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蓄電池で超人気のパナソニックってどんな特徴があるの?価格や機能についてご紹介

2020/04/20

こんにちは!エコの大臣です!

今回はパナソニックの蓄電池の特徴やメリット、デメリットについてお伝えしていこうと思います。

太陽光パネルでも人気メーカーであるパナソニックの蓄電池はどういったものなのか。

今回はその魅力についてご紹介していきます!

 

パナソニックは蓄電池も販売しているって本当?

パナソニックも太陽光パネルや蓄電池の販売を数多く手がけてきた大手の国内メーカーの1つです。

充電できる乾電池として有名な「eneloop」を開発した三洋電機もいまやパナソニックの子会社として統合されました。

リチウムイオン蓄電池に関してはかなりのノウハウと高い技術を持っているのは間違いないでしょう。

パナソニックの太陽光パネルと言えば「HIT」が有名です。国内での設置件数もトップクラスです。「高性能」、「高発電量」が売りのパネルで、屋根の小さい日本の住宅でも安定した発電量が確保出来るので、非常に人気があります。

これから「卒FIT」を迎えるパナソニック製の太陽光モジュールユーザーに向けて、古くなったパワーコンディショナーの交換も可能な「ハイブリッド型」の蓄電池を積極的に販売を行っています。

 

パナソニックの蓄電池の特徴

パナソニックの販売している蓄電池は非常にラインナップが豊富で、蓄電容量も様々なタイプのものをお選び頂くことが出来ます。

 

リチウムイオン蓄電池

引用:パナソニック リチウムイオン蓄電池商品ページより

パナソニックのスタンドアロン型と呼ばれるこちらの蓄電池は、普段は深夜電力をコンセントから充電してためておいて、それを日中の電気代の高い時間帯に使うことで、電気代の削減に貢献してくれます。

停電時には太陽光発電のパワーコンディショナーから充電することも可能になっています。

大きさもコンパクトなので、写真のように部屋の隅や空いたスペースなどに設置することも可能です。

品番LJ-SF50B
蓄電容量5kwh
最大出力電力1500kVA 
入出力電圧AC100V
充電時間最大約8時間
切替時間タイマー設定時:0.02秒以内
使用環境条件屋内使用:室温0℃~40℃:湿度20%~85%
運転音約40db
外形寸法250×649×626mm
質量約67kg
希望小売価格1,280,000円(税抜き)

 

リチウムイオン蓄電盤

引用:パナソニック リチウムイオン蓄電盤商品ページより

パナソニックのリチウムイオン蓄電盤は壁掛けタイプで設置に大きなスペースを必要としません。

スタンドアロン型と同じく、停電時には太陽光発電と連携して充電することも可能です。

ただ、容量が1kwhと非常に少ないので、あくまでも短期間の停電のときにワンポイントで使用するくらいの容量しかないのが惜しいところでしょうか。

品番LJ-SJ10A
蓄電容量1kwh
定格出力電力500VA
入出力電圧AC100V
充電時間最大約8時間
切替時間タイマー設定時:約0.05秒
運転音約35db
使用環境条件屋内使用:室温 0℃~40℃:湿度 20%~85%
質量約20kg
外形寸法605×350×155mm
希望小売価格398,000円(税抜き)

 

創蓄連携システム

こちらが今、パナソニックが最も力を入れている蓄電池のシリーズです。

パナソニックの蓄電池は全てハイブリッド型のパワーコンディショナーを採用しているので、太陽光発電を既に設置している方や、これから太陽光発電を設置しようという方が一緒に導入するには適していると言えるでしょう。

パナソニックのパワーコンディショナーは屋外設置ですが、蓄電ユニット自体は小型なので、屋内に設置することが可能です。

引用:パナソニック 創蓄連携システムS+商品ページより

パナソニックの創蓄連携システムの面白いところは、蓄電容量のバリエーションが豊富なところですね。

今までは5.6kwh11.2kwhの2つしか選択肢がなかったのですが、「創蓄連携システムS+」として新たに3.5kwhの蓄電ユニットも発売するようになりました。さらにご家庭に合った容量の蓄電池を選ぶことが出来るようになりました!

パワーステーションの出力も100v、200Vのものを選んで設置出来るようになっています。200V電源があれば、エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどの電化製品を停電時にも使えます。

多彩なバリエーションで選択肢が豊富なところも大きな魅力ですね!

 

パナソニック蓄電池のデメリット

 

ここからはパナソニックの蓄電池に関するメリット・デメリットをお伝えしていきます!まずはデメリットから…。

 

費用が高くなりがち

パナソニックの蓄電池は他メーカーのものと比べて若干値段が高くなりがちです。

エコの王様でも同じくらいの容量の他メーカーのものと比べると正直ちょっと高いです・・・。

蓄電池は、設置して得られる経済的なメリットはそんなに大きくありませんので、初期費用にあまり大きな金額をかけてしまうのは避けたいところ・・・。

「パナソニックブランド」にこだわりのない方には敬遠されがちなところではありますかね。

 

太陽光発電の保証が切れてしまうことも

パナソニックの蓄電池は、全てが「ハイブリッド型」の蓄電池になります。

既設の太陽光発電のモジュールの保証がまだ残っているという場合には、保証が切れてしまう場合がございますのでご注意ください。

蓄電池の設置前に必ずメーカーや設置する販売店に確認を取った方が良いでしょう。

 

パナソニック蓄電池のメリット

続いて、パナソニックの蓄電池のメリットをお伝えしていきます!

 

ラインナップが豊富で利用状況に合わせやすい

 

パナソニックは蓄電容量も組み合わせ次第でお好みの容量に近づけやすいということもありますし、パワーコンディショナーも200Vに対応しているものも選ぶことが出来ます。

停電時のことを考えた最適なプラニングを立てやすく、かゆいところに手が届く設計が出来るところがパナソニックの強みと言えるでしょう。

 

太陽光発電との相性がいい

 

デメリットの部分でも触れましたが、すべての蓄電池がハイブリッド型の蓄電池ということは、逆に太陽光発電との相性はバツグンに良いです!

2019年問題として話題にもなった家庭用太陽光発電の余剰電力の固定買取期間が満了になった、いわゆる「卒FIT」を迎えられたご家庭様にはぴったりの蓄電池と言えるでしょう。

特に、2009年以前に太陽光パネルを設置されたご家庭様は、パネルや周辺機器の保証も10年で切れてしまっているでしょう。

パナソニックの蓄電池であれば、古くなった太陽光側のパワーコンディショナーも蓄電池と兼用の新しい物に切り替えられます。

更に、切り替えた時点から新しくパワーコンディショナーも10年保証に入ることが出来るので、安心して長期間使えるのはとても嬉しいですよね!

 

蓄電池のパナソニックまとめ

パナソニックの蓄電池に関する情報をお伝えしていきました。

蓄電池のパイオニアとして長年携わってきたパナソニック。だからこその、豊富なラインナップというところに大きな魅力を感じますね!

パナソニックの蓄電池は全てが「ハイブリッド型」の蓄電池になりますので、既に太陽光発電を設置されている方や、これから太陽光発電を設置する方にはパナソニックも含めて検討するのが良いでしょう!

 

蓄電池に関する特集記事はこちらからどうぞ!

第一回⇒蓄電池とは一体何?蓄電池が予想以上に便利な理由とは

第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと

第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた

第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!

第五回⇒蓄電池の寿命って何年が限界?長く使い続けるためのとっておきの方法

 

 

監修:中尾信一
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