蓄電池の性能はメーカーによって違うって本当?比較するべきポイントとは
2020/08/18
こんにちは!エコの大臣です!
2019年11月に初めて売電の固定買取期間の満了を迎えるお客様(卒FIT)を迎える方が現れ始めました。
今後も毎年数万件のペースで売電価格が下がってくる太陽光ユーザーがいらっしゃいますので、これからも蓄電池への需要は右肩上がりになるのではないかなと考えられています。
そこで、今回は蓄電池を選ぶときにチェックしておきたいポイントやメーカー毎の特徴や性能について簡単にまとめてみました!
これから蓄電池を検討しようとお考え中のかたには必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までお付き合いください!
目次
蓄電池の性能でチェックしておくべき項目
まずは蓄電池を選ぶときにチェックしていく性能面の部分のおさらいをしていきましょう。
サイズ
家庭用蓄電池を導入する場合、蓄電池本体を設置するためのスペースが必要です。
大きさも、空気清浄機と同じくらいの大きさのものから、大きいものだとエアコンの室外機を2台重ねて置いたくらいの大きさのものまで様々です。
お家の周りに設置するためのスペースがない…。というような状況の場合には小型の屋内にも設置可能なタイプの蓄電池をお選び頂くのが良いでしょう。
蓄電容量
蓄電池に蓄えておける電気の量で、蓄電池を選ぶときの一番重要なポイントになります。蓄電池の価格を左右する重要な項目でもあります。
容量が大きいほど、長い間電気を使い続けることが可能です。
基本的には蓄電容量に比例して金額も高くなります。
耐用年数(寿命)
蓄電池は年数が経過するごとに蓄電容量が少しずつ減っていきます。スマートフォンやノートパソコンのバッテリーと同じ仕組みなので、イメージしてもらいやすいかと思います。
急に故障して使えなくなるという訳ではないのですが、段々と蓄電池にためられる電気の容量が減っていってしまいます。
一般的な蓄電池の寿命は4000~12000サイクルと言われていますが、ご利用状況や設置環境によっても変わってきますので、あくまでも1つの目安として考えておきましょう。
パワーコンディショナーの接続タイプ
家庭用蓄電池は電気をためておく蓄電ユニットと、蓄電池にためるために電気を変換するパワーコンディショナーのセットで構成されます。
蓄電池専用のパワーコンディショナーを設置する「単機能型」と、太陽光発電と蓄電池でパワーコンディショナーを共有する「ハイブリッド型」のパワーコンディショナーの2種類がございます。
パワーコンディショナーの種類に関しての詳しい記事はこちら⇒ハイブリッドな蓄電池って何?他とはどう違うのかを解説
停電時の動作
災害時の備えとしての働きを期待される蓄電池ですが、設置する蓄電池によって停電時の動作が異なります。
「特定負荷型」と「全負荷型」の大きく2種類の蓄電池に分けられます。
特定負荷型の蓄電池は、蓄電池を設置するときに、お家のどの部屋に電気を供給するように選択します。停電時にはその選んだお部屋では電気を使うことが出来るのですが、その他の部分には電気を供給することが出来ません。
全負荷型の蓄電池の場合は、停電時にもお家全体に電気を供給することが出来るので、停電時にも普段と変わらない状態で生活をすることが出来ます。
最近では、こちらの全負荷型の蓄電池の方が人気も高く、年々種類も増えてきています。
メーカー別で蓄電池の性能を徹底比較!
基本的な蓄電池の性能に関しておさらいしたところで、各メーカーの人気のある機種のスペックを表にしてみました。
スマートスターL(伊藤忠)
商品名(型番) | スマートスターL(LL309HOS-Y) |
設置場所 | 屋外設置 |
パワーコンディショナーの型 | ハイブリッド型 |
停電時の動作 | 全負荷型 |
蓄電容量 | 9.8kwh |
製品保証 | 10年 |
単機能型の蓄電池としてお問い合わせを頂くことが多いのが、こちらのスマートスターLです。
最近の蓄電池で主流になりつつある、停電時にも蓄電池からお家全体に電気を供給することの出来る全負荷型の蓄電池です。
単機能型ですので、太陽光パネルを設置していないご家庭様にもおススメできます。
また、太陽光パネルのメーカーの保証期間内だけど、災害対策として蓄電池を設置したいとお考えのお客様には大変人気があります。
スマートスターLに関しての詳しい記事はこちら⇒蓄電池はスマートスターが超鉄板?特徴や口コミなどを一挙公開!
ニチコン
商品名(型番) | ESS-U2M1 |
設置場所 | 屋外設置 |
パワーコンディショナーの型 | 特定負荷型 |
停電時の動作 | 特定負荷型 |
蓄電容量 | 11.1kwh |
製品保証 | 10年 |
ニチコンの蓄電池はこちらの11.1kwhの単機能タイプの蓄電池が最もよく売れています。
ニチコンの蓄電池は、1kwhあたりの設置費用が、他メーカーの商品よりも安くなるというところも選ばれているポイントの1つです。
費用を抑えて、大きめの蓄電池を導入したいとお考えの方はこちらの蓄電池がおススメです。
ニチコンの蓄電池に関しての詳しい記事はこちら⇒蓄電池のニチコンってどうなの?実際に使ってみたら驚きの事実が・・・!
長州産業
商品名(型番) | Smart PV(CB-HYB04A) |
設置場所 | 屋内・屋外両対応 |
パワーコンディショナーの型 | ハイブリッド型 |
停電時の動作 | 特定負荷型 |
蓄電容量 | 6.5kwh |
製品保証 | 15年 |
長州産業は非常にコンパクトな蓄電ユニットが特徴です。
今回ご紹介した他のメーカーの蓄電池はすべて屋外設置型なのですが、こちらの長州産業の蓄電池は大きさもコンパクトですので、屋内に設置することも可能です。
製品保証も15年と他メーカーと比べて長いのもイチ押しポイントの1つです!
田淵電機
商品名(型番) | EIBS7(EHF-S55MP3B) |
設置場所 | 屋外設置 |
パワーコンディショナーの型 | ハイブリッド型 |
停電時の動作 | 全負荷型 |
蓄電容量 | 7.04kwh |
製品保証 | 15年 |
現在、蓄電池業界で最も話題に上るのはこちらのEIBS7でしょう!
ハイブリッド型の蓄電池としては数の少ない「全負荷型」というところが人気の秘密です。特に、「全負荷型」の蓄電池の人気が高まってきていることの後押しもあって、かなり販売台数も増えています。
とりあえず、「蓄電池の見積を今から取り始めようかな。」というお客様には必ずこちらのEIBS7の見積書を1枚混ぜておきます。それくらい提案しやすく、どのお客様にも受け入れられやすい価格とスペックのバランスの取れた商品であることは間違いがないでしょう!
高性能で安価な蓄電池をお探しなら「エコの王様」へ
エコの王様では、蓄電池を災害時の備えとして、また卒FIT後の余剰電力の有効な活用方法として幅広く皆様にご活用いただけるように、出来る限り安く蓄電池を販売させて頂いております。
インターネットでは値段を提示することが出来ないのが、すごく残念です。
それくらいどこにも負けないくらいの金額と、設置後の定期メンテナンスなどのアフターフォロー体制を整えさせて頂いております。
蓄電池をご検討の際には、ぜひエコの王様までご連絡下さい!!
蓄電池の性能のまとめ
今回は蓄電池を選ぶ際に注意してみていきたいポイントや、メーカー毎の蓄電池の性能や特徴などを簡単にご紹介させて頂きました。
専門用語が多くてよくわからないと言う方は、一度ご連絡下されば蓄電池専門のアドバイザーが、お客様のご家庭にあった蓄電池をご紹介致します!
蓄電池に関するお問い合わせは下のバナーをクリック!
蓄電池に関する特集記事はこちら!
第二回⇒家庭用の蓄電池の耐用年数はどれくらい?長く使うためにやるべきこと
第三回⇒蓄電池の種類っていくつあるの?最適な蓄電池の選びかた
第四回⇒蓄電池の価格はどれくらい?メーカー別で調査してみた!