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オール電化の冬の電気代が超高い!効果的な節約方法5選!

2022/12/24

こんにちは!エコの大臣です!

お家の光熱費というのは基本的には「照明」、「暖房」、「給湯」の3つの要素に分かれています。

ガスと電気の併用からオール電化に切り替えると「暖房」と「給湯」の部分もすべて電気でまかなうようになります。そのため、「逆に光熱費が高くなるのでは?」と心配な方もいらっしゃるのでは?

すでにオール電化をご利用されていて、「冬場に電気代が高くなるのが気になる」という方もいらっしゃるかと思います。

そこで、今回はオール電化で必要になる冬場の電気代の目安と、少しでも電気代を節約するための方法をいくつかご紹介していきます!

 

オール電化の電気代はどれくらい?

まずは、オール電化にしたときにかかってくる電気代に関して整理していきましょう!

オール電化住宅の年間の電気代を平均すると支払額は約1万2千円くらいになるようです。

もちろん、季節やお住まいの地域によっても高い、安いはあります。

その中でも、オール電化住宅の夏場の電気代の平均は13,363円冬場の電気代は19,857円というデータが関西電力さんより公表されています。

夏場と冬場は特に電気代が高くなってしまいがちですよね。

オール電化でかかる平均の電気代のお話は「オール電化の光熱費は高い?安い?少しでもオトクに利用するために」の記事でもご紹介しておりますのでご参照下さい。

 

オール電化は冬に電気代が高くなる理由

夏の方がクーラーも使うので電気代が高くなりそうですが、実は冬の方が電気代が高く、夏の電気代と比べても電気代は約1.5倍になってしまうようですね…。

どうして夏よりも冬の方が電気代が高くなってしまうのか?その理由について見ていきましょう。

 

エコキュートの仕様で給湯の効率が悪くなる

先ほどもお伝えいたしましたが、お家で消費するエネルギーの約3分の1は「給湯」が占めていると言われています。

冬場は特に元々の水温も外気温も低いため、空気の熱を集めてお湯を作る仕組みであるエコキュートにとっては苦手な季節です。

夏場であれば1ヵ月に約1,000円でお家全体で使うお湯を沸かすことが出来ますが、冬場になると1ヵ月に約2,000円~3,000円程度必要になると言われています。

 

高温のお湯を使うことが多くなる

寒い冬場はシャワーだけでなく、浴槽にお湯を張ってしっかりと入浴して芯から温まりたいと言う方も多いですよね。

入浴以外でも、手洗いや台所で食器を洗うときにもお湯を使ったりと、何かとお湯を使う機会が増えますよね。

お湯を使う量が増えれば、その分お湯を沸かすのにかかる電気代も高くなります。

冬場に給湯器の故障が多くなるのも、単純に給湯器を使う時間も機会も増えるからなんです。

普段から給湯器の調子が悪いと思いながらお使いになられている方は、冬の時期になると一気にガタが来てしまう可能性もありますので、ご注意ください。

 

電気代はなぜ高騰しているのか?

ここ数年、冬の時期になると「電気代が高騰!」、「電気が足りなくなるかもしれない!」など不安になるようなニュースの見出しが目立ちます。

実は2020年1月から2022年12月までの2年間で3割近く電気代が値上がりしているんですね。

過去に無い様なペースで値上がりを続けている電気代。なぜこれほど異常なペースで高くなっているのでしょうか?原因をまとめてみました。

 

燃料費調整額が高い!

燃料費調整額とは、発電に使う化石燃料の輸入費用を電気料金に反映させるために設定されている費用です。

燃料費調整額は、原油や天然ガス、石炭の輸入費用の3か月間の平均金額を計算し、2か月後の電気代に反映します。

日本の発電量の70%以上は火力発電で補っています。日本は火力発電に必要な燃料のほとんどを輸入に頼っているので、輸入コストを電気代に反映させてバランスを取っています。ロシアによるウクライナ侵攻による世界的な情勢不安や、進行する円安、世界的な天然ガスの需要高を受けて2022年10月に、大手電力会社10社では燃料費調整額が上限に達しました。10社すべてが上限に達するのは初めてのことで、異例の事態と言えます。

それだけでなく、いくつかの電力会社は燃料費の高騰が収まらないことを受けて、燃料費調整額の上限を撤廃する措置を取り始めています。

今後も高止まりし続けるとみられており、電気代が高騰している大きな原因の1つになっています。

 

再エネ賦課金が高い!

再エネ賦課金は文字通り、太陽光や風力、地熱発電などの再生可能エネルギーを利用した発電システムの普及促進のために作られた制度です。

再生可能エネルギーは、現在主に利用されている火力発電や原子力発電に比べ、環境に与える影響が少ないというメリットがありますが、発電するためのコストが高くなるというデメリットがあります。

そこで、その差額を埋めるために導入されたのがこの再エネ賦課金という制度です。

2012年のスタート時には1キロワットあたり0.22円だったのですが、年々値上がりを続けており、2022年度は1キロワットあたり3.45円と約16倍にまで膨れ上がっています。

今後も2030年頃までは上昇し続けると予測されており、一番高くなる時期には1キロワットあたり5円を突破するとも言われています。

2023年の電気代の動向に関する詳しい記事はこちら⇒【2023年】電気代の値上げはいつ?生活に困らないために知っておくべきこと

 

オール電化の冬の電気代節約方法5選

オール電化住宅では、冬に電気代が高くなってしまう傾向にあります。

そこで、冬場の電気代を節約するために注意したいポイントをお伝えします!1つ1つの効果はわずかでも実践することで確実に電気代の節約には繋がりますので、ぜひ今日から始めてみて下さい!

 

オール電化に合った料金プランを選択

オール電化に切り替えると当たり前ですが、ご家庭の電気の総使用量は増えます。

ガスと併用していたときの料金プランのままでは、かえって電気代が高くなることも…。

オール電化への導入と合わせて、オール電化向けの料金プランに切り替えることを忘れずにおこないましょう。

ほとんどの場合で、工事をしてくれた販売店が行なってくれますが、わからない場合には相談してみましょう。

また、オール電化向けプランは電気を使う時間帯によって電気代が変わる特徴がありますので、洗濯機やアイロンなどの消費電力の大きい電化製品は電気を使う時間帯にも注意して下さい。

 

家電や設備の使い方を考える

便利な電化製品があると、ついつい使ってしまうのが人間の心理というもの。便利だからと言って無駄遣いをしてしまうと結果的に光熱費も高くついてしまいます。

例えば、冬の電気代が高いという場合には暖房器具の使い方を見直してみるのも効果的です。

例えば、昔ながらの湯たんぽなど、電気器具に頼らずにお部屋を暖める装置を使うなどしてみるのも良いでしょう。

電気毛布や、電気カーペットなど暖房器具の方が夏場のクーラーよりも電気代が高くなる傾向にあります。

電気カーペットなどは、温めるところを分割する機能の付いているものもありますので、人のいるところだけを温めるようにして使わないところのスイッチは切っておくようにしましょう。

電気こたつは厚めの布団を使うようにして、保温効果を高めて使うとより効率が良くなります。

電気で作った熱をなるべく逃がさないように工夫することで、結果的に節電に繋がります。

 

お湯を使う量を減らす

また、お湯を使う量にも気を付けましょう。

エコキュートにはご家庭の毎日のお湯の使用量に合わせてお湯を作ってくれるという学習機能が付いています。

お湯を使う量が増えれば、夜間にお湯を作る量も増えます。結果的に電気代も高くなってしまうことになります。

また、お湯を使う量が多くて途中で足りなくなってしまうと、深夜電力以外の割高な電気を使うことになり、電気代が高くなってしまう原因にもなってしまいます。

無駄にお湯を使いすぎないように気を付ければ、電気代だけではなく、水道代の節約にもつながります。

最新のエコキュートはその日に使ったお湯の量をリモコンで確認をすることが出来ます。

お湯の使い方も少し気を付けてみて下さい。

 

昼間の電気使用を抑える

オール電化をご利用中のご家庭では、オール電化用の電力プランをご契約されていると思います。

オール電化の場合は電気を使う時間帯で電気代の単価が異なります。

10時~17時の間の時間が一番高く23時~翌朝の7時までの時間帯が最も安く電気を使えるように設定されています。

食器洗い乾燥機や洗濯機、炊飯器などの比較的消費電力の大きい電化製品は、タイマー機能などを活用して深夜の時間帯にだけ動かすようにしておけば電気代の節約に繋がります。

オール電化の電気代の節約方法や、料金の詳細に関してはこちらの記事も合わせてご参照ください!⇒オール電化は高いって言われているけど本当?少しでも電気代を節約するためには

2023年1月から始まる政府の電気代支援に関する詳しい記事はこちら⇒【2023年】政府の電気代支援はいつから?どの家庭が対象なのかを解説

 

太陽光発電の導入

お家のエネルギー源をすべて電気でまかなうオール電化住宅は、太陽光発電とは非常に相性が良く、昼間の電気代が割高になるというオール電化の欠点を最大限補ってくれます。

屋根の大きさや日照条件によっては「高いだけ」の買い物になりがちな太陽光発電ですが、条件さえ揃えば光熱費の削減に大きな効果を発揮してくれます。

オール電化よりも1つ上の高額な買い物になりますので、予測発電量や導入費用などの情報をしっかりと精査して決断することをおススメします。

 

オール電化で電気代を抑えるプラン

オール電化はお家で必要になるすべてのエネルギーを電力で補っているので、電気の使用量はガスと併用している家庭と比べると多くなります。

そのため、オール電化に切り替えた場合には、ほとんどの一般家庭で契約されている使用量に応じて料金が高くなる「従量電灯契約」ではなく、時間帯別に料金単価が決まっている「時間帯別電灯契約」に切り替えます。

各地方の大手電力会社10社が時間帯別電灯契約を提供しています。関西電力の「はぴeタイムR」や東京電力の「スマートライフプラン」などが有名ですね。

オール電化向けプランへの切り替えは、リフォームなどを行なってくれた業者にお願いすれば申請業務を代行してくれるので、工事と一緒にお願いするのが良いでしょう。

 

消費電力の大きい家電について

電化製品を動かすのに必要な電力は、電化製品よって大小様々です。

基本的にはアイロンやドライヤー、電子レンジなど「熱」に関わる機能を持つものは消費電力が大きいです。

オール電化の場合は、時間帯別に電気代の単価が設定されていますから、電気代が高い時間帯を避けて使うようにしましょう。

炊飯器や洗濯機などはタイマー機能を活用して、電気代が安い時間帯に使うようにしておくと節電に繋がります。

 

オール電化の初期費用はいくらかかる?

最後に、オール電化を導入するためにかかる費用について整理しておきましょう。

最低限必要な給湯器と台所のコンロを交換する費用として、60~80万円くらいが相場となっています。

もちろん、商品のグレードやメーカーによって金額は上下しますし、導入するタイミング(新築で付けるかリフォームするか)によっても変わります。

 

オール電化の冬の電気代まとめ

今回はオール電化の冬場の電気代の相場と、電気代が高くなる原因や少しでも節約して電気代を抑える方法をご紹介して参りました。

簡単にまとめますと・・・

・オール電化世帯の冬の電気代の平均は約2万円!意外にも夏と比べて高くなってしまいがちなんです。

・お湯を使う量が増える冬の季節は給湯器の稼働量も増えます。冬場は特に水温も低いので、お湯を沸かす効率が悪く、電気代が高騰する原因になります。

・冬場に限らず電気の使い方を見直すことで、電気代が安くなる可能性が高いです!あまりにも電気代が高すぎるという場合には、電気を使う時間や暖房、エコキュートの設定を変えてみましょう!

「なんか最近電気代が高いなー。」と感じておられる方!何もしなければこのままですから、せっかくなのでこの機会にお湯の使い方や暖房の設定温度など見直しをしてみてはいかがでしょうか。

 

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監修:中尾信一
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