エコキュートの評判は良いって本当?各メーカーの評判・口コミを公開
2021/04/11
こんにちは!エコの大臣です!
今回は最もポピュラーな省エネ給湯器「エコキュート」の評判が良い理由や、各メーカーごとのエコキュートを設置した後の評判などを詳しくお伝えしていきたいと思います!
最後までお付き合いのほどよろしくお願い致します!
目次
エコキュートはなぜ評判が良いの?
エコキュートは発売されてから20年が経ちますが、着々とシェアを伸ばしていっており、現在では毎年約50万台が販売されています。
エコキュートの人気の秘密は一体どこにあるのでしょうか?
その秘密に迫っていきたいと思います。
オール電化に対応している
エコキュートは電気のエネルギーを使ってお湯を作る給湯器です。ガスや灯油の給湯器のように何かの燃料を燃やした熱でお湯を作るのではありません。
台所の調理、給湯、暖房などの住宅のエネルギー源を電気一本に絞った「オール電化」住宅の給湯器として「エコキュート」は欠かせない存在になっています。
電気代の節約に貢献してくれる
エコキュートはエアコンの室外機などにも使われているヒートポンプと呼ばれる機械を採用しています。従来の電熱線のヒーターを利用した電気温水器と比べ、電気エネルギーを熱エネルギーに変換する効率が約3~4倍になっています。そのおかげで、毎月かかってくる電気代も従来の電気温水器の約3分の1で済みます。
環境に優しい
エコキュートは燃料を燃やさないので二酸化炭素などの温室効果ガスを直接排出することはありません。
そのため、環境にやさしいエコな給湯器と言われています。エコキュートを運転させること自体は非常にエコなのですが…。
最近の日本ではほとんどの原子力発電所が稼働停止しているため、総発電量に占める火力発電の割合が高くなっています。
そのため、エコキュートが運転する電気を生み出すために排出されるCO2の量を考えると、エコでもないというのも事実です。
これから太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの普及が進めば、そういった心配もなくなりますが…。
この点に関しては、「これからの日本全体の電力の供給をどう補っていくのか」というところも重要になってきますね。
ガスと比べて火事になりにくい
エコキュートはガスや灯油のボイラーと違って火を使わないので、火事になる危険性は大きく下がります。
もちろん、配線の劣化や落雷などが原因での漏電や、ショートなどが原因での火事は起こります。それでもガスの給湯器と比べると大幅に火事の危険性は下がります。
また、二酸化炭素などのガス中毒に関しては危険性はゼロですね!お家の安全性が高まるというのは嬉しいところです!
メーカー別エコキュートの評判
ここからは、エコキュートの評判をメーカーごとにいくつかまとめていきましょう。
設置後にメンテナンスにお伺いさせて頂いたお客様から頂いたリアルな感想をお伝えしていきたいと思います。
三菱エコキュートの評判
三菱はエコキュートの前の「電気温水器」をご利用されている方が多くて、ほとんどの方がエコキュートもそのまま三菱をお選びになられます。
お見積もりのご依頼を頂く時にも、三菱をご指名で頂くことも多いです。
三菱エコキュートは便利な機能が豊富なのが特徴です。3つのグレードの中からニーズに合わせたタイプのエコキュートを選ぶことが出来るのが特徴です。
一番上のグレードのプレミアムタイプのエコキュートには、浴槽にマイクロバブルを発生させることが出来る「ホットあわー」の機能と、お風呂の残り湯から熱を回収して、翌日のお湯張りを効率が良くなる「ホットりたーん」の機能が付いています。
他メーカーではオプションで浴槽に泡を発生させる機能を付けることが出来ますが、三菱のプレミアムタイプは標準で泡の機能が付いています。
その分、値段が跳ね上がるのが何とも言えないですね…。
この手の泡の出る機能などは「初めは使うけど、だんだん使わなくなる」ものの典型ですので、「本当にこの機能が欲しい!」という方以外は無駄な出費になる可能性が高いです。
三菱は、やっぱり配管の強力な洗浄機能である「バブルおそうじ」が人気です。こちらの機能が搭載されているSシリーズが一番人気があってよく売れているという印象ですね。
2020年の新モデルから搭載されている「キラリユキープ」の機能はまだまだ実績が少ないですが、初期不良と見られるエラーコードが度々出ているようです。新しい機能なので、これから改良されていくと良いですね。
東芝エコキュートの評判
東芝はエコキュートの販売台数に占めるシェアはそんなに高くはないです。おそらく、新築住宅やリフォーム業者での採用率が高くないのが原因かと思います。東芝のブランドイメージのせいでしょうか…。
東芝エコキュートは、「値段の安さ」と「耐久性」と実用面で一番重要なポイントが優れていますので、エコの王様にお問い合わせ頂くような「ネットで安く良いエコキュートを買いたい!」という方には非常にマッチしています。
東芝のハイグレードタイプは、お湯の中に銀イオンを発生させる装置が付いています。お風呂の中で雑菌が繁殖するのを防いでくれる働きがあります。
銀イオンが光と反応して浴槽が黒く変色してしまうことがあります。また、銀イオンユニットは消耗品ですので、約10年で部品の交換が必要になります。
東芝はリモコンがタッチパネル式になっているのが特徴なのですが、おしゃれで表面の凹凸もなく手入れも簡単です。ただ、慣れるまで操作が少し難しいようで、設置後に高齢のお客様からリモコンの操作方法についてご連絡を頂くことも多々あります。
タッチリモコンは便利で個人的には好きなんですけど、機械に弱い方はちょっと使いづらいかもしれないです…。
日立エコキュートの評判
日立のエコキュートは井戸水用、水道直圧式のフルオートタイプの評判が非常に良いです。今までの「エコキュートはガスと比べると水圧が弱い」という常識を覆す性能がお客様にもささっていますね。
オール電化へのリフォームで、初めてエコキュートをお使いになるお客様からの支持が高いです。
水道直圧式でタンクにためたお湯ではなく、水道水を直接温めて出湯する仕組みになっているので、他のエコキュートと違って
・お湯がそのまま調理にも使える
・蛇口から出る水をそのまま飲用にもできる
・全メーカーのエコキュートと比較して水圧が一番強い
というのが特徴です。
実際にご利用されたお客様からの評価も高いです。
エコキュートの水圧を機にされる方は意外に多いので、刺さる人には刺さる感じですね。
パナソニックエコキュートの評判
パナソニックエコキュートはネット通販ではほとんど出ないので、レビューが少ないというのが正直なところです。出ない理由は「値段」です。パナソニックのエコキュートは高いんです…。
新築や大規模リフォームをされるときにはパナソニックのエコキュートでも他で十分利益が取れますから、ハウスメーカーなどでは積極的に勧めてこられるようです。性能面は正直他メーカーとそこまで大きな差はないです。
ですが、ネットでエコキュートの交換を検討されている方は「少しでも値段を安く」、「なるべく早く交換可能」という2点で商品と工事店を選ぶ方が圧倒的多数です。
パナソニックは「値段が高い」というのがネットでは致命的です。他メーカーの同等商品で比較しても数万円は値段の差があります。だって、高いんだもの…。
日立くらい他社との違いをわかりやすくPR出来れば、値段に見合った付加価値で売れるかもしれないのですが…。
ネット通販という業態には一番合ってないメーカーかもしれないですね…。
エコキュートの評判のまとめ
各メーカーのエコキュートの評判、現場からの生の声というのをお届けしてみました。
ちょっと今回は全体的に評価が辛めになってしまいましたね…。
ちなみにエコキュートは三菱とパナソニックの2大メーカーで全体の設置台数の約60%を超えます。
どこが良いのか悩んで決められないという場合には、この2つのどちらかをお選びになるのが一番無難でしょう。
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