災害時に蓄電池が役立つ!?その理由とは?いつ起こるか解らない災害時に備えておこう
2020/06/18
こんにちは!エコの大臣です!
水道や電気、ガスなどのライフラインが止まってしまうような災害が起こったとき、皆さん備えをされていますか?
テレビのワイドショーなどでも、災害が起こったときにおススメの食料品や、便利グッズなども紹介されていますよね。
大規模な災害時にも電気が使えれば助かること間違いなしですよね!
そこで、今回は実際の蓄電池ユーザーの口コミなどを参考にしながら、「災害時に蓄電池がどんな活躍をしたのか」ということをお伝えしていきたいと思います!
目次
なぜか大規模地震や大型台風が増えてきている現状
ここ数年、日本列島に接近・上陸する台風が増えています。
数もそうですが、勢力も大きいまま上陸することも増えているので、停電や河川の氾濫など、各地で大きな被害が出ています。
また、日本は世界でも有数の地震大国でもありますので、数年に一度は大きな地震が発生しています。
これらの災害が原因で、交通機関がマヒしたり、電気や水道などのライフラインがストップしてしまうことも…。
2018年の北海道地震で起きたブラックアウトや、2019年の台風15号が原因で起こった大規模停電などは復旧までに要した期間も長く、被害地域にお住まいの方に大きな影響を与えました。
近年の大型台風や地震に対する備えが重要視されている
自然災害の発生を100%防ぐことは難しいですので、発生した後に被害の影響を最小限に抑えるための備えが重要になってきます。
今では非常用の水やインスタントの食糧などを、常時備えている方も増えてきているのではないでしょうか。
水や食料の確保に加えて、蓄電池がお家に設置してあれば、災害で停電が発生した場合にもご家庭で電気を使うことが出来ます。
大規模な被害が発生したときに、最初の1~2日だけでも電気を使って生活が出来れば、大きな助けになります。
「災害時の備え」としての蓄電池の導入を検討されている方が増えてきています。
災害時に蓄電池があると嬉しいと思ったポイント
災害が起こったときに、実際に「蓄電池を設置していて助かった!」という方のご意見を元に、蓄電池が役に立ったポイントをお伝えしていきます!
蓄電池の導入を検討中の方に、ぜひ参考にして頂ければと思います!
停電時に電気が使える
・蓄電池があって電気が使えたので、温かいご飯やミルクを用意することが出来たのが良かった。(熊本県・30代・女性)
・近所の方の携帯電話の充電などにも使って頂いたりして、周りの人にも喜んでもらえた。(熊本県・40代・男性)
・冷蔵庫の中のものを腐らせずに済んだ。停電すると電子レンジなども使えなくて、調理したくても出来ないことを前の停電で経験していたので。(静岡県・60代・女性)
・夜間の停電でも照明が使えるので安心。停電時には自動で切り替わるのも年寄りには助かるところ。(北海道・60代・男性)
・スマートフォンの充電が出来たので、情報収集や連絡手段として活用することが出来たので助かった。停電が長引いても、昼間は太陽光発電からも充電出来るので不安なく過ごせた。(千葉県・40代・男性)
・災害の時の備えとして蓄電池を導入したが、停電して2日目くらいに電池切れで使えなくなってしまった。うちは太陽光はやってないので、そこからは電気が使えず困った。ただ、被害があってすぐの一番困るタイミングで電気が使えたので、ある程度の対応をすることが出来たので、役割としては十分果たしてくれたと思う。(千葉県・50代・男性)
などなど、実際に長期に渡る停電が発生したときには、蓄電池の「ある」・「なし」でいざという時の安心感には大きな差がありますね。
特に冷蔵庫に通電して使えるというのは大きなポイントですよね!夏場の停電では氷が使えたりするのもありがたいですし、冬場の停電で暖かい食べ物や飲み物が得られるというのもとてもありがたいでしょうね!
災害時に備えておこう!蓄電池の選びかた
災害時に蓄電池があると、「非常に便利で安心できる」ということはお伝えした通りです。
でも、「蓄電池って種類がたくさんありすぎて、どの蓄電池がうちに合っているのかわからない。」、「何を基準に選べばいいのかポイントを教えて欲しい!」というご質問もよく頂きます。
そこで、「ここに注目して選べば間違いない!」という注目ポイントを2つお伝えします!
蓄電容量
蓄電容量とは「蓄電池にためておける電気の量」のことです。容量が大きい方が電気を長く使い続けることが出来ます。
現在、発売されている家庭用蓄電池は4kwh~16kwhの容量のものがほとんどです。
ガッツリ停電に備えたいという方には10kwh以上の大型の蓄電池、もしくは太陽光発電からの継ぎ足し充電が効率的に出来るハイブリッド型の蓄電池がおススメです。
電化製品と出力端子
停電時に備えてもう1つ知っておきたいのが、蓄電池自体の出力です。
一般家庭で使われている電化製品には「100V電源」のものと「200V電源」が必要なものがあります。200Vの方は工場などでも使われる「三相」の200Vのものもありますが、今回は割愛…。
100Vと200Vではコンセントの形状も違っているので、図をご紹介。
一番良く目にするのは、一番左の形状のコンセントですよね。ほとんどの電化製品はこの100V の電源を利用しています。
大型のエアコン、IHクッキングヒーター、洗濯機、食洗器やエコキュートなど動かすのに大きなパワーが必要な電化製品は200Vの電源が必要になります。
停電時にもこれらの200V電源が必要な電化製品を使いたい場合には、200V電源にも対応している蓄電池を選ぶようにしましょう。
蓄電池の出力や容量に関する詳しい記事はこちら⇒蓄電池の容量はどれくらいあればいいの?適切な容量を調査!
災害が起きる前に蓄電池の見積りと設置をしておこう
蓄電池の設置には専門の業者による工事が必要になりますので、「明日、台風が来るから今から買いに行って付けとこう!」と簡単に用意することは出来ません。
設置までにかかる時間としては、最初のお問い合わせから完工まで約1ヵ月くらいが目安です。
補助金を利用して設置する場合には、補助金の申請の手続きに3~4か月かかることもございます。
固定買取期間の終了に合わせて蓄電池の設置をお考えの方も、時期には余裕を見て検討を始められるのが良いでしょう。
蓄電池の設置工事に関する詳しい記事はこちら⇒家庭用蓄電池の工事はその日のうちに終わるって本当?その真実とは
蓄電池の災害時のまとめ
災害時の備えとして、蓄電池を設置した方の声などを一部交えながらお伝えしていきました。
実際に長期の停電の被害にあわれた方からは、「蓄電池を設置していて良かった!」という好意的な意見がほとんどで、「設置しない方が良かった」という意見は全くと言っていいほど見られませんでした。
2~3日以上の長期に渡る停電を想定する場合は、電池切れに備えて、太陽光発電も合わせて設置した方がより安心出来ますね。
エコの王様としては、「蓄電池は災害時に非常に役に立つ!」という結論に達しました!
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第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと
第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた
第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!