
【2025年最新版】太陽光発電おすすめ6選!各メーカーの特徴とおすすめを紹介!
2025/04/27
「太陽光発電を設置したいけどどのメーカーがいいですか?」、「太陽光発電メーカーが多過ぎてどれを選べば良いかが分からない。」、「各メーカーの特徴を教えてください。」、「おすすめ商品を教えてください。」など、近年の電気代の高騰もあって家庭用太陽光発電システムに関する問い合わせを毎日頂きます。
電気代対策として有効なのが家庭用太陽光発電システムですが、2025(令和7)年現在日本国内では20社以上のメーカーが販売しています。
販売しているメーカーが多いことから調べても調べても情報が足りないのが現状です。
そこで、今回エコの王様がおすすめするメーカーやエコの王様で良く販売されている家庭用太陽光発電システムを紹介します!
目次
太陽光発電メーカー6社を紹介
2025(令和7)年4月現在、日本で家庭用太陽光発電システムを販売しているメーカーは国内メーカー・海外メーカーを合わせると20社以上あります。
各メーカーともそれぞれの特徴があって、はじめて家庭用太陽発電システムの設置を検討されている人たちからすると「メーカーがあり過ぎてどのメーカーにすれば良いかが分からない。」と思っているはずです。
そこで、エコの王様がおすすめする太陽光パネルメーカー10社の特徴について詳しく説明します!
Panasonic
Panasonicといえば、テレビ、エアコン、冷蔵庫、エコキュート、IHクッキングヒーターといった電化製品のシェア率で日本トップクラスを誇ります。
さまざな電化製品で日本トップシェアを誇るPanasonicは、家庭用太陽光発電システムのシェア率でも2015(平成27)年度に設置件数トップを取りました。
Panasonic家庭用太陽光発電システムの最大の特徴は、「HIT(ヒット)」と呼ばれる独自の技術を使った太陽光パネルが好評だったためです。
HITを用いた太陽光パネルは、発電効率が最も落ちる真夏でも発電量をしっかり確保できるので日本全国で普及しました。
日本全国に普及したPanasonicの家庭用太陽光発電システムですが、海外メーカーとの価格競争に敗れた結果、2021(令和3)年に太陽光事業から撤退しました。
ですが1年後の2022(令和4)年には、自社製品ではなくCanadian Solarの太陽光パネルをOEM(他社製品を自社製品として製造・販売すること。)製品として販売を再開しました。
2024(令和6)年には、海外メーカーの太陽光パネルをOEM製品を「Moduls(モデュラス)」という名称で販売しています。
Modulsは、日本の戸建て住宅に合うように設計されて狭い屋根で多くの太陽光パネルを塔載できます。
Panasonicというネームバリューがあるので今後の売れ行きにも注目です。
<Moduls商品一覧>
引用画像:panasonic太陽光発電HP
SHARP(シャープ)
SHARPは、日本でトップシェアを誇る太陽光パネルメーカーです。
SHARPと言えば、液晶テレビのアクオス(AQUOS)や空気清浄機のプラズマクラスターなど一度は聞いたことがある電化製品を販売しています。
実は、液晶テレビや空気清浄機の研究よりも前に進められていたのが太陽光パネルの研究です。
研究に研究を重ねて1994(平成6)年に販売したのが「SUN BISTA(サンビスタ)」です。
SUN BISTAの主力太陽光パネルは、「ブラックソーラー」と呼ばれており、他メーカーのパネル表面は青い製品が多く設置するの躊躇する人も多いのに対してSUN BISTAは表面が黒色のため景観を崩さず設置できるので日本全国に広がりました。
また、台形モジュールなど屋根形状にあった設置も可能なので、2025(令和7)年現在のいまでも人気があるメーカーです。
SHARP太陽光発電に関する詳しい記事はこちら⇒シャープ太陽光発電の特徴は?口コミや価格を解説!
京セラ
京セラ(KYOCERA)は、日本で初めて家庭用太陽光発電システムを販売したメーカーです。
家庭用を販売した1993(平成5)年以降も順調に出荷枚数を伸ばし、1998(平成10)年には太陽光パネルの出荷枚数で世界1になりました。
ここで気になるのが「京セラのパネルが世界でも人気なのか。」というところだと思います。
人気の理由は、世界も認めた高い耐久性です。
2011(平成23)年に北海道に建てた自社の太陽光発電所の太陽光パネルが一度も故障することなく、約30年間稼働し続けたことから世界有数の認証機関であるトゥフラインランドジャパンにおいて世界で初めて「長期連続試験」に認定されました。
これだけでなく2012(平成24)年にはドイツの検査機関で行われた「耐PID試験」に世界の太陽光パネルの中で京セラだけが出力低下の減少が見られなかったとして世界から注目を集めました。
高い耐久性があることから日本全国で普及しました。
京セラ家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒京セラの太陽光発電の評判は?徹底の理由や寿命について解説!
長州産業
長州産業は、Panasonic、SHARP、京セラと並んで国内メーカーとして人気があります。
長州産業と他の国内メーカーとの違いは、長州産業は「純国産メーカーである。」ということです。
長州産業以外は家庭用太陽光発電システムを販売した当初、国内工場で太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台を作っていましたが海外メーカーとの価格競争に勝つために国内工場の多くを閉鎖し背生産拠点を海外に移しました。
他メーカーが生産拠点を海外に移すなかで長州産業は、生産ラインを増やして国内工場で太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台を今も作り続けています。
そのようなことから2024(令和6)年度の新築住宅における家庭用太陽光発電システムの設置件数で1位になりました。
主力パネルであるBシリーズと発電効率が高いGシリーズの2種類あってどちらも台形モジュールやハーフモジュールなど複雑な屋根や屋根面積の狭い自宅でも太陽光パネルを載せられるようになっています。
また、2024(令和6)年からは今まで設置が避けられていた北面でも発電量の確保や近隣住民とのトラブルを避けられる低反射のパネルも販売されています。
長州産業家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒長州産業の太陽光発電の特徴は?評判や価格について解説!
Canadian Solar(カナディアンソーラー)
Canadian Solarは、カナダのオンタリオ州に本社を置く太陽光パネルメーカーです。
海外メーカーは、太陽光パネルを自社で製造してパワーコンディショナーと架台、その他の部材を日本国内メーカーの製品を使っているため低価格での販売に成功しました。
「設置費用が安いのは嬉しいけど品質は大丈夫?」と思った人もいるはずです。確かに家庭用太陽光発電システムが販売され始めた頃は海外製のパネルは品質が悪いため発電量が確保できなかったり故障してしまうケースがありました。
そのなかでCanadian Solarは、日本で本格的に家庭用太陽光発電システムが販売され始めた2009(平成21)年から日本での設置件数を伸ばしました。
2024(令和6)年には、戸建住宅への設置件数が20万棟を超えました。
性能が高く低価格で販売されているCanadian Solarはエコの王様でも人気です。
参考資料:Canadian SolarHP
Qセルズ
Qセルズは、1999(平成11)年にドイツで誕生した最も古くから日本で販売活動をしている海外メーカーです。
Qセルズは、一時期太陽光パネルの出荷枚数が世界1位になるなど世界中から注目されていました。
ですが、格安パネルを販売する中国メーカーとの価格競争を行うなかで、徐々に経営が悪化して2010(平成22)年に韓国の財閥であるハンファグループに買収されて現在の状態であるハンファQセルズになりました。
Qセルズ家庭用太陽光発電システムの最大の特徴は、日照時間短くても発電量が確保できるパネルを販売していることです。
Qセルズが生まれたドイツは、日本よりも緯度が高いため一日の日照時間が短いです。そのため、Qセルズの太陽光パネルは低照度であるドイツでも発電量が確保できるパネル構造になっています。
そのため、日本国内でも日照時間が短い山間部や緯度が高い地域で設置されています。
Qセルズの家庭用太陽光発電システムに関する詳しい記事はこちら⇒太陽光発電のQセルズとは?特徴や価格・評判をについて解説!
エコの王様がおすすめする太陽光パネル3選
さて、ここまで日本国内で人気がある太陽光パネルメーカーについて紹介しました。
実際のところ多くの人は、「メーカーも種類も多過ぎてどのメーカーのどのパネルが良いかが全く分からない。」と思っているはずです。
そこで、今回はエコの王様で人気がある「Canadian Solar」、「Qセルズ」、「長州産業」のおすすめ製品を紹介します!
Canadian Solar TOPHiKu6シリーズ
エコの王様で一番人気があるのがCanadian Solarです。
人気の理由は、高性能なのにもかかわらず低コストで設置できるためです。
そのなかでも今回おすすめしたいのは、2024(令和6)年12月から販売が開始された「TOPHiku6シリーズ」です。
新モデルになる前の太陽光パネル1枚当たりの発電量を示す公称最大出力は、「410W」、「300W」、「270W」の3種類でした。
それに対して、TOPHiku6シリーズの公称最大出力は、「455W」、「340W」、「300W」に伸びました。
最も大きい455Wは、2025(令和7)年4月現在販売されている太陽光パネルの中でもトップクラスの発電量のため少ない枚数でも発電量が確保できます。
また、3種類を組み合わせて設置できるので、屋根が狭い日本家屋でも最大の発電量が生み出せるようになっています。
屋根面積は狭いが、太陽光パネルを少しでも多くの太陽光パネルを載せたい人は、Canadian Solarをおすすめします!
参考資料:Canadian SolarHP
長州産業 Bシリーズ
エコの王様でCanadian Solarの次に人気があるのが長州産業です。
2025(令和7)年4月現在販売されている家庭用太陽光発電システムのなかで長州産業だけが、太陽光パネル、パワーコンディショナー、架台を国内工場で作っている純国産メーカーです。
2025年現在、長州産業が販売している太陽光パネルは発電効率が高いG(プレミアム)シリーズと標準パネルのBシリーズがあります。
そのなかでも今回エコの王様がおすすめするのはBシリーズです。
Bシリーズは、「JAPANBLACK」とも呼ばれていてパネル表面が黒色なので景観を崩さずに設置できますし、Gシリーズにはない台形モジュールやハーフモジュールもあるので複雑な屋根面積の小さい場所でも発電量が確保できます。
エコの王様でも「長州産業の太陽光パネルを設置したいのですが、見積もりをお願い出来ないでしょうか?」という問い合わせが増えています。
参考資料:長州産業HP
Qセルズ Q.READY
最後に紹介するのは、Qセルズの「Q.TRONシリーズ」です。
こちらの商品は、2024(令和6)年4月に販売が開始されたQセルズ住宅用の主力パネルです。。
Qセルズは、短い日照時間でも発電できるようにどのパネルも発電効率が高いです。
最新モデルでも発電効率20%を超える製品もありますし、発電効率を低くても18%~19%なので他のメーカーよりも発電量は確保できます。
エコの王様で取り扱っている海外メーカーの中では、Canadian Solarに次いで問い合わせが多いです。
参考資料:QセルズHP
太陽光パネルの選び方
太陽光パネルを選ぶと言ってもさまざま選び方があります。
太陽光パネル選びを間違えると発電量が思った以上に少なかったり、設置できなくなったりする可能性もあります。
太陽光パネルの選び方は全部で3つあるので詳しく説明します!
パネルの種類
2025(令和7)年4月現在販売されている太陽光パネルの素材として使われているのは、「シリコン系」、「化合物系」、「有機系」、「量子ドット系」の4種類です。
そのなかで最も多く販売されているのがシリコン系です。
さらにシリコン系は「単結晶」、「多結晶」、「アモルファスシリコン」、「ハイブリッド」の4種類に分類できます。
どのシリコン系のパネルを選ぶかによって発電量も変わりますし設置費用も変わります。
シリコン系の太陽光パネルの特徴を下の表にまとめてみました。
表を見てもらえば分かりますがどの素材もメリット・デメリットが存在しますが、2024(令和7)年4月現在最も多く販売されているのが単結晶です。
単結晶が使われた太陽光パネルが販売されていますが、予算を決めている場合は多結晶やアモルファスシリコン、CISの太陽光パネルを設置するのも良いでしょう。
発電効率
問い合わせを頂くなかで「発電効率ってなんですか?」と良く聞かれます。
太陽光パネルにおける発電効率とは、太陽光から電力に変換する割合を指します。
2025(令和7)年4月現在販売されている太陽光パネルの発電効率は、メーカーやパネルに使われている素材によって異なりますが20%前後一般的です。
発電効率が高ければ高いほど太陽光を電気に変換した時の変換ロスが少ないことになります。
太陽光パネルを探す場合は、変換効率が20%以上もしくは20%前後のパネルを選ぶと良いでしょう。
価格
パネルの種類や発電効率も重要ですが、みなさんととっては販売価格が最も重要でしょう。
経済産業省の調達価格等算定委員会が2025(令和7)年3月21日に出した「令和7年度以降調達価格等に関する意見」を見てみると、10kW未満の家庭用太陽光発電システムの1kWあたりの販売価格は、286,000円となっています。
もちろん販売経路や設置枚数によって販売価格は異なりますが、1kWあたり286,000円を1つの基準として2社以上からの相見積もりを取って購入すると良いでしょう。
参考資料:調達価格等算定員会「令和7年度以降調達価格等に関する意見」
まとめ
今回はエコの王様がおすすめする家庭用太陽光発電システムについてお話ししました。
2025(令和7)年4月現在、国内外を入れると20社以上のメーカーが日本の戸建て住宅に家庭用太陽光発電システムを販売しています。
どの太陽光パネルメーカーもそれぞれ特徴があって選びにくいという問い合わせを良く頂きます。
今回紹介したメーカーやおすすめ商品は、日本全国で設置されているため安心して設置できます。
エコの王様では、1年間で100件以上の家庭用太陽光発電システムの施工実績がありますし。今回紹介したメーカー以外も取り扱いがあります。
2025年も電気代は上がり続けています。電気代を節約するのに最も有効なのが家庭用太陽光発電システムです。
電気代対策としてこれから家庭用太陽光発電システムの導入を検討している人は、是非1度エコの王様に問い合わせ下さい!
それぞれのお客様のニーズにあった商品を提案させて頂きます!
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