蓄電池は深夜電力で節電効果がバツグンって本当?その理由とは
2020/08/28
こんにちは!エコの大臣です!
最近になって「蓄電池を設置しないとこれから損する!?」ということで、蓄電池の検討を進めているご家庭様も数多くいらっしゃると思います。
蓄電池があれば停電しても電気が使えるというのはイメージがつきますが、電気代が安くなると言われてもあまりピンとこないですよね。
そこで、今回は蓄電池を設置すると電気代が安くなるのは本当なのか?またどうして安くなるのかその真相を探っていきたいと思います!
目次
深夜電力とは?電気代が安くなる仕組みについて
まずは、蓄電池を設置したときに電気代が安くなる仕組みについて簡単に解説をしていきます。
現在、電力会社が販売している電気料金のプランとしては「従量電灯契約」と「時間帯別電灯契約」の2パターンがあります。
毎月の電気の使用量が多ければ多いほど、電気代の単価が高くなっていくのが「従量電灯契約」と呼ばれるタイプです。
電気を使う時間帯によって電気代の単価が決まっていて、使った時間帯の電気量に応じて料金を請求されるのが「時間帯別電灯契約」と呼ばれるものです。
蓄電池を使って電気代を削減しようという場合には、「時間帯別電灯契約」のプランに切り替える必要があります。
上の表は関西電力の深夜電力の料金プランの「はぴeタイムR」というプランです。
蓄電池を設置すると、一番安い深夜の時間帯に電気を蓄えておけるので、一番安い電力単価で一日中電気を使うことが出来ます。
結果的に今と変わらない生活をしても、電気代の削減効果が得られることになります。
夜間の電気代は自動的に安くなるの?
深夜電力のプランへの切り替えの申請が必要になります。
蓄電池の設置工事をした販売店が、工事後に各電力会社に申請をしてくれることがほとんどです。
太陽光発電やオール電化をご利用中の場合には、すでにこちらのプランをご利用中の方がほとんどですので、新たに切り替える必要はないでしょう。
蓄電池で深夜電力にするとどれくらいの節約が可能か
先ほどお伝えした通り、蓄電池を設置することで朝~夕方までにご自宅で使う電気も深夜電力の電気代でまかなうことが出来ます。
昼間に使う電気の使用量によっても金額が変わってきますので、ご家庭による差が大きいです。
一般的なオール電化の4人家族の電気の使用量は一か月で平均すると600kwhくらいだと言われています。一日あたり約20kwhというところでしょうか。
このうち深夜電力が約5kwh、他の時間の電気は約15kwhといったところでしょうか。
この15kwh分の電気が深夜電力と同じ金額で使えるようになったと仮定して計算すると、15kwh×(22.89-15.20)=115円となります。
一日あたり約115円の電気代の削減効果があるので、一か月で約3,000円の節約に繋がるという結果になりますね!
既に深夜電力をご利用中のご家庭様では、電気代の明細に時間帯別の電気の使用量が載っていると思いますので、そちらを元に計算をしてみるのも良いでしょう。
究極に節約をするなら太陽光発電との併用がおすすめ
電気代の節約を一番に考えるのであれば、深夜電力を購入するよりも太陽光発電で自家発電した電気を蓄電池にためて、その電気を活用するようにすれば、電気代を削減することに繋がります。
特に固定買取期間の10年が終わって、卒FITをされたご家庭様においては売電の単価は8~10円程度になってしまいます。
そうなってくると今までと違って、電気を「売る」よりも「使う」方がお得になるような状況に切り替わっていきます。
実際に売電が終わった後に蓄電池の検討を始められるご家庭様も多くいらっしゃいます。
せっかくの太陽光発電設備をそのままにしておくのも勿体ないとお考えの方は蓄電池の導入で思わぬメリットが生まれるかもしれませんね。
蓄電池の深夜電力のまとめ
今回は蓄電池と深夜電力を組み合わせることが、電気代の節約に繋がる仕組みと実際にどのくらいの電気代の削減になるのかをお伝えしていきました。
お昼間~夕方にかけての時間帯に電気の使用量が多いというご家庭様の方が、メリットは出やすくなっています。
万が一の停電の時の備えをしつつ、電気代も安く抑えられるのであればとても助かりますよね!
そんな蓄電池でも、設置に費用がかかりすぎてしまっては元を取るのが難しくなりますよね。
蓄電池を設置する前に2~3社から見積もりを取るのが一般的です。
エコの王様では格安の蓄電池の設置・販売を行なっております。蓄電池をご検討の際はぜひ一度エコの王様にもお声掛けください。
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