワーコンディショナーが電圧を上げて電気を流す現象を逆潮流と言います。

また、基本的な話をするとパワーコンディショナーが無ければ太陽光パネルは発電しません。

太陽光パネルに比べると仕事量が多いパワーコンディショナーの寿命は、設置場所などによっても異なりますが「10年~15年」と言われています。

エコの王様にも実際、「太陽光発電を設置して12年~13年が経過して、パワーコンディショナーが故障して発電しなくなったので交換して欲しい。」という問い合わせが非常に多いです。

 

太陽光発電の法定耐用年数について

太陽光発電システムの寿命のなかには、「法定耐用年数」と言われる言葉が存在します。

太陽光発電システムの法定耐用年数は、家庭用よりも産業用太陽光発電システムで用いられる言葉です。

そもそも法定耐用年数とは、減価償却するために税法上で定められている年数を指します。

産業用太陽光発電システムだけでなくさまざまな建物や各種設備は、設置してから年数が経過すればするほど「資産」としての価値は下がります。

経過年数によって価値が下がる資産を「減価償却資産」と言われており、資産を取得する一定期間を経費として計上します。

国税庁が出している「減価償却資産の耐用年数等に関する省令」を見てみると産業用太陽光発電システムの法定耐用年数は「17年」です。

「法律で太陽光発電の寿命は17年と決められている。」と数字だけを見ると思う人もいるかもしれませんが、この数字はあくまでも税法上の減価償却できる期間なので壊れて使えなくなる訳でないので安心してください。

参考資料:国税庁HP

 

太陽光発電の寿命を縮めてしまう理由

家庭用太陽光発電システムをすでに設置している人もこれから設置しようとしている人も一番気になっているのが「太陽光発電の寿命を縮めてしまう理由。」だと思います。

家庭用太陽光発電システムの寿命を縮めてしまう理由は、全部で4つあるので詳しく説明します!

 

経年劣化

家庭用太陽光発電システムの寿命を縮めてしまう一番の理由は経年劣化によるものです。

太陽光パネルの構成する最小単位であるセルは、素材の性質上設置してから毎年経年劣化して発電効率が悪くなったり、発電量が落ちたりします。

2025(令和7)年6月現在販売されている太陽光パネルの素材として最も多く使われている素材がシリコン系のパネルです。

シリコン系はさらに「単結晶型」、「多結晶型」、「アモルファス(薄膜)シリコン」の3種類に分類されます。

それぞれの寿命年数は次の通りです。

*POINT*

・単結晶シリコン・・・25年~40年

・多結晶シリコン・・・20年~35年

・アモルファス(薄膜)シリコン・・・10年~20年

2025年6月現在販売されている太陽光パネルは、経年劣化で発電効率が悪くなっても十分な発電量が確保できますので安心して下さい。

※太陽光パネルの経年劣化率は、素材や気候によって異なりますが毎年0.5%~0.7%と言われています。

太陽光パネルの種類に関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電はどんな素材でできているの?その特徴を解説!

 

鳥の糞

近年、鳥の糞害が原因で太陽光パネルの寿命が短くなるケースが報告されています。

鳥の糞が太陽光パネルに付着すると影になって発電効率が悪くなり発電量が減ります。

特に鳩から出る糞は太陽光パネルや架台の金属を成分が含まれているため寿命を早める可能性が高いです。

また、鳥が雨風を凌ぐために太陽光パネルの隙間に巣を作り住み着き、糞の量が増えてしまい太陽光パネルに寿命を縮めてしまう原因になります。

それだけでなく住み着いたことによって鳥たちが配線やパネルを突いて穴を開け、劣化の原因を作ってしまうとも言われています。

2025(令和7)年現在では、防鳥ネットを各メーカーが販売しているので「鳥が原因で太陽光パネルの寿命を縮めたくない。」と考えている人は対策を講じたほうが良いでしょう。

 

自然災害

近年、自然災害の強大化によって太陽光パネルそのものが吹き飛んでしまったり、風で飛んできた石が太陽光パネルを割ってしまうと事例が多く報告されています。

と言っても自然災害なんて未然に防ぐことは出来ませんよね。。。

一般的に自然災害と言えば「台風」や「大雨」などを思い浮かべるかもしれませんが、近年では太陽光パネルに降り積もった雪の重みで太陽光パネルが割れてしまうケースもあります。

台風や大雨、大雪が落ち着いたらモニターなどで発電量を確認すると良いでしょう。

もちろん時期によって異なりますがいつもより発電量が少ないと感じたら、販売店に連絡すると良いでしょう。

販売店からメーカーに連絡して修理やパネル交換をしてくれるので被害を最小限に抑えられるでしょう。

※自然災害による太陽光パネルの損傷を修復するためには、自然災害補償に加入する必要があります。

※自宅の火災保険で修理できる可能性もあります。

 

フィルターの詰まり

太陽光パネルだけでなくパワーコンディショナーにも寿命があります。

パワーコンディショナーの寿命を縮めてしまう理由として多いのがフィルターの詰まりです。

パワーコンディショナーが無ければ太陽光パネルは発電しませんし、太陽光パネルで発電された直流電流を各電化製品に使えるように交流電流に変換したり、逆潮流を起こして売電したりする太陽光発電システムに欠かせない製品です。

太陽光発電システムに欠かせないパワーコンディショナーは、熱に弱いという特性を持っています。

パワーコンディショナーは、電気を変換するときに熱が発生するので熱を逃がすために換気装置が付いています。

換気装置にゴミなどが入ってしまうと故障の原因になるので換気フィルターも一緒に付いています。

換気フィルターにゴミやホコリが付着すると熱を逃がすことが出来ないのでパワーコンディショナーの寿命を縮めてしまう可能性があります。

先ほどはお伝えしましたが、パワーコンディショナーがダメージを受けると発電しなくなりますし、発電効率も悪くなるので定期的に換気フィルターを見て汚れているのであれば綺麗にしておくと良いでしょう。

※パワーコンディショナーの寿命は、屋内設置か屋外設置によって異なる可能性があります。 

 

太陽光発電は寿命が近づくとどうなる?

多くの人が気になっているのが、「太陽光発電の寿命を知らせるサインとかあるの?」という事だと思います。

太陽光発電システムの寿命が近づいていることが分かる現象は、「発電量の低下」です。

太陽光パネルの素材で2025(令和7)年6月現在、最も多く設置されているシリコン系は素材の性質上、設置してから毎年経年劣化によって発電効率が悪くなって発電量が落ちます。

経年劣化によって起きる発電効率の低下は、シリコンの素材によって多少異なりますが毎年0.7%ずつ低下すると言われています。

ですが、2025年6月現在販売されている太陽光パネルは、パネル1枚の発電量が400Wを超える製品がほとんどなのでそこまで気にする必要はないかもしれません。

太陽光パネルよりも重要なのが、パワーコンディショナーです。

パワーコンディショナーの寿命が近づくと発電量が明らかに落ちたり、最悪の場合発電しなくなる可能性もあります。

晴れているのに発電していない場合は、パワーコンディショナーの寿命が近づいている可能性が高いので販売店やパワーコンディショナーの交換をしてくれる業者を探して連絡すると言われています。

 

太陽光発電の寿命を伸ばす方法

太陽光発電システムを設置しようと思うと容量やメーカー、太陽光パネルの素材によって異なりますが80万円~300万円程度の費用が掛かります。

そのため、多くの人が「太陽光発電を少しでも長く使いたい。」と考えています。

太陽光発電システムの寿命を伸ばす方法は全部で2つあるので詳しく説明します!

 

メンテナンスをする

太陽光発電システムは販売された当初から「メンテナンスフリー」の製品と有名でした。

ですが、実際のところはメンテナンスをしないと発電効率が悪くなって発電量が落ちますし、寿命を縮めてしまう可能性が高いです。

太陽光発電システムの主なメンテナンス方法は、「太陽光パネルの洗浄」です。

枯れ葉や鳥の糞などが太陽光パネルに付着するとその部分が影になって発電量が落ちます。

また、影になった部分の影響で太陽光パネル内の温度が上昇してパネルを故障させる原因にもなります。

太陽光パネルの洗浄を自分ですることはおすすめしていません。

太陽光パネルは自宅屋根に設置されているので落ちて怪我をする可能性が高くなりますし、水道水で汚れを洗い流そうとすると水道水に含まれているカルキが白くなって残って発電効率を悪くする可能性が高いです。

また、雑巾などで汚れを拭き取ろうとすると雑巾の繊維で太陽光パネル傷つけてしまったり、雑巾と太陽光パネルの間に小石などがあればパネル表面に傷が入りそこから水などが入り込んで故障させてしまう可能性も高いです。

太陽光パネルのメンテナンスは専門業者に任せるのが一番です。

 

メーカー保証を使う

太陽光パネルの寿命を伸ばす方法としてメーカー保証を使う方法があります。

各太陽光パネルメーカーは、太陽光パネルの出力保証を25年~30年としているところが多いです。

設置してから25年~30年の間に太陽光パネルの発電量がメーカーが定める基準以下になった場合、太陽光パネルを無償で交換や修理してくれます。

また、メーカーによっては有償になりますが自然災害で太陽光パネルが故障した時に、修理や交換してくれる「自然災害補償」もあります。

「設置して10年も経っていないのに発電量が少ない。」、「設置して10年経ったけど発電していない。」と感じた場合は、販売店に連絡してメーカー対応してもらうと良いでしょう。

※出力保証の基準は、メーカーによって異なります。

 

まとめ

今回は、太陽光発電システムの寿命についてお話しさせて頂きました。

太陽光発電システムは、高寿命・高耐久性で有名な製品ではありますが、テレビや冷蔵庫、エアコンと同じ電化製品なのでいつかは寿命が来て発電効率が落ちたり発電量が少なったりします。

太陽光発電システムを設置するとなると100万円以上の費用が掛かりますので、多くの人は「少しでも長く使いたい。」と考えています。

太陽光発電システムの寿命を縮めてしまう原因はさまざまありますが、定期的なメンテナンスや点検することによって寿命を伸ばせる可能性は高くなります。

エコの王様では、家庭用太陽光発電システムを設置したお客様には、設置している間は2年1回程度の期間でメンテナンスにお伺いしております。

家庭用太陽光発電システムの設置後のことを気にしている人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!

エコの王様 カスタマーサポートセンター

オール電化・太陽光発電・蓄電池の専門スタッフが24時間対応いたします!

この記事を書いた人: 清家 和馬
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