王様のためになる話

エコジョーズのデメリットは意外にもたくさんある!?その理由とは

2020/02/20

こんにちは!エコの大臣です!今年は思ったより冷え込みが厳しくなかったですね…。これからこんな風に四季の実感が薄れていってしまうのでしょうかね…。「冬は寒いから苦手!」と言われる方にとっては今年はただただ過ごしやすくて「良い冬」なんでしょうけど、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツを楽しみにしていらっしゃる方にとっては残念ですよね…。

寒い冬を過ごすのにかかせないお風呂、お湯をつくる最新型の給湯器であるエコジョーズにも良い面悪い面ありますよね。そこで今日はエコジョーズの仕組みと意外なデメリットについて見ていきたいと思います。

 

エコジョーズとは?

エコジョーズとは省エネで効率的にお湯を作ってくれるガス給湯器のことです。2000年パーパスによってはじめて開発され、大阪ガスから「プリオール・エコ」という名称で発売されました。

2002年10月には業界全体で今の「エコジョーズ」という名称に統一され、2004年には東京ガスによって商標登録されていて、現在に至るまでこの愛称で呼ばれています。

今では年間100万台近くの出荷台数を誇っていて、現在設置されているガス給湯器の主流になっているタイプの給湯器です。

 

エコジョーズの仕組みについて

エコジョーズは給湯器の種別としては、「潜熱回収型ガス給湯器」というものに分類されます。なんだか難しい名前ですね…。

画像:リンナイHPより

上の図にもありますように、従来のガス給湯器で無駄にしていた排気に含まれる熱を利用して、水を温めるのに使います。

給湯器の上部には約200度の空気が溜まっています。夏の炎天下でも、冷えた水を置いておくと、しばらくしたらぬるくなっていますよね。真夏でも35度~40度くらいなのに、200度の空気の中に冷たい水を置くとお湯とまでは行かなくても、すぐにぬるくなってしまいそうですよね。水道から流れてくる水の温度と給湯器に設定温度の差が大きいほどガス代がかかるので、ぬるーいくらいの温度にすることが出来るだけでもガスの節約になりますね。

今まで無駄にしていた排気の中の熱を利用することで従来のガス給湯器と比べて熱効率1.2倍になりました。ガスの使用量と二酸化炭素の排出量も約15%削減することに成功しています。今までのガス給湯器よりも環境にも優しく、お財布にも優しい給湯器に仕上がっています。

 

エコジョーズのデメリット

そんなエコジョーズにもデメリットはあるのでしょうか?調べていくといろいろとあるようですので、1つ1つ見ていきましょう。

本体価格が高い

エコジョーズになると一般のガス給湯器と比べて本体価格が割高になります。

定価ベースで約70,000円~80,000円ほど金額が高くなるので、導入の際には注意が必要ですね。

 

修理費用と故障率が高い

ガスの給湯器はガスの燃焼熱が高温になるので、電気の給湯器などと比べると内部の部品なども高温にさらされることが多いので、故障しやすいと言われています。

「給湯器を交換する」と言われて一番初めにパッと頭に思い浮かぶのが「故障したとき」だと思います。

エコの王様にお問い合わせ頂くお客様もほとんどの方が「給湯器が故障してお湯が出ない状態になっている」とおっしゃられます。ガスの給湯器は一般的に7~8年の保証期間が過ぎた頃が一番故障しやすいと言われています。

保証期間終了後の修理は故障した部分にもよりますが、部品代と工賃や出張費などもろもろ込みで約10,000~30,000円くらいかかります。

エコジョーズの寿命も約10年と言われていますが、この保証期間後に起きる故障をきっかけに切り替えを検討される方が多いのでしょうね。

エコジョーズの寿命に関しての詳しい記事はこちら⇒ガス給湯器の最適な交換時期はいつ頃?後悔しないためにやるべきこと

 

専用の排水工事が必須

エコジョーズは排気熱を利用するときに、排気の温度が急激に下がって含まれている水蒸気が凝結して水滴になります。(この凝結水をドレン排水と呼びます)

エコジョーズをフル稼働させているときですと、一日に500ml~1500mlほど発生します。きちんと処理された水が出てくるので、そのまま放置していても排水自体に害はありません。それでも、給湯器の周りにペットボトル一本分の水がこぼれると、周りが水びたしになっちゃいますよね。この排水を処理するために専用の配管の工事をしないといけません。

ただ、水浸しのまま放置しておくとカビやコケが生える原因にもなります。見栄えも良くないですし、ご近所との距離が近いとトラブルになってしまうことも…!必ず工事をしてもらうようにしましょう。

 

設置場所を選ぶ

先ほどの排水の処理の関係で、下水や雨どいなどから離れた場所には設置出来ないということもあります。現在、給湯器を設置している場所に設置することが出来ないことも…。

 

10年に1度部品の交換が必要

先ほどお伝えしたドレン水なのですが、ガス給湯器から出る排気の中にはガスを燃焼させて発生した硫黄酸化物や二酸化炭素などが溶け込んでいるので、酸性になっています。

酸性のままでは下水として流せないので、給湯器の内部に「中和器」と呼ばれる部品が付いています。発生したドレン排水は中和器の中を通ることで中和されてから給湯器の外部に排出されます。

中和器の中には炭酸カルシウムが大量に詰まっているのですが、設置後10年程でなくなってしまうので、中和器自体の交換が必要になります。交換費用には15,000円~30,000円ほどかかってしまうので、長期のご利用を検討されているお客様はそちらの方もランニングコストとしてかかってしまうので、頭に入れておきましょう。

中和器の交換は保証の対象外になりますので、お客様の方で100%自己負担となります。

 

エコジョーズよりもエコキュートがおすすめ!

いろいろなデメリットを乗り越えてエコジョーズを設置したとして、得られるメリットとしては「給湯」にかかる分のガス代が約15%お安くなるということですね。もちろん、ガス給湯器だと小型でスペースを取らないですし、お湯をいくら使っても湯切れしないというところも良いところですよね。初期費用も業者によってまちまちですが、最新型のエコジョーズでも20万円前後で設置出来ることもあるでしょう。

ただ、お湯もそこまでたくさん使わないしお家の周りにスペースも十分確保できるというお宅の場合ではエコジョーズよりもエコキュートの方がトータルで考えると、お得にお使い頂けることが多いです。

以前は確かにエコキュートの導入は高額で「本当に元が取れるの?」というように思われる方もいらっしゃったかと思うのですが、インターネットの普及によってかなり安い金額でエコキュートに切り替えることが出来るようになってきています。

エコジョーズとエコキュートを同じような条件で10年間お使いになられたとしても、ガス代を毎月7~8,000円お支払いになられているようであれば十分元が取れるような計算になってきます。

エコの王様では30万円~50万円くらいでエコキュートの取り付け工事をさせて頂いています。最初にかかる費用が大きいのでためらわれる方が多いですが、10年経った後のランニングコストも含めてトータルで比較してみる価値はありますね。

エコキュートのメーカー毎の価格はこちら⇒給湯器(エコキュート)の本体と設置価格はいくら?メーカー別で公開

 

エコジョーズデメリットのまとめ

一般的なガス給湯器、「エコジョーズ」のデメリットについてまとめていきました。従来のガス給湯器と比べても、燃費もよく省エネに貢献してくれるのは間違いないです。

排水の処理の工事や中和器の交換など、本体以外にもいろいろと費用がかかってくるようですね…。

給湯器の交換の際には、メリットだけでなくデメリットの部分も総合して一番ベストなものをお選びくださいませ!

 

 

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